2010/07/16 - 2010/07/25
30位(同エリア40件中)
ショーンさん
*** 7日目 ***
レイク・ルイーズ → エメラルド・レイク
レイク・ルイーズ
レイクショア・トレイル
スパイラル・トンネル
エメラルド・レイク
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- エアカナダ ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
“カナディアンロッキーレンタカーの旅 2010 (6)” のつづき
朝になると客室フロアのパントリーにコーヒーや紅茶が用意されているので自由に
いただくことができます。
深夜、定期的にホテルの横を通過する列車の音で目が覚めてしまいちょっと寝不足…
コーヒーをいただいてスッキリしよっ! -
コーヒーを飲んでからサムソン・モールにある“Laggan's Mountain Bakery”にやって
きました。店内で食べることもできますが混雑していたので持ち帰ることにしました。 -
バター・クロワッサンとメープル・ピーカン・タルトです。
お部屋のバルコニーでホテルのコーヒーとともにいただきました。おいしかったので
すが、食べきれず…残りはお昼に♪ -
今日の天気は降水確率60%の雨予報…朝からどんよりした空です。
リスがバルコニーを縦横無尽に走り回ってました。足音がかわいくて見入っちゃいます。 -
フロント前にいるこのバッファロー、かなり低い位置に飾ってあります。よそ見して
歩いていたダンナさんがこの子に激突!
それを見ていた人が“baffallo attack”って大笑いしてました。 -
うーん、いつ雨が降ってもおかしくない空…
-
ホテルの入口にはかわいいお花がいっぱい!なんとエーデルワイスも♪
ここでもリスが元気に走り回っていました。 -
ホテルをチェックアウトしてレイク・ルイーズ・ステーションにやってきました。
こちらは1925年製のダイニング・カー!この車両のすぐ奥にはヘリポートがあって
ヘリが頻繁に離着陸していました。 -
ダイニング・カーの中を撮影!
貸切にしてお食事を楽しむことができるそうです。 -
レールウェイ・ステーション!駅舎だった建物は現在、レストランになっています。
アルバータ州の重要文化財に指定されているこの建物は1914年まで“Laggan”という
名称だったと書いてありました。
まだ開店前だったので店内に入ることはできなかったのですが、ちょっとのぞいて
みるとステンドグラスの窓やクラシカルな調度品が見えました。
ステキ~♪ -
マーガレットがいっぱい♪
この先には橋があってトラムウェイというトレイルになっていました。1912年から
1930年の中ごろまで駅からホテルに行く人はこの道を使っていたのだとか。 -
フェアモント・シャトー・レイク・ルイーズの横にひっそりとあるスイス・ガイド・
コテージです。
ホテル宿泊者専属のスイス人山岳ガイドの住居、登山基地としても使用されていた
建物で現在はホテルのスタッフが使用しているそうです。 -
カナディアンロッキーの宝石といわれるレイク・ルイーズ。
この湖は1882年にトム・ウィルソンによってエメラルド・レイクと命名されたのですが
数年後ビクトリア女王の娘でカナダ総督夫人でもあったルイーズ・キャロライン・アルバータにちなみ、レイク・ルイーズと改名されたのだそうです。というわけでアルバー
タ州の名前も彼女に由来しているのだとか。
お天気はイマイチですが、湖面にはマウント・ビクトリアがうっすら映っています。 -
背後から悲鳴が聞こえて振り返ると…なぬー!?この寒空の中、湖に飛び込む人(汗)
絶叫してすぐに引き上げてましたが、見ているだけで寒いっ!!! -
先住民はこの湖を“Laggan”「小さな魚の湖」と呼んでいたそうです。湖面をしばらく
凝視しているとトラウトが見えました。
パン屋さんとレイク・ルイーズ・ステーションの名前はここからきてたんですね! -
レイクショア・トレイルはお散歩感覚で気軽に歩くことができます。
前回の旅で歩いたビッグ・ビーハイブのトレイルとは違い、とても歩きやすく平らな
道が続きます。 -
コモン・ピンク・ウィンターグリーンが咲いてました♪
-
うっひゃー!!!この絶壁を登っている人がいます。
-
ホテルの対岸に到着!昔はホテルがあるところまで氷河に覆われていたのだそうです。
カナディアンロッキー観光のハイライトのひとつであるこの湖には大型の観光バスが
じゃんじゃん来てホテル前の撮影ポイントはいつも観光客でにぎわっていますがここ
まで来ると同じ湖とは思えないくらいひっそりと静かです。
カヌーを漕いでいる人の鼻歌が響いてました(笑) -
“Spotted Saxifrage”日本名は「しこたん草」というみたいです。
小さくてとっても可憐なお花です。 -
ここでもピカに遭遇♪
そのしこたん草をおいしそうにモグモグと食べてました。 -
夏なのに凍った滝!?
