2010/09/21 - 2010/09/22
95位(同エリア789件中)
みかんさん
ヨークから、スコットランドの首都、エジンバラへ行ってきました。
街全体が世界遺産というこちらの都市では、中世の面影を色濃く残す美しい景色を楽しむことができます。
その一方で、スコットランド屈指の市街地も備えており、洗練された都会の風景を目にすることもできます。
今と昔が融合する風情は、とても魅力的です。
治安も良く、ショッピングも観光も一度に楽しみたいという、女性の一人旅にもぴったりの街ではないでしょうか??
予想以上にはまってしまったエジンバラ観光・・・
いつか絶対にまた行きたいです!
楽しかった1泊2日旅行の記録を、こちらの旅行記に残します。
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本日は、ヨークの町を発ってエジンバラへ向かいます。
出発時刻は8時58分。
まだ9月だというのに、空気が少し肌寒い・・・
駅中のパン屋さんで買った紅茶で手を温めながら、ホームへ向かいました。 -
本日の鉄道旅行はファーストクラスに挑戦。
私の乗車前にどなたか座られていたのか、予約された席には広告や新聞が沢山山積みにされていましたが、ソファの心地がとにかく最高!
電車内では紅茶とコーヒーのサービスもあり、乗務員の方が頻繁に訪れます。
お手洗いのドアは自動、かつバリアフリーで、体が不自由な方やお年寄りの方にも配慮されています。
紅茶は、予め買ってきたことを後悔しました(泣) -
11時半、エジンバラのウェイヴァリー駅(Waverley Station)に到着しました。
駅の中を車が走ってる!!
イギリスでは普通の光景なのでしょうか??
何だか不思議(笑)
駅の構内には、大きなリュックサックを背負った団体に、スーツを着て颯爽と歩くビジネスマン・・・
日本人の方もちらほら居ます。 -
まずは、ロイヤル・マイルへ向かいます。
少し傾斜のあるこの道には、びっしりと歴史を感じさせるアパートが並んでいます。
三角の屋根は中世のお城を思わせる外観。
到着して僅か10分・・・
「こんな風景が見たかったの!」と、早くもこの景色に感動です。。。
あれ、ちょっと早いかな?? -
★ロイヤル・マイル(The Royal Mile)
エジンバラ城とホリルード宮殿を結ぶ長い通りは、ロイヤル・マイルと呼ばれ、通りにはパブやレストランなどの飲食店からお土産物店が並んでいます。
こちらに着いてみると、私のような観光客の人が地図を片手に大勢歩いています。
エジンバラでは外せない観光名所のようですね。 -
運動中のおじさんが、インタビューされている現場に遭遇しました。
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お洒落なパブ。
街行く観光客は皆、このパブを写真に収めていたので、有名なお店なのかもしれません。 -
スコットランドといえば、スコッチウイスキーですね。
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★聖ジャイルズ大聖堂(St. Giles Cathedral)
ロイヤル・マイルのエジンバラ城近くに位置するこちらのゴシック様式の教会は、約900年間もの間、エジンバラにおける宗教の中心でした。
宗教改革の際には、随分と内装の装飾品が破壊されたものの、それでも多くの見所が残されているとのこと。 -
通りに幾つもあるお土産屋さんには、タータンチェックのマフラーが山積みにされています。
ウールのマフラーなら2つで20ポンド、カシミヤなら2つで50ポンドもしません。
さすが、タータン・チェックの街、エジンバラです。 -
かわいいくまさんたちもタータン・チェック。
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買い物に観光に、とにかく楽しめるロイヤル・マイル。
夢中で歩いていたら、素敵な音色が!
音がする方へ歩いてみると・・・ -
バグパイプの演奏者に出会えました♪♪
エジンバラの音色・・・
多くの人が足を止め、彼の演奏に聞き入っていました。 -
本日宿泊するB&B(Bed & Breakfast)のオーナーには、12時頃にチェックインすると予め伝えてあったので、そろそろ向かうことに。
駅からは10分程度ですが、道に迷いそうだったので事前にGoogle Earthを使って、このあたりの風景をリサーチしておきました。
これが功を奏し、案の定途中で道に迷いましたが、早い段階で軌道修正できました。 -
難なく・・・?到着しました。
こちらのB&Bは、ご夫婦で経営されているとのこと。
オーナーとは事前に何通かメールのやり取りをしたけれど、どんな人たちなのだろう?
