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ミルフォ−ド・サウンド・クル−ズ<br />バスを降りて乗船場に行くと、すでに乗客の列ができている。1時発のクル−ジングだが、船は2階建てのクル−ザ−になっており、われわれのグル−プは2階の席で昼食を取ることになっている。バイキング式の料理で、1階にあるテ−ブルまで料理を取りに下りて行くことになる。乗船客のほとんどすべてが、船上での昼食を申し込んでいる様子だ。この場所には、少し離れた所にミルフォ−ド・ホテルとコ−ヒ−ショップがあるだけで、食堂・レストラン施設は何一つないからである。<br /> <br /><br />乗船して、指定された2階の一角にあるテ−ブルに陣取ると、早速サンドイッチとジュ−スを取り出し食事にかかる。みんなは1階へ料理取りに大忙しである。遊覧船上での食事は考えものである。食事する間に大事な観光ができないからである。ここミルフォ−ドでは、特にそのことが問題だ。その素晴らしい大景観を見るのが目的なのだから……。そんなことを考慮して、どこにいても手軽に食べられるサンドイッチにしたのだが、これは正解である。<br /> <br /><br />そのうち、船は桟橋をゆっくり離れて航行し始める。すでに食べ終わった私は、一瞬たりとも見逃すまいと、みんなが食事する中、独りで屋上デッキにかけ上る。すると、だれ一人いないデッキの上からは、ほぼ垂直に切り立つ絶壁の山々が両サイドから圧倒するように迫ってくるのが見える。これが何万年も前の氷河時代の名残りなのだ。自然の力とはいえ、よくもこれほど深く削り取ったものである。出航してから最初に見えるこのシ−ンが、絵葉書などいろんな写真で見られる馴染みのシ−ンである。なんと、この息づまる大景観を独り占めにしながら堪能する。 <br /><br /><br />両側から1000mを超える山々が迫るように屹立する狭い入江には、穏やかな水面が広がっており、この先にはどんな秘境が隠されているのだろうと思わせるような神秘的な雰囲気がただよっている。それを見ただけでは、これが果たして海水なのか、川の水なのか、それとも湖水なのか判別がつかない。もっと先まで進み、これがタスマン海に通じているのを確認できて、はじめてそれが海水であることが分かる。<br /> <br /><br />桟橋を離れて入江を前進し始めると、すぐ右手の絶壁にダラン連山の谷間より流れ落ちる160mのボ−エン大滝が、白い水しぶきを上げながら落下するのが見える。<br /><br /><br />さらに少し進むと、右手に唯一の平地ハリソン谷道の岸辺が見える。ここを通り過ぎて進むと、前方右手に細く白い滝が落下するのが見える。これがスタ−リング滝(146m)である。このミルフォ−ドには、これら2つの滝が素敵な彩りを添えて、みんなの目を楽しませてくれる。この頃になると、屋上デッキは見物客でいっぱいになる。360度視界をさえぎるものがないこのデッキが特等席なのだ。<br /> <br /><br />この入江はゆるやかに湾曲しているため、前方が折り重なる山々にさえぎられて見通しがきかない。だから、この先にはどんな景色が開けているのだろうと期待感がふくらむ。さらに進んで行くと、入江の幅がいちばん狭くなっているポイントにさしかかる。この左手にそびえている断崖の山がマイタ−ピ−クで1694mの高さがあり、海面からそそり立つ山としては世界1、2位を争う高さとなっている。司教のかぶるマイタ−(冠)に似ていることから、この名が付けられている。<br /><br />(この続きはこちらへ⇒ http://yasy7.web.fc2.com/  )<br /><br />

ニュージーランド:ミルフォードサウンドの旅

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2002/10/29 - 2002/10/29

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yasyas

yasyasさん

ミルフォ−ド・サウンド・クル−ズ
バスを降りて乗船場に行くと、すでに乗客の列ができている。1時発のクル−ジングだが、船は2階建てのクル−ザ−になっており、われわれのグル−プは2階の席で昼食を取ることになっている。バイキング式の料理で、1階にあるテ−ブルまで料理を取りに下りて行くことになる。乗船客のほとんどすべてが、船上での昼食を申し込んでいる様子だ。この場所には、少し離れた所にミルフォ−ド・ホテルとコ−ヒ−ショップがあるだけで、食堂・レストラン施設は何一つないからである。
 

