2010/10/02 - 2010/10/09
10位(同エリア14件中)
mistletoeさん
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「遠くへ行きたい!」熱が高まり、ドコへ行こうかと考えていましたが、今回は友人とではなく、1人でツアーに参加してみる事にしました。
1人なら憧れの地へ・・・と言う事で、中学の世界史の授業ですごく印象に残っていたフェニキア文化の栄えたレバノンへ。レバノンと言えば「危険」と言うイメージがありましたが、実際訪れてみると美しい町並みに、5つもの世界遺産、そして優しい人達に出会え、心に残る旅となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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今回、私が参加したツアーは東京から5名+大阪から9名+添乗員さんの計15名です。
21:40 東京/成田発 EK-319、23:15 大阪/関西発 EK-317のエミレーツ航空でドバイへ。
2時間ほどのトランジット後、7:20 ドバイ発 EK-957でいよいよレバノンの首都ベイルートへ。約3時間のフライトです。 -
日本から約17時間後、ベイルート国際空港へ到着!外に出ると青空が広がっていました。
時差はマイナス6時間です。 -
では、早速1カ所目の観光へ!
ドッグ・リバー(ナハル・エル・カルブ)The Dog River(Nahr el Kalb)
ベイルートから北へ14キロ程行くと、高速道路の入口付近右側の崖がクレバスのように割れていて、ドッグ・リバーと呼ばれる川に、3つのアーチのあるローマ時代の橋が架かっている場所がある。
この場所には文字どおり古代からの歴史が刻みつけられており、川沿いの岩壁にはここを通った数々の英雄たちの碑文が残っている。まず、紀元前13世紀にカデッシュでヒッタイトと戦ったエジプトのラムセス2世のものから、バビロニア、ギリシャ、ローマ、トルコの統治者やナポレオン3世、さらには1946年、レバノンからの外国軍撤退を記念するものまで19の碑文が確認できる。
象形文字からアルファベットまで、書かれている文字は様々である。 -
岩山のあちこちにこのような記念碑があるのですが、道路沿いに突如あり、ビックリです。
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遺跡も良いのですが、高台から眺める風景も最高です。
中央の煙突は電力発電所との事でした。 -
本当に観光地?と言いたくなるような閑散とした通路です。時が止まっているような感覚になりました。
閑散としていますが、危険と言う感じは全くしませんでした。 -
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ジュニエ(ハリッサ)Jounieh(Harissa)
ベイルートから北へ21キロにあるこの町は、地中海に沿ってオレンジ色の屋根を持つ家並みが続き、丘の上には「レバノンの聖母 Our Lady of Lebanon」と呼ばれる白亜の像がそびえている。 -
丘の上にあるので、見晴らしは最高です!
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キリスト教マロン派の総本山との事です。丸みのある教会が可愛らしいです。
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丘の上にあるマリア様の像が展望台になっていたので登ってみました。大きい!
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マリア像の下は教会になっていました。
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レバノンに来て初めての食事です。
野菜が丸ごとテーブルに載っていて「え?」と思いました。
欲しい分量だけ自分で切って食べるそうです。なるほど・・・・・
そして、この食事の時から毎食毎食お目にかかる事になる山盛り野菜、メッゼ(Meze)、ホブズ(Khubz)の3点セット。
この時は「へぇ〜!前菜だけでも十分満足!!」と喜んでいましたが、同じメニューがどのレストランでも準備されているとは・・・・・
メニューはこれらの前菜に加え、白身魚の唐揚げ?とデザートにはフルーツ数種類(これも丸ごと)でした -
こちらのレストランは海岸そばにあり、オープンエアな空間でまったりと穏やかな雰囲気です。
ホテルなのか、プールも併設されており、ビキニの人も大勢居り、イスラム圏ではなく、ヨーロッパのリゾート地に来たと錯覚しそうになりました。 -
満腹になったところで午後の観光へ。
ライオンの塔(Lion Tower)
15世紀にオスマン・トルコからトリポリを防御するために建てられた、沿岸に残るマムルーク朝時代の建造物。正面入口の装飾が美しい。入口にライオンの像があったと考えられていることからこの名前がついた。 -
どこが塔?と思う四角い建物でしたが、現在の建築物と遜色がない程美しい建造物でした。中は今でも使われているのでしょうか?
