2006/06/24 - 2006/07/04
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Muffinさん
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レイクルイーズを発ち、ヨーホー国立公園の中のエメラルド湖に2泊しました。また幾つかトレイルを歩きましたがどれもそんなに難しいコースではなく、半日歩いて楽しんだらホテルでのんびりしたりドライブに行ったりして、今回の旅の中間をゆっくりくつろいで過ごすのにとてもいい所でした。オハラ湖へも行ってみたかったのですがその周辺のトレイルはまだまだ私たちには難しすぎるようなので、次回来れる日を楽しみに取っておくことにしました。
5日目:ヨーホー国立公園
レイクルイーズ、モレイン湖を周ってヨーホーへ=スパイラル・トンネル Spiral Tunnel=フィールド Field=タカカウ滝 Takakkaw Falls=ワプタ滝トレッキング Wapta Falls=ナチュラル・ブリッジ Natural Bridge=エメラルド湖 Emerald Lake
6日目:エメラルド湖
エメラルド湖一周+エメラルドベイスン トレッキング Emerald Lake Circuit, Emerald Basin Trail=ゴールデンへドライブ Golden=フィールド近辺で動物探し(ブラックベア)
7日目:チェックアウト。アイスフィールド・パークウェイへ
【アイスフィールド・パークウェイ編】《4》
http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10080596/
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*Muffin印のカナダGoogle Map*
http://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&hl=ja&msa=0&msid=104554898096493303052.00044b50af54bb179fda1&t=h&z=7
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カナディアン・ロッキー11日間の旅 【目次】《0》
http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10080586/
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- エアカナダ
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≪5日目≫
スパイラル・トンネル Spiral Tunnels
ヨーホー国立公園に入りまずスパイラル・トンネルの展望台に立ち寄った。列車が通らないとどこがトンネルかわからないが丁度運良く列車がやってきた。貨物列車はとてつもなく長いので、山にグルグル蛇のごとく3段に巻きついたところを撮影。結構頻繁に列車は運行しているようなので待っていればトンネルを通る列車を見れるとは思うが、時刻表無く10分待って来なかったりするとやはり立ち去ってしまうだろう。スパイラル トンネル 自然・景勝地
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スパイラル・トンネルの概要図
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ヨーホー国立公園唯一の街 フィールド Field
ガイドブックによれば人口は280人ほどだという。ここにヨーホーのビジターセンターがある。レンジャーお勧めのトレイルや観光ポイントを聞いた。オハラ湖へのシャトルバスに急にキャンセルがでて2席分あるから行かないか、と薦められたが、オハラ湖は泊まりながらゆっくり見たいと思っていたので今回はパスした。オハラ湖はシャトルバスでしか行けないが普通2ヶ月前に予約がいっぱいになるそう。ヨーホー国立公園 国立公園
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フィールドの町
小さな町(村?)の中にはやっぱり小さな食品店とピザハウスと学校があり、その周りに家が固まっている。可愛らしい町だ。 -
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タカカウ滝へ
フィールドに近いタカカウ滝に向かう。途中の1本道は緑が濃く気持ちが良い。 -
タカカウ滝 Takakkaw Falls
駐車場から10分ほど歩いてタカカウ滝の滝壺に到着した。水量が多く力強い滝だ。ここからエメラルド氷河へ向かういくつものトレイルが敷かれていてレンジャーもかなり楽しいコースだと言っていたが、標高差が大きく経験がいるようなのでここも次回へ持ち越し。タカカウ滝 滝・河川・湖
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タカカウ滝から戻る途中、R1とのジャンクションで見たMonach
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ワプタ滝トレイルへ
レンジャーに薦められたトレイルのうちの1つ、ヨーホー国立公園の南端にあるワプタ滝までのコースを歩く。R1を南下しワプタ滝の看板がある駐車場へ入る。ここからスタートし往復4.8km、標高差はほとんどない。約2時間半かかった。
平坦な森の中をしばらく歩くと少し登ったり下ったりの道になる。木が茂った山道で涼しいが藪蚊がすごい。慌てて虫除けスプレーをかけたが遅かった。刺された跡は普通の蚊の数倍大きい。サンワプタ滝 滝・河川・湖
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ワプタ滝 Wapta Falls
