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やっと、ナチュラル・ブリッジ国定公園内のキャンプ・サイトを得ましたが、朝早い内に入ったので上手い具合に一番良いと思われるサイトをとれました。この公園は3回目か4回目になりますが、キャンプするのは初めてです。<br />この公園は台地のひび割れのような深い谷に囲まれていて、その谷の中に3箇所の立派な天然のブリッジがあります。初日は午前中にキャンプを設営してからリムの上からブリッジの見物をして、午後はキャンプでゴロゴロする予定です。<br />明日は1日掛けて谷底を廻ってやろうと思っています。

2010年グランドサークル 第8回

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2010/09/16 - 2010/09/17

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tuviajeroさん

やっと、ナチュラル・ブリッジ国定公園内のキャンプ・サイトを得ましたが、朝早い内に入ったので上手い具合に一番良いと思われるサイトをとれました。この公園は3回目か4回目になりますが、キャンプするのは初めてです。
この公園は台地のひび割れのような深い谷に囲まれていて、その谷の中に3箇所の立派な天然のブリッジがあります。初日は午前中にキャンプを設営してからリムの上からブリッジの見物をして、午後はキャンプでゴロゴロする予定です。
明日は1日掛けて谷底を廻ってやろうと思っています。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
一人旅
旅行の手配内容
個別手配

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  • やっと、入ったキャンプですが、周りのサイトから離れていて、静で良好でした。ただ一点、テーブルが鎖で留めてあって、大きく移動できないので冷蔵庫を置いておくと直射日光を浴びてしまいます。仕方なく木陰に置いたのですがこれが後ほどトラブルの原因になりました。<br />何故だか、蟻は特定の樹脂素材を好む傾向があるようで、この冷蔵庫とテントにビッシリと集って大変なことになりました。逆上した私が止せば良いのに虫除けスプレー(ガス噴射では無いポンプ型)をかけて撃退したまでは良かったのですが、冷蔵庫が働かなくなりました。多分、薬品の粉末がLPGの火口に煤として付着したのではないかと思います。徒に弄くるのは止めて、この種の製品の扱いが得意そうな、ボート・ハウスやクルーザーのメッカであるパウウェル湖のページの町が好都合にも途上さほど遠くない所に有るので、そこに持ち込むことにしました。

    やっと、入ったキャンプですが、周りのサイトから離れていて、静で良好でした。ただ一点、テーブルが鎖で留めてあって、大きく移動できないので冷蔵庫を置いておくと直射日光を浴びてしまいます。仕方なく木陰に置いたのですがこれが後ほどトラブルの原因になりました。
    何故だか、蟻は特定の樹脂素材を好む傾向があるようで、この冷蔵庫とテントにビッシリと集って大変なことになりました。逆上した私が止せば良いのに虫除けスプレー(ガス噴射では無いポンプ型)をかけて撃退したまでは良かったのですが、冷蔵庫が働かなくなりました。多分、薬品の粉末がLPGの火口に煤として付着したのではないかと思います。徒に弄くるのは止めて、この種の製品の扱いが得意そうな、ボート・ハウスやクルーザーのメッカであるパウウェル湖のページの町が好都合にも途上さほど遠くない所に有るので、そこに持ち込むことにしました。

  • 今日はリムの上のドライブからの見物にします。ドライブは一方通行で、ビュー・ポイントに駐車場があります。<br />最初はシパプ・ブリッジです。

    今日はリムの上のドライブからの見物にします。ドライブは一方通行で、ビュー・ポイントに駐車場があります。
    最初はシパプ・ブリッジです。

  • チョット見難いですけどシパプ・ブリッジの遠景です。大体こんな地形です。

    チョット見難いですけどシパプ・ブリッジの遠景です。大体こんな地形です。

  • こちらがカチナ・ブリッジ。

    こちらがカチナ・ブリッジ。

  • こちらはカチナ・ブリッジの遠景です。

    こちらはカチナ・ブリッジの遠景です。

  • オワチョモ・ブリッジです。

    オワチョモ・ブリッジです。

  • オワチョモ・ブリッジの遠景です。

    オワチョモ・ブリッジの遠景です。

  • 午後に近くにあるミュール・キャニオンと云う先プエブロ遺跡を見学に行きました。大きな石組みの四角い建物を小部屋に区切った居住区と二つのキバに円形のタワーがあります。メサ・ベルデの崖上にある遺跡にそっくりです。

    午後に近くにあるミュール・キャニオンと云う先プエブロ遺跡を見学に行きました。大きな石組みの四角い建物を小部屋に区切った居住区と二つのキバに円形のタワーがあります。メサ・ベルデの崖上にある遺跡にそっくりです。

  • キバはどの遺跡でも例外なく同じ構造です。

    キバはどの遺跡でも例外なく同じ構造です。

  • これがタワーの跡ですが、地面に穴が開いてるのが見えます。この穴は先ほどのキバに繋がっています。これも各遺跡で共通していますが、全部のキバが塔を持っている訳では有りません。繋がるのはメインのキバとか機能上の違いがあるのでしょうか。

