2010/04/25 - 2010/05/10
28位(同エリア52件中)
ちゃおさん
機はすぐにも安定飛行に入るが、離陸した時には雲一つない真っ青だった空も、山岳地帯に入るとやや羊雲が出てきて、眼下の視界をさえぎったりする。
今まで豪州の内陸部はその殆どが砂漠か草原かと思っていたら、結構山岳地帯もあり、川も流れていたり、その川が山肌を削り渓谷のような地形を作っている。ずっと連なった山脈も見えるが、そこには樹木は1本も生えてなく、ごつごつした岩山が連続している。・・こんな山にも登山する人はいるのだろうか・・、登山道らしきものは見えないが、他人事ながら感心を持つ。
そうこうするうちに遠くの山の頂が白く見えてくる。・・雪? 豪州には3000mを越える山はない筈で、蔓延雪は考えられないが・・。では大理石か、白い岩山なのか・・
機が近づくに連れ、眼下一面が真っ白になっている。まるで白い絨毯を敷き詰めたようだ。果てしなく広がるような感じである。そんな山中の中に湖があり、青い水を湛えている。こんな乾燥地帯にも湖があるのか!時々は雨も降って、水が貯まることもあるのか!先刻見た渓谷はワジ、水が流れた痕のように見えたが、実際は今でも川が流れているのかも知れない。
そうしてよくよく眺めると、その湖の周辺も白くなっている。大小幾つかの湖があり、小さな湖はもう殆ど白くなっている。・・そうか・・、これは塩だったのだ。水分が乾燥し、塩になる。塩は海の海水でしかできないとの固定観念があったが、考えれば岩塩などは内陸で取れるもの。・・そうか、この白い絨毯は塩だったのだ!
数万年、数百万年の間、雨が降り、乾燥し、極僅かな塩分を地表に残し、それを繰り返し、気の遠くなるような時間繰り返し行われてきた自然の現象が、今こうして眼下に広がる塩の絨毯。全山を覆い尽くしている。登山道も何もあったものではない。全く人跡未踏とも言える塩の道だった。
アリスからメルボルンへの飛行空路。この光景を見ただけでも感動的で価値はあった。Ghan特急から眺めた草原、牧場、朝日に数倍勝る荘厳な光景であった。自然の摂理、豪州の雄渾な自然を又一つ見ることができたのだった。
- 旅行の満足度
- 4.5
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