2010/12/26 - 2010/12/26
3770位(同エリア8874件中)
アリヤンさん
世の中に、世界遺産多しといえども、期待はずれな遺産も時々ありました。
原因は、観光客ずれした地元民だったり、単車や自動車の排気ガスや舞い上がる砂埃で遺産の景観を台無しにしたり、何でも金、かね、カネを徴収して、金本位制度を採っていたり、いろんなケースがありました。
シェムリ・アップに来て、もう4日目になります。
カンボジアに来て、10日目になります。
すでにカンボジア人の性向もだいたい分かってきました。
歩いて、アンコール・ワットもチラっと遠くから拝見致しました。
その間、空気もチェック済みです。
ツクツクの運ちゃんとも何度も話をしてみました。
みやげ物屋もチェックしてみました。
世界文化遺産、アンコール遺跡群は、立派な世界遺産のようです。
今日は、そのメイン中のメイン、アンコール・ワットにお参りします。
気ままなタビを始めて、苦節5年、カンボジアだけは外してきました。
それは、ただ、「期待はずれ」、を恐れていたからです。
さあ、実際に訪問してみて、どうでしょう?
緊急避難ページ;
http://www.geocities.jp/nsntt457/eurasia5_091.html
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自転車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝7時半頃、アンコールワットに向けて、出発です。
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近所で借りてきた、埼玉県警の防犯番号札の付いた、中古自転車。
一日1ドル。 -
パートナーは小さな自転車でないと、乗れないので、時々歩き、時々ワタクシの後ろに乗ります。
しばらく走ると、戦没者慰霊塔寺院を通過。 -
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自転車がスムーズに走ると、気持ちがいい。
気持ちがいいと、岡晴夫の
「♪は~れたソラ~、そ~よぐ かぜえ、み~なとでふねの~ ドーラがあ なある。あ~ああ、せいしゅんの かね があ なあある。♪」
という歌が口をついて出る。
まっ平らなところを走るのは、実に気持ちがいい。 -
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チケット販売所で7日券を購入。
西門からしか入れませんので、西方面へ。 -
パートナーは、チケット売り場から歩くと言って自転車を降りたので、当方はゆっくり西門へ。
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まだ朝早いので、訪問者は少ない。
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遠くにアンコール・ワットの西参道と西塔門が伺えます。
森と泉に囲まれた、世界遺産。 -
イチオシ
湖畔を、お姉ちゃんと小さな妹がトコトコ歩いていた。
お願いして一枚、パチリ。
しっかりモノのお姉ちゃん、かわいいバッグから、絵葉書を出して「ひとつ、1ド~ル!」
絵葉書は街のみやげ物屋で値切りに値切って、1ドルで買ったばかりだった。
でも、はじめっから、かわいらしい声で、「1ド~ル!」と言われると、思わず、「ハイッ、1ドル」っと買いました。 -
小さい妹のほうが、喜びました。
ニコニコでお姉ちゃんの手に引かれて、帰って行きました。
当方の心も、何かしら、あったかくなりました 。 -
訪問者のツクツクの数も増え始めました。
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ボチボチと近づきます。
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お堀を囲む石積みにも彫刻が施されています。
これは創建当時のものだろうから、11世紀ころのものなのだろう -
西塔門の姿がだんだん、大きくなってきます。
主塔の姿は、まだ見えません。 -
西参道のすぐソバまで来て、やっと、主塔の姿が垣間見えました。
ここらで、パートナーが追いついてきて、合流。 -
西参道の左側のお堀は、ハスが一杯湖面を覆っています。
まだ朝早いので、濃いピンク色の花が、参拝者の心をなごませます。 -
自転車は、みやげ物売り広場の木陰に、カギをかけておきます。
埼玉県警の防犯番号はここでは、なんの役にも立ちません。
駐輪無料です。 -
西参道入り口のシンハラ獅子のお尻をパチリ。
顔を撮りたいのですが、逆光なので、、、 -
参道に入ります。
西向きなので、午前中は逆光になり、塔門が綺麗に撮れないのが、ザンネンです。 -
振り返ると、こんな感じ。
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ジャスト・マリッドのカップルが来ていました。
フランス人のグループにポーズを頼まれ、ハイ、ポーズのところをワタクシもパチリ。 -
坊さんのグループも見学に来ていました。
坊さんたちのオレンジ色袈裟姿は、アンコール・ワットに良くマッチしています。 -
西塔門。
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軒先のレリーフ。
ヒンドゥーのいわれがあるのでしょう。 -
コラムに掘られた、アプサラ(デバター、ヤクシャーとも呼ばれる宮廷踊り子)。
なんとも優雅なことでしょう。
