ANAビジネスクラス+EUパスで北欧 (ストックホルム観光前編)

2010/12/26 - 2011/01/05

ようやく今回の北欧旅行本来の目的地であるスウェーデンのストックホルムに到着した。友人には宿泊ホテルと大まかにホテルに到着する時間しか伝えていなくて(正確に教えると何でノルウェーからの便なんだ？突っ込まれるから)空港に到着したら携帯にSMSで連絡を入れるとだけしか言わなかった。

空港からホテルに到着すると髭面の大きな男に絡まれたと思ったら友人で、日本で共通の友人を亡くしてから実に約７年ぶりの再会であった。

その間友人も日本人の私から見ると美人の金髪の奥さんと結婚して幸せそうであった(当の本人は奥さんの事を普通で平均的だと言うが日本人から見るとかなりの美人である)

ここでふと思い出したが昔共通の友人のスペイン人と一緒に日本に遊びに来た時、２人が私の家に居候していた時に男性なら必ずやったことのあると思うが雑誌などに女性が何人か掲載されているとどの女の子が好みか一斉に指を指すのである。

すると２人は日本人とは全く違う女性の好みなのである(単にこの２人が違うだけかもしれないが…(笑))

面白いのは日本人の私から見て欧米人で美人だと思う人を指さすとこれが美人か？Takashiの好みは変だ！こんなのはこちらではごく平均的で決して美人ではないなどと昔はよく言われた(ただ他の日本の友人に聞くと皆私と同意見で美人と言う)

私からすれば冗談とかお世辞ではなく本心から美人な奥さんだと思うのだが…背の高さを抜けば(苦笑)ヒールを履かれたら私などは見上げなければなりませんが…

まあホテルのラウンジで昔話と亡き友人との昔話で盛り上がり翌日の大晦日の夜に食事を頂くことになり別れたのは良いが友人が大晦日にインフルエンザになってしまい(多分子供がインフルエンザと言っていたのでうつったのでしょう)日本からの土産を渡して早々に引き上げた。

年越しイベントに一緒に行けなくて残念だったがインフルエンザをうつされても困るのでこれはこれでよかった。
まあ予定していた観光ガイドはインフルエンザでダウンしてしまったが内心は２日酔いしないで済んだので助かったという気持ちもありちょっぴり複雑な気分である。

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: スカンジナビア航空

ノルウェーのオスロ空港からストックホルムのアーランダ空港に到着。荷物を受け取って列車で市内へ。

到着フロアにある観光案内所で市内地図やガイド関係をもらって、さらに友人にストックホルムに着いたことを携帯のSMSで連絡を入れた。

市内までの列車のアーランダエクスプレスの停まるプラットホームへはエレベーターで降りますがそのエレベーター前にはクレジットカードも使える券売機もあります。

私は割引のある往復チケットをカードで購入。

エレベーターで地下におりてアーランダ空港駅へ。タイミングが悪くエレベーターが開いたら列車が出発しているところだった。

列車は行ったばかりでしたが次の列車はそれほど待たなかったので10-15分ごとに来るのでしょう。

市内のストックホルム中央駅までは約２０分ほどで到着

このアーランダエクスプレスの先頭車両のすぐ先にタクシー乗り場がありますが、その目の前が今回の宿泊予定のスカンディックコンチネンタルホテル。

ホテルに着いた途端に大柄の髭モジャのスウェーデン人が目の前に出てきて驚いたがよく見たら友人だった。日本で家に居候していた時とちがい髭を蓄えていたので全くわからなかった(苦笑)。フライト時刻と宿泊ホテルは事前にメールをしておいたので驚かそうと思ってホテルで待っていたとのことでした。
まずはチェックインを済ませて、部屋に荷物を置いてから下のラウンジで奥様も含めて３人でお茶をする事とした。

今回宿泊したスカンディックコンチネンタルはセキュリティがしっかりしていて、エレベーターはルームキーを入れないと動かないようになっていました。

部屋に到着しましたが…うーん(-_-;)かなり狭いです。スーツケースを広げるのも一苦労と言ったところ…まあキャンセル不可の格安プロモーション価格だったので文句はありませんが…事前に調べたガイド本の口コミでは部屋は広く何たら…と書かれていたのですが…

ホテルの詳細はこちら。
http://4travel.jp/overseas/area/europe/sweden/stockholm/tips/10170599/

