過ぎし日の繁栄の欠片　パルミラ遺跡

2010/10/11 - 2010/10/12

シリア砂漠の中に位置するオアシス都市パルミラ

東西交易の中継地として栄華を極める

パルミラの繁栄を誇り、クレオパトラに憧れた女王ゼノビア

自らの力を過信してローマ帝国に歯向かい、亡国の女王となる

エリア パルミラ(シリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

パルミラはダマスカスから車で約3時間。

途中バグダッドとの分岐点があり
そのT字路の近くには複数の「バグダッド・カフェ」がある（笑）

そのうちの一つ。

もう、もろ観光用です。
でも絵になるもんだからアマノジャクな私でも結構浮かれ気味^^;

ちなみにここで売っていたベドウィンのスカーフがすっごく良かった。
ダマスカスで買った方が安いんじゃないかと思っていたけど
ダマスカスにはそもそも売っていなかった。。。

次回旅行でベドウィンの居住エリアに行くことがあれば是非ともゲットしたい。。

パルミラの都市の外にはネクロポリスがある。

ネクロポリスとは死者の町。
すなわち墓地です。

まずはそのうちの一つ、エラベール家の塔墓に行く。

裕福な家族は一家の塔墓を建てている。

中はきれいに装飾されている。

普通の人は共同墓地に埋葬される。
レンタルスペースだそうで、数年したら遺骨を家族が引き取るのだそう。

エラベール家の塔墓は時間が限られているものの、入場することができる。

周辺には他にも塔墓がいくつもあるが、崩れていて中に入ることはできない。

ネクロポリスを後にして、パルミラの遺跡に入る。

まずは円形劇場へ。

ギリシャやローマが築いた町には規模の大小はあれ
たいてい円形劇場がある。

今でもここで毎年春にイベントが行われているらしい。
大きくはないけれども、よく保存されているきれいな劇場です♪

円形劇場の横のアゴラに向かうとラクダに乗ったベドウィン人が。

遠くからカメラを構えると笑顔でポーズしてくれたっ('▽'*)

パルミラの都市遺跡の外れにある丘の上にアラブ城という要塞がある。

後世にアラブ人により建てられたものなので、パルミラの遺跡とは時代が異なる。
でも遺跡を見下ろす位置にあり、すっごくカッコいい♪

パルミラの都市の中央を列柱通りが走る。

アパメアほどの規模ではないものの、それでも十分圧巻。

各柱には石像が飾られていたのだそう。
見てみたかったなぁ。

遠くに見えるのは記念門

パルミラ遺跡の入り口にある。

記念門を出ると正面にベル神殿という巨大な神殿がある。

もともとベル神のために築かれた神殿だが
その後キリスト教の教会、イスラム教のモスクに改宗されている。

ベル神殿内を歩いていたら、シリア人のキレイな女の子に一緒に写真を撮ってとお願いされたっ(*ﾟ▽ﾟ*)

ガイドによると、アジア人は頑張ってアラビア語を覚えようとしたりするところが好感をもたれてるのだそう♪　まぁ、英語ができないから現地の言葉を覚えようとするだけなのかもしれないけど（苦笑）。

ベル神殿の全体像はこんな感じです★

やたら広い・・・

次に夕暮れのパルミラを見にアラブ城に登る。

パルミラは一つの都市国家の遺跡なだけありとても広い。
列柱道路といくつかの神殿以外は崩れて砂に埋もれたまま。

でもそのままでいいのかもしれない。

宿にいったん戻った後、タクシーを呼んで遺跡に戻る。

マジックタイム＠パルミラの開始♪

パルミラの遺跡は立ち入り自由なので好きな時間に遺跡の中を彷徨うことができる。

アラブ城には夕暮れを見にたくさんの人が集まっているようでフラッシュが光っている。

でも私は遺跡の中で見る夕暮れの方が好きだなぁ。

遺跡大好きなので写真撮りまくっている私の歩みが遅いので暇そうな夫^^;