-
プレーン・オブ・シックス・グレイシャーズへと続くトレイル!
ホテルの前の撮影ポイントに立つと真正面に見えるビクトリア・グレーシャーの
サイド・モレーンを歩く大人気のコースなのだそうです。
歩く予定だったのですが、雨が強くなり雷もピカッ!残念ですがここで引き返す
ことにしました。 -
ひょっこりと岩場から顔を出すマーモットを発見!
かなり警戒されてます… -
氷河の雪どけ水がロック・フラワーとともに浸出中…ロック・フラワーを含んだ水は
太陽光の赤、黄、オレンジ色の光の波長を吸収し青と緑色だけを反射させるそうです。
これにより氷河湖特有の湖の色になるのだとか。
モレーン・レイクよりレイク・ルイーズの方がロック・フラワーを多く含んでいる
そうです。 -
ホース・トレッキングをする人たちに会いました。
-
ここでも忙しそうに走り回るリスがいっぱい!
エサをくれるかも?と期待したみたいであんなに走っていたのにピタリと止まって
このポーズ…この目で見られるとつい何かあげたくなっちゃいますが我慢、我慢! -
長さ約2.4km、幅約500m、深さ約90mのこの湖は冬になると全面凍結するので
スケートができるそうです。
かなり巨大な天然のスケートリンクです。 -
スイス人山岳ガイドに捧ぐ…
1899年カナディアン・パシフィック・レールウェイでスイス人山岳ガイドが初めて
この地を訪れ、ロッキーの山々を絶賛。以来、カナディアンロッキーの魅力が世界
に広まったのだそうです。 -
ホテルの前にあるフラワー・ガーデンには、色とりどりのアイスランド・ポピーが
いっぱい咲いています。
インフォメーション・センターに展示されていたこのホテルのお皿の絵柄かも? -
こちらは標高2,744mのフェアビュー・マウンテンです。
ビクトリア・マウンテンに目を奪われがちになりますがこちらも大迫力です。 -
フェアモント・シャトー・レイクルイーズをちょっとだけ見学してみました。
こちらはグレーシャー・サルーン!軽めの食事やお酒を楽しむことができるみたいです。 -
湖の水は勢いよく川へと流れこみます。
-
レイク・ルイーズをあとにして車に乗り込みました。ヨーホー・ナショナル・パーク
に突入! -
スパイラル・トンネル・ビューポイントにやって来ました。
ふらりと立ち寄ったのでいつ列車が通過するのかわからなかったのですが少し待つと
通過することがわかったのでいっぱいあるプレートを読みながら待つことにしました。 -
機関車のスチーム・ドームなるものが展示されていました。
茶釜みたいでタヌキが出てきそう… -
列車が来る気配がないのであきらめて車に乗ろうとしたとき、遠くで列車のキーン!
という高い音が聞こえました。あわてて展望台に戻り、どこから列車が来るの?と
キョロキョロしていると展望台の背後に現れました。
展望台をぐるりと迂回しその真下をゆっくり通過して行くのですが、びっくりする
長さです。 -
左上のトンネルに入った列車はトンネルの中で交差し、しばらくすると右下のトンネル
から出てきました。先頭車両は後方車両の下を通過しています。真下にはこれからトン
ネルに入る列車が走っていてまさにスパイラル!
アルバータ州とブリティッシュ・コロンビア州の州境にあるキッキングホース・パスを
越えるためにカナディアン・パシフィック・レールウェイが建設したトンネルで、この
険しい峠を越えられるように8の字を描いて掘られた長さ約7kmのトンネルは毎日30
もの列車が通過しているそうです。 -
このダブルスタック・カーは何両で走行しているんだろうと数えていたのですが、途中でわからなくなりました…途中まで数えていたのは105両!
列車はまだまだ続きます。 -
宿泊者専用の駐車場に車をとめ、この建物内にある専用電話で到着したことを伝えると
どこからか迎えに来てくれました。
車に乗り込むと運転手さんが“Welcome to the paradise!”と出迎えてくれました。 -
チェックインして鍵を受け取り、ロッジに向かいます。
お花がいっぱい咲いていてカワイイ♪ -
メイン・ロッジからちょっと歩きます。
-
宿泊するロッジに到着しました。
広くてステキなお部屋♪
ダブルサイズのベッドにはふっかふかの羽毛布団。どれにしようか迷ってしまうくらい
いろんな種類の紅茶やコーヒーが置いてありました。 -
広いバルコニーもついてます♪
-
エメラルド・レイク湖畔に面した森の中に24のコテージが点在しています。
-
お天気が悪いのに湖はこの色!
