2010/12/30 - 2011/01/05
79位(同エリア154件中)
stedさん
ダマスカスを出て約2時間半、バスはかなりのスピードでお世辞にもコンディションの良い道路とは言えない道を走り続け、砂漠の真ん中にあるパルミラに到着しました。パルミラでは一泊し、2011年の初日の出を拝み、パルミラの遺跡を1日ゆっくりと歩きます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
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ダマスカスからパルミラに向かう途中で見えたセメント工場です。砂漠の中に突然現れた巨大なプラントでした。
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ホテル到着後、早速パルミラ遺跡の夜景を見に行きました。ライトアップされ、とても神秘的できれいでした。昼の遺跡を見るのとは全く印象が違います。
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遺跡の入り口記念門に続く列柱道路です。
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ライトアップされた浴場跡の柱です。
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ホテルのロビーにはまだクリスマスツリーが残されていました。今夜のホテルは最高級の設備を誇ると言われるデデマン・パルミラです。
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デデマン・パルミラの部屋はとても落ち着いていて、ゆっくり休めました。周りに何もなく、静かなホテルでした。
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調度品もシックな感じでまとまっています。古さを感じさせません。
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初日の出が拝める方向ですが、雲がかかってしまい、残念ながら見えませんでした。
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元旦の朝食らしく、添乗員の山口さんが日本から持ってきてくれたお雑煮です。鏡餅まで用意してくれました。
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シリアで乗った観光バスです。中国製で時計は狂っていて、さすが中国製という感じです。砂漠の真ん中で止まったらどうしようと不安でしたが、トラブルもなく、中国製も品質が向上したようです。
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パルミラ遺跡群に近いエラベール家の墓です。3階建ての巨大な墓で280体を収容可能ですが、45体しか発見されていません。
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エラベール家の墓に残る天井画です。
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エラベール家の墓の遺体収容棚です。このような柱の溝に板を渡し、その上に遺体を収容したそうです。
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墓の谷の景色です。これはほんの一部で見えていないお墓もあり、広大な面積に広がっています。
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同じく墓の谷にある3兄弟の地下墓室です。うまく撮影できませんが、きれいな壁画が残されています。
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これも3兄弟の墓です。このようにたくさんの遺体が収容できるよう溝が作られています。
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これは奈良県と共同で発掘が行われたボルハ・ボルパの墓です。大変丁寧に修復されています。これはその記念プレートで、一部日本語で書かれています。
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ボルハ・ボルパの墓内部です。天井などは壊れていたのですが、きれいに修復され、昔のままの姿を見ることができます。
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これも同様にボルハ・ボルパの墓に残された像です。
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こちらも奈良県と共同で発掘されたタイボールの墓です。人物像がきれいに残っています。
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こちらもタイボールの墓です。遺体が収まっている棚に塑像のふたがされていることがよくわかります。昔も遺体は丁寧に扱われていたのですね。
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いよいよパルミラ遺跡です。最初にベル神殿から見学しました。とても広いので、歩いて回るだけでも1時間近くかかります。
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ベル神殿の壁です。壁に残る穴は壁同士をつなぐ金属の楔の跡です。奪われてなくなっているのだそうです。
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ベル神殿の入り口です。巨大な門になっていて、人が豆粒程度にしか見えません。
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かつては門の一部だったものが地震で崩れ落ちたそうですが、果物や動物がとても忠実に彫られています。
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ベル神殿の内側です。キリスト教徒やイスラム教徒が生活した跡が残されています。
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建物の天井です。門と同様に装飾が施されていますが、すすで黒ずんでいます。
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ベル神殿を取り囲む城壁の列柱です。大変広い神殿だったことがよくわかります。
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ベル神殿を表から撮影した全景です。天気が良く、空の青さに建物の象牙色が映えます。