都市国家パルミラはメソポタミアへと続く重要な中継都市として栄えた。

通商国家であるパルミラの繁栄には交易の安全の確保が絶対的に必要だった。

だからこそ、パルミラの歴史は長いが、栄華を極めたのはパルミラがローマのプロヴィンチア（属州）になってからの200年ほどの期間。

パクス・ロマーナ（ローマによる平和）の恩恵による繁栄だった。

紀元前3世紀。

ローマ皇帝がペルシャに捕囚されるなどの
ローマによる東方属州統治の混迷につけこみ
パルミラの女王ゼノビアがローマに反旗を翻す。

「女王」というのは実は正確ではない。

公式な主権者はゼノビアの息子だったから。
ゼノビアはその後見人として権力を行使する。

ローマ帝国に正面から歯向かったパルミラにローマは軍を送る。

砂漠の真ん中では兵站の確保が困難だから長期戦に持ち込めば有利なはずだと踏んで、ゼノビアは城壁に囲まれたパルミラでの籠城戦を試みる。

しかし、周辺都市からの協力を得て、完璧に兵站の確保をするローマを前にしてパルミラは降伏せざるを得なかった。

ローマ帝国にとって重要都市だったパルミラにローマはいったんは寛大な処分を下す。

しかし、懲りないパルミラはローマ軍が去った途端に再び反旗を翻す。

二度目の恩赦はない。
すぐに引き返したローマ軍はパルミラを今度は確実に破壊する。

パルミラはその後もオアシス都市として存続はしたものの
以前の勢力を取り戻すことはもう二度となかったのだそう。

パルミラのシンボル、列柱道路の真ん中に建つ四面門（Tetrapylon）

再建されたものではあるものの、すっごくカッコイイ！
というわけで表紙に採用♪

沈む夕陽を眺めるベドウィンの物売り。

いつも眺めている景色だろうけど
何度見ても見入ってしまうのかもしれない。

彼女らベドウィンの民は、支配者が変われど
ずっとこの地に住み続けている。

倒れた柱は少し切ない。

パルミラは、ビザンチン帝国、イスラム勢とその後も支配者を変えて存続したが、11世紀に襲った地震により都市は壊滅し、放棄される。

歴史から消えかけていた遺跡が再び着目されるのは18世紀に入ってから。
イギリスの探検隊がパルミラ遺跡について報告をしたことがきっかけとなる。

もしローマに歯向かわなければパルミラの繁栄はもっと続いたのか。

歴史に「もし」はないけれども、いずれにしてもローマ帝国の衰退により、交易量が減って中継都市としてのパルミラの重要性の低下は免れなかったのだと思う。

なんて、時間を超えた妄想タイムを満喫したところで遺跡を後にする。

手持ちで撮っていたのでぶれてしまったけど、それもまた良いかも。

遺跡から町にあるホテルまでは歩いて帰る。

パルミラの遺跡は好みが分かれるようだけど、
私はすごく好きだったなぁ。

この旅行記へのコメント （20）

• sunnyさん 2011/04/16 21:37:38

  パルミラ

  kumさん、
  
  はじめまして。
  
  kumさんのたパルミラ。
  独創的な視点で切取った数々の画に、引き込まれてしまいました。
  私もこの遺跡、大好きです。
  特に人がいなくなってからの時間、アラブ山から見下ろした古代都市。
  
  このパルミラ、明日の夜のTV番組世界遺産で放送されるみたいですね。
  もし見る機会があれば、感想教えてください。
  
  バクダッドカフェ、ベタですよね（笑）
  先日３件訪ねてみました。
  パルミラに一番近い場所のお店のご夫婦がすごく感じがよかったです。
  
  いまシリアで生活してるのですが、国内のデモ広がりをうけ、外務省の渡航延期に引き上げられました。
  悲しい限りです。。
  
  しばらく国内移動は控えなくてはならないので、
  脳内トリップさせていただだきます♪
  
  sunny
  
  
  

  kumさん からの返信 2011/04/17 02:57:19

  RE: パルミラ

  sunnyさん、こんばんは！
  実は二度目ましてなのです。
  このシリア旅行の前にsunnyさんの旅行記をいくつか拝見して
  書き込みをさせていただいたことがあります。
  
  シリアの反政府デモの広がりをニュースで見て
  大丈夫なんだろうかと気になっておりました。
  さすがに国内移動は控えないといけない状態なのですね。
  日本も震災や原発でやばいことになっていますが
  海外での非常事態はかなり不安もあるかと思いますので
  くれぐれも身の安全を第一に気をつけて下さいね。
  
