のんびり見仏　京都＠大行寺～佛光寺

2010/11/05 - 2010/11/05

京都非公開文化財特別公開が１１月３日～１１月１４日というほんの短い期間、
行われるとう情報をキャッチ

ならばということで、今回は買い物ついてでに行ける、四条界隈の都心の寺院である大行寺と佛光寺を訪れることにしました。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

拝観料は一ヶ寺につき￥800なんですが、皆さんはどう思われます？
このお値段。
私はちょっと高すぎると思うけどな〜
もうちょっと安くして多くの人に来ていただく方が・・・

それでなくても普段から拝観料って高いと思うから、拝観料貧乏になるぅ＞＜

文句はまぁ〜それぐらいにして＾＾
さて、こちら大行寺は浄土真宗佛光寺派のお寺で普段は通り過ぎてしまう（実際通り過ぎちゃいました）ぐらい小さなお寺なんですが、なんとご本尊は快慶晩年作の阿弥陀如来様ということ。

どんなお姿なんでしょう〜♪

お邪魔しま〜すo(^^o)(o^^)o

ご本尊の阿弥陀様はとても穏やかな優しいお顔で迎えて下さいました。
(o^｡^o)
ＯＫサインをしていらして、何だかとても色っぽい指をされています。
親指と人差し指で輪を作っておられたので下品上生（げぼんじょうしょう）という印相（いんぞう）
でしょうか？？？

こんな素敵な阿弥陀様がお迎えに来てくださると思うと安心して極楽に行けますね。

後、こちらには珍しい佛足跡があるんですよ。
境内に入ると眼に飛び込んでくるお庭にある佛足跡です。
佛足跡ってお釈迦様の足型ですよね〜＾＾大きい

こちらの佛足跡は大行寺系と呼ばれ
左右の足の指に卍の模様があって珍しいそうです。

お釈迦様の足裏って偏平足だけど、（←失礼？＾＾）とてもおしゃれ。
一つ一つの図柄にも意味があって面白いです。
現在のは復元されたもの

境内にあった仏石跡の断片

こじんまりとしたお庭には水禽窟が・・・

ちなみに、この水禽靴は信楽焼きだそうです。

水禽窟の澄み切った音色に耳を傾けながらお茶を頂きました。

そうそう、全く関係ない話ですが、こちらのお寺、有難いことに床暖房がついていて足元もぬくぬくでした。
底冷えのする寒い京都の冬の観光にももってこいだと思ったのですが、こちらは観光寺院ではないため、普段は拝観出来ないとの事。
でも、時々地元の人々のイベント等が行われているようなので、タイミングが合えば快慶作の阿弥陀様にお会いできるかもしれませんね〜(*^_^*)

ほっこりと心和む大行寺でした。

次に訪れたのはすぐ傍にある宗佛光寺派の本山佛光寺です。

今まで、この近所の天ぷら屋さんに何度となく通ったことはあったのですが、伺うのは今回が初めて＾＾

てくてく

勅使門

御影堂門

切妻四脚門

彫刻で装飾された扉を眺めながら・・・

境内に足を踏み入れます

まずは、左手にある本堂（阿弥陀堂）へ

中は絢爛豪華

学生ガイドの方が案内と説明をしてくれます
少し、たどたどしいのはご愛嬌＾＾

こちらで一番印象的だったのが聖徳太子立像です

美豆良（みずら）に結った髪といい、艶のある肌＾＾（←羨ましい）
理知的なお顔立ちに惚れ惚れします
右手にはシャク　左手に柄香炉（えごうろ）を持っておられます。
１６歳でこの落ち着きはさすがですね。

こちらの太子像は一見の価値ありですよ！

大師堂（御影堂）に移動します

てくてく

広い大師堂（御影堂）には親鸞聖人のご真影が安置されています

玄関門

この非公開文化財の特別公開は、毎年春と秋の年二回行われるようですが、短い期間のため、気づいた時には終わってた〜ってことになりそうです。
常に情報のアンテナ立てとかなきゃねo(^▽^)o

さぁ〜次回の特別公開は何処に行こうかなぁ〜♪