ミラノ(13) 雪のサン・ヴィジーリョ ～2010年 ひとり旅～

2010/11/30 - 2010/12/06

ベルガモ・アルタの地図を見ると、バッサからのとは別のフニコラーレが街の北西から敷かれ、「Colle Aperto San Vigilio サン・ヴィジーリョの丘へ」と書かれています。
そこには何があるのかは？？？ だけれど、またまたフニコラーレに乗れるのなら、と、ウキウキ気分で乗り場へと向かいました。


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行程
11/30(火) Narita - München(Monaco di Baviera) - Milano
12/01(水) Milano
12/02(木) Milano
12/03(金) Milano
12/04(土) Milano(Bergamo)
12/05(日) Milano - Frankfurt(Francoforte) -
12/06(月) Narita

（130円/ユーロ：2008年12月換金。2010年12月の為替レートは約110円）

エリア ベルガモ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

Bergamo Alta ベルガモ・アルタの北側の風景を眺めます。

人が足を踏み入れない斜面には雪が積もっています。
けど、korotamaの足元も雪！


たぶん、前夜に降ったのでしょうねー。
とってもとっても空気が冷たいベルガモなのでした。

ウキウキ気分でフニコラーレ駅に行くと・・・・


扉は閉まっているし、人っ気もまったくない。
扉の横に券売機があるのですが、それも使えるような感じじゃない。

変だぞ？ と思ってキョロキョロしてみると、

臨時のメンテナンスと最新化のため、11月2日から来年の4月15日まで運休ですってー(ﾟ◇ﾟ)~

恨めしげに、ガラス扉の向こうを覗きこみます…(/_;)











楽しみにしてたのになぁ。

城郭都市の風情を眺めつつ、しばしの間、どうしようか悩んだ末、

せっかく来たのだから、と、歩いて行くことにしました。
どのくらい時間がかかるのかは分からないけれど、幸いにして道案内がちゃーんとありますから。

ずっと坂道ですけれど、眺めは抜群。




午後の陽射しを受け、眩しいくらいです。

柿、鈴なり。


イタリアでも、「柿」は"kaki"と言うんだそうですね。
"cachi"とも書くようです。
よく見かけました。

旧市街を眺めます。


塔やクーポラがニョキニョキのびている街なんですね。

石畳の狭い坂道

のんびり歩いて15分ほどでフニコラーレ頂上駅に着きました。

反対側へまわってみると、フニコラーレがちょこんと駅舎におさまっていました。


これに乗るはずだったんだなぁ…。

線路にも雪が積もっています。

眼下に広がるは、Bergamo Bassa ベルガモ・バッサ。

フニコラーレ駅からさらに坂を上ると、
Castello e Parco San Vigilio サン・ヴィジーリィオ城塞公園がありました。

公園には城塞の名残がずっしりと残っています。



城塞都市ベルガモは、二段構えになっているのですね。

雪に埋もれた橋を渡ります。

振り返るー。




右手は小堀？

小さな岩穴を抜けると、

そこも雪国だった〜 (^○^)

な〜んだか、ウキウキです！


ベンチや噴水もあって、人々の憩いの場なのでしょうが、今はすっぽり雪に埋もれています。

公園から城壁を見上げます。

陽射しは夕焼けモードに入っていて、とってもいい雰囲気。



ベルガモに来て、こんなに素敵な体験ができるとは思ってもいませんでした！

城壁の上に人影が見えたので、雪の広場をしばらく楽しんだのちにkorotamaもさらに上段目指して昇り口を捜しました。





最初に見たこの塔の扉が開いていたので、

ちょっと恐いけれど、中へ入ってみました。

薄暗くて、苔むしていて、冷たーい空気がピンっと張っていて、ちょっと躊躇。

けど、階段を昇ってみると、

うぉっほ〜〜〜(*^。^*)


日本の城で言うならば、天守台でしょうか･･･？

すでに赤みを帯びた陽の光を受けています。

鉄の扉が閉ざされていたけれど、地下にも何か施設があるようです。

弾薬庫とかがあったのかなぁ。

堡塁らしきところに、可愛らしい物体が･･･。

どなたがこのようなお茶目なことをなさったんでしょうね(^.^)

お隣には芋虫みたいな雪だるまが夕陽を受けています。

城壁も夕陽を受けていますー。

段々畑のような斜面。




けど、ここの砦。
すぐ隣には、ここよりも高そうな山があるけれど、守りとしてはどうだったのかしらん？

まぁ、そのようなことはさておいて、北側の風景も堪能しますー。



雪が多いですね。

東側は雪が少なめ。





こーんな風景を楽しんでいたら、「閉門の時間だよー」と、管理人風のおじさんがやって来てしまいました。
この公園は、冬場は10時から16時までしか開けていないんですねー。

公園を出てからすぐの高台から、ベルガモ・アルタの街を眺めます。

丘を下っていくうちに、西の空はすっかり夕焼け。


フニコラーレには乗れなかったけれど、諦めず坂を昇っていってよかったなぁ、と大満足な時間を過ごせたのでありました。

この旅行記へのコメント （2）

• spumamiさん 2010/12/22 23:44:49

  雪のサン・ヴィジーリョ！

  こんばんは！
  
  私は１２月の末にサン・ヴィジーリョに上がりましたが
  氷点下でも風がなく太陽の日もさしていて寒くなかったのですが
  雪ですか･･･まったく違う景色に見えますね〜驚き＠＠
  
  フニコラーレは休止は残念でしたね
  歩いて登るだなんてエライ！！丸っこい石畳で歩き難かったでしょ〜
  私は帰りは歩いて降りようかなぁ〜って思ったけれど足をぐねりそうで止めました
  
  橋を渡ったり、城壁に入ってみたり、やることは同じですね〜って親近感がわきました
  
  
  spumami

  korotamaさん からの返信 2010/12/23 09:38:02

  RE: 雪のサン・ヴィジーリョ！

  spumamiさん、こんにちは。korotamaです。
  
  メッセージ、ありがとうございます〜。
  あのフニコラーレにお乗りになったんですねー。
  いいな、いいなっ(*^o^*)
  
  丘を上がる坂もなかなかのものでしたよ。
  左手には素晴らしい風景が広がっているし。
  お次はどうぞお試しくださいまっせ(^-^)/