  前回のシリア旅行はかなりベタベタなところばかりをまわったので、今度行くときはもっとディープなシリアを見たいと思っています。次回がいつか分からないですが、観光地化されすぎてなくて魅力的な遺跡がたくさんあるし、何より人がすばらしく親切なのに感動したのでまた行きたいです。お世話になった旅行会社でもヨルダンの方が人気だけど、シリアの方がリピート率が高いって言っていて、なんとなく分かるなぁって思いました。
  
  > バクダッドカフェ、ベタですよね（笑）
  > 先日３件訪ねてみました。
  
  えぇぇっ！3件もまわったんですか（笑）！
  それぞれ微妙にスペルを変えているのがウケますよね。
  
  TBSの世界遺産は毎週録画予約しているのでチェックしておきますね〜。
  
  sunnyさんの旅行先、結構私の好みなのでまたご訪問させていただきます♪
  
  書き込みありがとうございましたっ！
  
  kum

  sunnyさん からの返信 2011/04/17 16:52:14

  そうでした〜

  kumさん
  
  メッセージありがとうございます。
  日本も大変なときに、お気遣いありがとうございます。
  余震がまだ続いているようです、どうぞお気をつけて。。
  
  そうなんです、書き込みいただいてました。
  失礼いたしました。
  お名前に見覚えがあり、何度かお邪魔し、アパメアの旅行記を読ませてもらって、そのときも衝撃を受けていたのでした。
  あの雲。。。。
  あれ以来、空を眺めて変わった形の雲を見つけるのを楽しむようになりました。
  
  シリアのリピーター多いですね。
  特に一度住んだことがあるひとは、必ず里帰りしてきます。
  人がいい、というのは必ずみなさんいわれますよね！
  次回いらした際は、ぜひお茶でもご一緒いたしましょう。
  
  今日はこれから旧市街で買い物してきます〜
  
  sunny

  kumさん からの返信 2011/04/18 00:21:55

  世界遺産見ましたよー

  sunnyさん、こんばんは！
  
  世界遺産みましたよー。
  ゼノビアを悲劇の女王と紹介していたのが
  塩野七生さんに影響されている身としては
  かなり興ざめでしたが、映像はきれいでしたし
  パルミラ以外にDura Europosも紹介していてなかなか良かったですよ。
  
  > 次回いらした際は、ぜひお茶でもご一緒いたしましょう。
  
  わーい、是非是非！
  いつになるか分かりませんが、行く際にはご連絡させていただきますね♪
  
  > 今日はこれから旧市街で買い物してきます〜
  
  ダマスカスの旧市街、いいなぁ。
  色々と不便もあるでしょうが、あんな魅力的な町、国に住めるなんて
  とても貴重な体験されているなぁと羨ましく思います。
  
  kum
  

• Tedさん 2011/02/03 00:36:06

  素敵な写真

  kumさん、こんにちは
  
  素敵な夕暮れの写真の数々
  思わず見とれてしまいました(^^)
  
  月と飛行機雲の写っているのが特に好き
  
  いつか行ってみたいです。
  ガイドに案内してもらったのですか？
  
  Ted

  kumさん からの返信 2011/02/04 04:43:56

  是非行ってみて下さい！

  Tedさん、こんばんは！
  
  パルミラは2時間だけガイドに案内してもらいました。
  パッケージ旅行だったのでパルミラはガイドがセットでついていたのです。
  この時のガイドはすごく詳しいし、感じもいいし、英語もうまくてシリア旅行で一番良かったです。なのにガイドつけたのが初めてだったので、レベル感が分からず、普通のチップ金額しか渡さなかったのが悔やまれる・・・
  今思えばもっと渡せばよかった。
  
  > 月と飛行機雲の写っているのが特に好き
  
  ありがとうございます*^^*
  細く繊細な三日月が遺跡にとても合っていて美しかったです。
  
  kum

• バートンさん 2010/12/17 00:01:31

  パルミラ

  kumさん、こんにちは！
  
  シリアへ行ったならやっぱり外せないですよね〜＾＾
  期待を大にして行ったパルミラでしたが
  期待を裏切らない素晴らしい遺跡でした。
  なのにどこからでも入れちゃうので拍子抜けしちゃいましたが。
  
