2010/10/02 - 2010/10/09
4位(同エリア12件中)
mistletoeさん
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一面バナナ畑に囲まれた別名「ホテル・バナナ」で一泊し、旅の後半へ突入です。
本日は、(昨日注文したお菓子を受け取りに!)お菓子屋さん → デイル・エル・カマル → ベイト・エッディーン宮殿 → 昼食 → アンジャル遺跡 → クサラワイナリー → スーパー → シュトゥーラ(泊)です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
清潔な部屋で「あたり!」と思っていたのですが、夜中に「ビーッビーッビーッ」と大きな警告音?が。どこから鳴っているのか分からず、しばらくすると止まったので、ウトウトしはじめると再び鳴り、飛び起き、止まり・・・の繰り返しで寝不足に。うるさいので外に出てみると東の空が白んでおり、ひんやりした空気と一面緑のバナナ畑で一気に目が覚め、写真をパチパチ。
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朝食までに時間があったので周辺をお散歩し、本日もたっぷり楽しみます。
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一体何の音だったのか・・・・・良い部屋だっただけに、残念でした。
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外観は素敵なホテルです(笑)
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では、本日も出発です!
スタートは昨日注文したお菓子を受け取りに(笑)
バスを降りると、お店の方が店頭で何かを販売しています。聞くとレバノン人が朝食によく食べるパンケーキのようなもので、切り分けて試食させてくださいました。
モッツァレラチーズのような風味のチーズが挟んであり、ローズシロップがたっぷりとかけてありましたが、シロップのローズの香りが苦手でした。
店内は大混乱!クッキーやデーツも試食させていただきました。 -
デイル・エル・カマル(Deir el Kamar)
レバノンの南部のほぼ中央に位置しており、16世紀から18世紀にかけて、デイル・エル・カマルは、レバノン首長国の拠点の役割を果たしていました。
アラビア語で、「月の修道院」を意味するそうで、ファハル・アッディーン2世が建造したモスクであり、レバノンで現存するモスクの中では最も歴史が古いそうです。
デイル・エル・カマルが果たしてきた役割とは、文字通り、アラブの伝統の拠点であるのと同時に、レバノンの大統領や芸術家など様々な領域で活躍する人材を輩出してきた学校の役割も担っていました。 -
広場には噴水があり、青い空、美しい建物、色とりどりの花のある街並みにツアーの皆さんと「わぁ!」と感激。
高台に位置しているので見晴らしも最高です。リゾート気分満点になりました。 -
現地ガイドさんがピザを買ってきてくれ、皆さんと試食。
みじん切りにしたハーブ、塩、胡椒とシンプルな具材でしたが、あっさりとしており、とても美味しかったです。
広場にあったカフェで1日座っていても飽きないだろうなぁ・・・・・ -
ベイト・エッディーン宮殿(Beit ed-Dine)
ベイルートの南東50キロに位置しており、19世紀に完成した荘厳な宮殿として名高いそうです。
バシール・シハブ2世が山岳レバノン(レバノン首長国)の首長として、オスマン帝国から任命された1788年から建設が始まり、完成するまでに30年ほどの年月が費やされました。
ダマスカスやアレッポといったシリアの諸都市のみならず、イタリアからも建築家がこの地に招かれ、自由に建設を競い合った結果、ベイト・エッディーンは、アラブ建築とイタリアのバロック建築が融合した姿を見せています。 -
内部に入るとすぐモザイクタイルが飾ってありました。
また、周囲には毎夏、世界中から著名なオペラ歌手や演奏家、バレエ団などが招かれ、中東有数の文化活動の中心となっている国際ベイト・エッディーン・フェスティバルのパネルが飾ってありました。
全世界から人々が訪れるそうです。 -
2階は博物館になっていました。
遺跡からの出土したガラス製品や、王族の方々の豪華な刺繍が素晴らしい服装品まで各時代を代表するものが展示されています。 -
噴水のある美しい中庭を挟み、3つの部分に分けられた宮殿が建てられていました。
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こちらはプライベート空間です。
ドーム天井にガラスがはめ込まれた浴場(ハマム)です。
ガラスの光があちこちに反射し、豪華でありながら幻想的でした。 -
1840年に、バシールがレバノンを去った後には、オスマン帝国の政府の建物として利用され、フランスの信託統治下に入った1918年以降も、その役割は変わることがありませんでした。
現在では、一部が夏の大統領専用の執務室として使われていますが、一部は、一般に開放されています。 -
レバノン杉をふんだんに使用し、装飾が施された謁見室です。
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ステンドグラスが美しい執務室ですが、仕事はしづらいような・・・・・