ヨーホー公園内で一番大きな滝。小さなナイアガラ滝のようだ、と聞いたが、その通り幅が広く轟音を立てて流れ落ちている。真上から見える位置と中間から見る位置2つの展望台があった。さらに下って滝壺まで下り河原を歩く。 -
中間の展望台から見たワプタ滝
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一番高い展望台から見たワプタ滝
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滝を見ながら昨晩作ったチキンサンドで昼食
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ヨーホー国立公園内の山は一段と美しいと思う
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ナチュラル・ブリッジ Natural Bridge
長い間に川底が水圧で削られ橋のようになり、その橋の下の穴から勢いよく川の水が噴き出している。最初は橋になった岩の上を流れていた川が次第に削られていって流れが潜っていく過程を、近くに設置された説明板で図説している。 -
エメラルド湖 Emerald Lake
ヨーホーでの宿泊先。やはりエメラルド色の湖だった。宿泊客は一般の駐車場より少し遠い専用駐車場に車を停め、シャトルバスで送迎してもらう。ロッジ内に展望台があって一般の観光客も見学ができる。エメラルド湖 滝・河川・湖
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エメラルド・レイク・ロッジ Emerald Lake Lodge
こちらで2泊した。ゆっくりとくつろげる良いホテルだった。フロントなどがある本館の内装は「山のロッジ」の雰囲気を残しながらも豪華で、スタッフも全てにおいてよく気が付き感じが良い。この本館を中心に建てられた客室のロッジは30棟ぐらいだろか。宿泊客専用のクラブハウス内にはスパもある。
Emerald Lake Lodge
http://www.crmr.com/emerald_lake_lodge.phpエメラルド レイク ロッジ ホテル
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エメラルドレイクロッジ 本館
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客室ロッジ
料金的にロッジのクラスで一番小さな客室だと思うが室内には暖炉やソファがあり、外のデッキにも椅子が置かれていて2人には充分な広さだった。調度もアンティーク風で合っている。暖炉はすぐ使えるように用意されていたが結局火をおこす機会がなかった。朝起きると暖炉の煙の匂いがしていたので他のロッジでは夜つけていたのだろう。1棟の上下に2つの客室があり、私たちの部屋は2階だった。湖畔のロッジのデッキに座って涼みながらレース編みをはじめる、(絵に描いたようで恥ずかしいがやってみたかった)うーん、バケーションだ。 -
夕食
ホテル内には2つのレストランとカフェが1つあるが、今回は予約の要らないカジュアルな方のレストランで夕食をとった。8時ごろ行ってみると外のテーブルはまだいっぱいであと30分ぐらいで開くと思うので押さえておくと言われる。また戻ると予約は通常受け付けないのにちゃんと席を取っておいてくれていた。室内の席もあるがやはりまだ陽も明るいし外のテラス席の方が気持ちいい。
食事はすべて素晴らしいものだった。デザートも繊細で2時間ちょっとの夕食の時間、最後まで大満足。
次の朝はメインダイニングの方で朝食をとった。
ねんくすさんお勧めのハムエッグにしようか、ビュッフェにしようか迷ったが、朝食メニュー好きの好奇心が抑えられずビュッフェを頼む。卵料理は無かったがパンといいチーズといいかなり上質のものが置いてある。これも大満足。
ねんくすさんの旅行記
http://4travel.jp/traveler/yoko5622/album/10048723/ -
夕暮れ時
夕食も済み、部屋に戻る前にロッジ内を散歩した。山に夕日があたり黄金色になっている。 -
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リスも枝の上で夕飯どき
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≪2日目≫
エメラルド湖から見たバージェス頁岩 Burgess Shale Fossil
日の出を見たくて5時に起きて湖に出るが高い山から太陽が顔を出すのは8時過ぎだった。まだ薄明かりの中、少し湖の周りを散歩する。
5億年前の化石が発見され世界遺産に登録されたバージェス頁岩がエメラルド湖の展望台より眺められる。説明板で示されたとおりの岩肌の箇所を双眼鏡で覗くとそれらしい採石場のようにも思える一角が見える。世界の古生物学者の間ではぜひとも行ってみたい憧れの場所とのこと。フィールドのビジターセンターでガイドツアーをアレンジしている。
もう少し地学を勉強していれば歩いていても山の地形の成り立ちなどが解って面白いのになあと思う。
http://www.burgess-shale.bc.ca/ -
エメラルドレイク・サーキット(湖を一周)+エメラルド・ベイスン・トレイルへ
朝食を済ませカフェで昼用のサンドイッチを買い、8:30am、ロッジを出発。ガイドブックではロッジから駐車場側へ向かって周るコースが書かれていたが、ロッジの奥に向かって歩く反対回りのコースで行く。
ロッジ側からは光線の向きが悪く湖に何も映らないが、反対側から見たら違うかもしれないと思ったが当たっていた。この反対回りの方向に歩くとロッジの対岸に早く着いて、早朝の静かな湖面に映る山をきれいに撮影することができた。湖を1周するエメラルドレイク・サーキットは5km、約2時間。 -
ロッジの対岸より
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湖を3/4周ほど歩いて駐車場に近くなると道が開けてくる
