2010/07/16 - 2010/07/25
36位(同エリア85件中)
ショーンさん
*** 3日目 ***
コロンビア・アイスフィールド → ジャスパー
ロウアー・トウ・オブ・ザ・グレシャー・トレイル
サンワプタ・レイク
ウイルコックス・パス
タングル・フォールズ
アサバスカ・フォールズ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- エアカナダ ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
“カナディアンロッキーレンタカーの旅 2010 (2)” のつづき
今日も良い天気になりました~早起きして外に出ましたが寒いっ! -
アイスフィールド・センターの背後にそびえる山の影がこんなに大きく見えました。
-
世界遺産、カナディアンロッキー山脈自然公園群!
北米を約4,500kmにわたって縦断するロッキー山脈のうち約1,500kmの山並みを
カナディアンロッキーと呼んでいるそうです。これは日本の本州の長さとほぼ一致
するのだとか。
万年雪と氷河に覆われた3,000m級の山々、季節や時間によって色を変える氷河湖、
針葉樹の森など手つかずの雄大な自然が広がる4つの国立公園と3つの州立公園が
1984年、ユネスコの世界遺産に登録されています。 -
アサバスカ・グレーシャーの末端に向かって歩いているところですが、地図で見ると
“Lower Toe of the Glacier Trail”と表記されていました。
遠くに見えるアイスフィールド・センターから氷河の末端へと続く道沿いには年号の
記されたプレートがポツリポツリとありました。その当時氷河があった場所に置かれ
てるようです。
昔、この一帯が氷河に覆われていたことを想像すると温暖化が深刻なことを思い知ら
されます。 -
北極を除く北半球最大の氷原、コロンビア・アイスフィールドから流れ出る6つの氷河
のうち、唯一道路に面しているのがこのアサバスカ・グレーシャーなのだそうです。
長さ約6km、幅約1kmにもなる巨大な氷河はカナディアンロッキー観光のハイライト
のひとつになっています。 -
この氷原は大陸分水嶺といわれ、流れ出る氷河の水は川となって北極海、太平洋、大西洋
へと流れていくのだそうです。
6輪駆動の巨大な雪上車に乗り、厚さ300mの氷河の上に降り立つこともできます。 -
氷河が削ったと思われる石は太陽の光を浴びてピカピカ光ってます。
-
駐車場から氷河の前までロープの張られたトレイルには、氷河の危険性について詳しく
記されたプレートや看板がたくさんありました。
ロープを越えて氷河に足を踏み入れ、クレパスに落ちてしまう人があとを絶たないそう
です。 -
“Ice Core Molaine”といわれるものみたいです。青くてとってもキレイ!
-
山のこんな部分にあるのでこの山は全部氷河でできているの?って思っちゃいます。
不思議な光景です。 -
年々、速度を速めて後退していく氷河。
前回訪れたときはこの氷河の上に降り立ち、ただただ感動したのですが今回、氷河の
後退した距離を自分の足で歩くことで温暖化の現実を目の当たりにしました。私にも
できる温暖化対策をしていかなくちゃと改めて思い直す良い機会になりました。 -
このターミナル・モレーンの中を通りぬけると駐車場が見えてきます。
雨が降ったら確実に滑りそうです。 -
サンワプタ・レイクです。聞こえてくるのは風の音だけ…ほんとに静かです。
-
湖の周辺にはアルペン・ファイアウィードが一面に咲いていました。
-
ホテルに戻ってカフェテリアの開店時間にあわせて行ってみるとまだサンドウィッチ、
コーヒー、ヨーグルトしか販売してないと言われちゃいました。
むむっ、それは昼食で買うつもりだったのでちょっと想定外…しかたない、朝食は持参
した焼きそばにしちゃいました。旅に出ると胃袋が大きくなって怖い(汗) -
チェックアウトをする時間になったので下の階へ行くと観光客で大混雑!スノーコーチ
の受付はものすごい大行列になっていてホテルのフロントへ行くのにひと苦労でした。
こちらはカナダ騎馬警察の制服を着たクマちゃん♪
売店の入口でムースくんと門番?をしています。 -
初代の雪上車が展示されています。今の雪上車と比べるとおもちゃみたいにちっちゃ
くてかわいいです。 -
ウィルコックス・クリーク・キャンプグラウンドの入口にある駐車場に車を停めて
地元の人にすすめてもらったウィルコックス・パスを歩きます。
滞在3日目にして初のトレッキングに出発です♪ -
高山植物があちらこちらに咲いていました。
短い夏、色鮮やかで可憐な高山植物を見るとついつい顔がほころんでしまいます。
小さくても厳しい自然環境のなかで頑張ってます! -
コモン・ヤロー!
-
登山口から20分ほど針葉樹の林の中を歩くのですが、その林を通過すると視界が広が
ってきます。 -
アサバスカ・グレーシャーとドーム・グレーシャーが見えてきました。
左の山は標高3,443mのマウント・アサバスカ、中央の山は標高3,459mのスノー
ドーム、右の山は標高3,505mのマウント・キッチナーです。 -
もしここでコケたらどうなるんだろう…ひゃー!
-
フォーゲット・ミー・ノットも咲いています♪
-
コロンビア・アイスフィールドの上部が見えてきました。冒険家の植村直己さんは
世界で初めてこの大氷原の単独人力横断に成功したそうです。 -
フュー・フラワード・アネモネかしら???
