サンクスギビング・イン・ニューヨーク②　New York 2010

2010/11/24 - 2010/11/28

42丁目、７アベと８アベの間にあるヒルトン･タイムズスクエアの時計です。
これって、30度傾けてありますよね。
６時２５分のように見えるけど、７時３０分です。
不思議なもので、数字を読むより先に位置で判断してしまいそうになります。

ところで、ヒルトン･タイムズスクエアのエントランスってこっち側なのでしょうか？
とっても手狭なエントランスに見えてしまうのですけど。

Hilton Times Square
234 West 42nd St. New York, NY 10036
Phone: [phone]
URL: http://www1.hilton.com/en_US/hi/hotel/NYCTSHF-Hilton-Times-Square-New-York/index.do

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0

グランド･ハイアットからアンダーズ・フィフス・アベニューに移動しました。

アンダーズもハイアットのブランドの一つで、スノビッシュな人種に受けそうな高級ブティックホテル。

これがロビーと言えばロビーです。
そして、中央の白いオブジェのあるアイランド型キッチンのように見える場所がレセプション。

Andaz 5th Avenue
485 5th Avenue at 41st Street, New York, 10017
Phone: : [phone]
URL: http://newyork.5thavenue.andaz.hyatt.com/hyatt/hotels/index.jsp?null

このホテル、実にスタイリッシュです。

画像の右側がバスルーム、左側の白いローブが掛かっているガラスの箱がクローゼットなのです。

で、ハンガーに掛ける必要のない衣類はどこに仕舞うのかと言えば、多分ガラスの上の棚に置いてある、ラウハラか何かで出来た文箱のような箱に入れるんだろうなぁ。
一度に一日分しか入りませんが。

つまり、毎日スーツケースからその日の洋服を取り出すわけですね。
あるいはベッドサイドの引き出しに入れるか。

ともかく、収納が恐ろしく少ないのです。
まさか着の身着のままで、こんなホテルに来る人がいるとは思えませんが。
あるいはガーメントバッグ一丁でどこでもＯＫ人種とか？

奥のベッドルーム。
シェードは電動です。
その他あらゆることがワンタッチで出来るようになっています。

冷蔵庫の飲み物（アルコール以外）がコンプリメンタリーだったのは嬉しい配慮。

バスルームはダブルシンクで、足元にはこれまたスタイリッシュな体重計が置いてあります。

画像には映ってないのですが、左側がシャワールームで、座って使えるフットバスがあります。

何とはなくプリヴィレッジな雰囲気ですが、普通のバスタブに長々と頭まで浸かりたい私なのであります。

ランチはホールフーズで買ってきたサラダとフルーツとチーズケーキ。
私にしてはめちゃくちゃ控えめです。

アンダーズがあるのは、５アベと４１丁目の角。住所は５アベなのですが、エントランスは４１丁目側。
しかも入り口がようわからん！

イースト４１丁目は別名ライブラリ・ウェイ（Library Way）。
ニューヨーク・パブリック・ライブラリの正面の通りだからです。

図書館の外観は、ただいまメンテナンス中のようです。

網を掛けたライブラリの後ろのチョコレート色のビルは、４０丁目のブライアント・パークの脇にあるアメリカン･スタンダード･ビルディング。
建てられた時は、アメリカン・ラディエーター・ビルディングという名前でした。
ああ、ジョージア・オキーフの私の好きな絵、「Radiator Building」はこれなのね。

スタイルはネオゴシックとアールデコのエクレクティックというところ。
おや、この様式ってシカゴにあるトリビューン･タワーと同じですね。

ふふふ、実はこのビル、トリビューン・タワーと同じ建築家によるデザインなのです。
なので、１９２２年のトリビューンのコンペで１等賞になった自分の作品をちょいとパクった感じなのですね。
ちなみに、１等賞金は１０万ドル（２等は２万ドル）。

しかしながら、この金色の細工はやりすぎだと思います。
「ドーダ」オーラが出まくっていうると言うか。
元シカゴアンの贔屓目を抜いたとしても、トリビューンの方がエレガント、だと私は思う。

