2010/08/14 - 2010/08/14
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Giraudさん
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ロンドンから日帰りで、主にイングランドのゴシック建築を巡る旅。
3日目の後半はソールズベリー。
ソールズベリー大聖堂とオールド・セーラムを見学しました。
1220年着工のソールズベリー大聖堂は、初期イングランド・ゴシック建築の傑作。
通常ゴシック様式の教会堂は、それ以前から街中にあった前時代(ロマネスク様式)の建物を改築して造られるためサイズや形状に制約があり、また日常の礼拝や儀式を邪魔しないように部分部分ごとに年月をかけて工事するため意匠も箇所によってまちまちになることが多いのですが(それはそれで歴史が感じられて面白いのですが)、ソールズベリーの場合は、旧市オールド・セーラムで大聖堂の拡張を拒否された司教が自分の領地にまったく新しく建築したため、全体がすっきりとして統一感があります。
イングランド・ゴシックでは初期の作品ですが、垂直に上に伸びる線が強調されるところには、後のイングランド・ゴシックの特徴がすでに表れています。
1310〜30年に追加された尖塔の高さ約123mは、英国で最も高い尖塔。
また更地にゼロから作り上げただけあって、大聖堂の境内の広さも英国で一番だそうです。
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バースから約1時間でソールズベリーに到着。
バース・スパBath Spa駅12:26発
ソールズベリーSalisbury駅13:32着
雨は上がりました。 -
ソールズベリーの街角。
フィッシャートン通りの教会。 -
ホグステッド時計塔
Hogshead Clock Tower
1892年、街の医師が亡き妻の記念に建てたもの。
愛称は“リトル・ベン”だとか。 -
北門
North Gate
ソールズベリー大聖堂の境内への入口。
14世紀建造。
夜には閉じられるそうです。 -
ソールズベリー大聖堂
Salisbury Cathedral
このときはまだ曇天でした。 -
ソールズベリー大聖堂の内部。
外観だけでなく、中も奥まで統一感があります。 -
ソールズベリー大聖堂の身廊。
尖頭アーチの連なる典型的なゴシック様式。 -
まだ塔がなかった頃のソールズベリー大聖堂のCG。
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建築中のソールズベリー大聖堂の模型。
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建築中のソールズベリー大聖堂の模型、地上での作業。
木で型枠を作り、荷馬車が運んできた石をアーチに積み上げます。 -
建築中のソールズベリー大聖堂の模型、屋根の上。
人力の滑車や巻き上げ機で石材を運び上げています。 -
建築中のソールズベリー大聖堂の模型。
地上からの視点で撮ってみました。 -
中世の時計
Medieval Clock
稼動する機械式時計としては世界最古。
鐘を打つためのものなので、文字盤はありません。
1386年から1789年まで別棟の鐘楼にありました。 -
洗礼盤
Font
2008年に奉納された新しいもの。
古い文化財ではないおかげで、現役として水を湛えています。 -
衣装箱
Cope Chest
13世紀のもの。
聖職者のローブを収納していました。 -
ウィルトシャー連隊の軍旗。
新しい旗ができると、使用済の旗は大聖堂に移されるそうです。
年季の入った古いものは、もはや“網”になっています。 -
ウィリアム・ロンジェスペの墓
Tomb of William Longespee
1226年頃の鎖帷子姿の木製の仰臥像。
ソールズベリー伯ウィリアム・ロンジェスペ(ウィリアム・ロングソード)は、ヘンリー2世の庶子で、リチャード獅子心王やジョン欠地王の異母弟。
フランス王国のフィリップ尊厳王(フィリップ・オーギュスト)との戦いで活躍しましたが、のちにジョン王の圧制に反抗、マグナ・カルタの作成にも関与しました。
ソールズベリー大聖堂の最初の埋葬者です。 -
イングランドではおなじみの聖書台。
ソールズベリー大聖堂のこれは1850年のもの。 -
尖塔の交差部
Spire Crossing
せっかく英国一の塔なのに、中は塞がれて見上げられないのは残念。 -
ソールズベリー大聖堂の中心点。
6500トンもある塔の重量で支柱が曲がり、頂点は南東に約75cmずれているそうです。 -
聖歌隊席
Quire
全部で106席。
古い部分は1236年からあり、現存するものとしてはイングランド最初期かつ最大のもの。
ここの少年少女合唱団の歴史も、ほぼ同じだけあるそうです。 -
聖歌隊席の紋章。
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内陣の天井。
シザー・アーチ(scissor arches)呼ばれるハサミのようなX字のアーチ。 -
ソールズベリー大聖堂の内陣。
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オードリー礼拝堂
Audley Chapel
1524年に司教エドマンド・オードリーが建設。
当時の色彩が残っています。 -
良心の囚われ人たちの窓
Prisoners of Conscience Window
東端のトリニティ・チャペルのステンドグラス。
近年の作品です。 -
ハートフォードの墓
Hertford tomb
ハートフォード伯エドワード・シーモアとキャサリン・グレイ夫人の墓。
キャサリン・グレイの姉は、在位9日間とはいえイングランドの女王だったレディ・ジェーン・グレイ(1554年に17歳で即位→ロンドン塔で刑死)。
そのため妻の仰臥像のほうが伯爵の夫より“上”に配置されています。 -
ソールズベリー大聖堂の周歩廊。
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回廊
Cloisters
これまたブリテン島の大聖堂の中では最大。
マグナ・カルタ(大憲章)の原本のひとつがこの一角にあります。
手書きとは思えないほど細かい字でびっしり書いてありました。 -
陽光を浴びるソールズベリー大聖堂。
外に出たら快晴がやってきました。
今回の旅行でここまで天気がよくなったのは初めて。
同じような写真を何枚も撮ってしまいました。 -
ソールズベリー大聖堂の西正面。
陰影がくっきりして美しい。 -
ソールズベリー大聖堂の外観。
内陣(東側)に回って見たところ。 -
ジョン・コンスタブル
「主教館の庭から見たソールズベリ大聖堂」
John Constable
Salisbury Cathedral from the Bishop Grounds
(ヴィクトリア&アルバート博物館) -
セント・アンズ・ゲート
St Anne's Gate
14世紀に建築されたソールズベリーの市壁の門のひとつ。 -
ギルドホール。
このあと、近くのバス停からオールド・セーラムへ。
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