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リューデスハイムを含めた、ライン川沿いの、タウヌス丘陵地域の南向き斜面の葡萄畑(ワイン生産地域)をラインガウと呼びますが、その中でも、特に有名なShcloss(お城)のWeingut(醸造所)を二つ、夏の陽射しに映える葡萄畑の中へと、親戚をお散歩に連れに行った時の情景です。<br /><br />ラインガウは、東の端は、マイン川沿いのホッホハイムから、北西の端は、ライン川沿いのロルヒまで続く、最高品質のリースリングとシュぺトレーゼ(ピノノワール)で有名なワインの産地です。<br /><br />ラインガウの「葡萄畑ウォーキング」としては、個人的には、この二つのお城とその周りに展開する葡萄畑の景観が、ゆっくりと時を過ごすのに最も絵になると思うのです。ひとつには、拡がりのある葡萄畑の世界、もうひとつが、(個人経営の小さな醸造所の建物と違って)大規模な葡萄畑に負けない立派なSchlossの建物があるからです。<br /><br />9月頭の、まだ何とか夏の陽射しが降り注ぐシーンと、7月中旬、盛夏の時期の様子、二つから構成しています。

リューデスハイム近隣の街(2) 二つの醸造所のお城

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2010/07/18 - 2010/09/05

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ココア

ココアさん

リューデスハイムを含めた、ライン川沿いの、タウヌス丘陵地域の南向き斜面の葡萄畑(ワイン生産地域)をラインガウと呼びますが、その中でも、特に有名なShcloss(お城)のWeingut(醸造所)を二つ、夏の陽射しに映える葡萄畑の中へと、親戚をお散歩に連れに行った時の情景です。

ラインガウは、東の端は、マイン川沿いのホッホハイムから、北西の端は、ライン川沿いのロルヒまで続く、最高品質のリースリングとシュぺトレーゼ(ピノノワール)で有名なワインの産地です。

ラインガウの「葡萄畑ウォーキング」としては、個人的には、この二つのお城とその周りに展開する葡萄畑の景観が、ゆっくりと時を過ごすのに最も絵になると思うのです。ひとつには、拡がりのある葡萄畑の世界、もうひとつが、(個人経営の小さな醸造所の建物と違って)大規模な葡萄畑に負けない立派なSchlossの建物があるからです。

9月頭の、まだ何とか夏の陽射しが降り注ぐシーンと、7月中旬、盛夏の時期の様子、二つから構成しています。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
  • 【Johannisbergの街】<br /><br />Johannisbergの街も、高級車や、クラシックカーに乗られた多くの方達が次々と沢山集まって、静かにくつろぎの時を過ごされている街。リューデスハイムが外人さん向けの国際色豊かな街であるのに対して、ここは正反対のドイツ人メインの、ドイツらしさ一色の街です。<br /><br />ここが、その街の中心辺りで、Schloss Johannisbergへの路への分岐点。

    【Johannisbergの街】

    Johannisbergの街も、高級車や、クラシックカーに乗られた多くの方達が次々と沢山集まって、静かにくつろぎの時を過ごされている街。リューデスハイムが外人さん向けの国際色豊かな街であるのに対して、ここは正反対のドイツ人メインの、ドイツらしさ一色の街です。

    ここが、その街の中心辺りで、Schloss Johannisbergへの路への分岐点。

  • 街の窓辺を見ても、期待を裏切らない、素朴なモチーフで、綺麗。

    街の窓辺を見ても、期待を裏切らない、素朴なモチーフで、綺麗。

  • さて、この車の方向に行けば、直ぐにSchloss Johannisbergへと通じるシュロスアレー(並木路)です。

    さて、この車の方向に行けば、直ぐにSchloss Johannisbergへと通じるシュロスアレー(並木路)です。

  • 日本の観光ガイドブックにも頻繁に登場するから、ドイツの醸造所としては、ここSchloss Johannisbergが日本人にとっては一番有名かもしれませんね。<br />http://www.schloss-johannisberg.de/<br /><br />ここSchloss Johannisbergで起きた3つの歴史的出来事が、ドイツ・ワイン史上で非常に重要だと思います。<br /><br />1.1775年、フルダからの収穫許可の伝令の使者の到着が遅延したために、シュぺトレーゼ(遅摘み手法)が発見された。<br />2.1787年、房毎に選別するアウスレーゼの手法が発見された。<br />3.1858年、アイスワインが初めて作られた。<br /><br />凄いんですよ〜、一応(^^;

