ことわざ　「急がば回れ」の真実を検証。　　　　　（乗車口の案内は「紀州犬」の肉球？）

2010/11/23 - 2010/11/23

　さて、１１：２７発の「柘植」行きは、１１３系電車ですが、アコモデーション未改造車やねえ。



　乗り心地と言うか、座り心地はあんまり良え事ないのやけど、国鉄時代のオリジナル塗装やから骨董品的な趣はあるよな。

エリア 堺(大阪)

• 交通手段: JRローカル

　まあ、乗り込んでナンバープレートを一枚。



　５３４２Ｍは定刻　１１：２７に発車しましたじゃ。

　えーと、現時点では、草津線内に優等列車の運行はおまへんので、各駅停車で関西本線「柘植」駅までトコトコと行きますねん。


　で、途中駅の貴生川で近江鉄道のコカコーラ電車を発見。

　そして、反対側には、信楽高原鉄道がお客さまのお越しを待ってますノンよ。

　車内はオリジナルのままで、セミクロスシートですじゃ。


　ガラガラの状態。


　休日の昼間はこんなモンかねえ。

　４０分足らずで柘植駅へ。


　右側の関西線には、架線が張られてませんのじゃ。

　１２：０９に入線。


　ささ、乗り換えは３分しかないので急ぐのよ。



　ダッシュ！。

　１２：１２発の　２４３Ｄ　はキハ１２０系を使用。


　おやー、正面の顔、紫色に変わってますな。



　

　キハ１２０系で一番撮りたかったのがコレ。



　排気ダクトの張り出し部分と、そこに置かれてあるゴミ箱ね。


　なぜか気になってるのよ、以前から。

　はい、それでは発車しますよ。


　エンジン音が大きくなり、キハ１２０は動き始める。

　途中、伊賀上野で１分ほど停車しましたので、急いで１番乗り場へ走って、ちょうど停車中の忍者電車をパチリ。


　おおー、「くのいち」ですにゃー。


　ほいさ、では、２４３Ｄに戻りますぞ。

　えーと、これはキハ１２０の１３ね。



　たしか、新潟鉄工で作ったやつと思いますが。


　まあ、ローカル線用のレールバスとも言える代物ですじゃ。

　ボギー台車を履いてるから、厳密にはレールバスにはならないんやけど、この様に一部にバスの部分品を流用してますのんや。


　エアコンの噴出し口ね。

　扉の開閉用ピストンもバスと同じね。


　こう言うのを見つけるのも、お楽しみのひとつですじゃ。

　お手洗いは、あとで付け足したんやな。


　だからバリヤフリーではゴザンセン。


　悪しからず。

　ちなみに内部はこんな風ね。

　ほんじつの運転は、見習い君が指導運転士さんの元でガンバッテルのよ。



　信号確認も、ハキハキと声を出して。

　さあ、まもなく加茂駅でっせ。


　この柱から電化用の架線が現れてくるのよ。


　へへへへ、こう言うのは知らないと損ですよ。

　ほいさ、電化区間に入りましたぜ。



　あと３００〜４００?くらいで「加茂」駅やな。

　で、加茂駅に１３：０４　定刻着ね。

　そんなら乗ってきた２４３Ｄを確認。


　ね、トイレは後付けしたのよなあ。


　そこは、窓をステンレスで塞いじょりますで。

　はいはい、スタンプもポン。


　ＯＫ、それじゃあ乗り換えですよ。

　ほいさ、「大和路快速」ＪＲなんば行きね。


　２２１系を使用でんな。

　乗車したハコ。



　今回、結構２２１系多かったなあ。

　

　奈良からは、もうちょっと乗ってくると思いますが、今はこんな状態ではっしゃー。

　次の駅が「木津」。



　はーい、片町線（学研都市線）に乗りますわな。

　で、スタンプをポン。


　

２０７系が待ってますじゃ。


　宝塚行きの快速として運転ね。

　クモハ２０７とは、電動制御車の意味ですよ。

　あー、居眠りをしてましたわ。


　気づけば「放出」駅に着く手前。

　しばらく待ってれば、奈良電車区と見受けられる１０３系が入ってきましたぞ。


　どうやら車掌さんは女性のようやね。

　クハ１０３は健在なのだ。


　出来れば、もう暫らくはこの車両を使用して頂きたいと思いますねん。



　

　２４６４Ｓは「放出」１４：２５発。


　「久宝寺」１４：３９着。


　ひさしぶりに開通した都市間連絡線の　おおさか東線　はきょうが初めてのご乗車なのよ。




　で、スタンプもゲット。

　定刻「久宝寺」に着きましたぜ。


　ともかく駅スタンプを頂きまして。



　関西本線（大和路線）の列車を待ちまする。

　さあ、お次は大和路線ですよ。


　久宝寺駅、以前は快速通過してたんやけど。


　いまでは立派になったのねえ。


　「尼崎」と同じやな。

　最初、１４：５２発の１３９８Ｔ列車を予定してましたんやけど、１４：４５の３３９６Ｋがあったので、それにご乗車。



　つぎの「王寺」までね。


　これも２２１系電車なのだ。


　