こちらは５アベと42丁目の角に建つ、500 Fifth Avenueビルディング。

アパレルのZARAがテナントで入っています。

雰囲気がエンパイア・ステート・ビルに似ているでしょう。
同じ建築家によって、ほぼ同時期（１９３０−３１年）に建設されています。
ただし、高さは６２５フィートで、エンパイアの約半分です。

そして、私がこよなく愛するクライスラービル。
気品あふれる建物です。

エンパイアに取って変わられる前は、世界一のビルでした（１９３０−３１年）。

エンパイアとの高さの差は、２０４フィート（約６０メートル）。
この６０メートルの差でもって、エンパイアは１９３１年から１９７０年まで、ワールド・トレード・センターが出現するまで世界一の座に君臨することができたのです。

そのエンパイア・ステート・ビル です。
これって４時前くらいかしら。
夕日が当たっています。
南からのショットです。

サンクスギビングの翌日は、ブラック・フライデーと言います。
この日からクリスマスセールが始まり、ショップが黒字になることからそう呼ばれているのです。

ブラック･フライデーのアメリカのショップはすごいですよ〜。
通常は１０時オープンのお店が朝の５時に開店したりします。
３４丁目のメイシーズにいたっては４時オープン。
この日に出勤すると、店員さんにもサラリーの割り増しがあるそうです。
２４時間やっている公共交通機関があるということも一因なのでしょう。

根性無しの私は、ホテルでちんたらしていたので、夕方近くなっての出動。
購買意欲に拍車がかからないのですが、５アベと１６丁目の角にあるアンソロちゃんは覗かなければなりません。
このショップ、まだ日本では展開していませんし。

Antholopology
85 Fifth Avenue, New York, NY 10003
Phone: [phone]
URL: http://www.anthropologie.com/anthro/index.jsp

お店から出るとすっかり暗くなっていました。
エンパイアさん、こんばんは。

頼まれ物を探しにＫマートに行ってみましょう、ということで、３４丁目のペン・ステーションの地下道です。

３４丁目からタイムズに上がってきました。
４２丁目を歩いていたら、吉ギュウがありました。
８アベの近くです。

画像右下のBEEF BOWL の看板には、Calories: 683 って書いてあります。
ビーフボウル１杯６８３キロカロリー。
そっか、やっぱりカツ丼よりカロリー控え目なんだな。

それと、The Original since 1899 という文字も。
そっか、「♪牛丼ひっと筋、、８０年」というコマーシャルソングは１９７９年だったんだな。

Yoshinoya
255 West 42nd St.New York, NY 10036
Phone: [phone]
URL: http://yoshinoyaamerica.com/

８アベと４２丁目の角のビルのウィンドウに、向かいのイリュミネーション看板が映っています。

右は何かなぁ？
左はシェールの映画『バーレスク』（Burlesque）ですね。

やっぱりタイムズは絵になるなぁ。

これって、非ニューヨーカーほとんどの人（いわゆるおのぼりさん的人々）が考えてしまうパワー全開のニューヨークを具現しているような気がします。

でも、この場所に来たら、おのぼりさんだって全然いいじゃん、てな気持ちにもなってしまいます。

地下鉄タイムズスクエア駅です。

１１本の路線が交差し、１日に５０万人の人々が行き交う、ニューヨークのサブウェイ・システムの中で最も「忙しい」駅です。

８アベから歩いて５アベのホテルに到着。この建物です。

８時にお友達が到着して、ロビーでワイン（毎晩コンプリメンタリー、しかも２杯分近くあるほどナミナミ）をいただいて、その後夕食に出発。

昨夜のリベンジで、カセルラ・チーズ＆ワイン・カフェへ。
９アベと１０アベの間の５２丁目ですが、９アベ寄りです。

それぞれワインをオーダーして、最初の１品のオリーブの盛り合わせ（３ドル）とブルーチーズ。
名前は忘れちゃったなぁ。
フルム・ダンベールに近い雰囲気のものを、とお願いしました。

手前の黒っぽい物体は、フィグのチャツネです。

チーズはどれも１皿６ドル。
ここ、お料理の種類よりチーズの種類の方が多いのです。

奥の丸いボウルに入っているのが、チキン・レバー・パテ（９ドル）。

パンに塗っていただくのですが、パンが足らなくなって、追加でオーダーしました。

Casellula Cheese & Wine Cafe
401 W 52nd St. New York, NY 10019
Phone: [phone]
URL: http://www.casellula.com/