    日本の観光ガイドブックにも頻繁に登場するから、ドイツの醸造所としては、ここSchloss Johannisbergが日本人にとっては一番有名かもしれませんね。
    http://www.schloss-johannisberg.de/

    ここSchloss Johannisbergで起きた3つの歴史的出来事が、ドイツ・ワイン史上で非常に重要だと思います。

    1.1775年、フルダからの収穫許可の伝令の使者の到着が遅延したために、シュぺトレーゼ(遅摘み手法)が発見された。
    2.1787年、房毎に選別するアウスレーゼの手法が発見された。
    3.1858年、アイスワインが初めて作られた。

    凄いんですよ〜、一応(^^;

  • 眼下に見えるライン川に向かって南向きの斜面という、見事なテロワールですね。

    眼下に見えるライン川に向かって南向きの斜面という、見事なテロワールですね。

  • わんちゃんを、オープンカーの後部座席に伴って、ここの超高級ワインを買い付けに来ている人もおられます。

    わんちゃんを、オープンカーの後部座席に伴って、ここの超高級ワインを買い付けに来ている人もおられます。

  • この醸造所は、北緯50度線が通っている事でも有名です。<br /><br />樺太と同じ高さ。そんな厳しい環境で、世界最高水準のリースリングを作ってしまうドイツ人には敬意を払います。

    この醸造所は、北緯50度線が通っている事でも有名です。

    樺太と同じ高さ。そんな厳しい環境で、世界最高水準のリースリングを作ってしまうドイツ人には敬意を払います。

  • ここを訪れる方々は、醸造所のVinothek(ワイン売り場)で試飲して、箱買いするか(皆まとめて箱買いするから、大抵の醸造所のVinothekでは試飲は無料です)、お城の醸造所内にあるレストランで、ワインや食事を楽しみながら、ワイン畑を眺めるという贅沢な一日の過ごし方、そして、運転前に酔いを醒ます為に葡萄畑の中を散策するという締めくくり。<br /><br />というわけで、葡萄畑の美しい自然を楽しみます。日本の畑と異なり、木々は低いです。

    ここを訪れる方々は、醸造所のVinothek(ワイン売り場)で試飲して、箱買いするか(皆まとめて箱買いするから、大抵の醸造所のVinothekでは試飲は無料です)、お城の醸造所内にあるレストランで、ワインや食事を楽しみながら、ワイン畑を眺めるという贅沢な一日の過ごし方、そして、運転前に酔いを醒ます為に葡萄畑の中を散策するという締めくくり。

    というわけで、葡萄畑の美しい自然を楽しみます。日本の畑と異なり、木々は低いです。

  • リースリングの文字をみちゃうと、思わずよだれが。。。

    リースリングの文字をみちゃうと、思わずよだれが。。。

  • 7月に比べて、葡萄も大分成長しましたね。

    7月に比べて、葡萄も大分成長しましたね。

  • 北緯50度ポストは数本立っています。

    北緯50度ポストは数本立っています。

  • いつまでも、葡萄畑とライン川を眺めていると、癒されます。

    いつまでも、葡萄畑とライン川を眺めていると、癒されます。

  • 【Schloss Johannisberg】<br />7月の情景。<br /><br />お城と葡萄畑を見上げるこのアングルもお気に入りです。

    イチオシ

    【Schloss Johannisberg】
    7月の情景。

    お城と葡萄畑を見上げるこのアングルもお気に入りです。

  • 1942年、マインツは大空襲を受けましたが、その時、ここも破壊されたので、現在の建物は再建です。<br /><br />ドイツの有名観光所の多くが空爆を受けて、多くが再建された建物であるのが残念でなりません。

