2010/11/14 - 2010/11/28
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ICHIKITAさん
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実はこれ迄世界一人旅でインドは敬遠してきましたが、BRICS諸国の経済発展が最近脚光を浴びている折、冥途のみやげとこの際思い切って決断しデリー近辺をちょっと覗いてきました。北京から7時間半でニューデリー新空港に到着、オープンしたばかりの立派な新空港ビルは国際線国内線が合体して乗り継ぎもとても便利になりました。また新空港から市内までのメトロも年内に開通し便利になるようです。
インド人口が約12億、中国の13億に並び追い越す勢いで、どこも人で溢れ返っていました。更にニューデリーは今や世界一の公害都市といわれており、道路の不整備で舞い上がる砂ぼこりと捨てられたゴミの山、野良犬や牛の糞が散らばり、狭い道路におびただしい車やバイク、オートリクシャーや三輪リクシャーなどの渋滞による警笛と騒音の嵐、このような下町の世界に浸ってきました。インドの人達は信心深くて親日的ですが、貧困と生活苦のため止むを得ず英語のできない日本人を騙したりしてトラブルを起こすことも多いようです。首都デリーは地方からのみならずパキスタン、ネパール、チベット、アフガニスタンなどの近隣諸国からも多数の出稼ぎ者が密集しており仕事不足による低賃金で働かされていて最近の物価上昇で益々困っていました。
写真はデリー市内から西にあるヒンドウー教寺院、ラクシュミー・ナーランヤン(ビルラー・テンプル)。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス タクシー
- 航空会社
- 中国国際航空
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ニューデリー新市街の官庁街にあるインド門。高さ42M 第一次世界大戦で戦死したインド軍兵士の慰霊碑。
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インド門の対面にある記念碑。
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インド門の西にある大統領官邸と政府合同庁舎。(旧インド総督官邸官舎)
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モダンな円形のインド国会議事堂。
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官庁街にある公園の噴水池。
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表紙のビルラーテンプル。1932年にインドの大財閥ビルラー家が建てた。
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ビルラー・テンプル前にある履物預かり所。ここで裸足になって内に入る。
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夕闇せまるバハーイ寺院。バハーイ教はイスラム新宗教。巨大なハスの花形は平和のシンボルらしい。
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沈む夕日とバハーイ寺院が美しい。
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イギリスが造った近代的な新市街”コンノート・プレイス”。ロータリー状の道路に沿って計画的にビルが建てられている。
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スモッグでかすむコンノート・プレイス。中心から三重のロータリー状に道路が廻り、沿って商業ビル、高級ホテル、ショップが並ぶ。
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新市街の中心、コンノート・プレイスのロータリー地下にはメトロの大きな乗り換え駅があり、その降り口が右に見える。
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ニューデリー駅からコンノート・プレイスまでは徒歩10分位。
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コンノート・プレイスに残るイギリス時代のビル。
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コンノート・プレイスからニューデリー駅に夕立の中を急ぐ婦人達。
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コンノート・プレイスのホテル前で見かけた立派な髭のオジサン。
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コンノート・プレイスにあるシテイバンクのセキュリテイ・ガードマン(右がマネジャー38歳)。店内ATMで現金引き出したら、土曜日閉店で閑だからと話しかけてきた。日本は憧れの夢の国だと云う。褒められたので写真を送ります。以前銀行ローンで小さな自宅を買ったが最近の不動産値上がりで喜んでいました。当方の若かりし頃と同じです。
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シテイバンクの入っているビルの前では解雇抗議か賃上げのデモをやっていました。比較的静かなデモでした。
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日本のスズキの軽自動車はインドでのシェアーNO.1(45%以上)今それを韓国のヒュンダイとインドの国産車タタが猛追している。トヨタやその他メーカーもこれから参入し競争激化。でも道路やインフラが問題。そこでバイクのホンダが拡売中。
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ニューデリー駅の入り口。前の道路はいつも車と人でごった返している。
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ニューデリー駅。
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ニューデリー駅前で待機しているタクシーとオートリクシャー(三輪オートバイタクシー)。
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駅前道路を向こうに歩いていけば新市街コンノート・プレイスだ。
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ニューデリー駅前の広場ではリンゴ、バナナなどの青空果物店が並ぶがとても埃っぽい。
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ニューデリー駅前から西に延びる下町繁華街メインバザール通り。いつも混雑している。駅に近いこの界隈には安ホテルが密集していて外国人バックパッカーも多い。
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メインバザール通り風景。
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この通りでカラフルな毛布を階上から広げて売る店。
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この通りでカラフルなマネキンを二階のベランダに並べた婦人服店。
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この通りに面して並べられたポロシャツ店。
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リクシャー(輪タク)の値段交渉中の御婦人達。そうとう粘っていました。
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メインバザール通りは埃っぽく雨が降ると泥道となる。
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同通りの中央部分風景。
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同通りの中央あたりにあるモスク。ホテルになっているらしいが外観は廃墟のごとし。
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同通りの朝。ごみが商店の前に散らばっている。ごみは道路に捨てるものらしい。
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同通りに今にも倒れそうな電柱がある。危ないね!