B&Bって、日本でいえば民宿みたいなもの?
いままで大きなホテルしか宿泊したことがなかったので、少し緊張しながらインターホンを押します。 -
オーナーのSharonさんは笑顔で迎えてくれました!
施設や部屋、明日の朝食に至るまで丁寧に説明してくださった後は、地図を下さり観光名所の案内もしてくれました。
もちろん、観光名所などに関するこちらの質問にも丁寧に答えてもらえました。
とっても気さくで親切な奥さん。
因みに、某海外ホテル予約サイトの口コミでは、満点近かったこちらのB&B。
人気の秘訣がわかりました! -
部屋も、シンプルで可愛い(^^)
100点満点です! -
薄型テレビはまさかの日本製。
エジンバラで日本の家電を見かけるとは思いませんでした! -
ホテルを出て、再び街歩きを開始します。
エジンバラに行った友達から、「カールトンヒルは絶対にお勧めだよ」と聞いていたので、早速来てみました。
こちらからエジンバラの街全体を見下ろせるのだとか・・・ -
★カールトン・ヒル(Carlton Hill)
来て良かった!!
ものすごく絶景です。
何だか中世の時代にタイムスリップしてしまったような気さえしてきます。 -
反対側の景色は、住宅街と海。
こちらは市街地が見渡せます。 -
★ナショナル・モニュメント(National Monument)
アテネのパルテノン神殿を模して、ナポレオン戦争の戦没者記念として建てられたものの、予算不足から工事が中断され、未完成のまま残されてしまったとのこと。
今はカールトン・ヒルの記念撮影スポットになっているようです。 -
いつまでも眺めていたいこの風景・・・
名残惜しいですが、街歩きに向けてこの場所を去ります。 -
シャロンさんがくれた地図。
エジンバラ城(Edinburgh Castle)とホリルードハウス宮殿(Place of Holyroodhouse)を結ぶ道・・・シャロンさんがペンでひいてくれた道が、午前中も行ったロイヤル・マイルです。
先ほど回った場所は、エジンバラ城の付近のほんの一部分。
今度はホリルードハウス宮殿の方角に向かって歩いてみることにしました。 -
楽しい街歩き♪
いろいろなお店があるなぁ。 -
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かわいらしいカラフルな闘牛は、エジンバラ小学校にいました。
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ロイヤル・マイルの通りも、ホリルードハウス宮殿の辺りへ近づくと、小学校があったり、カフェがあったり・・・
先ほどまでの観光客対象のお店は少なくなり、徐々に落ち着いた通りとなってきます。 -
★ホリルードハウス宮殿(Place of Holyroodhouse)
スコットランドにおける英国王室の宮殿として現在も使用されているとのこと。
ここまで結構歩いたなぁ〜。
ロイヤル・マイルって、端から端まで歩いたら何キロくらいあるんだろう? -
ホリルードハウス宮殿のお隣に位置するのが、ホリルード公園。
険しい山肌の公園は、散歩したら一日以上かかりそう。
とても大きな公園です。 -
再びお店屋さん巡りを楽しみながら、もと来た道を戻ります。
ヨーロッパでは、もうクリスマスの準備なのですね。 -
素敵な演奏会。
この辺りでは、楽器を演奏する人や、パフォーマンスをする人などをたくさん見かけることができます。 -
ロイヤル・マイルでは、こんな抜け道を沢山みかけます。
賑やかな通りから一変して、落ち着いた空間です。
こちらの抜け道から、ニュータウンと呼ばれる市街地方面へ向かってみることにしました。 -
色とりどりのバス。
エジンバラはバス観光も充実しています。 -
★ニュータウン
プリンシズ・ストリート(Princes Street)を基点とするこのエリアには、Marks&SpencerやTOP SHOPなどのお店から有名銀行まで並ぶ、エジンバラの市街地。
18世紀の都市計画により造られたこの地区は、区画整備が行き届いていて、スコットランドの大都市に相応しい地域です。 -
★オールドタウン
オールドタウンとは、ニュータウンの南側に位置する歴史地区のことです。
美しい中世の街並み・・・
私が今いる場所は、プリンシズ・ストリートの通り。
ニュータウンから中世の街並みを見渡すことができます。
エジンバラのすごいところは、この対照的な風景が楽しめるところ! -
★ロイヤル・スコティッシュ・アカデミー
(Royal Scotish Academy)
かわいいコスモスがあちこちに咲いているこちらの建物は、定期的に美術の企画展などが開催されているそう。 -
★スコット・モニュメント(Scott Monument)
こちらの塔は、スコットランドを代表する作家であるウォルター・スコットの業績を記念して、1844年に建てられた塔。
記念碑としては世界最大級なのだそうです。
入り口もあって、頂上まで登れるようでした。 -
夢中で歩いていたら、いつの間にやら夕方に!