    1942年、マインツは大空襲を受けましたが、その時、ここも破壊されたので、現在の建物は再建です。

    ドイツの有名観光所の多くが空爆を受けて、多くが再建された建物であるのが残念でなりません。

  • この矢印の方へ行くと、

    この矢印の方へ行くと、

  • 葡萄の木のトンネルがあって、

    葡萄の木のトンネルがあって、

  • くぐり抜けると、眼下に、見事な南向き斜面の葡萄畑が展開します。

    くぐり抜けると、眼下に、見事な南向き斜面の葡萄畑が展開します。

  • 向こうに、Johannisbergの街への入り口が見えます。

    向こうに、Johannisbergの街への入り口が見えます。

  • ライン川も臨める眺望。

    ライン川も臨める眺望。

  • 東には、Oestrichの街と、ライン川の中州が見えますね。

    東には、Oestrichの街と、ライン川の中州が見えますね。

  • 【Oestrichの街】<br /><br />ドイチェ・バーンのOestrich-Winkel駅の、西側がOestrichの街、東側がWinkelの街となります。<br /><br />Oestrichの街に、もう一つの有名なお城の醸造所、『Schloss Vollrads シュロス・フォルラーツ』があります。<br />Schloss Johannisbergの東に位置します。<br /><br />ここのHPに掲載されている、3種類の動画が、ドイツの美しさそのものを表現していてお薦めです。<br />http://www.schlossvollrads.com/

    【Oestrichの街】

    ドイチェ・バーンのOestrich-Winkel駅の、西側がOestrichの街、東側がWinkelの街となります。

    Oestrichの街に、もう一つの有名なお城の醸造所、『Schloss Vollrads シュロス・フォルラーツ』があります。
    Schloss Johannisbergの東に位置します。

    ここのHPに掲載されている、3種類の動画が、ドイツの美しさそのものを表現していてお薦めです。
    http://www.schlossvollrads.com/

  • ここが、ラインガウの中で水城と呼ばれるのは、

    ここが、ラインガウの中で水城と呼ばれるのは、

  • この様に水に囲まれているから。

    この様に水に囲まれているから。

  • この葡萄畑の風景が有名で、カレンダーや、写真集などにも登場します。<br /><br />ラインガウニ山五城のうちの五城のひとつだったそうです。<br />(シュロス・ヨハニスベルクは二山の一つでした。)<br /><br />ドイツには3000以上の畑名が存在するなか、特に優れた畑として特別単一畑『オルツタイルラーゲ(Ortsteillage)』が5つ指定されています。<br />ドイツの上級ワインの名称は、「地名+畑名」が原則となるなか、特別に畑名の表記のみでリリースすることが許されているワインがこの五つ。 <br />さきの、Schloss Johannisberger(シュロス・ヨハニスベルガー)と、ここ、Schloss Vollrads(シュロス・フォルラーツ)もその一つです。<br />

    イチオシ

    この葡萄畑の風景が有名で、カレンダーや、写真集などにも登場します。

    ラインガウニ山五城のうちの五城のひとつだったそうです。
    (シュロス・ヨハニスベルクは二山の一つでした。)

    ドイツには3000以上の畑名が存在するなか、特に優れた畑として特別単一畑『オルツタイルラーゲ(Ortsteillage)』が5つ指定されています。
    ドイツの上級ワインの名称は、「地名+畑名」が原則となるなか、特別に畑名の表記のみでリリースすることが許されているワインがこの五つ。
    さきの、Schloss Johannisberger(シュロス・ヨハニスベルガー)と、ここ、Schloss Vollrads(シュロス・フォルラーツ)もその一つです。