    これがタワーの跡ですが、地面に穴が開いてるのが見えます。この穴は先ほどのキバに繋がっています。これも各遺跡で共通していますが、全部のキバが塔を持っている訳では有りません。繋がるのはメインのキバとか機能上の違いがあるのでしょうか。

  • これが全景です。上の四角が居住区で、真ん中の円形がキバ、その右下の円形がタワーです。夫々のユニットが繋がっているようです。左側の円形がもう一つのキバです。

    これが全景です。上の四角が居住区で、真ん中の円形がキバ、その右下の円形がタワーです。夫々のユニットが繋がっているようです。左側の円形がもう一つのキバです。

  • 翌朝一番で谷底に下りて1日がかりで全コースのハイキングに出ました。昨日ビジター・センターで、「地図によると&quot;unmaintained trail&quot;とあるがどうですか?」と云う質問に、レンジャーから「水も無いし、楽しいハイクですよ」と訊かされ、パンフレットに載っている地図と同等な簡単な、線だけが描かれた地図を貰っておきました。最初はシパプ・ブリッジから始めて3箇所全部廻る積もりですが・・・

    翌朝一番で谷底に下りて1日がかりで全コースのハイキングに出ました。昨日ビジター・センターで、「地図によると"unmaintained trail"とあるがどうですか?」と云う質問に、レンジャーから「水も無いし、楽しいハイクですよ」と訊かされ、パンフレットに載っている地図と同等な簡単な、線だけが描かれた地図を貰っておきました。最初はシパプ・ブリッジから始めて3箇所全部廻る積もりですが・・・

  • 岩場を下りて行く感じです。

    岩場を下りて行く感じです。

  • 最初の方は階段なども付いていますが・・・

    最初の方は階段なども付いていますが・・・

  • 段々とこんな感じになってきます。如何にも有り合わせで手作り感一杯の梯子ですが風情はあります。

    段々とこんな感じになってきます。如何にも有り合わせで手作り感一杯の梯子ですが風情はあります。

  • 途中まで降りたところで木の枝に留まる大きな鳥を見ました。

    途中まで降りたところで木の枝に留まる大きな鳥を見ました。

  • こんな奴等です。ハゲタカでしょうね。

    こんな奴等です。ハゲタカでしょうね。

  • 大分下に下りてきました。ブリッジが正面に見えます。

    大分下に下りてきました。ブリッジが正面に見えます。

  • 谷底に下りた所です。日陰もあるし、雨が降れば水が溜りますから緑が結構多いです。

    谷底に下りた所です。日陰もあるし、雨が降れば水が溜りますから緑が結構多いです。

  • シパプ・ブリッジ全景です。

    シパプ・ブリッジ全景です。

  • 谷底は矢張りクリークになっていて、周りが深い藪です。アーチ付近には足跡ぐらいはあったのですが、少し離れたらunmaintainedどころか、トレイルなんか何処にもありません。水も所々残っています。

    谷底は矢張りクリークになっていて、周りが深い藪です。アーチ付近には足跡ぐらいはあったのですが、少し離れたらunmaintainedどころか、トレイルなんか何処にもありません。水も所々残っています。

  • レンジャーは水が無いと言っていましたが結構残っています。本来はクリークの床を歩くのが一番楽で道も間違えないのですが、そうも行きません。途中で後戻りしたり、岸によじ登って藪を切り開いたり、そうすると岩に行く手を阻まれたりで、ルートを探すだけで結構大仕事です。

    レンジャーは水が無いと言っていましたが結構残っています。本来はクリークの床を歩くのが一番楽で道も間違えないのですが、そうも行きません。途中で後戻りしたり、岸によじ登って藪を切り開いたり、そうすると岩に行く手を阻まれたりで、ルートを探すだけで結構大仕事です。

  • 最初のうちはこんな状態がズット続きます。この場合は左手の岩場は突破困難なので右の藪を切り開くのですが、判断が難しい所で、例えば、岩場の方が楽ですが、途中まで行って無理だと分かると引き返さなければなりません。藪の場合は大体行けるのですが、先が見えないのでルートを探すのが大変です。

    最初のうちはこんな状態がズット続きます。この場合は左手の岩場は突破困難なので右の藪を切り開くのですが、判断が難しい所で、例えば、岩場の方が楽ですが、途中まで行って無理だと分かると引き返さなければなりません。藪の場合は大体行けるのですが、先が見えないのでルートを探すのが大変です。