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傾いた倒壊寸前の古い建物。夜には電気が点いているのでまだ人が住んでいるらしい。危ないね!
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路地裏には小さな礼拝室があちこちにあり、近所の人達が朝晩やってきて熱心にお経を唱えている。皆さん非常に信心深い。貧困生活の心の支えとなっている。
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礼拝室前でリンゴを売るオジサン。
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裏通りの揚げせんべい屋さん。店前で油で揚げた色々の形のせんべいが並んでいる。
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インドの大衆スナック、”サモーサ”(ポテトのてんぷら)揚げたてを食べると中身のポテトがホクホク表面の皮がパリパリしてうまい。おやつに最適。1個6ルピー(12円)。
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小麦粉を練って丸めパンパンと手でたたいてから鍋に入れて揚げるとふくらんでくる、”プーリー”。スナックでも間食でも。
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揚げパン。朝食や昼食前は客が揚がるのを行列して待っている。
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市場通りの八百屋さん。毎日こまめにきちんと並べて盛ってあるのでこの店は品質も安心とトマトを買いました。キロ15ルピー(30円)。
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水タバコのパイプもカラフルになって店に並んでいました。
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日本でも懐かしいラムネがライム付きで並んでいました。
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道路も雨が降るとこの通り。ぬかるんで歩けない。
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街中はどこも野良犬だらけ。バス停留所前に居座る野良犬達。目を合わせないようにそっと通り過ぎる。比較的おとなしいが。
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ごろごろどこでも昼寝の野良犬達。もしも踏んずけたりしたら大変。噛まれたら直ぐに病院へ直行し狂犬病注射してもらうこと。当方は心配もあり厚めのGパンをはいてインドに行きました。
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裏通りには牛が散歩。インドでは牛は聖なる動物として崇められている。牛肉はインドでは食べられない。
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狭い路地の真中に横たわる聖牛様。白牛が多いので何か神聖なる感じがする。当方が近ずくと大きな目を開けて長いシッポを振って歓迎してくれました。ありがとう。
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路地裏で懸命にノミを叩いて石彫りしている人がいました。日本でも昔幼少の頃よく見かけたのを思い出しました。頑張ってください。
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インドの有名な伝統的楽器、”シナール”。ギターのように爪弾くが長いので大変らしい。
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楽器店の主人。店の名刺を示して宣伝している。ベンガル人は小柄で背も低いが身体は強健だと自慢していました。
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サングラスを失くしたので新しいのを買ったメガネ屋さんの主人と息子。話し中に出前の軽ランチが来たので店の奥で一緒に食べようと無理に勧められ、心配した通りやはり後で下痢をしました。でも御好意に感謝します。この写真送ります。
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インド歩道にある赤いポスト。昔幼少の頃の日本のポストにソックリで大変懐かしく思いました。
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お菓子とケーキ店の主人。頭にターバンを巻いて髭を生やすのはスイック教徒。息子が怠け者でなかなか手伝いに来てくれないとぼやいていました。どこも同じですね。
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同店内に飾られたスイック教の教祖様。教祖の誕生日で花飾りがしてある。信心厚いね。
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同店にケーキを買いに来たお譲さん。誕生日のお祝いとのこと。
