2016/11/16 - 2016/11/16
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ちびのぱぱさん
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台湾にはたくさんの温泉があります。
最高峰である玉山(3,952mで富士山より高い)を中心に高山が連なる台湾は、温泉資源に恵まれているわけです。
ちなみに、玉山はかつて新高山、つまりニイタカヤマと呼ばれていました。
「ニイタカヤマノボレ」、というのは「トラトラトラ」と共に日本人には戦争という忘れられない記憶と結びついています。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
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台南から台北
がんばって早起き、といっても勝手に目が覚めただけ。
もっと寝ていたいのに目が覚めてしまう。
熟睡している相方を恐る恐る起こして支度をする。
台南駅のはす向かいにバス会社があり、数人の客が眠そうな顔で腰掛けていました。
ここからは30分おきに台北行きのバスが出発しています。
7時の台北行きのバスに乗りました。台南駅 駅
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3列シートはひとり1200円ほど。
バスはしばらく退屈な市街地を走ってから高速道路に乗りました。
嘉南平原
高速道路は、嘉南平原と呼ばれる台湾南西部の広大な平野を走り抜けるのですが、バスから見る景色はどこまでも水田で代わり映えがせず、これまた退屈な時間が過ぎてゆく。
Wikiによると、この辺りの土地はむかし痩せていたのですが、日本統治時代に八田與一という技師により大規模な灌漑事業が行われ、一大穀倉地帯に変貌したのだそうです。
バスのシートにはテレビモニターが付いていますが、乗っている人たちのほとんどはカーテンを引いて眠りこけている。
眠くもないので窓の外を眺めているのですが、やはり面白味に欠ける。
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台北で乗り換え
台南から4時間半ほどで台北駅前のバスターミナルに着きました。
バスターミナルはかなり大きな建物で、ATMで現金を引き出したり食事をしたりといろいろ用を足すことが出来ます。
ここで礁渓温泉行きのバスに乗り換えました。
一時間ほどで着くと言うことで、料金は300円と少々。 -
営業
椅子に腰掛けてバスの出発を待っていると、乗客の整理や案内をしているバスガイドのような制服の若い女性が、笑顔で箱に入ったクッキーを差し出し何かを話しかけてきました。
プレゼントかな、と思ったら、少し気の毒そうな顔で「お売りしております」とのこと。
気がつくと、他の係員も別の乗客に同じように話しかけてきました。
営業か……。
出発口横の柱に見覚えのあるキャラクター。
北海道テレビのもんすけか。
ずいぶん遠くまで営業しているなあ。台北バスステーション バス系
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礁渓温泉へ
台北を出たバスが、台北101の見え隠れする谷を昇ってゆくと、その谷の斜面に大きな団地が見えました。
こぢんまりとした住宅がびっしりと並んでいます。
見たところ石材で建てられているようでなかなか立派な建物ですが、どこかちぐはぐな印象。
違う民族の団地だろうか、という妻の発言をやり過ごしつつも、自分でも何か不思議なものを見ているという拭いがたい感情がわき上がってきます。
奇妙なことに、全くひとけがない。
それがどこまでも続く。
やがてそれは墓地であるということに思い至りました。
中国式の墓地はとんでもなく立派です。
たしか、沖縄あたりでもこのタイプの墓地だったのではないか。
アメリカの艦砲射撃を墓地の中でやり過ごしたという話を聞いたことがあります。
そのくらい立派な作りです。
バスは山間の地を一時間ほど走ると宜蘭のある蘭陽平野に入り、山地を回り込むように礁渓温泉のターミナルに到着しました。 -
礁渓温泉公園 広場・公園
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礁渓温泉公園
礁渓(ジャオシー)のお湯はほのかに硫黄臭のする名湯の趣があります。
湧出量が豊富であるらしく、町の至る所に足湯や温泉の流れる水路があり、バスターミナルのすぐ上にも写真の温泉公園があります。
足湯はかなり温度が高く、おそらく45度はあるのではないか。
みんなちょっと足を付けてはひーひー言いながら真っ赤になった足を上げている。 -
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となりで足湯をしていたシンガポールから来たご婦人と会話になり、北海道にはあそこの(妻の隣の婦人を指さし)友達と二人で旅行したことがある、と言います。
千歳から車を借りて、ぐるりとドライブしたらしい。
今回もレンタカーで、少し離れたところにあるホテルから足湯に来たのだという。 -
真っ赤になった足を冷やそうと、あたりを散策しました。
緑の濃いところです。 -
温泉街までは少し歩きますが、途中に出来たての立派なホテルが立ち並びます。
野口観光とかのホテルと似ているなあ。 -
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温泉街
礁渓の温泉街はかなりごちゃごちゃしていて、日本の古い温泉街によく似ています。
射的でもあれば、熱海辺りと勘違いしそうです。
もっとも、最近の熱海は知りませんが。 -
う~ん、いいなあ。
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ホテルシャンパーニュ
予約をする時からこの名前が怪しかったです。
「香檳温泉飯店」という漢字の看板が掛かっています。
香檳とはシャンパンのことですから、それでシャンパーニュか。
やっぱり分からない。
チャンパニュ ホテル ホテル
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昼間に入るとお化け屋敷のようですが、日本の寂れた温泉ホテルもこんな感じですから、値段から言って妥当です。
だいたい予想しています。 -
お向かいがこんな感じで、このあたり、どこもどんぐりの背比べです。
まだ時間が早いので、食堂の横に荷物を置かせてもらって五峰旗風景特区というところに行ってみようと思います。 -