乗船して、指定された2階の一角にあるテ−ブルに陣取ると、早速サンドイッチとジュ−スを取り出し食事にかかる。みんなは1階へ料理取りに大忙しである。遊覧船上での食事は考えものである。食事する間に大事な観光ができないからである。ここミルフォ−ドでは、特にそのことが問題だ。その素晴らしい大景観を見るのが目的なのだから……。そんなことを考慮して、どこにいても手軽に食べられるサンドイッチにしたのだが、これは正解である。
 

そのうち、船は桟橋をゆっくり離れて航行し始める。すでに食べ終わった私は、一瞬たりとも見逃すまいと、みんなが食事する中、独りで屋上デッキにかけ上る。すると、だれ一人いないデッキの上からは、ほぼ垂直に切り立つ絶壁の山々が両サイドから圧倒するように迫ってくるのが見える。これが何万年も前の氷河時代の名残りなのだ。自然の力とはいえ、よくもこれほど深く削り取ったものである。出航してから最初に見えるこのシ−ンが、絵葉書などいろんな写真で見られる馴染みのシ−ンである。なんと、この息づまる大景観を独り占めにしながら堪能する。


両側から1000mを超える山々が迫るように屹立する狭い入江には、穏やかな水面が広がっており、この先にはどんな秘境が隠されているのだろうと思わせるような神秘的な雰囲気がただよっている。それを見ただけでは、これが果たして海水なのか、川の水なのか、それとも湖水なのか判別がつかない。もっと先まで進み、これがタスマン海に通じているのを確認できて、はじめてそれが海水であることが分かる。
 

桟橋を離れて入江を前進し始めると、すぐ右手の絶壁にダラン連山の谷間より流れ落ちる160mのボ−エン大滝が、白い水しぶきを上げながら落下するのが見える。


さらに少し進むと、右手に唯一の平地ハリソン谷道の岸辺が見える。ここを通り過ぎて進むと、前方右手に細く白い滝が落下するのが見える。これがスタ−リング滝(146m)である。このミルフォ−ドには、これら2つの滝が素敵な彩りを添えて、みんなの目を楽しませてくれる。この頃になると、屋上デッキは見物客でいっぱいになる。360度視界をさえぎるものがないこのデッキが特等席なのだ。
 

この入江はゆるやかに湾曲しているため、前方が折り重なる山々にさえぎられて見通しがきかない。だから、この先にはどんな景色が開けているのだろうと期待感がふくらむ。さらに進んで行くと、入江の幅がいちばん狭くなっているポイントにさしかかる。この左手にそびえている断崖の山がマイタ−ピ−クで1694mの高さがあり、海面からそそり立つ山としては世界1、2位を争う高さとなっている。司教のかぶるマイタ−(冠)に似ていることから、この名が付けられている。

(この続きはこちらへ⇒ http://yasy7.web.fc2.com/

旅行の満足度
5.0
観光
2.5
同行者
一人旅
交通手段
旅行の手配内容
個別手配
  • これがフィヨルドだ! このシーンが絵葉書・パンフなどでお目にかかる代表的景観。左手の入江を進むとタスマン海へ。