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アラブ名物のデーツもたわわに実っています。
ネットをかけて落ちないようにしているのですね。 -
トリポリ旧市街の外れにあるタイナル・モスクです。入口上部の手の込んだ装飾と白黒の石のコントラストが特徴なのだそうです。
到着するやいなやアザーンが流れてきました。夕方のお祈りの時間と重なったようです。 -
裏手にはお墓がありました。日本のお寺みたいで珍しいです。
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「お祈りに来る人の邪魔にならないように」内部を見せていただきました。ひんやりと静かな内部は凛とした雰囲気です。
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ランプ1つにしても、手が込んでいてお洒落です。
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静かに!と言われていても内部がドームになっているので、声が響く響く!少し話しても目立ってしまいました。
すみませんでした・・・・・ -
照明のついている窪んだ場所が、メッカの方向なのだそうです。
内部は段差が結構あり、上を向いて歩いていると何度もコケそうになりました。 -
トリポリ(トラブロス)Tripoli(Trablos)
ベイルートの北約85キロにあるレバノン第2の都市で、北部の商業の中心地である。フェニキア時代から港町として栄え、町が3つの地区(シドン、ティール、アラドス島)に分かれていたことから、ギリシャ語でトリポリス(3つの都市)と呼ばれるようになった。 -
この日は日曜でスークが休みでした。残念!
観光客が珍しいのか、私達が歩いていると子供達がついてきたり、声を掛けられたりと、ちょっとした有名人状態に(笑) -
旧市街の中、元々はオスマン・トルコに対する守備隊の兵舎だった石鹸倉庫カーン・アル・ザブーン(Khan Al-Saboun)の中にある1軒のお店が開いており、天然成分との説明を受けながら店員さんが、首筋にミントオイルを塗ってくれたのですが、これがスースーとして気持ちいい!
店内には天然成分の石鹸やオイルが売られていましたが、他でも購入できるかな?と思い購入しなかったのが、失敗。その後、見掛ける事はありませんでした。 -
セント・ジル要塞(St. Gilles Citadel)
1103年、フランク人の十字軍士レイモンド・ジルによって建てられた玄武岩と石灰岩によって築かれた要塞。1289年マムルーク朝カラウーンの攻撃によって焼け落ちたが、その後再建された。
トルコ時代には一部が牢獄として用いられたようであるが、現在はもとの十字軍の要塞に近い形に復元され、丸天井の部屋、鉄製の門、兵士の宿舎などを見学できる。 -
この要塞は兵士が常駐しているようで、周りには戦車が停まっており、「兵士と戦車の写真撮影は禁止」と言われていましたが、兵士にカメラを向けてもニコニコでした。
平和で良かった!
この遺跡も観光客は私達だけ。貸し切り状態でした。 -
今現在も修復中で、これからまだ何か新しい発見があるのかも知れません。
大変だと思いますが、夢がありますよねー。 -
この階段を登と建物の上から街を見渡せるのですが、手すりはないし、急だし、こわい!
ヘッピリ腰になりながらも登って見渡してみました。見晴らし最高! -
本日のお宿、シュバット・ホテル(CHBAT HOTEL)です。
ホテルと言うか、スキーロッジですね。
部屋も1室1室仕様が異なっていて笑えました。添乗員さんが「どの部屋になるかは鍵を引いてください」と当て物のよう(笑)
私の部屋はダブルのベットと机のシンプルな部屋でしたが、皆さんの部屋を見せていただくと、大きな作り付けのソファーの1室があったり、謎の段差があったりとオリジナリティに溢れていました。 -
ホテルのバルコニーからの景色です。
山に近いからなのか、夕暮れは少し肌寒いですが、景色最高で皆さんと眺めていると花火が上がっていました。
何かのお祝いだったのかな? -
1日目の夕食はバイキングスタイルです。
夕食時に自己紹介をしながら皆さんとゆっくり食事をしました。
サラダやお肉は美味しかったのですが、チーズやヨーグルトは驚くほど塩辛く、ピクルスは酸っぱかったです。
味覚は少し違うのかも・・・・・ -
上部にあるのがトリポリの名物菓子のハルワート・エル・ジブン(Halwat el jibn)です。薄く伸ばしたもち状のチーズ生地にクリームが巻いてあり、シロップをかけていただきますが、不思議な触感で美味しかったです。
それにしても、どのお菓子も甘い!
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