１ヶ月のんびり田舎旅１０　レンタカーで巡る”フランスの美しい村”サン・シル・ラポピー、ロカマドール

2010/09/22 - 2010/09/23

ミディピレネー地方
アヴェロン県の”フランスの最も美しい村”

コンクからサン・シル・ラポピーに寄り道をしてロカマドールへ向かいました。



写真はAlzou Valley沿いの断崖に張り付いてるみたいな村、ロカマドール（フランスの最も美しい村）

エリア フランス

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

コンクからサン・シル・ラポピーに向かう時から、ナビの案内が？？
これまでは、そんなに選択するほど道がなかったのか、短い距離優先に設定されている様子でも、普通の大きめの道路を案内してました。
ところが、地元の車しか通りそうもない農道のような細い道やら牧場の間やら、、、エッ、エッ！
地図をみると、まともな道もあるのに、、、。

その代わり、羊を追う利口な牧羊犬の活躍を見れました。

残念ながら、いい写真がないのですが、牧場のマダムが命令すると
イッセイに数百頭の羊をワンコが誘導します。感心する私等に
マダムも自慢気？でした。

ここに３００頭、別に５００頭の計８００頭も飼っているそうです。
沢山、チーズを作っているんでしょうね！

フランスの最も美しい村”⑩番目の訪問地、サン・シル・ラポピー

駐車場です。
無料もありますが、有料の場合、１～４ユーロです。
殆ど自動券売機方式です。おつりは出ないので１と２ユーロの用意が
必要です。

ここも可愛い村です。
ワインショップ、みやげ物や、手作りアクセの店など、お洒落な店があります。
ここのワインショップで買ったワイン・オープナーが大変優れものでした。作り手の製作中の写真が置いてありました。
高い有名メーカーのものより、ずーと開けやすいんです。
これ、うち用にしか買わなかったけど、ワイン好きへのプレゼントには最適だったかも〜。

この辺りにくると主にカオール・ワインが置いてありました。
お勧めを１本購入。

サン・シル・ラポピーをでて、牧場やワイン畑の中をロカマドールへ、、、。
フランスは農業国だと痛感させられます。アヌシーから汽車でアヴィニョン、車でプロバンスからミディピレネー地方、町を抜けたら、ワイン畑、、でなければ農場に牧場と、、、パリに行くまでそうでした。

有名なワイン産地でなくても、国中アチコチで栽培しているのだなぁと思いました。

崖に張り付いて建つ”フランスの美しい村”⑪番目ロカマドールに到着

村は３段階になっています。１番上に城があり、２段目に教会、主に修道院など宗教施設、下の３段目にホテル、レストラン、お店が並んでいます。３段目の通りは昼間は大変な賑わいです。

崖に張り付きながら、宗教施設が建てられています。

たくさんの奇跡の伝説のある”黒いマリアさま”があるノートルダム寺院まで２１６段の”巡礼者の階段”があります。
巡礼者は、この階段を膝で登ったとか、、、。

この方角からが代表的な構図？

この旅行記へのコメント （2）

• ilovesouthtyrolさん 2010/12/08 20:54:18

  ロカマドール、《黒い聖母》

  sienamamaさん、今晩は。
  
  カオール・ワインはいかがでしたか。
  
  2006年に亡くなった西洋史の木村尚三郎先生のご本に『カオールの酒壺』（1983年刊）というエッセイ集があります。その中にある同名のエッセイは、先生がひとり旅でカオールを訪れ、カオール随一のレストラン「ラ・タヴェルヌ」で、名物のフォア・グラを添えた大好物のトゥールヌドを食べ、特大（まるまる１本分）のピシェ（酒壺）で、色の濃い、こくのある赤葡萄酒を飲みご機嫌になるというものでした。
  
  フランスはどこに行っても安くてうまい地ワインがありますね。
  
  ロカマドール、交通不便なのでまだ行っていません。
  山岳地帯の少ないフランスの中で、同じ中央高地にあるル・ピュイは訪れたことがあります。ロカマドールと同じように丘の上に築かれた大聖堂は、イスラム寺院を想わせるアーチ群が印象的でした。
  
  ロカマドールは、《黒い聖母》で有名ですね。ものの本によると、黒い聖母は、キリスト教浸透前にここガリア（フランス）の地に住んでいたケルト人の信仰したドゥルイド教と関係があるとか。
  ドゥルイド教というと、私は大好きなベッリーニのオペラ『ノルマ』を思い出します。
  
  牧羊犬、私も何度か出会ったことがあります。
  
  一番印象深いのは、スイスのヴァレー州バーニュ谷 Val De Bagne で出会った牧羊犬です。バーニュ谷は、グラン・コンバン Grand Combin の東側の谷で、北のローヌ川に注いでいます。観光客のあまり訪れない谷です。その時の思い出を書きます。
  ルイネットという山の草地の大斜面にざっと数百頭の羊が放牧されていました。その斜面を１匹の中型犬が、全速力で駆け上がったり駆け下ったりして、羊が群れから離れないように駆け回っていました。その働きぶりに私はいたく心を打たれました。
  山歩きの帰り道にまたそこを通ったのですが、相変わらずあの牧羊犬が羊を追っていました。管理人の姿は見えませんでした。
  私はカメラを取り出して羊の群れを撮影することにしました。撮影に夢中になっていると、いつの間にか牧羊犬が私の近くに寄って来て（しかし、一定の間隔を保って）盛んに吠えたてるではありませんか。「早く行け！」ということのようでした。
  「わかった、わかったよ。」私は立ち去ることにしました。彼は私を追い立て、私が羊の群れから完全に離れるのを見届けると、また羊の群れの中に戻って行きました。
  
  私はそれまで犬は苦手（嫌いといった方がよい）だったのですが、この件以来、犬に親近感をもつようになりました。
  
  
  ilovesouthtyrol

  sienamamaさん からの返信 2010/12/11 23:59:48

  RE: ロカマドール、《黒い聖母》

  ilovesouthtyrolさん、今晩は〜。
  
  いつも見ていただいて有難うございます。
  レンタカー利用後は、寄り道しながら宿泊地を変えて移動したので、
  記憶を辿りながら写真を探したりとなかなか先に進めずにいます。
  おまけに、週４日、スポーツクラブに通っているので、
  つい眠くなってしまい、、、いつまでかかるかなぁ？と。
  ま、のんびり行きます♪
  
  ilovesouthtyrolさんのように
  色んなジャンルの知識をお持ちのうえで、歴史のある街や村を尋ねると
  見えるものも違ってくるんだろうなぁと思います。
  私の場合、フゥーンで終わったりしています、、、（汗）。
  
  ＞＞ カオール・ワインはいかがでしたか。
  販売のソムリエによると、熟成するワインだから
  ５年以上は置いておいた方がとアドバイスされたので、
  そのうちに、、のつもりです（イヒッ）。
  
  sienamama