  ローマ人の物語を読んでいてゼノビアの登場に心躍り
  なるほどねぇ、と。
  できれば行く前にこの本を読んでおきたかったと後悔です。
  ゼノビアの生涯を知っていたらパルミラ遺跡の見る目が
  変わってきていたんだろうなぁ。
  アラブ城から見る遺跡と夕焼けは最高ですよね。
  その後ろに広がる砂漠もなかなか捨てがたい景色で
  360度楽しめちゃうしね。
  
  kumさんが遺跡を撮るとドラマを感じてしまいます。
  触発され、だんだん遺跡が見たくなってきたました〜＾＾
  
  ばーとん

  kumさん からの返信 2010/12/18 21:16:59

  中東侮れない！

  バートンさん、こんばんはー
  お返事遅くなってすみませーんっ。
  
  中東の遺跡ってすごいですねー。
  ギリシャ・ローマ時代の遺跡が本場イタリアよりも残っているのではと思いました。
  なのに円形劇場とベル神殿以外は入場料なしで自由に出入りできちゃうんだからすごいですよね。日本、アメリカやヨーロッパだったら不良（！？）たちにより落書きされたり遺跡を荒らされそうですが、なんだかのどかですよね。
  
  私もローマ人の物語のパルミラが出てくる部分は読んで行きましたー。
  ゼノビアの夫オダエナトゥスが息子が成人するくらいまで長生きしていればゼノビアが表舞台にでることなく、パルミラの繁栄も長続きしたかもしれないのにーと思ったり。
  塩野七生さんも書いてますが、同じ女性としてちょっとがっかりな人ですよね。。。
  
  kum
  

• Dry White Toastさん 2010/12/14 22:08:30

  うわ〜！！

  kumさん、こんばんは。
  
  いやー、ワンパターンのコメントで申し訳ありませんが、相変わらず素晴らしいお写真の数々。
  写真も絶品揃いだし、コメントも素晴らしいし、４トラ大賞とかあったら、もうkumさんの旅行記に投票しまくりです！！
  
  赤茶けた風景と群青色の空に白い雲。
  写真で実際の湿度を肌で感じることは出来ませんが、からっとした空気の雰囲気がお写真からびんびん伝わってきます。
  
  しかし、これ以上にラクダが似合う風景もなかなかないですよね＾＾）
  
  夕暮れの写真も幻想的で、もう鳥肌ものです。
  「ローマ帝国にとって重要都市だったパルミラにローマはいったんは寛大な処分を下す。」のコメントで始まる写真なんかもう、語彙が乏しい私には「うわ〜〜！！！」としか言いようがありません。
  「沈む夕陽を眺めるベドウィンの物売り」の写真などは、自分の家に飾りたいくらいです。
  
  「ローマ帝国の衰退により、交易量が減って中継都市としてのパルミラの重要性の低下は免れなかったのだと思う。」というコメント、なるほど、と感心しきりです。
  やはり、どこかを見学する時には、色んな想像力を働かせながら見ていくと、面白さも倍増ですよね。
  
  
  Dry White Toast
  
  

  kumさん からの返信 2010/12/16 03:03:09

  うれしーなぁ

  DWTさん、いつも有り難うございます！
  
  パルミラ、なかなかいいでしょう？
  中東のこの時代の遺跡って結構粒ぞろいのようで
  その中ではパルミラって今ひとつな評判なようなのですが
  他をまだそんなに見てなかった私は結構好きでした。
  確かに建物はベル神殿以外は規模が大きくないし
  円形劇場などごく一部の建物を除き、あまり保存されてないですが
  列柱道路が絵的にはすごくいい感じで
  イタリアのポンペイよりも私は好きかも。
  アラブ城まで登ると遺跡の全体像が見れるのもまたいい。
  
  > 写真も絶品揃いだし、コメントも素晴らしいし、４トラ大賞とかあったら、もうkumさんの旅行記に投票しまくりです！！
  
  うわー、すっごく嬉しいです♪（←単純）
  2年前くらいまで旅行記コンテストがあったけどなくなったんですよね。
  そのとき実は南極とアンテロープの旅行記を最終候補に残してもらって
  気恥ずかしくも、嬉しい思いをしたことを思い出しました。
  今だとトラベラーの人数も激増したし、
  レベル高い人が増えているので厳しいと思いますが。
  