  • 朝の内は谷間に日が差し込まないのでそれは助かります。

    朝の内は谷間に日が差し込まないのでそれは助かります。

  • 水周りは泥濘んでいて注意していたのですが足を滑らせて物の見事に泥の中に転倒してしまいました。体中ドブのように臭い泥だらけになって情けなかったです。

    水周りは泥濘んでいて注意していたのですが足を滑らせて物の見事に泥の中に転倒してしまいました。体中ドブのように臭い泥だらけになって情けなかったです。

  • こんな土手を登ったり下りたりしながらルートを探して行くのですが、結構時間を消耗します。多分雨が降らなければ、足跡とかルート探しのヒントも見付けられたのでしょうが、雨に全部流されたのでしょう。今年は異常に雨が多いです。

    こんな土手を登ったり下りたりしながらルートを探して行くのですが、結構時間を消耗します。多分雨が降らなければ、足跡とかルート探しのヒントも見付けられたのでしょうが、雨に全部流されたのでしょう。今年は異常に雨が多いです。

  • 段々と水が少なく、乾燥した部分になり始めました。

    段々と水が少なく、乾燥した部分になり始めました。

  • 矢張り極最近に相当な降雨があったようです。

    矢張り極最近に相当な降雨があったようです。

  • やっと泥濘を抜けて開け始めましたが

    やっと泥濘を抜けて開け始めましたが

  • もう足跡も何も全く人の痕跡がありません。

    もう足跡も何も全く人の痕跡がありません。

  • 周りは切り立った崖で一旦何か有っても「ヤァーメタ」とか「助けてくれぇ」と言う訳には参りません。

    周りは切り立った崖で一旦何か有っても「ヤァーメタ」とか「助けてくれぇ」と言う訳には参りません。

  • こう云う岩場も沢山有ります。

    こう云う岩場も沢山有ります。

  • 自然の芸術です。

    自然の芸術です。

  • 開けて歩き易くなりましたが、今度は容赦の無い直射日光です。

    開けて歩き易くなりましたが、今度は容赦の無い直射日光です。

  • 何か和服の柄のような色合いの岩です。

    何か和服の柄のような色合いの岩です。

  • こういう泥は一旦雨が降ると泥濘になります。今もうっかり足を突っ込むと足首ぐらいまで軽くズルッと行きます。

    こういう泥は一旦雨が降ると泥濘になります。今もうっかり足を突っ込むと足首ぐらいまで軽くズルッと行きます。

  • なにやら大きな足跡を見つけました。ボトルの長さが20cm以上ありますので、足の幅は10cm以上あるでしょう。絶対犬でも、ネコ(マウンテンライオン)でも無いし、熊にも似てますがここら辺に熊はいません。小型の熊に似たイタチ科の猛獣クズリももっと北です。アナグマじゃないでしょうか。

    なにやら大きな足跡を見つけました。ボトルの長さが20cm以上ありますので、足の幅は10cm以上あるでしょう。絶対犬でも、ネコ(マウンテンライオン)でも無いし、熊にも似てますがここら辺に熊はいません。小型の熊に似たイタチ科の猛獣クズリももっと北です。アナグマじゃないでしょうか。

  • 流れ込んだ石で作られた造形でしょうか。<br />炎天下を歩き続けて、そろそろ次のカチナ・ブリッジに着いても良い筈なのですがキャニオンが二手に分かれて、なるべく左手方向(西南)の道を選んだのですが、段々険しくなり、サイド・キャニオンの様でも有ります。しかしもう一つの谷へ向かうと、北東方面に向かっています。絶対おかしいです。ただ、トレイルもなく、地図も線が引かれている絵図面程度では何とも言えません。コンパスを持ってますがこれでは役に立ちません。潔く諦める事にしました。水も半分使ってしまったし、時間的にも半日掛かっています。直ぐにでもカチナ・ブリッジに着けば良いですが、迷っているとすると“遭難”もありえます。引き返すなら“今”しかありません。次に来る時にはちゃんと地形が表現されている“トポロジカル・マップ”を持って来ます。<br />結局、シパプ・ブリッジに帰着が夕方5時頃に成ってしまいました。丸1日歩いて元の所に後戻りしただけです。何時かリベンジをします。

    流れ込んだ石で作られた造形でしょうか。
    炎天下を歩き続けて、そろそろ次のカチナ・ブリッジに着いても良い筈なのですがキャニオンが二手に分かれて、なるべく左手方向(西南)の道を選んだのですが、段々険しくなり、サイド・キャニオンの様でも有ります。しかしもう一つの谷へ向かうと、北東方面に向かっています。絶対おかしいです。ただ、トレイルもなく、地図も線が引かれている絵図面程度では何とも言えません。コンパスを持ってますがこれでは役に立ちません。潔く諦める事にしました。水も半分使ってしまったし、時間的にも半日掛かっています。直ぐにでもカチナ・ブリッジに着けば良いですが、迷っているとすると“遭難”もありえます。引き返すなら“今”しかありません。次に来る時にはちゃんと地形が表現されている“トポロジカル・マップ”を持って来ます。
    結局、シパプ・ブリッジに帰着が夕方5時頃に成ってしまいました。丸1日歩いて元の所に後戻りしただけです。何時かリベンジをします。

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