2010/04/25 - 2010/05/10
28位(同エリア54件中)
ちゃおさん
荒涼とした平原の中を走る「ガーン特急」。砂漠の中のオアシスのような一点、グリーンベルト状に伸びている川「Finke River」を通り過ぎると、列車は又再び曠野の中をひた走る。しかしこの列車の旅も残すところ後半日。今日の午前中だけだ。
変り映えのしない外の景色に飽きたのか、反対側の席のドイツ人女性はいつの間にか、うたた寝をしている。気持ちよい列車の振動と居眠り。会社勤めの頃、帰りの電車の中でしばしば居眠りをしたが、今又同じ様にまどろんでくる。朝の暖かな陽光が気持ちよさを誘ってくれる。
時間的にはもう間もなくのアリススプリングス。外の荒涼とした風景も町に近づくにつれ、段々人の息吹が感じられるようになる。車の数やら、所々見え隠れする住宅の屋根。車内の雰囲気もどことなくそわそわし出す。荷物をまとめる人やら、トイレに立つ人やらと。
列車もスピードを落とし、窓の外に郊外の住宅地が見え、右手の大きな岩峰を通り過ぎ、漸く25時間の旅は終了した。
- 旅行の満足度
- 4.5
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Finke Riverを過ぎてからも、広大な平原が続く。
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単調な窓の外の景色に隣席のドイツ女性もまどろんでしまっている。
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遠方の山が見えたと思ったら、又、通り過ぎて行く。
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山も又ゴツゴツし、草木も生えていない。
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全くの不毛の土地のようだ。
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こんな人里離れた場所にも工事用車輌があり、道路を作ったり、牧場を整備したりしている。
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ブルドーザーが動いている気配はないが、ゆっくりゆっくり作業を進めているのだろう。
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こんな大きな水溜めも先のブルが穴を掘ったに違いない。
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水さえ確保できれば果樹園も可能。オレンジなどが案外こんな所から日本へまで輸出されているのかも知れない。
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ドレーンを作り、水を引き、更に開発が進む。
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空はどこまでも広く青い。
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段々アリスの町に近づいてきた。電信柱が見えてきた。
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遠くに郊外の住宅地も見えてきた。
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ユーカリの木が果樹園のように植えられている。
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この切り通しを抜ければもうそこはアリススプリングだ。
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アリスの駅の直ぐ手前に聳える岩峰。
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