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ベル神殿の城壁と門です。招かれた人の入場する門だけでなく、動物の通り道も作ってあります。
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パルミラ遺跡群の入り口にある記念門です。2世紀にアドリアヌス帝がローマから来た記念に作られたそうです。一部修復された部分もありますが、よくこれほどのものが残っているのだと驚きです。
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記念門をくぐり列柱道路を奥に向かって歩きます。まっすぐに並んだ柱は壮観です。
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円形劇場の舞台です。重厚な建物で、ここを使って、毎年フェスティバルが開催されるそうです。
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円形劇場のスタンドです。天気が良くて舞台の眺めも良かったです。昔の人たちもこうして眺めたのかと思うとそのできばえに感嘆すら覚えます。
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昔の商品取引場だったアゴラです。隣に元老院もあったそうです。
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四面門です。
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これは2世紀頃の水道管です。これほど精緻なものがあるとは・・・
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ニンフェウム(噴水)の跡です。
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豊穣の神を祀るパルシャーミン神殿です。
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パルシャーミン神殿の中庭には木が生えています。
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パルミラの遺跡を後にして、パルミラ博物館に行きました。遺跡では見られないきれいな像が展示されていました。
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お墓にあるレリーフがたくさん展示されていました。
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これはライオン像で、ダマスカスの博物館にあるものと同じですが、こちらが本物です。
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ようやく昼食です、レストラン「パルミラゲート」で食事をいただきました。羊の肉を入れた炒飯で、とてもおいしかったです。
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これはハーブ入りのレモンジュースです。とてもおいしいですが、こうしたジュースはどこでも4USドルととても高いです。
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昼食を食べたレストラン「パルミラゲート」です。
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昼食後、ダマスカスに戻る道すがら、パルミラの遺跡群を望む高台にあるアラブの砦に行きました。アラブの砦からパルミラの遺跡を眼下に見ながら撮影しました。
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アラブの砦は急峻な山(丘)の上にそびえ立っています。
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城壁も切り立っています。
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ダマスカスへの帰り道に立ち寄った「バグダッドカフェ」です。とてもフレンドリーでお土産も安く買えました。
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ダマスカスに帰る途中の道路標識です。イラクまで172キロと書いてあります。
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ダマスカスに帰り、わずかな時間でしたが、旧市街のスーク・ハミディーエで買い物を楽しみました。お正月で大変な賑わいでした。
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アレッポの石けんとドライフルーツのいちじく、サフランを購入したお店です。サフランはイラン産が高いですが、品質も高いそうです。小さな瓶入りで10USドルでした。
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翌日の飛行機が朝早いため、空港に近いエブラホテルに泊まりました。空港に近いということで選ばれたようですが、部屋は広く過ごしやすい部屋でした。
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ベッドも幅広く寝心地は良かったです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ぱぶさん 2011/01/24 08:25:18
- この画像はぱぶさんのプロフィール画像です! (*^_^*)
- stedさん:
シリアのパルミラ訪問記を読ませていただきました。この中にこのライオン像を発見し、カキコしました。
実はこの画像はぱぶさんのプロフィール画像です! (*^_^*)
2006年4月に当事住んでいたアンマンからシリア旅行した際、パルミラ博物館の入り口にあった像を撮ったものです。
stedさんもシリアではパルミラ、アレッポ、ダマス等旅行されたようで、旅行記を楽しみにしています。
ぱぶさんより
- stedさん からの返信 2011/01/25 00:13:47
- RE: 本当ですね!!
- ぱぶさん
こんにちは、stedです。
メールをありがとうございました。
今回の旅行は駆け足だったので、シリアではダマスカスとパルミラしか行けませんでした。
ヨルダンもアンマンはわずかで、死海とペトラ、ネボ山と駆け足で回りました。
次はヨルダン編を公開したいと思っていますので、また覗きに来てくださいね。
ぱぶさんの旅行記を見ていたら、東山動物園が出ていました。ナイトズーをやっているのですね。私も東山動物園には子どもの頃からよく行きました。久しぶりに行きたくなってしまいました。
では、次の旅行記をお楽しみに。
sted
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