2010/09/18 - 2010/09/19
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tuviajeroさん
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今日はパウウエル湖のリゾート拠点、ページへ向かいます。ページはパウウェル湖畔唯一の町であり、アンテロープ・キャニオンの他、ザ・ウェーブで有名なバーミリオン・クリフ等のリゾート拠点です。クルーザーやハウスボートのレンタルなども盛んなので、3ウェイ冷蔵庫の修理はお手の物の筈ですので先ずはそれを目指して一路ページへ向かいます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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実は、ナチュラル・ブリッジからページまでのコースは私のお気に入りの一つで、その間の道路沿いにミューレイ・ポイント、モキ・ダグウェイ、グース・ネック州立公園、メキシカン・ハット、モニュメント・バレーと、有名な見所が続きます。
この光景はモキ・ダグウェイの上からの眺望です。モキ・ダグウェイと云うのは断崖の上に当たるシダー・メサと下を繋ぐ九十九折れのことです。その横にあるミューレイ・ポイントは私の一番のお気に入りだし、他にも色々とありますが、もう何回も見ているので本当の道路沿いで軽く見られるメキシカン・ハット以外は今回は割愛します。 -
この九十九折れがモキ・ダグウェイで、その向こうの突出部の裏にあるビュー・ポイントがミューレイ・ポイントです。そこからは足元にグース・ネックを一望し、目の前にモニュメント・バレーと大西部の風景が視界一杯に広がる素晴らしい光景を目に出来ます。
ユタ州北部からアリゾナ州に掛けて(要するにグランド・サークル)の地形は巨大な階段状に折り重なっていて、この下の平原(アリゾナ側)が階段の一番下の段になる訳です。これはグランド・キャニオンのリム上のレベルと同じ地層で、この地層をコロラド河が削ったのがグレン・キャニオンとグランド・キャニオンです。グレン・キャニオンは現在のページの町外れで堰き止められてレイク・パウウェルになったわけです。それ以前は川くだりようの素晴らしいラピッド(急流)が有ったそうです。グランド・キャニオンはそこから始まります。 -
これがメキシカン・ハットです。御覧の通り、まるで西部劇に出てくる、ソンブレロを被ってポンチョを着てうずくまって転寝をするメキシコのオッサンみたいです。これが道路沿いに見えます。
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これが遠景です。
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モニュメント・バレーにも寄らず、途中でナバホ・インディアンのオッサンを拾ったり、昔のヒッピー崩れみたいな白人のヒッチ・ハイカーを拾ったりしながら、一路ページへ向かいます。今回はアンテロープ・キャニオンも見学しません・・・と云うか、もういいです!と云う感じです。
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ページに着きました。先ずは腹ごしらえですが、スポーツ・バーのような所でダム・ビッグ・バーガーと云う1ポンド(500g)バーガーを食べました。フォークを手前に置いたり、写真の撮り方が悪くて良く判りませんが、実際はもっと大きいです。ダムの意味には町の名物のダム(dam)と“とてつもない”の意味の(damn)を掛けていると思います。メニューの記載は"dam"の方だったと思います。
ビール2杯飲んで良い気持ちになっていると、何とフランス人の団体が大型バス2台で乗り付けて、笑っちゃうのが、一昔前の日本人の団体と同じで、店員が目を白黒(大体ブルーですが)するのも御構い無く、大挙して大声でフランス語で叫び、“気合で通させる”のです。昔はそんな日本人をフランス人は散々笑い者にしましたが・・・何のことは無いフランスは今になって「やっと田舎者も外国旅行に出る」状態になっただけみたいです。更に笑ったのが皆が決まりのように手に握ったドル紙幣を振り回しながら叫んでいる所でした。しかし、流石に現金は強いです。店員の方も「猛暑の中、金を握った人がバーに来て叫んでるのだから兎に角これだ!」と言ってビールをどんどん出します。客の方も取敢えずビールが出てくれば「しょうがない」ですから結局オーライです。 -
お昼を終って、冷蔵庫修理屋を探しましたがボートの修理屋はあるものの何処に入って良いのやら・・・ビジター・センターへ行って相談すると御爺ちゃんのレンジャーが親切でそれらしいのを電話帳で探してメモしてくれました。ところが・・・当日は土曜日だったんですよネェ・・・店が皆閉まっていて、仕方なく、又ボートの修理屋に飛び込んで人を探すと・・・居ました一人だけ残業が・・・彼に相談すると快く見てくれて・・・ところが、今朝駄目だったのが今はちゃんと動くのですよね。どうも途中の灼熱と振動で煤が落ちて直ったみたいです。それでも御願いしたのだから御礼をしようとすると、「何もして無いんだから良いよ」との事で、一時は週末越えも覚悟しましたが一件落着しました。
