ニュージーランド南島・アパランチピーク登頂。

2011/01/22 - 2011/01/30

展望のアーサーズ・パス国立公園にあるアパランチピークへ登頂
　　アーサーズパス周辺の日帰り登山で最も展望がよく、高山植物、
　　草原から岩稜歩き、ブナ原生林など変化に富んだ山歩きを楽しめます。
　　大自然いっぱいのニュジーランド島。初秋を感じる爽やかな
　　風と光を感じながら初めてのニュジーランド島の本格的な登山を楽しみました。
　　友人とガイドと三人で歩いた山旅日記です。

　写真は
　Mｔロールストン（2275ｍ）の氷河が輝きます。
　左のピークが登る山、アバランチピーク（1833ｍ）

エリア アーサーズ・パス国立公園周辺(ニュージーランド)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 航空会社: ニュージーランド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 【日通旅行】日本通運株式会社

早朝のコテージの前の風景
　川には朝霧がたち美しい

ルピナスの咲く川原を散歩してきました。
　アサーズバス国立公園の風景の一部です。

今時珍しい木製の鉄橋（木橋）
　列車が走る風景を見たい心境でーす。

いたずら好きのケア

　ケア・ケアと鳴くからケアだそうです。
　油断をしていると物を盗られまーす。要注意。

1/24　晴れ 登山口　8：13
　　アパランチピークへ登頂
　　アーサーズパス周辺の日帰り登山で最も展望がよく、高山植物、
草原から岩稜歩き、ブナ原生林など変化に富んだ山歩きを楽しめます。
　　アーサーズ・パスのアパランチピークへの登山口標識

　　昼食のサンドイッチも果物もミネラルウォーターもＯＫ
　　

アーサーズ・パス国立公園は、
サザンアルプスの山岳地帯にある壮大な自然公園です。

遠くに
130メートル以上の落差で水が流れ落ちる
デビルズ・パンチボール・フォールズが見える。

アバランチピーク登頂の際撮る。

アバランチピーク
　７時間のコースのです。

　登り4時間、下り3時間　1050ｍ頑張れるでしょうか。
　写真からも解ります。
　　行程の半分がブナの原生林。

日本のブナとは違います。
山ブナの葉は小さい。100円の硬貨ぐらいの大きさです。
足元には次世代の山ブナ木々が実生から育っています。
　爽やかな緑色の小さい木々が
　森の再生を思うかのように林立していて嬉しくなります。

　世代交代なのかなー・・・

人の踏みこむことを拒む様な山ブナの原生林が
森林限界まで続きます。

足元には山ブナの落ち葉が敷き詰められたような優しい感触ですが、
木の根、岩稜帯と厳しいものもあります。

もう少しで森林限界を抜けられそう。
　森の精が住む様な
　　自然そのままの原生林を抜けました。

マウントデージーが森林限界をでた草原で
迎えてくれる。
　大きな花のデージィー

森林限界を越えるまで約１時間半。下草が生える少しきつめの傾斜が続きますが、展望が聞き視界が開きます。

　下から見上げてもかなりの高度です。

歩行 　７時間
健脚度 　3
歩行標高差 1,050ｍ

　アバランチピーク（1833ｍ）山頂
　　

アバランチピーク（1833ｍ）　登頂　\(~o~)／

　山頂は日本のように三角点も山名も標識もありません。　
　先客の
　若い女性が山頂で昼食中。途中追い抜かれました。
　脚も長いし、若いし羨ましい・・・

　2羽のケアが彼女の周りのおこぼれを狙ってウロウロ。

足元をウロウロ。ポーズをとります。

途中デポした荷物を嘴で引き裂き食べ物を物色。
油断のならない鳥だそうです。
　羽の色は綺麗です。

ニュージーの山の高山植物は
　白い花と黄色の花ぐらいだそうです。
　蝶もいないそうです。ガイドより聞きました。

　日向の斜面はデージーの花盛り。
　　デージーも3種類ありそれぞれに葉の形が違います。

マウントクックリリー

間に会いました。大きな白い花です。

青空とMｔロールストン（2275ｍ）
　マウントデージー似合います。

エーデルワイス　
　今まで見たことのない葉です。花も・・・
　　ニュージーのエーデルワイス

そろそろ森林限界の樹林帯に入ります。
　もう一度歩いた道を辿ります。

山ブナの幹回りは花盛り。
苔にサルオガセと懸命に生き抜いているように思います。

途中から下界の様子が見えました。
　もう少しです。
　　鉄道の駅と集落とビジターセンターです。

　

登山口　17:19
　無事に下山です。

　高度差、１日に1050ｍ　登って同じ道をピストン
　約8時間、下れども下れども着かぬ登山口に良く歩きました。
　　　
　

リボンウッド咲く

連泊は嬉しい。
　2日目のニュジーの一日が終わりました。

今日はお薦めの鮭のステーキ
　明日のために頑張りました。