こちらはエンバイブのサラダ。
ブルーチーズにマカダミアナッツ、それに洋梨が入っています。
ドレッシングはシェリー・ヴィネグレット。
１３ドル。
割とボリュームあります。

これ、何だったかなぁ？　
本日のスペシャルだったのかも知れません。
パンに乗っているのはマグロだったと思います。
アンチョビを使ったドレッシングで、ピスタチオが散らしてあります。

お隣のパーティの席に運ばれてきたMac and Cheeseも美味しそうでした。
シャルキトリー（ハムやサラミやスモークト・ダック・ブレストなど）の盛り合わせのプレートもあります。

土曜日、丸一日使える最後の日です。

ホテルのロビーでコーヒーをいただきました。
これもコンプリメンタリー。
しかもけっこうウマイ！

撮影の都合で、シティホールへ。

シティホールの北側、チェンバース・ストリートがセンター･ストリートにドンつくのが、ミュニシパル・ビルディング。

ニューヨーク市長のオフィスなどがある場所です。

ロシアのスターリンはこのビルのファンだったそうで、後に建てられたモスクワ大学のメインビルディングは、この建物を模したのだそうです。
（モスクワ大学の画像は未確認です）

お目当ては、シティホールに向かって建つネイザン・ヘイルの銅像。

しかしながら残念なことに、ホールの正面に行けません。
土曜日だったのがいけないのか、工事中だったのがいけないのか。

幌付きのバイクに乗って待機中のお巡りさんに
「正面からの写真が撮りたいの！」と、お願いしたのですが却下されました。

ネイザン・ヘイルさんについては、２年前のブログ「サンクスギビング・イン・シカゴ - Chicago 2008- ③ ダウンタウン 昼間編」にも書いたのですが、彼はアメリカ独立戦争時の大陸軍のキャプテンで、アメリカで最初の情報収集活動家、要するにスパイであると考えられている人。

２１歳で絞首刑になる前に、
「I only regret that I have but one life to lose for my country.　唯一残念に思うのは、国のために棄てることができる命がひとつしかないことです。」と言っています。

シカゴのトリビュータワーの前の銅像より、ニューヨークの銅像の方が、バイロンチック（少女マンガにありがち）で格段にハンサムなので、ご尊顔を拝見したかったのですけどね～。

手前にあるヘキサゴンの形のニューヨーク州最高裁判所の後ろにそびえるのが、連邦裁判所、つまりモイニハン裁判所です。

ここにこだわるワケは別の機会に譲りますが、要するにスペンサーが３４作目の「ドリームガール」で訪れている場所なのです。

ロワー・マンハッタンはチャイナタウンへの南側の入り口とも言えます。

裁判所の敷地をぐるりと回ると、モット・ストリートにでます。

左側の赤い看板のそうですが、ビルの壁面に映っているところにも、なんとか公所という漢字が見られます。

モット・ストリートを北に歩いています。

「優の良品」て何やらわけがわからないお店です。
AJIichiban（味一番？）という文字も見えて、笑っちゃいます。

一昨日に引き続き、またもややって来てしまいました。
マイ・フェイヴァリットの大旺です。

本日はワンタン・チャーシュー麺。
満足以上のチャーシューの量ですし、ワンタンの中身はぷりぷりのエビです。
エッグヌードルなので、麺が伸びないのも良いところ。

Big Wong King
67 Mott St. New York, NY 10013
Phone: [phone]

ランチを終えて、キャナル・ストリートを地下鉄の駅方面に歩いていたら、バクスターとのコーナーにビートルズ発見。

そろそろジョンが亡くなって３０年。
月日が経つのは早いものです。

チャイナタウンからロワー・イーストサイドに移動しました。

ディランシー・ストリートで地下鉄を降りて、オーチャード・ストリートを歩いていたら、消防隊が出動していました。

壊れちゃったんだか、壊しちゃっているのだかは定かではありませんが、建物が半壊しているみたいです。

水色のイル・ラボラトリオ・デル・ジェラートの旗の手前の建物は、テネメント博物館。

１８６３年頃に建てれた、テーラーだったこの建物は、当時東ヨーロッパからの移住者のための典型的なテネメント・ハウス（貧困層向けの安アパート）でした。

まぁ、そんなようなことが、茶色の看板に書いてあります。
移民の歴史にはちょっと興味があるので、次回は入ってみよう！

食後のお茶は、ロースティング・プラントでいただくことにしました。

ニューヨークに来る度に、初めてのコーヒーショップを１つか２つはまぜるようにしています。

Roasting Plant Coffee
81 Orchard St. New York, NY 10002
Phone: [phone]
URL: http://www.roastingplant.com/