  • 拡がる葡萄畑と青空。<br />夏の光景。

    拡がる葡萄畑と青空。
    夏の光景。

  • 7月の葡萄だと、まだまだ若いですね。

    7月の葡萄だと、まだまだ若いですね。

  • シュロス・フォルラーツに立ち寄った方々の、絵になる車が、次々とやってきます。

    シュロス・フォルラーツに立ち寄った方々の、絵になる車が、次々とやってきます。

  • わざわざ、被写体になる様に、ご自慢の車を停めてくれました。

    わざわざ、被写体になる様に、ご自慢の車を停めてくれました。

  • お城を十分楽しんだ後は、最後の街へ立ち寄ります。

    お城を十分楽しんだ後は、最後の街へ立ち寄ります。

  • Oestrichの街中にある、象徴的なフレスコ画。<br />長い間の修復工事が終わったので、ピカピカでした。<br /><br />OestrichとWinkelの街中には、ライン川に沿って、ハウプト通りとラインガウ通りが走っていますが(駅周辺で通り名称が変わる)、この目抜き通り沿いに、この建屋をはじめとした、歴史を感じさせる、ドイツらしい建物、木組みの家々など、ワインの街らしい姿が集中していて、ライン川沿いの国道42号沿いの風景と共に、(国際色100%のリューデスハイムとは違う、)純粋なドイツ100%の寸景を堪能出来る、お薦めの路です。また、この通り沿いには、家族経営の小さな醸造所が並んでいます。

    Oestrichの街中にある、象徴的なフレスコ画。
    長い間の修復工事が終わったので、ピカピカでした。

    OestrichとWinkelの街中には、ライン川に沿って、ハウプト通りとラインガウ通りが走っていますが(駅周辺で通り名称が変わる)、この目抜き通り沿いに、この建屋をはじめとした、歴史を感じさせる、ドイツらしい建物、木組みの家々など、ワインの街らしい姿が集中していて、ライン川沿いの国道42号沿いの風景と共に、(国際色100%のリューデスハイムとは違う、)純粋なドイツ100%の寸景を堪能出来る、お薦めの路です。また、この通り沿いには、家族経営の小さな醸造所が並んでいます。

  • 【Winkelの街】<br />Oestrichの直ぐお隣の街です。<br /><br />この街で、ライン川沿いの一番のお気に入りのエリア、『Hotel Schwan』に立ち寄ります。<br />http://www.hotel-schwan.de/ <br />お手洗いも綺麗なところで、このエリアを旅行する時にお薦めです。

    イチオシ

    【Winkelの街】
    Oestrichの直ぐお隣の街です。

    この街で、ライン川沿いの一番のお気に入りのエリア、『Hotel Schwan』に立ち寄ります。
    http://www.hotel-schwan.de/
    お手洗いも綺麗なところで、このエリアを旅行する時にお薦めです。

  • スタッフの対応・サービスが素敵なホテルです。<br />ドイツ人だけがくつろいでいるエリアだから、日本人が訪れると、珍しいから喜んでくれますよ。

    スタッフの対応・サービスが素敵なホテルです。
    ドイツ人だけがくつろいでいるエリアだから、日本人が訪れると、珍しいから喜んでくれますよ。

  • 夕食にはちょっと早いので、このホテルのレストランで、Kaffeezeit(ティータイム)。

    夕食にはちょっと早いので、このホテルのレストランで、Kaffeezeit(ティータイム)。

  • ドイツでは、ケーキとは言わずに、トルテ〈Torte〉とクーヘン〈Kuchen〉に分けられ、さらに細かくは、-Schnitteや、-Crispや、-Kranzといったものもあって、最初は覚えるのに戸惑います(^^;<br />トルテはスポンジケーキで、中に、クリームを何層か挟んでいるのがミソです。デコレーションケーキのような円形のもの、それを三角に切ったもの、どちらもトルテと呼びます。<br />ちっちゃな四角にスライスされたSchnitteもみかけますが(ドイツのトルテは大抵長くてデカイので)、トルテが嫌な方にはSchnitteがいいかも。<br />クーヘンはおもに焼き菓子やパイにクリームやフルーツをのせたものと表現されていますが、「中にクリームを挟んでいないケーキ」は全て「クーヘン」と覚えておけば区別が楽です。だから、ベリー類のケーキは、クーヘンであって、トルテじゃあないですね。<br /><br />「クーヘン」がややこしいのは、トルテも含めたケーキ全てを含む場合とクーヘンだけの、二つの意味があります。普通の場合は、クーヘンがケーキ全般を意味すると理解しておけば、一つ前の写真の看板が、なぜクーヘンと書かれているかがお判りですね。<br />ですが、注文する場合には、トルテとクーヘンを分けて使います。<br /><br />ちなみに、写真のケーキは、Kirschstreuselというもの。<br />Streusel シュトロイゼルというのは、写真で判るとおり、ソボロです。<br />ケーキひとつ食べるのでも、覚えるのが大変。

