聖徳太子の旧蹟に咲く樹齢３５０年のサザンカ

2011/01/09 - 2011/01/09

千三百有余年前、聖徳太子が御開創になった霊刹、播州（太子町）鵤（いかるが）の斑鳩（いかるが）寺に樹齢３５０年以上のサザンカがあり見頃とのことで行って来ました。
斑鳩寺は新西国霊場第三十二番、西国薬師霊場第二十三番となっており、三重塔が国の重要文化財、法隆寺夢殿を模して建てら聖徳殿奥殿、講堂などの伽藍が建ち並ぶ太子信仰の名刹。
その斑鳩寺の塔頭の一つ、旧保性院（斑鳩寺庫裡）の庭に２本のサザンカの古木（樹齢３５０年以上）があり、一方は一重でもう一方は二重の薄紅色の小さな花が可憐に咲いていた。小さい花で派手さはないが、その姿は見事な太い幹でまるで大きな盆栽。あまり訪れる人がいないのか、建物は少し荒れていたがその見事なサザンカのためにももっと沢山の人に見てほしいサザンカだった。

エリア たつの・揖保川・御津(兵庫)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

斑鳩寺仁王門

三重塔（国指定重要文化財）

永禄８年（西暦１５６５年）再建

鐘楼（県指定重要文化財）

講堂（県重要文化財）

屋根の狛犬

聖徳殿前殿

聖徳殿中殿、奥殿（国登録有形文化財）

聖徳殿奥殿

境内のサザンカ

境内には沢山のサザンカが咲いていた。

斑鳩寺庫裡（旧保性院）

玄関前の樹齢３５０年のサザンカ

太い幹

二重の可憐な花

中庭のサザンカ

こちらも負けず劣らず太い幹

一重の花

庭園