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湖を眺めるベンチからすぐ近くにエメラルド・ベイスン・トレイルへの分岐点がある。
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ここからエメラルド・ベイスンへ
往復10.8km、標高差300m。最初の登りはかなりきついが30分ほどでなだらかな登りに変わり、谷の向こうに見えるミッシェルピークを見ながらベイスン(盆地)を目指す。
前方に2グループのガイドツアーが歩いていた。1つは日本人のグループでどちらも初心者の中高年の方たちだったので、同じく初心者の私たちも同じペースで後ろの方から歩かせてもらった。 -
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12:30 エメラルド・ベイスン到着
右手ミッシェル・ピーク、正面ザ・プレジデント -
皆ここでお昼休み
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私たちもロッジで買ってきたサンドイッチで昼食
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1:00 ロッジを目指して下山
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2:00 分岐点に到着
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ゴールデンへ Golden
フィールドで会ったレンジャーのティファニー(可愛い)がゴールデン出身だと言っていて、どんな町か気になっていたので夕方からドライブに出かけた。R1を南下し前日のワプタ滝入り口の前を通り抜けるとすぐに公園を出るゲートがある。公園を出たら一本道でゴールデンまで。 -
ゴールデン ビジターセンター
今晩はここで夕食にしようと思ったのでいくつかレストランを紹介してもらった。お勧めの店は全部フュージョンやオーガニックのベジタリアンレストランで、ちょっとそういう気分でもなかったのでチャイニーズに(全くアドバイスが利いていないチョイスだ) -
ゴールデンのダウンタウン
このメインストリートに20軒ほど店が並んでいるのが全部のようだ。少し離れた所にオーガニック系の大型スーパーがあってその周辺は少し賑わっていた。スキーリゾート地らしくいくつもリフトの線が見える。夏でもこちらに泊まって公園内に遊びに行く人たちがいるらしく、チャイニーズレストランで隣の席にいた人たちはこの日、コロンビア大氷原まで行って来たと言っていた。 -
町のシンボル Kicking Horse Pedestrian Bridge
2001年に造られた新しい橋だった。この下を流れる川の両側に遊歩道が整備されていて、散歩やサイクリングを楽しむ人たちがいた。 -
今晩の夕食、Moon Cafeでチャイニーズ・コンビネーション・プレート
中華レストランだがメニューにはコンチネンタルブレックファーストやステーキも。カナダの中華はまた違ったアレンジでこれもなかなか。
Moon Cafe Chinese & Western cuisine
Golden (Accross from the Post Office) -
ブラックベア発見
前述のティファニーが2日ほど前、レイクルイーズ側のヨーホー入り口にあるWest Louise Lodge付近の岩壁でマウンテンゴートを見たというので帰りに寄り道。この付近はロッジの人もよく見る場所だと言っていた。マウンテンゴートはいなかったが鉄道の線路の上にブラックベアの親子が座っていた。線路は川を挟んで道の向かいにあり少し遠いが、車が何台も停車していたので「これは何かいるぞ」と思ったらやっぱり皆見学していたのだ。はじめて野生のブラックベアを見た。
ロッジのシャトルバスの中でドライバーが「今朝はムースが歩いていたのを見たんだ。いい一日になりそう」と話すので、地元のカナダ人でもやっぱり野生の動物を見るとうれしいんだなと教わった。
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【アイスフィールド・パークウェイ編】《4》へ続く
http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10080596/
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この旅行記へのコメント (2)
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- momotaさん 2007/12/15 01:49:45
- トレッキングしたい!
- Muffinさんはトレッキングがご趣味なんですね。
カナダは初心者から上級者むけまで様々なコースがあるんですね。
時間があれば私も挑戦してみたいです。
ワプタの滝なんかは歩いた人だけが見ることが出来るご褒美ですね〜。
小さなナイアガラとはピッタリの表現ですね。
自分の足で歩いてこそ見える景色が本当のカナダなんでしょうね。
野生動物、特にブラックベアなど見られて羨ましいです。
実際遭遇したら大変なんでしょうけどやっぱり1度はお目にかかりたい!
素敵な旅に1票!!
- Muffinさん からの返信 2007/12/15 02:17:55
- RE: トレッキングしたい!
- momotaさん、おはようございます
トレッキングは始めたばかりなので、遠足程度の簡単なところしか行けませんがそれでも歩いているといろいろ発見があって面白いですね。海よりも山派なので楽しみが増えました。靴で荷物が大きくなるのが難点ですが…。
カナダやアメリカはまさにそんな初心者にとって天国!簡単なコースでもこんな景色が見れるんですね。
Muffin
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