    ドイツでは、ケーキとは言わずに、トルテ〈Torte〉とクーヘン〈Kuchen〉に分けられ、さらに細かくは、-Schnitteや、-Crispや、-Kranzといったものもあって、最初は覚えるのに戸惑います(^^;
    トルテはスポンジケーキで、中に、クリームを何層か挟んでいるのがミソです。デコレーションケーキのような円形のもの、それを三角に切ったもの、どちらもトルテと呼びます。
    ちっちゃな四角にスライスされたSchnitteもみかけますが(ドイツのトルテは大抵長くてデカイので)、トルテが嫌な方にはSchnitteがいいかも。
    クーヘンはおもに焼き菓子やパイにクリームやフルーツをのせたものと表現されていますが、「中にクリームを挟んでいないケーキ」は全て「クーヘン」と覚えておけば区別が楽です。だから、ベリー類のケーキは、クーヘンであって、トルテじゃあないですね。

    「クーヘン」がややこしいのは、トルテも含めたケーキ全てを含む場合とクーヘンだけの、二つの意味があります。普通の場合は、クーヘンがケーキ全般を意味すると理解しておけば、一つ前の写真の看板が、なぜクーヘンと書かれているかがお判りですね。
    ですが、注文する場合には、トルテとクーヘンを分けて使います。

    ちなみに、写真のケーキは、Kirschstreuselというもの。
    Streusel シュトロイゼルというのは、写真で判るとおり、ソボロです。
    ケーキひとつ食べるのでも、覚えるのが大変。

  • 今日は快晴だから、外のテラスで建物を眺めながらお茶です。

    今日は快晴だから、外のテラスで建物を眺めながらお茶です。

  • 7月中旬だというのに、全然暑くないのです。

    7月中旬だというのに、全然暑くないのです。

  • このホテルでゆっくり出来たので、お家に帰りましょう。

    このホテルでゆっくり出来たので、お家に帰りましょう。

  • あぁ、ラインガウの街ならではの、ワインのお店と、そこでくつろぐ人達ですね。<br />街のホテルに泊まっちゃって、各醸造所巡りをするのは面倒な場合には、ここで、ラインガウの各種ワインを試すのも、楽ですね。<br /><br /><br />(4)秋編に続く。。。

    あぁ、ラインガウの街ならではの、ワインのお店と、そこでくつろぐ人達ですね。
    街のホテルに泊まっちゃって、各醸造所巡りをするのは面倒な場合には、ここで、ラインガウの各種ワインを試すのも、楽ですね。


    (4)秋編に続く。。。

  • 【このエリア散策に参考本】<br />ラインガウ・エリアの城を散策するために、非常に役立つ2つの本です。<br />日本の観光ガイド本だと、ライン川下りで見えるお城だけしか紹介されていないため、やはりドイツの本屋の観光本コーナーで売られているこれらが、重宝します。<br /><br />左は、ラインガウとタウヌス丘陵という狭いエリアのお城だけに特化した、貴重な本。208ページもあります。<br /><br />左はヴィースバーデン/マインツから、ボン、ケルンに至るまでのライン川沿いの、全ての街のBurg(城塞)からSchloss(宮殿)を網羅しているやはり大変役に立つ本。208ページ。<br />

    【このエリア散策に参考本】
    ラインガウ・エリアの城を散策するために、非常に役立つ2つの本です。
    日本の観光ガイド本だと、ライン川下りで見えるお城だけしか紹介されていないため、やはりドイツの本屋の観光本コーナーで売られているこれらが、重宝します。