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プライベートのベッドルームです。
さすがにシンプルでホッとしました。 -
レストランに泉?噴水?があるお店でのお昼ごはんです。
トマトペーストのようなメッゼがありましたが、これがピリ辛で美味しい!ホブスとトマトペースト、でお腹がいっぱいになりました。 -
アンジャル遺跡(Anjar)
ベイルートの東50キロ、アンチ・レバノン山脈の麓のリタニ川が流れるベカー地方にあります。
南北385m 東西350mの城壁に囲まれた長方形の都市であり、ワリード1世が7世紀後半に建設したレバノンに唯一残るウマイヤ朝の都市遺跡です。 -
アンチ・レバノン山脈を背に、アーチの残った柱がとても印象的でした。
これだけ立派な遺跡なのに、ここにも誰もおらず不思議な気がしました。
石とレンガを組み合わせた壁は耐震性を考えて建築されたそうですが、その甲斐があったのか、美しく残っていました。 -
ダマスカスとベイルートを繋ぐキャラバンサライ(隊商)の中継地として古くから栄え、城壁内は「田」の字の中の十文字に道路が走り、その交点に「テトラピオン」と呼ばれる4本の円柱が四隅にある門が建っています。
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街並みはローマ風ですが、所々にアラブ様式があり、中央にカルドと呼ばれるメインストリートの両側には600の店が並んでいたそうです。カルドの中央付近に交差点がありました。
また、イスラムの最高権力者であるカリフの保養用の宮殿、モスク、公共浴場、住居、商店などから構成されていました。 -
これらの建物は地震に耐えられるよう四角い石と平たい石を交互に積み重ねて造ってあるのが特徴です。
「アンジャル」とは、「岩からの水」という意味なのだそうです。 -
通路や宮殿、モスクは修復されていましたが、居住区や商店は内戦で修復がストップしてしまい、再開の目途がたっていないそうです。
覗いてみましたが、一面の草地で荒れ地となっていました。 -
テトラピオンの下にツアーの皆さんがいらっしゃいますが、人と比べると大きさがわかっていただけると思います。
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遺跡を出るといっぱいの羊が土埃を上げながらテクテク歩いてきました!
前後に3匹の犬とおじさんがおり、犬達は羊がはぐれないよう、見守っていました。賢い〜(*^^*) -
お待ちかね、レバノンでもっとも歴史のあるシャトー(クサラワイナリー)です。
1974年までイエズス会が運営していましたが、その後クサラ家に権利が委譲されました。 -
訪問客にはガイドツアーも行っています。
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シャトー奥には、自然洞窟を利用した延長2キロもに及ぶ長いワイン蔵があります。
この洞窟はローマ時代にはカタコンペ(古代キリスト教徒の地下墓所)としても利用されていたそうです。 -
平均気温は冬でも11度から13度に保たれています。
ひんやりとした洞窟を歩き、今でも大量に樽に貯蔵されているワイン蔵を案内して頂きました。
その後、お待ちかねの試飲タイム!
皆さん楽しみにされていたようで、チョコレートや薫製が次々と鞄から出て来て爆笑です(笑)
まずは白。さっぱりとしており「美味しい!」との声が上がり、次への期待が♪
が、グラスを替える事なく、次の赤を注がれました。
「グラスを替えないんだ」との声が聞こえつつ試飲してみると、これまた「・・・・・あれ?」との声が。
そしてロゼは「・・・・・美味しくない・・・・・」
次こそは!と思っていると添乗員さんの「試飲はこれで終わりです。」との声が。
「え〜!これだけぇー!!」と少し不満が残りましたが、ワインショップに移動し、皆さんとあれこれと見ているとレジ付近で何やら揉めています。
聞いてみると、「手提げ袋がない」だの「箱と紙袋の両方は渡せない」と大量のお客になれていない対応のワイナリーとレジ係。
そして、ある方がレシートを各個人に渡さないので「レシートを欲しい」と言ったところ「Why?」と馬鹿にした態度。
「WhyにWhyだよ!!!!!」とみんなブチ切れでした。
楽しみだったワイナリーがレジ係の対応で台無しになった私達を見て、添乗員さんが気を利かせてくださり、ホテル近くのスーパーに寄り道して帰る事になりました。
大きなスーパーではありませんでしたが、ワインも品数豊富で大満足!
ホテルから歩いて行ける距離なので、お土産はここで調達です。 -
シュトゥーラ パーク ホテル(CHTOURA PARK HOTEL)
昨日のホテルとは大違い(笑)の5つ星ホテルです。
ツアーの方が「食事前に、明日買いに行くワインの試飲会をしましょう!」と誘ってくださいました。
食事前に皆さんで集まり、ワイワイとお喋りしながらの試飲会でした。 -
夕食はチキンとライス、そしてメッゼ。
ブドウの葉に包まれていないお米を見るのは久々です。
夕食後に食事前に試飲させていただいたワインの1ランク上のお品を再度試飲。
どちらが美味しいか・・・・・と比べようにも元々ワインの味が分からないのでお役に立てませんでした。
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