    これがフィヨルドだ! このシーンが絵葉書・パンフなどでお目にかかる代表的景観。左手の入江を進むとタスマン海へ。

  • 右手に見えるのがワカティプ湖<br /><br />

    右手に見えるのがワカティプ湖

  • 一直線にのびる道路<br />

    一直線にのびる道路

  • のどかな牧場風景<br />

    のどかな牧場風景

  • 静かな湖面を見せるティアナウ湖<br /><br />

    静かな湖面を見せるティアナウ湖

  • 茫漠たるエグリントン平野<br />

    茫漠たるエグリントン平野

  • ミラー・レイク<br />前方の山が静かな影を落としている。<br /><br />

    ミラー・レイク
    前方の山が静かな影を落としている。

  • ホリフォード谷<br />長い谷間が続いている。<br /><br />

    ホリフォード谷
    長い谷間が続いている。

  • 青空に映える急峻な岩山<br /><br />

    青空に映える急峻な岩山

  • 「CHASM」<br />この裂け目に流れが落ち込んでいる。<br /><br />

    「CHASM」
    この裂け目に流れが落ち込んでいる。

  • クルーズ船<br />この屋上デッキからの見晴らしは最高。<br />

    クルーズ船
    この屋上デッキからの見晴らしは最高。

  • ボーエンの大滝<br />長さ160m<br /><br />

    ボーエンの大滝
    長さ160m

  • 中央前方に見えるのがスタ−リング滝(146m)<br /><br />

    中央前方に見えるのがスタ−リング滝(146m)

  • 正面から見たスタ−リング滝(146m)<br />

    正面から見たスタ−リング滝(146m)

  • 入江のいちばん狭いところ。この先を右へ曲がるとタスマン海へ出る。<br /><br />

    入江のいちばん狭いところ。この先を右へ曲がるとタスマン海へ出る。

  • タスマン海に出たところ。

    タスマン海に出たところ。

  • 前方の絶壁が進入を拒むかのように立ち塞がっている。<br /><br />

    前方の絶壁が進入を拒むかのように立ち塞がっている。

  • 上の写真の位置より先へ 進んだところ。<br /><br />

    上の写真の位置より先へ 進んだところ。

  • スタ−リング滝の水しぶきを浴びて引き<br />あげるところ。デッキには人があふれる。<br /><br />

    スタ−リング滝の水しぶきを浴びて引き
    あげるところ。デッキには人があふれる。

  • 唯一の平地<br />海水浴には絶好の場所?<br /><br />

    唯一の平地
    海水浴には絶好の場所?

  • 左手の山がマイタ−ピ−ク(1694m)。頂上は雲がかかって見えない。入江の向こうはタスマン海。

    左手の山がマイタ−ピ−ク(1694m)。頂上は雲がかかって見えない。入江の向こうはタスマン海。

  • 白い岩の中央に1頭のアザラシが・・・<br /><br />

    白い岩の中央に1頭のアザラシが・・・

  • クルーズの発着基地<br />

    クルーズの発着基地

  • 険しい山を背景にトンボ のように翼をやすめるセスナ機<br /><br />

    険しい山を背景にトンボ のように翼をやすめるセスナ機

  • 眼下に乗船場(左奥)と滑走路が見える。<br /><br />

    眼下に乗船場(左奥)と滑走路が見える。

  • この入江の向こうがタスマン海。左手の尖った山がマイターピーク(1694m)<br />

    この入江の向こうがタスマン海。左手の尖った山がマイターピーク(1694m)

  • 上の写真より、少し先に 進んだところ。遠くにタスマン海が見える。<br /><br />

    上の写真より、少し先に 進んだところ。遠くにタスマン海が見える。

  • クィル湖<br />お椀から水がこぼれ出て いるように見えるのはサ ザ−ランド滝<br />

    クィル湖
    お椀から水がこぼれ出て いるように見えるのはサ ザ−ランド滝

  • 陽光に輝く白銀の峰<br />

    陽光に輝く白銀の峰

  • バレー(谷)が見える<br />

    バレー(谷)が見える

  • ティアナウ湖の一番端<br />

    ティアナウ湖の一番端

  • 険しい山岳地帯が続く<br />

    険しい山岳地帯が続く

  • グレノ−キ−地点のワカティプ湖<br />

    グレノ−キ−地点のワカティプ湖

  • ここはモーク湖?<br /><br />

    ここはモーク湖?

  • 左前方にクイーンズタウンの町が見えてくる。<br /><br />

    左前方にクイーンズタウンの町が見えてくる。

  • クイーンズタウンの中心街<br /><br />

    クイーンズタウンの中心街

  • クイーンズタウン空港に着陸<br /><br />

    クイーンズタウン空港に着陸

  • 搭乗した双発機を背景に。<br />

    搭乗した双発機を背景に。

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