更に、その道のどん詰まりがキャンプ場で丁度良かったです。 -
営業用のキャンプ場で、各サイトに蛇口も電気も来てて設備はなかなか良かったのですが、夜遅くまで音楽が鳴っていて煩いのなんのって・・・文句を言って黙らせようと音源を捜したら、キャンプ地外の直ぐ近くでコンサートみたいなのを遣っているらしくて諦めました。
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翌日は、コダクローム・ベイズン州立公園に向かいますが、ここは矢張りバック・カントリーを走ることにしてコットンウッド・キャニオン・ロードを利用して北上する事にします。先ず、昨日の御礼と結果報告を兼ねてビジター・センターを訪問して、昨日のレンジャーから道路の状況を訊きました。矢張り心配した通りに雨の影響で少々荒れているそうです。6年前に来た時にはセダンでもどうにかこうにか通れる程度の道路状況でしたが、現在では高車高の4WDが必要とのことです。
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矢張り道路脇は相当洗い流されています。現在は“階段”の一番下ですが、この道路を上ってコダクローム・ベイズンに着く頃には一段上がります。コダクローム・ベイズンは有名なブライス・キャニオン国立公園に隣接した小さな州立公園で、そこに至るこのコットンウッド・キャニオン・ロードはエスカランテ国定公園を縦走している訳です。
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ついでに言えば、パウウェル湖周りはグレン・キャニオン国立レクリエーション・エリアで、その北に広大なエスカランテ国定公園が隣接し、それの更に北に隣接して、西から東に、ブライス・キャニオン国立公園、コダクローム・ベイズン州立公園、デキシー国有林、キャピトル・リーフ国立公園が在ると云う豪華絢爛な状態です。
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キャニオンは下流側から上流に向かっているので段々と狭まって“山らしく”なってきます。
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少し進むと屏風のように続く隆起が途切れ途切れになり、三角形の隆起がサメの歯の如く突き出した地形になってきます。
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その三角形の牙の間を抜けて裏側へ抜けると・・・
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こんな牙の並びに成ります。
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“牙”の辺りになると周りの山の風景も険しく、そして一気にカラフルになります。この風景はコダクローム・ベイズンと非常に似ています。要するに“階段”を丁度登っている所でしょう。
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“牙”はこのように延々と続きます。また歯の間を抜けて反対側に出ますと・・・
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これが振り返って見た光景です。上流側(コダクローム・ベイズン)から下流側(パウウェル湖方面)を見ています。実はこの“牙”は“とさか”と呼ばれているらしいです。
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如何にも谷合を這い登ると云う感じになってきました。もう直ぐ谷の上のレベルに到着します。
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何気に道路の真ん中に石が落ちています。道路もこの部分は程度が良いですが、所々で大きく痛んでいる箇所もあります。前に来た時には普通車でも通れる程度でしたが、現在は「止めた方が良いでしょう」と云うリスキーと云う程度です。実際、2・3台のセダンとすれ違いましたがどうだったでしょう。内、1台は如何にも“できそう”な屈強なオッサンが2人も乗っていたので「あれは大丈夫かな」と云う感じでしたが・・・ルート一番最後にこれから入ってくる夫婦者に「この先の状態はこんなものか?」と訊かれたので止める様にアドバイスし、彼らも「止める」と言ってましたが付いて来る気配はありませんでした。もしかしたら直ぐ先のグローブナー・アーチまで行ったのかも知れませんが。私の場合は途中で何度かパートタイム4WDを使用しました。セダンなら車を押す状態ぐらいは覚悟した方が良いと云う感じでした。
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段々と周りの岩がカラフルになってきました。殆どコダクローム・ベイズンと同じ地層だと思います。
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何やら「カラコル(西語で巻貝)」と呼びたくなるような岩も飛び出しています。