よ~く見ていると、エロチックでさえあります。 -
イチオシ
後姿のアプサラというものは見たことがありませんが、一説には、オシリ丸出しだったらしい。
さすがヒンズーの世界です。 -
石の格子ごしの写真を撮っていたら、タマタマ 、外人のおばさんを撮ったようなタイミングになって、お互い大笑い。
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こちらは小さなアプサラ。
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まだ西塔門に入ったばかりだが、塔門のレリーフを見ただけで、「コレはすごい!」っと思っ た。
これからスゴイ、すごい、の連続だろうから、全部を一日で見るのは無理、と判断。
今日は、主塔には入らず、回廊にあるレリーフだけにすることにした。 -
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西塔門から南方面に少し行くと、大きなヴィシュヌ神像。
インドでも、時代や王様によってヴィシュヌ派、シバ派と分かれていましたが、アンコール朝時代にはヴィシュヌ派が優勢だったようだ。 -
アンコール王朝の衰退とともに、ヒンズー教は廃れ、現代のカンボジアでは、ヒンズーは忘れ去られているようだ。
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主塔の、西門テラスから第一回廊西塔門に至る部分は修復のため立ち入れません。
左右に迂回して回廊に入ります。 -
素晴らしい透かし彫り。
こんな細かな彫り物は、インドではあまり見られなかった。
細かな細工は、アジア人の得意とするところか? -
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古代インドの神話、マハーバーラタの中の、クルシェトラの戦いの様子を描いたレリーフの始まりです。
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古代インドの神話の再現ですから、参考にする映像はなかったでしょう。
有ったとしても、誰かがインドに行って見てきた、書いたものを持って帰ってきた or 伝わった?
いずれにせよ、かなりな想像力と創造力と技術力がなければ、こんなに生きいきした絵巻物は出来ません。
アンコール・ワットは12世紀創建ですから、当時として、世界一の石造芸術だったのではないだろうか。
もう最初から圧倒されて、ただただ、感心したり、うなったり、ため息をついたり、するばかりです。
前回見てきた、南インドの寺院の石彫刻と、頭の中で一生懸命に比較しますが、細かい細工にかけては、完全にインドの石造芸術を超えています。
アジア人独特な繊細さが感じられます。 -
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これからは、アンコール・ワットを創建した12世紀のスーリヤヴァルマン2世の偉業を絵巻物にしたものです。
日本では平安時代、中国では宋の時代で北方は金の時代、ヨーロッパでは神聖ローマ帝国時代です。 -
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宮廷の侍女たちか踊り子のアプサラたちか?
王の行列に付き従います。 -
輿に乗っているのが、スーリヤヴァルマン2世のようです。
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イチオシ
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曲芸士が高いところで踊っています。
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この時代のクメール軍は、世界でも屈指の強力軍だったでしょう。
中国北方の金と協力して、南方から宋を攻めていれば、中国南方もクメール帝国になっていたかも知れません。
歴史の、イフ、を想像していると、とても楽しいものです。 -
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これからは、37の天国と32の地獄の物語です。
地獄物語は、現代のカンボジア人にもよく知られているそうです。 -
阿修羅が両手に人間をぶらさげています。
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象に振り回されたり、阿修羅に縛られ、棒で叩かれたりしています。
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天国では輿に乗って、お大人気分です。
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地獄ではサイやヘビにかじられたりしています 。
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鼻や口にヒモを通されたり、首輪をはめられて、連れて行かれる、地獄に落ちた人たち。
この地獄絵を見ていて、思いました。
これは、ポルポト政権下で虐殺された民衆の姿、そのものではないか!
追い立てられ、ヒモで縛られ、棒で殴り殺された、あの人びとです。
貧しい境遇の一般庶民だった、あるプノンペン市民が書いた、ノンフィクションそのものの有り様なのです。
ほとんど抵抗できずに、ポルポト派兵士やそのシンパに殺された多くの庶民は、この地獄絵の中に自分を置いて、あきらめの境地だったのか?