宿の人に訊くと、駅前から出ているバスに乗れと言う。
礁渓の鉄道駅は、歩いて五分のところにありました。
やってきたのは20人乗りくらいのコミュニティーバス。
iPassが効きます。 -
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五峰旗風景特区
カンヒザクラでしょうか。
いやたぶん、日本から持ってきたさくら、が花を咲かせていました。
11月に桜か。 -
鬱蒼とした谷を川に沿って進んでゆくと、立派な堰が見えてきました。
堰の上方の山にマリア聖堂があるという変わった自然公園。
なにか説明が書かれていましたが、中国語で分からない。
釣り禁止、自己責任、と書かれた看板の向こうで釣り人が糸を垂れています。
のどかだなあ。 -
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むせるような自然に癒されて、終点で折り返してきた同じ運転手のコミュニティーバスで礁渓に戻りました。
iPassの操作を間違えて、コミュニティーバスの運賃を二重に払ってしまった。
運転手も「あっ」と言っていたけど、どうにもならない。
60円くらいの運賃だけど、ちょっと、いや、かなり落ち込む。 -
湯圍溝温泉公園
バスが温泉街にさしかかったので、湯圍溝温泉公園というバス停で下車。
目の前に、ウッドデッキが広がりテーブルには観光客が寛いでいる。
その先に、ドクターフィッシュの足湯がありました。
どう見ても、縁日の金魚すくいの水槽のようで、小さな金魚が泳いでる。
よく見ると、足をつついている魚もいるのでやはりドクターフィッシュなのか。
一人80元。
さらにその先に、裸湯と書かれた建物がありました。 -
裸湯
ご存じのように(?)、温泉というものに素っ裸ではいるという習慣は、ほぼ日本だけのようです。
台湾の温泉の歴史は日本統治時代からのものですが、日本が出て行ってからは温泉街などは廃れてしまったと、どこかに書かれていました。
その後、温泉ブームがやってきて復活を遂げたのだそうです。
どういう経緯をたどったか知りませんが、台湾でもほとんどがプールのように水着を着て男女共用で入るようになっています。
日本人の温泉ファンにとっては、どうにもあずましくない。 -
改めて「裸湯」と謳うからには、裸で入るのでしょう。
猛烈に興味が湧いて、一旦ホテルに戻ってから支度をして出直してきました。
料金は金魚の足湯と同じ一人80元=300円弱。
男湯女湯は左右に分けられています。
女性はヘアーキャップを10元で購入するように言われました。
ホテルのアメニティーを持ってくるんだったと地団駄を踏んで悔しがる相方。
たった10元ごときで何をそんなに、と先ほど18元のバス賃でこの世の終わりのようにしょげていたこの私に言う資格なし。 -
実は、この湯園溝温泉公園は、宜蘭県の要請を受けた日本の企業が手がけていると後で知りました。
2005年に開業しています。
200mほどの湯の流れる小川に沿って様々な施設が設けられています。
そう言うわけでこの裸湯も、そうとうに質が高い。
太い大黒柱に支えられた高い天井の窓から、夕日に照らされた湯気がゆっくりと流れてゆく。
どこか懐かしい湯治場の趣があります。 -
台湾の裸湯事情
裸湯はめったにありません。
ですから、ここはとても貴重。
少し歩いた先にもモダンなデザインの裸湯を見つけましたが、残念ながら入ってみませんでした。
何かに、台湾で裸湯にはいる時はきちんと前を隠し行儀良く入りましょう、みたいに書かれていました。
しかし、この裸湯で前を隠している人は一人もおりませんでした。
親に連れられて来た小学2年生みたいに、タオル一つ持たずに入ってきます。
タオルを浴槽に持ち込まないのは正しい作法と心得ます。
逆にタオルで前を隠し、湯船では頭の上に載せているのは私一人で、皆がちらちらとこちらに視線を走らせていました。
もう一つ、台湾では体を洗う時に腰掛けません。
立ったままシャワーを使って体を洗っています。
股間を入念に洗う人が多く、そのシャワーが勢い余って浴槽にまで達し、浴客の頭に降り注いでおりました。 -
ちなみに我らがシャンパーニュホテルにも、もちろん温泉が付いておりますが、水着は着用です。
いくつも浴槽があり、様々なタイプのジェットバスや打たせ湯などがあり、相方と共に全部試してはしゃいでいると、すっかり体の凝りがとれました。
ただ、お湯は源泉掛け流しとは行かないかな。 -
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夕食を食べるためにホテルを出て、列車で10分の距離にある宜蘭の夜市を訪ねることにしました。
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駅に向かって歩いてい行くと、礁渓駅前の交差点をコミュニティーバスが通り過ぎる。
ああ、また払いすぎたバス賃60円のことを思い出してしまった。 -
礁渓温泉駅待合室
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宜蘭
宜蘭はその昔、日本軍特攻隊の基地があったそうです。
自分の父親も陸軍航空部隊のパイロットだったので、感慨深いものがあります。
「永遠の0」を見た時に、士官学校出の父親が特攻に出ずに済んだ理由をあれこれ深読みしていましたが、母親の話では、下っ端の駆け出しだから役に立たなかっただけよ、というふうに話していました。
駅から夜市のある通りまでのアーケードは、趣のある。 -
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線路に沿って礁渓寄りに5分も歩くと東門観光夜市があります。
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UFOキャッチャーの景品が魚のぬいぐるみ?
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臭豆腐の匂いに食欲を失い、露天は諦めて、人気の火鍋屋に入りました。
五路鍋聖という名前だったと思います。
豚キムチ鍋、牛キムチ鍋をそれぞれ注文し、どちらも110元でした。 -
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日本を発つ前に樂天で購入した安い靴ですが、思ったより軽くて丈夫。
愛着が湧いてきました。
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チャンパニュ ホテル
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