　車内はご覧のように、ひとりで２席をご使用出来ますんじゃ、

　でもって「王寺」で当初の１３９８Ｔを待ちまする。




　

　スタンプも有るとの事なので、係員さんに申し出て、ポン。



　Ｏｋ。

　ほいさ、７分の待ち合わせで　１３９８Ｔ　に乗車。



　これも２２１系ね。

　１５：２１「高田」着。

　７分間あるので、改札口でスタンプを頂だい致しますじゃ。


　ほれ、ポンとな。

　おおー、この駅は２種類のスタンプが置いてあるわ。


　そんなら、もう一枚、ポン。

　４６９Ｔは改造車の１０５系。



　今回、一番乗車時間が長いのにロングシートなのよ。



　２時間を越すのにクロスシートを持ってこないなんて。


　ＪＲ西日本は何を考えちょるんだ。



　セミクロスの１１７系は、朝晩だけの運用らしいな。



　ま、ともかく乗り込みましょうぞ。

　和歌山線は、基本ワンマン仕様ね。

　しかし、２時間以上の運転なので、トイレは設けられてますのじゃ。



　ここ５年で設置されたやつですわ。


　後付けやから、さいぜんのキハ１２０と同じく、バリヤフリーにはなってませんのやねえ。

　「吉野口」では近鉄南大阪線と接続。



　ちょうど近鉄電車がホームに入って来ましたよ。


　吉野行きかな。

　「五条」に到着。


　７分間停まるんやて。

　ほんなら、すぐ前が改札口なので、駅員さんにスタンプをお願いしましたじゃ。


　そして、発車したのだわ。

　南海電車との接続駅「橋本」に入線。



　１０分間も停車するんやて。



　で、ここでも、改札が目の前にあったので、スタンプをゲット。



　

　おおー、赤以外のやつは初めてやで。

　まだ発車まで数分あるので、ホームの端にある喫煙コーナーで一服。



　シュボ、プハ〜〜。




　ん？、乗車位置の案内がワンコの足跡やん。





　そうか『乗車口の案内は「紀州犬」の肉球？』にしてるのか。



　遊び心のある駅ですな。

　途中、ラッピング電車と交換。



　場所は不明。

　えーっと、突然ですけどコレは架線ね。



　何故この様なのを撮ったかと言うと、トロリー線の直吊りなのよ。



　まるでチンチン電車並みの簡素な設備。


　物凄く嬉しい。

　こんなん見られるなんて。

　支柱部分は、最小限のシンプルカテナリー状態ですじゃ。



　うわー、楽しいなあ。

　で、１７：３１「和歌山」駅に着いたのじゃ。



　改札でスタンプを頂だいしまして、阪和線ホームに移動。

　此の地は御三家のひとつ。


　紀州徳川家の在した土地。



　で、スタンプのデザインもお城なんだな。

　１７：３７発　４５８０Ｈに間に合うんやけど、一本遅らせましたのよ。



　１７：５６の４５８２Ｈにしましたじゃ。

　なぜなら、１９：４８の「スーパーくろしお」２８号　７８Ｍが見られるからなのよ。



　フフン、相変わらずガキやな、精神的には。




　では、特急をお見送りしましたので「紀州路快速」に乗り込みまっせ。

　はーい、最後の列車は定刻１８：５４に「三国ヶ丘」に着きましたぜ。



　ホームに下りて、時計のある場所まで歩き、証拠写真をパチリ。



　ああ、１９時になってるわ。

　という事で、「急がば回れ」を検証して来たんやけど。



　「楽しかった」と言うのが本音ですじゃ。


　えーと、アンタ、これは俗に言う「大回り」乗車の事でっか。


　まあね、５年振りくらいに大回りをしてみた訳ね。

　新しい路線も出来たからな。



　そやけど、たったの１２０円で、まるまる一日遊べるんやから。


　でも、ＪＲ側としては絶対に乗って欲しくない乗り方やろね。


　合法とは言え、ほとんど、無賃乗車に近いモンね。



　きょう一日の距離を普通に計算すれば、数千円掛かるハズやからね。

　なにはともあれ、職員さんに無効印を切符に貰い保存ね。



　そして、最後の「スタンプ」をポーン。



　はーい、１２時間半の旅も終了ですじゃ。








　　　　　　（ 長のご乗車お疲れ様でした。 これで 　お し ま い ）