店内ぎっしりのお客さんで、期待が持てそう！！！



主旨に従い、初めてのお店ではラテをオーダーしました。
濃さはかなり良いのですが、コクがまるでない。
申し訳ないけど、ハズレです。

あとで、ＨＰをチェックしてみたら（行く前にするべき）、The Best Chocolate Chip Cookie In New York Cityというキャプションがありました。
嗚呼、これでしたか。

参考URL: http://newyork.seriouseats.com/2010/01/chocolate-chip-cookie-championship-the-finals-best-new-york-city-cookie.html

ロワー・イーストサイドのランドマーク的存在のブルービル。
コンドミニアムです。

ロワー・イーストサイドに見切りをつけて、ソーホーに進出しました。

プリンス・ストリートの駅を上がったすぐの場所のディーン＆デルーカで探していたのは、大粒の美味しいカラマタ・オリーブ。
六本木ミッドタウン店で1500円で売ってるのと同じのあるかなぁ。。。

なかったので、パンを２ルーフ（サワードゥとライブレッド）購入。
明日、日本までお持ち帰りです。

Dean and Deluca
560 Broadway, New York, NY 10012
Phone: [phone]
URL: http://www.deandeluca.com/

ニューヨークで話題になっているカップケーキと言えば、ミニカップケーキのお店、メリッサ。

若いお嬢さん方に交じって私も列に並びます。

アメリカのカップケーキというもの、確かにマフィンほどは大きくないにしても、アイシングは甘いし、お口の中がモソモソするし、もっと小さければ何種類か食べられるのになぁって思っている私には、これはいいかも！

Baked by Melissa
529 Broadway New York, NY 10012
Phone: [phone]
URL: http://www.bakedbymelissa.com/

手のひらに乗せた画像をご覧ください。

ミニサイズどころか、ほんのバイトサイズ。
もちろん一口で、何の苦もなく口の中に納まっちゃいます。

手前がS'moresというチョコレート味
上のフワッとした部分はマシュマロです。

奥はRed Velvet、上の白い部分はクリームチーズです。

両方ともしっとり感は十分で、これなら飲み物がなくても大丈夫。

ただねぇ、あっという間に終わってしまって、味わう余裕がありませんでした。
１個１ドル（は高いよね）。

こちらは、ファネリ・カフェ。

私が敬愛する浅井秀剛先生が、ニューヨークの「秘境」探検でお書きになられていたと、オボロゲに記憶しているカフェです。

１８４７年創業の、ニューヨークでSecond Oldest のカフェなのだそうです。

Fanelli Cafe
94 Prince St(at Mercer St), New York, NY 10012
Phone: [phone]

カップケーキから歩くこと１０分。
マーサー・ストリートを３ブロックほど北に上がって、ウェスト４の手前にあるシンクでコーヒータイムです。

ヴィレッジ界隈に数店舗展開しているコーヒーショプ。

Think Coffee LLC
248 Mercer St New York, NY 10012
Phone: [phone]
URL: http://thinkcoffeenyc.com/

画像は、シンク・コーヒーの店内のご様子。

このマーサーのロケーションは、フリーWi-Fiになっているので、ＰＣを持ち込んでいるお客さんもたくさんいました。

店内はかなり広いのですが、雰囲気的にはいい感じ。

そして、ラテです。
表面にロゼッタが描かれたラテは、濃くてスムース、しかも豆のコクを十分引き出しています。

スティームド･ミルクの加減が絶妙で、フォームド・ミルクはベルベットのようななめらかさ。

今回のニューヨークでは一押し！！！

地下鉄に乗る前、Welcone to NOHO のお飾りを発見。
夜だときれいよね。

ブロードウェイと２アベのコーナー付近です。