    左は、ラインガウとタウヌス丘陵という狭いエリアのお城だけに特化した、貴重な本。208ページもあります。

    左はヴィースバーデン/マインツから、ボン、ケルンに至るまでのライン川沿いの、全ての街のBurg(城塞)からSchloss(宮殿)を網羅しているやはり大変役に立つ本。208ページ。

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この旅行記へのコメント (11)

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  • パルファンさん 2010/11/14 00:53:11
    季節の移ろいを・・
    ココアさん、こんばんは、

    ライン川沿いの自然・街の魅力的なところをたっぷり見せて頂きました〜
    どれが一押しかなぁって見るのですが・・決めかねる程の良いスポットばかり・・
    丘陵の台地に、ぶどう畑があって、川があって、シャトーが、或いは教会を囲む小さな村があって・・
    ため息が出てきますね♪

    この地域の秋バージョンも、日没と相まって光の感じがとってもいい!!
    ぶどうの木が色づいた風景も又最高ですね。

    久々に、夏、夏の終わり、そして秋へと移り変る自然の営みを堪能しました〜

    パルファン

    ココア

    ココアさん からの返信 2010/11/16 08:20:33
    RE: 季節の移ろいを・・
    パルファンさん、こんばんは。コメントのカキコ、ありがとうございます。
    欧州の、ちょっとした田舎街(特に洗練された風景の)についての審美眼をお持ちのパルファンさんに、ブログをみて頂くと、ちょっと緊張しますね(^^;

    そうそう、なんと、ライン川で有名な、ローレライについに、今年から橋の建設が着工だと、地元誌に書かれており、ショックなので、下見後、景観が壊れる前に、ローレライの俯瞰出来るスポットでの秋を、娘と勝負撮影をしました。それら旅行記をアップし終えたら、次は、もうひとつ惚れている葡萄の生産地域風景、『ベルクシュトラーセ』をアップし始めようと思っているのです。
    『丘街道』と訳せるのですが、葡萄畑と木組みの家々の村が続き、各丘の上には城址が連続するという世界です。
    日本の観光ガイドブックには一切掲載されておりませんし、あまり教えたくない秘密のエリアです(^^)。

    フランスの片田舎も、本当に心惹かれる風景は、日本のガイドブックには載っていない所が沢山あるのでしょうね。

    まだ、パルファンさんのご旅行記を全て読み切れておりませんので、ぼちぼち時間を見つけて完読して、参考にさせて頂きたいです。

    ココア

    パルファン

    パルファンさん からの返信 2010/11/16 09:29:46
    RE: RE: 季節の移ろいを・・
    え〜 <ベルクシュトラーセ> 丘街道 ? 
    なんて夢ふくらむ言葉!
    想像しただけでも飛んでいきたい世界・・

    今回、トスカーナを回るのにガーミンを購入♪
    この次ぎは、ココアさんのアップを参考に、ガーミン携えて回ってみたいなぁ〜

    パルファン

    ココア

    ココアさん からの返信 2010/11/22 01:27:38
    ベルクシュトラーセ
    パルファンさん、こんばんは。
    インターネットとか見ると、直訳して、山街道としているのをみますが、絶対に、低い山なので、私は丘街道と言っています。
    穏やかで、暖かで、ほのぼのとした景色と静かな街と丘の上のお城の連続。
    先ずは、秋の風景をちょっとだけアップしました。
    桜の春の風景や、夏の風景なども撮り溜めているので、追い追いアップしますので、お暇な時に覗いてみてください。

    ココア
  • viaggioさん 2010/11/11 21:02:31
    いいなぁ〜
    ココアさん、こんばんは♪

    ブドウ畑の風景、癒されますね〜。
    クラシックカーもカッコイイ!!
    お天気も良くて、満喫なさった感が伝わってきますね。
    町中の写真も、相変わらずの私好みで、現実逃避してしまった♪