明日も天気が良さそう。 -
プリンシズストリートで見かけた演奏者。
彼が演奏ギターの演奏をしている横で、帽子をくわえた犬が集金をしにこちらへやってきます。
二人の息はぴったり合っています。 -
ホテルに戻って一休み。
う〜ん。
今日はたくさん歩いたなぁ〜! -
お楽しみのティータイム。
紅茶とココア、クッキーをいただきます。
甘いココアのあとは、さっぱり紅茶。
さっぱりのあとは甘いクッキー・・・
エンドレスに続く至福の時間。 -
翌朝22日(水曜日)
手作りのイングリッシュ・ブレックファースト。
とっても美味しかったです。
量はちょっと多めですが、それでももちろん完食です。
朝食時には、私の他に2組の宿泊客が居ましたが、そのうちの一組は偶然にも千葉からいらしたという日本人のご夫妻でした。
お二人は今日はハイランド方面(スコットランドの自然が楽しめる場所)へドライブへ行かれるとのこと。
小さなB&Bで、まさか日本人旅行者と一緒になるとは思っていなかったので、とっても嬉しいサプライズでした! -
フライトの時間は17時過ぎ。
残された時間でエジンバラの観光を引き続き楽しみます。
今日で最後と思うと、ちょっと寂しい。
よ〜し、たくさん回るぞ〜! -
まずはエジンバラ城へやってきました。
遠足の子供たちがたくさん。
こんな場所に遠足で来れるなんて素敵! -
★エジンバラ城(Edinburgh Castle)
断崖の岩山に位置するこちらの城は、歴代スコットランド王の居城だったとのこと。
7世紀に城塞を築いたのが始まりだが、それ以前から天然の要塞として使用されてきたそう。
こちらの城の前に広がる広場では、毎年ミリタリー・タトゥーなどの有名なフェスティバルなども開かれており、エジンバラ城はスコットランドを代表する観光名所となっています。 -
砲台もあります。
さすがはスコットランドの城塞ですね。 -
エジンバラ城を離れて、次は子供博物館へやってきました。
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★子供史博物館(Museum of Childhood)
「世界で最もうるさい博物館」といわれるこの博物館は、子供嫌いで有名だった市議会議員によって大人のために設立されたそう。
こちらは入り口からすぐの場所にある一階の展示フロア。 -
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パッチワークもみんなの手作りです。
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くまさんたちのティータイムにお邪魔しました。
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博物館の上のフロアへ向かう途中に見かけたステンドグラス。
幼い時に幼稚園で書いた「お絵かき帳」を思い出しました。
長らく忘れていた記憶がふっと蘇るのも旅行の良いところでしょうか(笑) -
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子供博物館をあとにして、プリンシズ・ストリート沿いにある「国立スコットランド美術館」を目指します。
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ネルソン・モニュメントのお隣に位置するこちらの公園。
花がとっても綺麗です。 -
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★国立スコットランド美術館(Ntional Gallery of Scotland)
ラファエロ、ゴーギャンなどのヨーロッパの巨匠の作品から、スコットランドを代表する画家の作品まで、多くの絵画をみることができます。
残念ながら写真撮影は禁止でした。 -
夢中で街歩きを楽しんでいたら、そろそろ出発の時間が迫っています。B&Bへ戻ることに。
チェックアウトの際に、シャロンさんに空港までの行き方を尋ねたところ、彼女は出発までの荷物預かりと、タクシーの手配を申し出てくれたのでした。
短い滞在期間でしたが、とっても親切にしてくださったご夫妻には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 -
エジンバラ空港に到着。
イギリスの国内線のフライトは初めて。
ちょっぴりドキドキしつつ、これからロンドンへ戻ります。 -
中世の街並みは遠ざかり、長閑な畑の風景となってゆきます。
スコットランドの古都、エジンバラ・・・
またいつか絶対に戻ってくるぞ〜!