-
遥か遠くにはシラス・マウンテン!振り返るとバンフ方面の風景が広がります。
アイスフィールド・センターの前まで氷河があったころはバンフとジャスパー間の行き来
には氷河を避けるため、このトレイルが使われていたのだとか。 -
モス・キャンピオンもいっぱい咲いていました。
-
メドウにはまだ雪が残っています。
-
海外のトレッキングコースでは犬と一緒に歩いている人たちをよく見かけます。
人も犬も楽しそうでとってもうらやましいです。 -
アイスフィールド・パークウェイをはさんで氷河と向かいあうのがナイジェル・ピーク
から派生したというこの岩壁。
このトレイルではどうしても氷河に目を奪われがちになりますがこちらも大迫力の風景! -
ウォームシード・マスタードです。
高山植物にしてはちょっとだけ背丈が高めでした。 -
ホワイト・マウンテン・エーベン♪
-
ノーザン・ローレルです。
-
このトレイル周辺にはビッグホーン・シープが多く生息していると聞き、会えるのを
楽しみにしていたのですが…まったくその姿を見ることができませんでした。 -
小川のせせらぎの心地よい音を聞きながら雄大な風景を眺めての昼食です。
ローストビーフとサーモンのサンドウィッチ、すごーくおいしかった♪ -
雪どけの水はとっても冷たかったです。ここは標高が高く氷河の真向かいなので真夏
でも雪のちらつくことがあるそうです。 -
背丈の低い松の木に色鮮やかなまつぼっくりがたくさんついていました。とれないよう
にそっと触ってみたのですが、プニュプニュにやわらかくてグミみたい!
どうやらまつぼっくりの赤ちゃんみたいです。 -
インディアン・ペイントブラシ♪ハイウェイ沿いにもたくさん咲いていました。
-
こちらは薄い緑色のインディアン・ペイントブラシです。
-
ジャスパーへ向かう前にアイスフィールド・センターに寄り、これを買ってみたのですが
カプチーノのレバーを引いてみるとちょっとずつしか出てこない…のんびりレバーを引き続けていたのですが、カップに半分ほど注いだところでついに出てこなくなりました。
カプチーノはあきらめてその上にモカを注いだのですが混ざったところは微妙な味(笑)
でも混ざってないところはおいしかった♪ -
アイスフィールド・センターをあとにしてすぐビッグホーン・シープに遭遇しました。
しかしちっとも大きな角じゃない(笑)
毎年生え変わる鹿の角とは違い、一生成長し続けるので重さが18kgを超えることもある
のだそうです。 -
タングル・フォールズです。名前のとおり、いくつもの滝が交わって落ちる滝です。
-
スタットフィールド・グレーシャー・ビューポイントに到着!
この氷河もコロンビア・アイスフィールドから流れ出る氷河のひとつなのだそうです。 -
イチオシ
車の中で地図を見ていたのですが、なんとなーく視線を感じて顔を上げるとこの笑顔が
待っていました☆
な~んてかわいいんでしょ♪♪♪ -
奥に見えるのはエンドレス・チェーン・リッジ!すばらしいネーミング♪
屏風のような山並みが続いています。この山のずっと奥に本日の目的地、ジャスパーが
あります。 -
まっすぐな道が続きます。
レイク・ルイーズ・ジャンクションからジャスパーまでを結ぶ全長230kmの国道93号線
アイスフィールド・パークウェイはカナディアンロッキー観光のゴールデン・ルートともいわれているそうです。
「スイスを50ばかり1ヶ所に集めたようだ!」とスイスのマッターホルンを初登頂したウィンパーが感嘆したとか。
ロッキー山脈に平行しているので次々に迫ってくる山や氷河など雄大な風景を車窓から
眺めることができます。 -
アサバスカ・フォールズに到着です。
川幅の広いアサバスカ・リバーとサンワプタ・リバーが合流し、水量が増える場所に
急に幅の狭くなった滝があるので、22mの落差ではありますがものすごい迫力!
あまりの轟音なので、滝の前では大きな声を出さないと会話ができません(笑) -
再び川幅が広くなってゆったりと水が流れています。
-
この日は104km走行してジャスパーに到着、ホテルにチェックインしました。
今日から3泊するこのホテルは、ダブル・ベッドが2つ、バスタブつきのお風呂、
洗面所が2つあってとっても広い!
快適に過ごせそうです♪ -
お部屋はとっても広く住宅街にあるホテルなのでとても静か。屋内プール、ジャグジー
も併設されています。 -
街に向かって歩いていると雷とともにスコールのような雨が降ってきました。
ここはひとまずインフォメーション・センターで雨やどりをしよう!と入ってみると
同じことを考えたと思われる人たちでぎゅうぎゅうに混んでいました。
天気予報では明日は雨…晴れてほしいな。 -
雨がやむ気配がないのでインフォメーション・センターを飛び出して猛ダッシュ!
ひとまず屋根のある建物を見つけて軒下に駆けこんだのがアサバスカ・ホテル。
ディナー・スペシャルなるメニューがあったので夕食はここでいただくことにしました。
チキン&リブのコンボ。こんなにお肉を食べたのは久しぶりだったので胃袋が破裂寸前… -
雨がやんで空には虹がかかりました。どんどん色が濃くなってそれはそれは見事な虹!
このあともうひとつ虹が出て交差した2つの虹を見ることができました。
…写真を撮ったはずなのに撮れてなかった(涙) -
ホテルに戻る前に近くのスーパーで食料調達です。大きなスーパーではありませんが
ひととおりのものがそろってます。
ムースの看板がかわいい♪ -
イチオシ
ホテルに戻ろうとテコテコ歩いていると「あなたの背後にマウント・エディス・キャベル
がキレイに見えるわよ!」と地元の人っぽい女性が教えてくれました。
振り返ると夕焼けに染まるマウント・エディス・キャベルが見えました~スコールのような雨が降ってどんよりした空だったのに感激です。 -
月が見えていました!天気予報がはずれることを期待してホテルに帰りました。
“カナディアンロッキーレンタカーの旅 2010 (4)” につづく
http://4travel.jp/travelogue/10522145
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