    いつも本当に素敵な町をご旅行されてますね〜。
    どのように旅行先を決めてらっしゃるんでしょうか。

    また遊びに来ます〜。

    ココア

    ココアさん からの返信 2010/11/16 08:06:32
    RE: いいなぁ〜
    viaggioさん、こんばんは。

    > どのように旅行先を決めてらっしゃるんでしょうか。

    実は、コツがあります。
    本屋さんで、その地域の現地の観光ガイドブック(写真が沢山載っているもの)を買います。ドイツ人が行きたい本当の街へ行きます。
    日本のガイドブックに載っている街は、参考になりません。
    まず、ツアー会社がアレンジする観光バスなどが乗り付けられる十分な駐車スペースがあること、次に、英語対応可能な街あげての観光客への対応能力があること、お土産屋、ホテル、レスおtランが充実していること、そういった要件を満たしている街しか、日本の観光ガイドブックには紹介されていません。
    ドイツの人達はそんな所には行かないです。
    ですので、ドイツの人達を見習って、静かに、じっと座って時を過ごす、そんな街に行くようにして、あちこちを歩き回らない(=疲れない)スタイルを理想としています。

    そういった街、結構撮り歩いていますが、とても、ここの旅行記には載せきれておりません。時間があれば、ゲルンハウゼンや、ベルクシュトラーセの各村を、早くアップしたいのですが。。。そういった街は絶対に日本のガイドブックに登場しないですね(^^; ですが、ドイツの本には、ページを沢山割いて紹介されています。中世のままの家々が残っています。他方で、日本人に大人気のヴュルツブルクなんかは、戦時中に完全に破壊しつくされた、今は戦後の新築の街です。そういった所に観光客は押し寄せるお陰で、本当の中世の静かな街では、ドイツ人しかおらず静かな雰囲気が堪能出来ます。
    ただ、そういったマニアックな場所でも、大抵居るのが中国人です。さすが、彼らの世界の隅々まで観光している勢力、パワーには、毎度畏れ入っております。

    ココア

    viaggio

    viaggioさん からの返信 2010/11/16 22:02:43
    RE: RE: いいなぁ〜
    ココアさんこんばんは。

    『旅行のコツ』、丁寧にじっくりと教えて頂いてありがとうございます♪
    とってもとっても参考になりました。

    限られた日程で、旅行の計画を練っていると日本のガイドブックに頼りがちになってしまい、ついつい私も一般的なルートになってしまうんですよね・・・
    なので、現地の観光局や知り合った人に教えてもらったりするようにはしているのですが、現地のガイドブックは買った事がないので、機会があったら購入してみたいと思います!

    また、ついつい『あれもこれも!こっちも見たい!!』と思ってしまい、バタバタしてしまうので、ココアさんを見習いたいと思います。

    まだまだ沢山色々な町を撮り歩いてらっしゃるとの事!
    ココアさんの旅行記で知らない美しい町や、食べ物に出会える事を楽しみにしてます。

    これからもよろしくお願いしますね。

    viaggio
  • eibonさん 2010/11/10 20:57:07
    妬みます!!!
    ココアさん
    こんばんは!

    素敵な景色に、素敵な車
    妬ましいほどうらやましいです!
    ドイツは景観に対する規制が多くあると聞きますが
    この美しさ分かりますね!!!
    日本人は無さ過ぎますか?

    アイスワイン、飲んだ事はおろか実際に見たこともありません
    テレビのドキュメンタリーでアイスワインが紹介されているの
    を見て、甘そうで美味しそうだなと。この程度の知識ですが
    ホント美味しいんですね!!!

    次回も美しく美味なブログ楽しみにしています
    それでは、失礼いたします。

    eibon

    ココア

    ココアさん からの返信 2010/11/13 07:16:47
    RE: 妬みます!!!
    eibonさん、おはようございます。
    いつもカキコありがとうございます。

    > ドイツは景観に対する規制が多くあると聞きますが
    > この美しさ分かりますね!!!
    > 日本人は無さ過ぎますか?