阿修羅はポルポト派で、閻魔大王はポルポトで、その裏にもっと恐ろしいマオツエトン教大魔王が居た、というところか? -
18本の手を持って、牛に乗る「閻魔大王」。
ポルポトなんかよりずっと怖そうです。 -
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これから有名な「乳海攪拌」のレリーフです。
半分が修復中で残念ながら、パーフェクトに見られません。 -
アプサラはここにも居ます。
地獄であろうが、どこにでもその周辺の柱の横に、愛らしい姿を見せてくれます。 -
九頭ナーガの頭を引っ張る梵天(ブラフマー神)。
ブラフマーは古代インドでは最初、一番偉い神様だったが、ヴィシュヌやシバの方に人気が移り、アンコール王朝時代では、すでにヴィシュヌとシバや、ヴィシュヌとシバの合体神のハリハランが人気絶大な時代だったようです。
だから、宇宙をつかさどるブラフマーが、乳海攪拌では、このようにナーガの頭を持つ、端っこの端役をやっているのでしょう。
たしかブラフマーの奥さんは、サラスヴァティで弁天様で、水の神様、富の神様、知の神様で、今でも人気があります。 -
ブラフマーが引っ張る側ですから、彼らは各種 神々なのでしょう。
みんな、ふんどし、を締めています。 -
ヒンズーの天地創造のハナシです。
乳海攪拌のあとの雫で陸が生まれた、というのです。
このハナシ、どこかで聞いたこと、ないですか。
たしか、日本の神話でも同じような天地創造神話だったと思います。
神様がおおきな剣で海をかき混ぜて、引き揚げ、その剣から滴り落ちた雫で日本列島が生まれた、とかいうハナシです。 -
真ん中で指揮を取るのが、ヴィシュヌ神。
アンコール・ワット創建時代は、どうもヴィシュヌ派が大勢だったのでしょう。
天地創造の主役ですから。
それとも、スールヤバルマン2世がヴィシュヌ神に傾倒していたのでしょうか?
いろんなことを考えますが、一番に思うことは 、
「よくもここまで繊細なレリーフを彫ったモンダ!」
アンコール民族全体がヒンズー教を真剣に信仰していて、特にこうしたものを彫る石工自体、かなりな信仰者であっただろう。 -
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途中から修復中ですから、一旦、外に出ます。
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イチオシ
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陽は高くなり、南方の空でギラギラ。
北方面が照らされています。 -
日当たりの良い、北面
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ここは色んな神様の戦いのレリーフで、様々な神様が登場します。
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ゲーム好きな子供(日本人)を連れてきたら、嬉々として、面白い説明をしてくれるのではないか ?
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これからは、ラーマーヤーナ物語のラーマ王子(ヴィシュヌの化身)のランカの戦いの様子。
ラーマ王子の軍、ハヌマーン将軍率いるサル軍団の戦いの様子が見ものです。 -
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もう正午近くです。
8時半ころからアンコール・ワットを見始めているので、もう3時間半は見て回っています。
宿を自転車で出たのが7時半ころですから、もう4時間半は重労働?をしています。
今日は、コレくらいにしといたろ。 -
北側の森の中、木陰で持参のランチボックスを開けて、お昼ご飯です。
サンドイッチと、トマトときゅうり+水。 -
アンコール・ワットの周辺は、このような森に囲まれています。
まあ、森と湖に囲まれた、シャトーのようなものです。
そのお城の壁には、世にも不思議な壁画が彫られてありました。
っといったトコロか。
何度も言うようですが、半分見ただけで、もう世界遺産をいくつも見たような気分です。 -
森のわきに、ドイツの発掘・修復協力隊サイトがありました。
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北面の西側にみやげ物屋が固まっており、何がしかのみやげ物をもったキャッチセールスのお姉ちゃんたちが、
「おニーサン、コレ、ヤスヨ ー、イチドル、アナタ カウ」
っとしつこく群がってきます。 -
イチオシ
すぐソバに池があるので、そちらの方へ逃げます。
陽が高くなって、主祠塔が多少、写しやすくなっています。 -
もうそろそろ帰ります。
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7日間パス。
1回入るたびに、パンチで穴を開けるので、間違いが起こりにくくなっています。
裏側に1~31までの数字が入っているので、今日なら、26のところに穴を開けたワケです。
今日は世界遺産を見た!
という充実感で一杯な一日でした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 唐辛子婆さん 2011/01/13 10:05:31
- 美しすぎ〜!
- アリヤンさん
お久しぶりです。
アンコールワットの緊急避難ページにお邪魔しました。
今年あたりちょこっと行ってみたいなあとおもっていたものですから。
でも
トンレサップ湖への村々の生活も興味深く
アンコールワットのレリーフの美しさにも目を見張り
とても1週間の滞在では足りないと感じました。
ですので延期です。
ですので、アリヤンさんの画像アップがとても楽しみです。
今度日本へはいつお戻りになりますか?
今年もどうぞよろしくです。
唐辛子婆
- アリヤンさん からの返信 2011/01/13 20:07:56
- RE: 美しすぎ〜!
- 唐辛子婆さん、
お久しぶりです。
アンコール遺跡は多いので、興味のある人は7日券でも足らないでしょう。
東南アジアの歴史をおさらいしておけば、さらに楽しめます。
今、ラオスのパクセーです。
今朝、国境を越えてきました。
計4回バスをのりかえました。
クラチエ⇒sトゥン・トレン⇒国境⇒シ−パンドン(メコンの滝がある島々)⇒パクセーの大移動でした。
この国境越えの詳しい情報が不足していますので、ワタクシが後日、詳しくレポートします。
帰国は3月末です。
LCC、セブ・パシフィックで関空に帰る予定です。
今年もよろしく!
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