そんなことを思いながらヒースロー空港へと向かったのでした。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ゆったんさん 2011/02/19 20:25:27
- 本当に魅惑ですね!
- みかんさん、初めまして☆
エジンバラの旅行記をとても楽しく拝見しました。
私も去年初めてエジンバラへ行きました。今のところイギリスで一番好きな街です。
私もみかんさん同様に到着してすぐにエジンバラの景色に感動しました。
茶色い歩道や建物・・・中世そのものですよね。
私はホテルだったのですが、B&Bとってもステキですね!
旅行記を読んでいて、今すぐでもまたエジンバラへ行きたくなりました。
とてもステキな写真&文章ありがとうございました。
- みかんさん からの返信 2011/02/19 23:48:54
- RE: 本当に魅惑ですね!
- ゆったんさん、初めまして。
エジンバラ旅行記へご訪問をいただきまして、ありがとうございます!
> エジンバラの旅行記をとても楽しく拝見しました。
> 私も去年初めてエジンバラへ行きました。今のところイギリスで一番好きな街です。
> 私もみかんさん同様に到着してすぐにエジンバラの景色に感動しました。
> 茶色い歩道や建物・・・中世そのものですよね。
ゆったんさんもエジンバラへ行かれたのですね!早速旅行記を拝見させていただきました(^^♪
エジンバラのあの景色は、駅から降り立った瞬間から鳥肌ものでした!
私もエジンバラは大好きな場所です。今回巡らなかったハイランドと併せてまた近々旅行がしたいです(*^^)v
> 私はホテルだったのですが、B&Bとってもステキですね!
オーナー夫婦がとっても温かい方達で、大変親切にしていただきました。
あのB&Bで過ごせた日は、とっても素敵な思い出の一コマです。
再びエジンバラへ行けたのなら、またここへ滞在したいと思っています★
> 旅行記を読んでいて、今すぐでもまたエジンバラへ行きたくなりました。
> とてもステキな写真&文章ありがとうございました。
嬉しいお言葉をいただきまして、大変ありがとうございます(^^)
イギリスが本当に大好きで、私もゆったんさんの旅行記を楽しく、そして懐かしく拝見させていただきました!
お互いにまたスコットランドへ行けたらいいですね♪
みかん
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- zzr-cさん 2010/11/07 10:12:54
- グーグルアース
- みかんさま こんにちは!
電車にファーストがあるの初めて知りました。
それにしても片付けておいて欲しいですね^^;
グーグルアースの活用法勉強になります!
そういう時に使えますねぇ〜
未踏の地の事前のリサーチに良いと思います。
子供史博物館のエピソード、何故?って思いました。
バスの縦列駐車凄いと思いました^^;
じぃ〜
- みかんさん からの返信 2010/11/07 17:02:39
- RE: グーグルアース
- じぃ〜さん、こんにちわ。
いつも旅行記を見ていただきまして、ありがとうございます(^^)
> みかんさま こんにちは!
>
> 電車にファーストがあるの初めて知りました。
なかなか良かったです!驚いたのは、2等も1等もそこまで値段が変わらないこと・・・またいつか乗ってみたいです。
> それにしても片付けておいて欲しいですね^^;
新聞がてんこ盛りでしたからね!
まぁ、私もちょっとだけ読んで暇つぶしをさせてもらいました(笑)
> グーグルアースの活用法勉強になります!
> そういう時に使えますねぇ〜
>
> 未踏の地の事前のリサーチに良いと思います。
余程マイナーな場所でなければ、だいたい使えると思います。
いつか、ぜひ試してみてください♪
> 子供史博物館のエピソード、何故?って思いました。
議員さん、何かあったんですかねぇ?
皮肉なことに、小さな子供がたくさん訪れる「うるさい」博物館になってしまったのだそうです。
> バスの縦列駐車凄いと思いました^^;
繁華街の方は、どこもかしこもバスだらけでした。
ロンドンは赤いバスが多いですが、エジンバラには色とりどりのバスがあってとてもカラフルでした。
みかん
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