  その後お体の調子はいかがですか？
  しばらく新作がないようですが
  また変なもの盛りだくさんな楽しい旅行記を楽しみにしてます。
  
  kum
  

• じゃが♪さん 2010/12/11 19:53:40

  パルミラの世界

  kumさん、こんばんはー。
  
  砂漠と石造遺跡、夕陽がおりなす不思議な世界に、引き込まれました。
  2000年くらい前のパルミラでは、人々はどんな家に住んで、どんな生活が繰り広げられていたのだろう？
  シルクロードの重要拠点として都市が発展したときは、どんなに華やかだったのだろう？
  ローマに攻められて、人々はどんな思いをしたのだろう？
  11世紀の地震は、どうだったのだろう。
  …。。
  などと、写真とコメントをみて、空想が広がりました。
  
  2000年前も、現在も、この夕陽と青い空は同じなのでしょうね。
  
  じゃが

  kumさん からの返信 2010/12/12 08:45:56

  地震

  じゃが♪さん、いつもありがとうございますー！
  
  そうなんですよねー。
  遺跡って形が中途半端にしか残っていないから
  想像力で補完しないといけなくて
  でもだからこそ自由に自分の思い描く町を
  頭の中でつくれたりして楽しいですね。
  
  > 11世紀の地震は、どうだったのだろう。
  
  もともと地震のある地域だったようで
  建物は免震構造（！）で建てられていたのですが
  支えとして重要だった鉄の杭を武器等を作るために
  持って行かれちゃって（確かオスマントルコに）
  その後に襲った地震で崩壊しちゃったのだそうです。
  ちょっと悲しいですね。
  
  kum

• Yattokame!さん 2010/12/11 07:39:29

  ただいま予習中

  kumさん
  
  こんにちは！
  
  空の色が何とも言えないいい色ですね。夕陽に照らされた遺跡の柱も旅情を誘いますねえ。いやあ、パルミラすごい楽しみです。
  
  エラベール家の塔墓ってやはりいつでも中を見られるわけじゃないんですね。朝行かないといけないんでしょうか？
  
  Yattokame!
  
  
  
  

  kumさん からの返信 2010/12/12 08:38:58

  エラベール家の墓

  Yattokame!さん、どーもです！
  ポチとメッセージありがとうございます♪
  しかし、超夜型で活動時間帯が私と同じですね（笑）
  
  パルミラはシリア旅行では外せないですね。
  と思っていましたが、以前バックパッカーでシリアに旅行していた姉は
  パルミラには行かずユーフラテス川の方（東の方。結構マイナー）にしか行ってませんでした（苦笑）　
  そういうアマノジャクな旅は私も好きなので、さすが姉妹と思いました^^;
  
  > エラベール家の塔墓ってやはりいつでも中を見られるわけじゃないんですね。朝行かないといけないんでしょうか？
  
  私はパックツアーで行ったので時間管理はドライバーがしてくれたのですが、どうやら朝だけみたいですね。
  歩き方によると9時と11時のみみたいです。
  狭いので団体客と鉢合わせると結構ツライです。
  私たちは入れ違いだったのでなんとかお墓の静けさを楽しめましたが。
  
  くむ

• Tomさん 2010/12/11 02:16:58

  気持ちが引き込まれて行きます・・・

  姫、相変わらずの出来でますます・感心するばかりです。
  
  Greco-Romanスタイルにちょっとだけ一味つけたような・・、インディアナ・ジョーンズに出てきたぺトラの遺跡の雰囲気みたいなきがします。
  
  後発のモスラムの影響が比較的少なく、中東の長い歴史を垣間見るような・・・。モスラム経に改宗した後も偉大な遺跡は保存された・・。
  
  多分建造物が建てられたあたりは、きっと沢山の人物塑像とかもあったと思えますが、そのようなものがKum姫の写真では見れません。やはり、残念ながら偶像の類は・・破壊・・盗掘・・の目にあって、今は無いのでしょうか?
  
  きっと、・・Kum姫の写真に出てくるような少女の女神像がいくつもあったような夢想にかられます（笑）。
  
  シリア・・・未だしばらくいけそうにありませんが、中東特にこのあたりは・・私も興味をそられます・・。
  
  義理の爺婆が20年前の安全な時期に行ってきて涙壺をお土産に貰った思い出がありますが、Kumさん、シリアって・・今、危険な様子はありませんでしたか?ああはははは・・・考えすぎ・・？

  kumさん からの返信 2010/12/12 08:29:52

  シリアは治安がいいですよ

  Tomさん、どもです。
  いつも有り難うございます！
  
  > Greco-Romanスタイルにちょっとだけ一味つけたような・・、インディアナ・ジョーンズに出てきたぺトラの遺跡の雰囲気みたいなきがします。
  
  ペトラはナバテア人なので民族は違うようですが
  同時代だし、同じ中継都市なので共通点はあるのかもですね。
  次の目的地はヨルダンなので今度行ってきます。
  
  > 多分建造物が建てられたあたりは、きっと沢山の人物塑像とかもあったと思えますが、そのようなものがKum姫の写真では見れません。やはり、残念ながら偶像の類は・・破壊・・盗掘・・の目にあって、今は無いのでしょうか?
  