-
こちらはレストランやフロントがあるメイン・ロッジです。
建物の中に入ろうとしたとき、ふとハンギング・バスケットを見ると花の蜜を吸いに
きたハチドリを発見!初めて見たのでもう大感激♪♪♪
しかし写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました(涙) -
楽しみにしていた夕食です♪
ブラック・ライスのリゾット、表面をカリッ!と焼いた大きなホタテにはグリーン・
カレーのソースとマンゴーがたっぷりのっていました。
意外な組み合わせですが、とってもおいしかった~! -
ロッキー・マウンテン・ランチ・バーガーはすんごいボリュームです。
このレストランにはエルクやバッファローを使ったメニューがいくつかありました。 -
チェリー・チーズケーキとパッション・フルーツのムース、アーモンド・ブリットル
添えです。
これもおいしかった~♪
ムースにのっていたビオラを残していたらお皿を下げにきたお店の人に「食べられる
のよ」とすすめられ、食べてみましたが無味無臭です… -
夏季のみ営業の“Cilantro on the Lake”
駐車場をあとにしてエメラルド・レイクにかかる橋を渡るとすぐ右側にあるかわいい
レストランです。 -
メイン・ロッジの2階にはゲーム・ルームなるお部屋があります。
-
ゲーム・ルームにはトランプをモチーフにしたテーブル・セットがありました。椅子の
背もたれにはスペード、ハート、クラブ、ダイヤの形が彫られ、テーブルにはキングが
描かれています。
ビリヤードやインターネットを楽しむこともできます。 -
お部屋に戻って暖炉に火をつけてみました。
うまくいかない場合はスタッフをよんでください!とメモがあったのですが、びっくり
するくらい簡単に火をつけることができました…なにか施されてたのかしら?
テレビのないお部屋で暖炉の前に座り、薪が燃える炎や音を楽しみながら贅沢な時間を
過ごすことができました。
“カナディアンロッキーレンタカーの旅 2010 (8)” につづく
http://4travel.jp/travelogue/10551669
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Juniper Breezeさん 2013/01/23 14:41:04
- カナディアン・ロッキーの旅、一気に読ませていただきました!
- ショーンさん、こんにちは。
カナディアン・ロッキーのレンタカーの旅、私もご一緒させていただいたかのように楽しませていただきました! 実は私も去年の夏、初めてカナディアン・ロッキーに行ってきたのです! ショーンさんは9日間がっつり、自然でいっぱいの場所を楽しまれたのですね! 私と友達は、旅行期間自体は同じく9日間でしたが、カナディアン・ロッキーとナイアガラ・フォールズ(トロントもおまけ)でした。 しかも、ショーンさんとは逆で、レンタカーは一切使わない旅(笑)。 レンタカーやキャンピングカーばかりのあの街で、氷河のツアー参加以外は自分で計画して色々と移動できたのはかなり楽しかったです♪ ショーンさんと同じく、私も旅行(の計画)がとにかく好きで、いつでも次どこ行こう〜☆と妄想してます。
レイク・ルイーズ・ステーション(ダイニングカー)行かれたのですね! 私、このレストランの存在を、実は先日の"世界の車窓から"で初めて知ったもので…^^; まぁ、もし知ってたとしても、車がナイと行けない場所だったかもしれないけれど…。 レイク・ルイーズで宿泊されてたホテルは、ポスト・ホテル! イイなぁ〜。 私たちはポスト・ホテルもシャトー・レイク・ルイーズも予算オーバーで(爆)、Lake Louise Innに3連泊でした^^
実は、夏のカナディアン・ロッキーの旅行を計画してた時、初めてだったのでこの4トラで本当に色々と教えていただくことが多くて、場所が"レイク・ルイーズ"の旅行記ばかりをピックアップして読み漁ってた時がありまして…。 その時、ショーンさんの?の旅行記だけは拝見してたようです。 投票済みだったので。 あの時は、読み逃げでしたが、今回全編楽しませていただいたので、コメント残させていただいています。
他にも色々な場所に行かれてるようですね! 後で旅行記ゆっくり拝見させていただきます。 これからもよろしくお願いします。
Juniper Breeze
- ショーンさん からの返信 2013/02/02 14:01:37
- はじめまして♪
- Juniper Breezeさん、こんにちは。
掲示板へのメッセージありがとうございました!
温かいメッセージ、とっても嬉しかったです。
なのに、お返事が遅くなってすみません(T-T)
Juniper Breezeさんは昨夏、カナディアン・ロッキーと
ナイアガラを旅されたのですね。
残念ながら私はナイアガラへ行ったことがないのですが、
ロッキーは雄大な大自然とかわいい動物たちがいっぱい
でステキな場所ですよね〜♪
もしまたカナダへ行くチャンスがあったら、私も次こそは
ナイアガラへ行きたいと思ってます。
のんびりと旅行記をアップしているので、なかなか新作を
お披露目できずにいますが、お時間があるとき、またぜひ
遊びにいらしてくださいねっ。
ショーン
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