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裏道散策中に見つけた古い民家の芸術的表玄関。
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今回当方ニューデリー滞在中の安ホテル。下町メインバザール通りから少し奥に入った場所にあり少しは静か。ホットシャワートイレ付き一泊450ルピー(900円)、飛び込みでしたがマアマア清潔でした。欧米のガイドブックに出ているらしく泊まり客は欧米人でいつも満員でした。
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ホテル前のバナナ売り。貧しい男が1本恵んでもらって食べていました。バクシーシーで恵みを乞う貧しい人達が多い。
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子供や20歳以下のスイック教徒(右側)は頭にターバンはまだ許されず髪を丸めてのチョンマゲ・スタイルです。面白いね。
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メインバザールの中央広場近くにあるレストラン”タドカ”のインド定食”デラックス・ベジタブル・ターリー”。120ルピー(240円)で腹一杯。大きなトレーにカレー、豆スープ、野菜煮、ヨーグルト、生野菜、炒めライス、それにナン(小麦粉を焼いたパン)が付く。スプーンとフォークがあるので安心。一般の大衆レストランではインド人は右手指先を使ってこねて食べるのが伝統的習慣なので置いていない。
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メインバザールのレストラン”カフェ・フェスタ”の朝食メニュー、”スパニッシュ・オムレツ”。大きなポテトオムレツにトースト。チャイ。115ルピー(230円)。
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メインバザール通りの中央広場に面したビルの屋上レストラン”クラブ・インデイア・カフェ”。夜は外人客で賑わうらしい。
インドでは宗教上アルコールは飲まない人が多いし高税率割高で販売も許可制。国産ビールはレギューラーとストロングがあり1本500M入りで130-200ルピーとられる。食事よりも高くつくので酒飲みの人は空港到着後にDutyFreeShopで買って持ち込んだほうが良い(2リットルまで無税持ち込み可)。 -
同上レストランの定食”ベジタブル・ターリー”、150ルピー(300円)。レモンテイー、30ルピー(60円)。ここに日本人女性一人が働いていて驚きましたがインドが好きで時々インドに来てはここで働きながら楽しんでいるとのことでした。
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裏通りのクリーニング屋さん。店前の頭上に張り巡らされた電線に洗濯物をぶら下げて自然乾燥させている。危ないね!
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インドの安ホテルにはトイレットペーパーが無い。一般の習慣でインド人は使わないからだ。ではどうするのかと尋ねたら、便器の右前の蛇口をひねって赤い小さな手桶に水をためて右手に持ち、後ろから水をかけながら、左手を前から使って洗い流すとのこと。使った左手はそのままに・・・。当方はとても無理なのでペーパーを買ってきました。だからインドでは左手は不浄とされており握手などは必ず右手。また食事も右手指を使って食べています。左手で相手などに絶対触らないことです。でも水で洗い流す方が紙より清潔かも。
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この旅行記へのコメント (2)
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- エンリケさん 2010/12/18 20:39:50
- デリーの活気と喧噪
- ICHIKITAさん
初めまして。インド旅行記拝見しております。
わたしもインドというとどこか危ないというイメージがあり、これまで敬遠していたのですが、最近の経済成長から行ってみたいなと興味を持ちはじめているところです。
ICHIKITAさんの旅行記を拝見していると、デリーの人々の活気や喧騒だけでなく、こんなところあったのかというような建物なども出てきて、たいへん興味深いです。
わたしもICHIKITAさんの旅行記を参考にインド旅行を考えてみようと思います。
続きも楽しみにしています。
- ICHIKITAさん からの返信 2010/12/22 21:15:13
- RE: デリーの活気と喧噪
- エンリケさん。
掲示板に投稿頂き有り難く拝見しました。
私見ですがインド観光は、後進国一人旅の経験が少ない、清潔度やトラブルに神経質、英語が苦手、健康第一で体力的に楽したい・・・などの方には危険度の少ない安心なツアー旅行に参加された方が無難でしょう。
体力や冒険心旺盛な若い方は一人旅が貴重な人生経験にもなり、又多くの貧しい悲惨な生活を送っている人達を見て、日本人に生まれてきた自分の幸運に感謝の気持ちも湧いてくることでしょう。
インドには貴重な歴史的観光名所や独特の慣習などもあって非常に興味深い国で人によっては好き嫌いがあるようですが百聞一見に如かずでしょう。 ICHIKITA
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