    日本人の方で、(一般観光客には知られていない)普通の街の木組みのお家に住まわれている方から聞いたのですが、その木組みの家を勝手に取り壊してはいけないそうです。というよりも、家自体というより、そういう木組みの家がある街の通りを含めた一帯が保存されていなければならないそうです。つまり通りを含めた各家々全体が、国から指定されているそうです。

    戦後の新しい街はそんな事はあり得ないですが、なぜ、木組みの家々の中世の古い街が、そのままメンテを繰り返して使われ続けているのか、ドイツの方々の、モノを大切にする気質と、国からの指令、地震があり得ない事とが、うまく機能して、こういうドイツの古い街は、今後も綺麗なままの姿で存続するのだろうなぁと思います。
    住宅街では、日々の掃除で各家々が綺麗さをあらそっている位の、見事に美しさが調和された姿が楽しめます。家の周りの清掃を怠ると、かなりプレッシャーを感じちゃうでしょうね。

    > アイスワイン、飲んだ事はおろか実際に見たこともありません
    > テレビのドキようございますュメンタリーでアイスワインが紹介されているの
    > を見て、甘そうで美味しそうだなと。この程度の知識ですが
    > ホント美味しいんですね!!!

    ドイツのプレディカーツ・ワイン(肩書き付きワイン)には6種類の甘口ワインがあります。
    カビネットが普通の収穫時期、シュペトレーゼが遅摘みによる完熟葡萄からのワイン、アウスレーゼが房毎に選別されたワイン、ベーレンアウスレーゼが粒毎に選別したワイン、アイスワインが氷点下7度以下になった時に収穫される葡萄からのワイン、トロッケン・ベーレンアウスレーゼが、貴腐菌などにより葡萄の皮に穴があいて干し葡萄状に乾燥したものを粒毎に選別したワイン。
    この順番で糖度があがり、価格も上がります。
    日本人には、アイスワインばかりが有名ですが、個人的には出来の良い粒だけを選別した、トロッケン・ベーレンアウスレーゼとベーレンアウスレーゼの奥深い味わいの方を、お薦めしたいです。

    ココア
  • Belle Neigeさん 2010/11/09 22:03:26
    素敵ですね〜
    こんにちは。
    こんな素敵なところで休日を過ごせるなんて、本当に羨ましいです。
    ドイツにもワインで有名なところがあるのですね!(そりゃもちろんでしょうが…)
    やっと、フランスワインのAOCとかを覚えたので、ドイツ、イタリアとなったらまだまだわかりません。
    しかし、しかし、しつこいようですが、羨ましい〜♪

    Belle

    ココア

    ココアさん からの返信 2010/11/10 02:35:34
    RE: 素敵ですね〜
    Belle Neigeさん、こんばんは。

    > しかし、しかし、しつこいようですが、羨ましい〜♪

    へっへっへぇ〜っ、いいでしょう!この二つのお城へお連れする日本人の方々は皆、良かった〜っ、有名な街よりもいい、とか、ドイツワインは日本じゃ有名じゃないけれど、何て素晴らしいか判った、とおっしゃって下さいます。
    絶対、次回、ラインガウエリアに行って見て下さいね(というよりも飲みに)。

    > ドイツにもワインで有名なところがあるのですね!(そりゃもちろんでしょうが…)

    ラインガウとモーゼルは制覇しないと駄目でしょうが、まだまだ、ラインガウを掘り下げる事ができません。あちこちに手を出すよりも、一つと決めたエリアの、各醸造所、各畑、ビンテージの違いを、毎日飲み比べて徹底的に知り尽くしてはじめて、他のワインをちょこっと語れるレベルになるんじゃないかと思います。

    > やっと、フランスワインのAOCとかを覚えたので、ドイツ、イタリアとなったらまだまだわかりません。

    ドイツでも、スーパーのワインコーナは物凄い種類のフランス・ワインです。
    AOCも、『Appellation + 原産地名 + Controlee』 の原産地に来るところが、地方名、地区名、村名、畑名になるほど、高品質なんですよね?
    ただ、価格は決して、その順に高くなってはいませんが。
    ですが、ボルドーを買うときは、原産地名が、ボルドーよりもメドック、メドックよりもオーメドックのを買うようにしてはいます。わたくしめ素人には、買うときの判断は、そういった事でしか出来ないもので。。。畑名ともなると、さすがにフランスはまだ全然勉強を始めておりませんm(__)m

    ココア

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