この部屋を見たときの友人が一言…
スウェーデンのホテルに日本人用の部屋があるなんて知らなかっただと…確かに君達みたいにガタイのいい人種にはこのベットで寝るのは不可能だろうと思うよ(苦笑)
この話をお茶してるときに話したら奥様も興味津々で後で是非見せてくださいだって(笑)…(^_^;)

バスルームも部屋ほど圧迫感はありませんがやはり狭いです。

チェックインの時にもらったこのカードでネットの接続は７日間使えるようでした。

取りあえずネットにつながるかテストがてらに地図ソフトを立ち上げホテルの場所や周辺の確認。

小１時間ほどお茶をした後に友人たちと別れ部屋に戻り明日観光予定のガムラ・スタンがモデルになっているという映画の”魔女の宅急便”を鑑賞。昔、映画館で見たけどあまり内容は覚えていなかったので結構新鮮でした。実はこの映画がモデルになっていることは４トラの口コミで知りました。

翌朝遅い朝食を取り早速観光に出発。夕方に友人宅に招かれているので急ぎ足の観光です。今回の旅行中で雲一つない中の観光は初めて。

ホテルの横にあるクララ教会。高い塔なので結構色々なところでこの教会を見つけることが出来ました。

今回宿泊したスカンディックコンチネンタルホテル。写真右下に地下鉄の入口があってホテルのエントランスから１０秒ほどで地下鉄に行けます。

まずはホテル目の前の中央駅に向かい観光客向けのチケットの購入。

中央駅の構内。

中央駅の下のフロアにあるチケットオフィスで７２時間有効のツーリストカードを購入。

こちらがツーリストカード。２４時間も７２時間も同じなので中のICチップでコントロールしているのでしょう。

地下鉄の入口はこんな感じで”T”と表示されているのですぐにわかる。

地下鉄内はこんな感じ。

Hotorget駅で下車して地上に出ます(正確にはスウェーデン語のアルファベットですがフォントが出ないのでローマ字表記です)

ノーベル賞の授賞式が行われるストックホルム・コンサートホール
。

ストックホルム・コンサートホールから中央駅に向かって歩くとセルゲイ広場とガラス張りの文化会館にぶつかる。

文化会館脇の陸橋を上に上がって王宮の方へ向かいます。

そのまま王宮方面に歩いてくるとグスタフ・アドルフ広場に出てきます。像の後ろの建物はダンス博物館。

グスタフ・アドルフ広場の横にあるのが国立ではなく王立オペラ劇場。

左側に写る王立オペラ劇場とこの川を挟んである対岸の島がヘランズホルメン島の右側にあるのが

国会議事堂でこの議事堂の右隣でオペラ劇場から運河を２本挟んだ正面にあるのが、

ガラム・スタンスにあるウェーデン国旗が掲げられている王宮。

国会議事堂脇の運河沿いを歩きながら議事堂を突っ切るようにある道に向かいます。

橋を渡り議事堂を通過していきます。

議事堂を抜けてガムラ・スタンに入り一旦右に曲がって行きます。

右に曲がったガムラ・スタンからリーダーホルメン島に向かいます。

橋を渡りきったところにあるリーダーホルメン島のリーダーホルメン教会。

再びガムラ・スタンに戻ってリーダーホルメン教会の対岸にある貴族の館。

ガムラ・スタン内を再び散策。正面に見える時計塔は大聖堂の時計塔。

時計塔を目印にして大聖堂までやってきました。

大聖堂内ですがまだ時間も早いのと有料のせいか？は分かりませんが観光客は少ないです。

正面一番奥では楽器は置いてありませんでしたが楽譜が並べられていたので、どうやら本日は大晦日コンサートがあるようです。

既に観客用のイスもセットされていました。

大聖堂の隣にある王宮ですが…

まだ衛兵の交代式までは時間があるので観光客も疎らです。

取りあえず衛兵の写真を撮影して交代式の時にまた戻ってくることにしました。

大聖堂脇を通り大聖堂の後ろに立つオベリスクの脇もぬけて運河の方に向かいます。

運河に向かって歩くと右手にあるのは王立貨幣館。

運河沿いに建つ銅像と…

その銅像を横をすり抜け運河の方に進むと運河を挟んで対岸に建つのが国立美術館。この美術館はウインターツアーという冬季の運河ツアーでも見ることができる。

ウインターツアーの詳細はこちら
http://4travel.jp/overseas/area/europe/sweden/stockholm/tips/10174416/