  ないですね。また長年風雨（雨はあまりないかもですが）にさらされて
  彫刻も全然残ってないですが、ベル神殿の下か天井の柱の下側の彫刻だけはちゃんと残っていました。下を向いているのが幸いしたようです。
  
  でも列柱道路の柱の中くらいにある土台に石像が置かれていたなんて
  想像するだけで豪華で、美しいですよねー。一人興奮してしまいました。
  
  ＞シリアって・・今、危険な様子はありませんでしたか?ああはははは・・・考えすぎ・・？
  
  治安はかなりいいですよ。中南米の方が全然危ないと思います。
  スリもヨーロッパの大都市の方が多そう。
  ぼったくろうとする人はたまにいますが金額もかわいいもんだし悪質な人は会わなかったですねー。
  
  kum

• Noiさん 2010/12/10 23:15:30

  空の色

  kumさん
  
  刻々と変わる空の色が素敵で、引き込まれてしまいました☆
  確かに遺跡好きには、時間がいくらあっても足りなさそうですね。
  私も、いつか行ってみたいです。
  
  それにしても、バグダットカフェって存在するんですね。
  それも複数。笑
  
  またお邪魔させてもらいます。
  
  Noi

  kumさん からの返信 2010/12/12 08:18:46

  ぱくり店

  Noiさん、こんちはー
  メッセージとポチをありがとうございます♪
  
  パルミラはそこまで期待値を上げずに行ったのですが
  全然良かったですよー。
  
  もともとオアシスに築かれた都市だったので、
  もっとまわりも青々としていたらしいのですが
  フランス軍が駐軍したときに木を伐採しまくって
  遺跡の周辺も砂漠になっちゃったのだとガイドが言ってました。
  以降、200年くらいたつのに緑は戻らないので
  一度自然を破壊してしまうと取り返しがつかないんだなぁって思いました。
  
  > それにしても、バグダットカフェって存在するんですね。
  > それも複数。笑
  
  そうそう　笑
  しかも各店少しずつスペルが違うから、うけます。
  Bacdad Cafeとかありましたよー^^
  
  kum

• ももであさん 2010/12/10 21:29:59

  Bagdad Cafe♪

  kumさん
  
  相変わらず、美しい映像に惚れ惚れです。
  
  20年以上前の映画｢Bagdad Cafe｣の、斬新な映像と不思議
  な雰囲気を彷彿とさせます。大好きな映画の一つです。
  
  映画の舞台はアメリカ・モハーヴェ砂漠。登場人物設定
  はドイツ人旅行者なのに、何故 Bagdad Cafe？
  
  主題歌｢Calling you｣が聞こえてきそうなパルミラ
  無性に聞きたくなる曲と訪れたくなる地
  
  http://www.youtube.com/watch?v=UHkW0Cw5w94
  
  ももであでした。

  kumさん からの返信 2010/12/12 08:07:19

  RE: Bagdad Cafe♪

  ももであさん、いつも有り難うございます♪
  
  > 20年以上前の映画｢Bagdad Cafe｣の、斬新な映像と不思議
  > な雰囲気を彷彿とさせます。大好きな映画の一つです。
  
  そうなんですねー。
  Calling Youは私も大好きなのですが、映画は実はまだ見ていないんです。。
  近所のTSUTAYAで探したら置いてなかったんですよ。
  名前がなんか心惹かれるので長らく気になってはいたのですが。
  
  イラクのバグダッドのスペルはBaghdadで
  アメリカのバグダッドがBagdadなので
  映画のカフェはアメリカの町のバグダッドを指しているのかもしれないですね。
  逆に、このシリアのバグダッド・カフェは単なるスペル間違いなのか
  映画に忠実にぱくっているのか意図が分からなかったです（苦笑）
  
  kum