『燃える大地』＜ゴンドワナの大陸を旅して＞（１５７）メルボルンのSt.Kilda.

2010/04/25 - 2010/05/10

シドニーにManlyがあり、アデレードにGlenelgがあった。ここメルボルンにも素晴らしい海浜リゾートがある。St.Kildaだ。
今は５月。豪州南部のメルボルンは既に秋に入っている。人影まばらな浜辺には、黒いペンギンのような水鳥が、波打ち際を泳いでいる。人の気配があっても全く恐れる風はない。ここでも又人と動物の共生。自然豊かな国だ。

都心部の国会議事堂前からトリムに乗って３０分、その終点がここSt.Kildaだ。LAのLongbeach,SFのSalsalete,NYのLongisland,そんな感じのオープンで、解放的で、自由な雰囲気の町St.Kilda.今まで歩いてきた豪州の各地とはかなり違った雰囲気の町だった。

その町を通り抜け、ほんの少し歩くと、もうそこは直ぐにも幅広の長大な砂浜が広がっている。およそ２キロ。浜辺の一番端にはヨットハーバーがあり、それこそ数えきれないほどの高級ヨットが係留されている。シドニー湾では数多くのヨットが湾を埋め尽くしていたが、ここも休日にはメルボルンの湾を埋め尽くすだろう。リッチで贅沢。ここでも又豪州人の所得の高さを思い知らされた。

遠くでカモメが舞っている。時々甲高い奇声を発している。餌を見つけたのか、カプルに出会ったのか。その前を悠然と回遊する大きなペンギン。時を忘れ、自分を忘れ、海と水平線、鳥と一緒になる。

エリア メルボルン(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.0

ベルボルンの中心部からトリムに乗って約３０分、終点のSt.Kildaに到着する。

St.Kilda,幅広で、長大な浜辺が続いている。

海岸に面した開放的な街だ。

アラブ、イスラム風の遊園地などもあるが、今は秋。もう既に休業したのか・・

ほんの２−３分も歩くと、すぐに海岸に出る。

浜辺の真ん中には突堤などもある。

浜辺の西端には大きなハーバーもあり、数多くのヨットが係留されていた。

日本にもこのようなハーバーはあるかも知れないが、どことなくリッチで贅沢だ。

ハーバーからは中央桟橋、その後ろのSt.Kildaの町が見渡せる。

遠く、タスマニア航路の客船なども停泊している。

中央突堤に止まる水鳥。

何の鳥だろう。ペンギンにしては少しおかしいか・・、水なぎどり、アホウドリ、・・カツオドリ・・、