再び大聖堂の後ろに戻ってきてまだ時間があるのでそのまま大聖堂隣にあるノーベル博物館へ。

こちらがノーベル博物館とその前にある大広場。さすがに本日は大晦日なので館内のカフェには残念ながら入れませんでした。

そのままドイツ教会に向かいましたが開門が１２時と書かれていたので先に他の場所を観光。

さすがにこのぐらいの時間帯になってくると観光客も増えてきて華やかな雰囲気になってきます。

店の飾りつけを見ているだけで楽しくなってきます。

こちらのショップの飾りつけはクリスマス風？サンタクロースやトナカイの置物。

ショップを色々見ながら鉄の広場に出てきました。

鉄の広場の片隅に建つ像。他の観光客はこの像とツーショットで写真撮影していきましたが有名なんでしょうかね？その辺はよくわかりませんでしたが…

鉄の広場近くにあるモーテン・トローツィング・グレン。ガムラ・スタンで１番狭い通路だそうです。

正午少し前に王宮に戻り衛兵の交代式の場所取りも成功したのでしばし見学。

見てて気が付いたのですが、スウェーデンの衛兵の交代式って他の国のものより時間が長い気がします。

一部の衛兵は王宮外に出ていきますがこの後もまだ続きます。ちなみに隊列を組んでいる衛兵の後ろ２人は女性でした。

衛兵の交代式や他のイベントは王宮脇の案内板に日時が書かれた紙が貼られていました。

まだ交代式は終わっていませんがスウェーデンの日の入りは早いので次の場所に移動。大聖堂の後ろで王宮の隣にあるフィンランド教会へ移動。

このフィンランド教会の中庭？に大勢の観光客に囲まれている一角がありますがこの囲まれているところの中心にいるのが…　

アイアン・ボーイの像です。想像以上に小さかったです。

地図で確認してガムラ・スタンから市庁舎に向かいますが、北欧旅行に来て気が付いたことがこういった地図を立ち止まって見ていると老若男女問わず、”何かお手伝いしましょうか？”とか何処に行きたいのですか？と声をかけてくれます。理屈抜きに親切な方が多いですね。

王宮も交代式が終わっているので先ほどのように観光客で人が歩けないということもない。

衛兵も女性にかわっていた。

王宮に沿って歩くと午前中に訪れたヘランズホルメン島側の王宮入口に出てきました。

スウェーデン国旗が掲げられているのでこちらが本当の入口？

王宮から見たヘランズホルメン島、左側の建物は国会議事堂で道正面右の建物は王立オペラ劇場。

元来た道を戻り議事堂前に戻ると屋台でホットワインが売られていました。寒いので私も一杯いただきました。

再び午前中に通った議事堂を突っ切る道を通り川を渡って市庁舎へ。

幾つかの陸橋下を抜けていきます。

やっと市庁舎に到着。確かに映画に出てきた建物に似ています。

市庁舎に着いて庁内のツアーを申し込もうとしたら大晦日の為に１４時のツアーは無いそうで予定が狂ってしまった。明日の元旦は当然やっていないだろうし…

まあ予定が狂ってしまったものは仕方がないので市庁舎の中庭とその先の運河を見ていくことにした。

市庁舎を抜けると目の前は運河ですが、当然の如く凍っています。

運河側から見る市庁舎の塔。

市庁舎を訪れた観光客が凍った運河を歩いていきます。

市庁舎と運河の境に建つ銅像。

市庁舎脇にある運河ツアー用のボートも凍っている運河ではどうしようもないので運休中。

ストックホルムの日の入りは早いです。現地１４時過ぎですが…

市庁舎をバックにもう日が沈みます。

当初は友人宅で食事をごちそうになりその後に年明けの花火を見に行く予定だったのだが、友人が熱が出てしまい(おそらくインフルエンザ)早々に引き上げて私は当初の予定の年明け花火の見学へ。
写真はセキュリテイチェックで会場に入るのにチェックが行われていた。

友人も熱があるが行くと言っていたのだが奥さんと私の説得で素直にベットに入りお休み。まあ正直言うと一緒に見学できなかったのは残念だがインフルエンザをうつされても困るのでこれはこれでよかった。写真は年越しコンサートで友人に聞いてここに来た。

かなりの雪が降っていたがカウントダウンが始まり皆歓喜の声を上げている。

年明けて大きな花火が上がり皆それぞれに新年のあいさつをしている。

続きはこちら。
http://4travel.jp/traveler/magic_takashi/album/10548661/



今回の北欧周遊旅行を初めから見るにはこちら。
http://4travel.jp/traveler/magic_takashi/album/10716269/