『燃える大地』＜ゴンドワナの大陸を旅して＞（１２３）エアーズロックへの未明の出発。

2010/04/25 - 2010/05/10

この旅行記が１２時間フラッシュバックして、Ghan号での夜明けのシーンを載せていたが、又元に戻り、今日はこれからエアーズロックへの日帰りツアー出発の朝である。

地図で見るとアリススプリングからエアーズロックまではほんの僅かの距離に見えるが、実際は５００キロ以上も離れた場所にあり、東京から大阪までの日帰りバス旅行をするようなものである。

マイクロバスの迎えの時間は５時５０分。ですが、時差の関係か、この時間でもまだ辺りは真っ暗。市内のホテルを３−４箇所回り、カジノホテルで合流し、ここで大型のマイクロバスに乗り換えて、総勢３０名程で目的のウルル、エアーズロックへ向う。

バスは真っ暗い中、殆ど真っ直ぐの４車線の国道をひた走る。この暗い中、行き交う車輌は殆どない。このツアー、朝食、昼食、夜食付き、とのことで、早速、朝食のランチボックスを配るが、簡単な軽食。まあ、朝の内、マイクロに座りっぱなしだから、こんなものでも良いのだろう。

その内周辺が明るくなり、バスの進行方向右手、なだらか丘陵の辺りから朝日が昇ってくる。昨日に続いての日の出。異国の地の真っ暗な中に昇る太陽を見るのは実に感動的だ。昨日に続き、日の昇るのを逐一見届ける。そう、この辺り湿気が無く、空気が乾燥しているから、実に太陽が燃えているようだ。

日の出の饗宴は３０分程続き、ホテルを出発してから約２時間、最初のドライブインに到着し、朝の休憩となる。

エリア エアーズロック(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 4.5

小型のマイクロバスが各ホテルから客をピックアップし、このカジノホテルで大型のバスに乗り換え、未明の町を出発する。

バスは真っ暗な国道をひた走るが前方左手の方角が明るくなってきた。

昨日同様、再び幻想的な夜明けの饗宴が始まる。

出発間もなく、今日の朝食として配られたランチボックス。

外を見ると更に明るくなっている。

いよいよ夜明けだ。

太陽が地平線に顔を出す瞬間。

出た！　今日も又光り輝く太陽が！

陽の光りはまばゆいばかりの明るさで、真っ直ぐバスに伸びてくる。

この輝きを如何せん・・

この太陽に守られて、今日も又この大きな大地はゆっくりと回転を続けていく・・