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もう殆ど谷を抜けようとしています。
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もう上のレベルと言って良いでしょう。
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谷を抜けるとグローブナー・アーチがあります。画面右に見える少々小振りな方の岩がそうです。
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近付くとこんな感じです。駐車場からアーチまでのアプローチは何と“舗装!”道路です。
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これがアーチです。現在の地域としては未だ、エスカランテ国定公園内です。
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最後に小さな丘を越えて・・・コダクローム・ベイズンはこの正面ぐらいではないかと思います。
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これはコダクローム・ベイズン州立公園内のチムニー・ロックです。驚いたことに公園入り口に立派なピカピカのビジター・センターがありました。6年前に来た時には無人の看板が野原の中に立っていて、そこにある小さな箱に、備え付けの封筒に入場料を入れて投函するだけでした。
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キャンプ場に至ってはシーズン最中でもガラガラでしたが・・・未だそれ程遅い時間でも無いのに満杯でした。予約まで入れてるらしいです。仕方なくレンジャーにバックカントリー・キャンプの情報を訊ねると、奥へ案内されて「今日だけだよ」と言われて障害者用のサイトを指定してくれました。
この岩山はシェークスピア・アーチのある岩屋まで、周りをぐるりと一周できるトレイルがあります。1時間も掛からないぐらいの比較的平坦なコースですが直射日光を浴びっ放しになるので水を大量に携行する必要が有ります。 -
この州立公園は全体的にこんな感じで、色鮮やかな岩と林立するサンド・チムニーと呼ばれる岩が売り物です。公園の名前の“コダクローム”も米国の有名なフィルム・メーカーのコダック社のカラーフィルムの商品名コダクロームからとったものだそうです。
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エ〜地元の人じゃなくてドイツのバイク野郎たちです。兎に角ドイツ人の数が凄くて、グランドサークルのキャンプ場の半分ぐらいはドイツ人じゃないかと云う感じです。彼等はワンダー・フォーゲルの文化があるぐらいなので極普通に自分達で車を運転し、自分達でキャンプを張って歩きます。しかも用意周到ですからキャンプ場を予約するのでジプシー生活の私などでは太刀打ちできません。
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数年前まではドイツ人とフランス人、その他スイスやイタリアなどがボチボチと云う状態でしたが、今はドイツ人がダントツです。日本人はグランド・キャニオン以外は団体バスで時々見る程度です。何かエネルギーとか気骨で完全に負けていると言うか・・・中国や韓国の人たちにも完全に負けてますね。日本人が求めるのは癒しや美食、絶景などを廻ると云う名所巡りのヌルマッタイ「物見遊山」を「お客さんの立場で」と云う感じです。もっと楽しい事が沢山あるのに、何か無気力で歯痒いです。
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こんなチムニーが至るところに生えています。
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こんな途中で折れたようなチムニーもあります。
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この正面の林の奥がキャンプ場になります。
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こちらは公園内の雑貨店です。こんな小さな公園内にお店があることは非常に珍しい事です。と云うか唯一じゃないでしょうか。私想像しますに、多分元々のオーナーはこの土地の所有者か何かで、特別な権利を貰ったのではないでしょうか。
後ろにあるキャビンは営業しているそうです。クイーン・ベッドが2台入っていて1泊100ドルぐらいです。因みに電話は1(435)679-8536 -
キャンプ場です。
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こんなチムニーも立ってます。
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