2010/10/20 - 2010/10/28
530位(同エリア648件中)
よしべぃさん
秋深まるクロアチアを訪ねるツアーは、北部のオパティアから南下し、シベニク(世界遺産「聖ヤコブ聖堂」)、トロギール(世界遺産の街並み)、スプリット(世界遺産の街並みとディオクレティアヌス宮殿)と中世にタイムスリップしたかのような世界遺産の街を観ながら、ドブロヴニクを目指す。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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10月22日
ホテル・オパティアはこの花壇が目印だ。 -
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オパティアからシベニクへの移動途中。紺碧のアドリア海。今日も晴天だ。
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シベニクは湾に面した小さな町。ここのシンボルは聖ヤコブ大聖堂。
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古びた欧州の小型車を見るのも今回の旅の楽しみ。こうしたクルマが現役で街中を走っているのは勿論のこと、農村部では、収穫したブドウやミカン、農作物を満載したトレーラーをこうした排気量1L前後の乗用車でけん引している光景に何度も出会った。軽トラが一家に複数台ある日本とは随分と自家用車の活躍度が違っていた。
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世界遺産の聖ヤコブ大聖堂は、15世紀の有名な建築家ダルマティナッツと、彼の弟子のフィレンティナッツの作という。添乗員のA氏が「ナッツ・ナッツと覚えるとよい」と繰り返し話していて、いつの間にか覚えてしまった。
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しかし、ここも戦禍を蒙った。扉には銃弾の後がいまだに残っている。大聖堂のドームも攻撃によって破壊されたという。
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ダルマティナッツは壁面に顔を掘り込むなど、ユニークな設計をしたそうだ。
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聖堂前の広場に面したベネッツィア時代の市庁舎。
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この街には、狭い路地のいたるところに教会がある。これは15世紀に建てられたバルバラ教会。
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暫くの間、坂と狭い石畳の街を散策する。
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こうした細い路地のそこここにオープンカフェがある。
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シベニク観光後、一路、トロギールに向かう。途中の小さな町にも、こうした小島と教会といった絵になる風景がある。
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トロギールのホテルのベランダからは、満月が明るく街と湾を照らしていた。
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10月23日
この日も晴天。ホテルのベランダから朝の爽やかな空気を吸う。 -
クロアチアは、分離独立する前は、ユーゴスラビア。かつてユーゴは共産圏の優等生と言われ、経済は東ヨーロッパの中では発達していた国といい、その証にクルマも生産し、西ヨーロッパへも輸出していたと記憶している。
今回の旅では、ユーゴ製の自動車を見つけることも密かな楽しみにしていた。
この日の朝の散歩で、その名もYUGOというクルマを発見! -
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トロギールは、運河で区切られた小さな島だ。旧市街の入り口にはマーケットが開かれている。
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城壁に囲まれた中世の街の入り口、北門。今では城壁は所々にしか残っていない。
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旧市街のランドマーク、聖ロヴロ教会。13〜15世紀に建造され、中の礼拝堂はシベニクでも名前が出たフィレンティナッツが造ったという。鐘楼は17世紀まで手が加えられ、時代時代によって窓の様式がゴシック、ベネチアンゴシック、ルネッサンスと変化しているという。
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時計塔と広場
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旧市街のちょっとした広場にはカフェレストランが点在する。
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トロギールは、ギリシャ時代から続く古都。石畳の路地が入り組む街並みは、’97年に世界遺産に登録された。
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アドリア海に面した城壁。ヤシの葉が茂って温暖な気候を表している。港には帆船が停泊し、往時の反映がしのばれる。
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青空市場では、様々な野菜や果物、衣料などを売っている。ここではミカンの量り売りと蜂蜜などを買ってみた。
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各店には、このクラシカルな分銅秤が置かれていて、野菜などを秤に乗せ、分銅を調節した後、品物側が下に振り切れるまで野菜等を上乗せするのがルールのようだ。
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トロギールを後にして、次の訪問地、隣町といった距離にあるスプリットを目指す。
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ローマ帝国時代、3世紀後半から4世紀初頭に皇帝となったディオクレティアヌスは、帝国を4分割して4頭支配し、自らは引退後、支配地であったスプリットに宮殿を建てて隠居生活を送った。やがてローマ帝国の衰退とともに宮殿も荒廃し、その後宮殿の建物や建材を使って一般市民が住みついた、というユニークな経過を持った街である。
写真の建物は、プオクラティブ。ベネチア建築に影響を受けた19世紀の建造物。 -
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こうした建造物の壁面には、所々に鉄製のカシメがしてある。聞けば、中の木材の柱が乾燥や経年変化で緩む都度、このカシメで引っ張りをかけるのだそうな。
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中世の街並みには、つきものとなっているピアッツァ(広場)。
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こんな歴史が止まったような街にも人々の暮らしが見える。
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皇帝の居住区の玄関口であったというドーム。ここは人の声や雑踏の音が響きわたり、音響効果がよいことから、クラペというアカペラの男性合唱が名物で、この日も歌声を披露していた。
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クラペの団員と。手に持っているのは、音の土産として購入した彼らのCD。
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宮殿には巨大な地下倉庫(地下宮殿)があった。
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地下には通路とその周りに土産物店が並ぶ。
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数十年前まではゴミや廃材で埋まっていたところを片づけて、見学できるようになったそうである。まだ未整備で未公開の部屋が数多くある。
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街を一通り歩き回り、疲れたので古代の列柱が建ち並ぶ中庭、ペリスティルのオープンカフェでコーヒーブレイク。歴史遺産に囲まれてのワインの一杯は格別!
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スプリットを離れ、アドリア海を右手に見て、ドブロヴニクを目指してさらに南下。途中沿岸沿いには小さくて美しい街が点在し、夕陽に輝いていた。
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クロアチアは、ネクタイ発祥の地ということで有名だと、この旅行で知った。勿論、買い物は同国でNo.1ブランドのクロアタ製のネクタイを自分用に。
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