初南米旅行ペルー　①　想像以上！マチュピチュ！！

2010/11/11 - 2010/11/14

急に日程が決まりとんとんとマチュピチュ行きが実現しました。
マチュピチュへの思い入れはそんなに強くなく漠然と「いつかは行ってみたいな～、でももし行けなくても別に．．．」というぐらいの気持ちだったのですが実際目の当たりにしてこれは本当に来て良かった！！と思いました。

エリア マチュピチュ周辺(ペルー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

リマからクスコへの飛行機からの景色。
アンデス山脈の上を飛んでます。

雪山からそうでない山へクスコに近付いて来たようです。

クスコからタクシーでオリャンタイタンボまで移動し、そこから列車に乗り込みマチュピチュを目指します。
列車は座席指定なのですがラッキーにも一番前の車両の一番前の席でした。
このように前に広がる景色を堪能できる席で大満足。

線路の横をウルバンバ川が流れます。
見るからに集中豪雨が来ると溢れそうな川です。
今年初めに洪水でマチュピチュが陸の孤島になったことは簡単に想像できます。

雲が多いですが青空で日光がガラス越しに入ってきてポカポカと暖かいです。

しかし、だんだん雲行きが怪しくなり．．．

雨がポツポツ．．．

そしてザーッ。
この分では今日のマチュピチュ見学は断念か？

マチュピチュが有名過ぎて見落としがちですが途中遺跡らしきものが何箇所かあります。
なんとなくこんなものがあるなんて贅沢。

マチュピチュ駅からはバスに乗り換えます。
バスは山道をぐんぐん登って行きます。
カーブを切るごとにどんどん高くそして「オオーッ」な景色が。

結局この日は夜中まで雨が降り続いたので、マチュピチュ見学は諦めてホテルでゆっくりしました。
昼食後から頭痛がし始め少し昼寝をしたにもかかわらず治まらず夕食を中座するほどひどくなってしまいました。
昼食時に飲んだアルコールのせいだとばかり思ってましたが、ホテルの従業員に高山病かもしれないからコカ茶を飲むように勧められその日はそのままベッドへ。
明日には絶対治ってくれーと願いつつ。

たとえ雨でももうこの日しかマチュピチュ見学をする日はないので
前日ホテルでゲットした「開門6時、日の出6時20分」の情報を元に朝は5時半に起き。
頭痛も完治。
恐る恐る外の天気を見てみると雨は上がってる！！
そして日も上がってる！！！
ホテルの受付のお姉さんの嘘つきーーー。
どうやら日の出は5時20分？？
どっちにしろ開門が6時なので朝日をマチュピチュで拝むことは出来ませんでした。
とにかく起きてしまったし先にマチュピチュ見学をしてから朝ごはんを食べることにして出発！
6時10分前ぐらいでしたが入り口前にはバスで上がって来てる人達の列が。
私達も列に加わってしばらくすると「ワイナピチュ、ワイナピチュ」と言って係員が2〜3人回ってきました。
入場券にスタンプを押してもらうとワイナピチュ登頂ができるようです。
そしてやっと入場になったら前の人たちが入場券と一緒にパスポートも見せてます。
ええ？パスポートなんか持って来てない、せっかく並んだのにホテルに取りに帰らないといけないのと不安な気持ちで入場券を見せると「名前書いて」と言われただけでパスポートの提示は求められませんでした。
どうも既に名前が印刷された入場券の場合、パスポートを見せて同一人物かチェックされるようです。

無事に入場できてしばらく歩くと朝靄につつまれたマチュピチュ遺跡が！！！

ちょっと、何これ！？
凄過ぎる。
感銘？感嘆？感激？感動？ぴったり表現できる言葉が見つからない。

ラマもいますよ。

遺跡内は石段を登ったり降りたりするので結構な運動になります。
ちょっと曇ぐらいの方がありがたいかも。
日陰がまったくないので晴れてると暑そう。

かわいいーーー。
ウサギ発見。
でもちょっと耳が短いのでウサギではないかな。

マチュピチュは世界遺産だし見られたらいいかぐらいの気持ちで来たのですがここまで素晴らしいとは。
インカの皆さんごめんなさい、あなた方をあなどり過ぎてました。

写真やテレビの映像ではわからないけどここに立つと360度のパノラマですごい迫力です。
素晴らしい．．．同じ表現ばかりですみません。

ところどころ高所恐怖症の人には辛いような場所もあります。

こんな感じでちょっと怖い？

念の為、登山用の靴で来ましたが大正解。
前日の雨で石が濡れており滑りやすくなってました。

朝のさわやかな空気と山からマイナスイオンが出まくりです。
昨日の高山病（やっぱりただの飲み過ぎ？）が嘘のよう、すごく気持ちいい！

さっき見たウサギのような動物に再び遭遇。
ウサギにしてはしっぽが大き過ぎて耳が短い。
大きなリス？

遠いところ訪れて本当に良かったと思える景色。

ラマもたくさんいます。

この辺りに来ると「インカの橋」への道順が矢印で出てます。
なんだろう？行ってみよう。

子供の頃、探検に出かけたのを思い出すような山の小道（高度が全然違うけど）。

すぐに橋にたどり着くと思ったのに道はどんどん続く。

ウルバンバ川が麓に見えてます。
橋までは一体どれぐらい離れているのか分からず、朝食の時間も迫っているので20分ぐらい歩いたところで引き返しました。
あとでネットで調べたらあともう一歩のところまで来てたようです．．．というか霧に隠れて橋が見えなかった模様。
分かってたらもうちょっと近付いてしっかり見学したのに．．．残念。

歩き疲れたしそろそろホテルに戻って朝食。
充実した早朝でした。

ホテルから見るワイナピチュ。

ホテルから見るマチュピチュ遺産。

朝食も済ませホテルをチェックアウトし列車の時間までしばらくあるのでマチュピチュ遺産に再入場。
この時はパスポートも見せました。
お弁当を食べてる人もいるけど遺跡内にはゴミは全く落ちてませんでした。
ペルーの遺産管理の姿勢に感心しました。
（エジプトのピラミッドや中国の万里の長城などでガッカリしてただけに）

マチュピチュ村の広場の銅像。

往復利用した列車。
帰りは残念ながら一番前の席ではありませんでした。

オリャンタイタンボの遺跡。

オリャンタイタンボからウルバンバまでの道中。