ルフトハンザ航空A380ビジネスクラスで行くスペイン10日間 8 セビリア

2010/10/18 - 2010/10/28

この日はツアー6日目、2010年10月23日
8時に出発してセビリアに240キロ3時間半かけて移動します。

セビリアはスペイン南部アンダルシア州の州都で人口は約70万人
闘牛やフラメンコの本場で、スペインを代表する観光都市の１つです。

セビリアは、グアダルキビール川沿い、河口から80kmに位置するが、大西洋からセビリアまで船舶が航行できるため、港湾都市として発達しました。

712年には、イスラムの支配下に置かれ、アラビヤ語風に Isbilya と改称されました。

844年には、ノルマン人の占領、略奪に遭ったが、その後、平和が戻って絹の取引きで栄え、10世紀には、重要な商業都市となっていました。

12世紀には、レコンキスタにより北方からの脅威が迫っていたものの、アルモハード朝(1130〜1269年)の首都となり、城壁の外にブアイラ宮殿(La Buhaira)が建てられ、グアダルキビール川に橋が架けられました。

1172年から、新たなモスクの建設が始められました。

1220年以降、アルモハード朝の衰退は著しく、城壁の改修やオロ塔の建設が進められたが、1248年には、15か月の包囲の末、カスティーリャ王フェルナンド3世のセビリア入城によって終止符が打たれました。

その後、15世紀後半、カスティーリャ王国とアラゴン王国の合併によってスペイン王国が成立し、同世紀末には、レコンキスタが完了しました。

さらに、セビリアから出帆したコロンブスが、1492年、新大陸を発見、これにより新大陸からもたらされた物資が川を上り、セビリアに運び込まれるようになり、セビリアは新大陸との貿易を独占する港として繁栄を極めました。

1526年、ハプスブルク家出身のスペイン王カルロス1世(在位：1516 - 56年)兼神聖ローマ皇帝カール5世(在位：1519 - 56年)は、ポルトガル王マヌエル1世の王女イザベラとの結婚式をこの地のアルカサルで挙行しました。
この際、アルカサルはルネサンンス様式に改築されました。

1671年には45の修道院と28の女子修道院を擁する宗教文化都市となっていたが、1649年には、ペストの大流行が起こりその被害は甚大でセビリアは衰退して行くことになったのです。

一方で、17世紀には芸術が大きく開花し絵画ではムリーヨ、バルデス・レアル、彫刻ではマルティネス・モンターネェスなどセビリア生まれの芸術家達が活躍。

19世紀、スペイン立憲革命ではセビリアは自由主義者の拠点となり、20世紀のスペイン内戦では、アフリカに近い位置にあることから、早期にフランコ軍に占領されました。

1992年には、セビリア万博が開催され写真はアメリカ会館の会場でした。

エリア セビリア(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

トイレ休憩するドライブインではオリーブオイル等の特産物が安くで売っていて楽しいです

車窓からもオリーブの木がたくさん見えるのですがドライブインにこんなトラックが・・・・
オリーブの実が満載でした

バスはスペイン広場の前で降ろしてくれます
少し歩いて・・・・

門の様な・・・いえいえ何処かの建物の中に入るのかと思ったら・・・・

こんな広場に出てきました

スペイン広場

かつてサン・テルモ宮殿の一部だったマリア・ルイサ公園内にあります
1929年のイベロ・アメリカ博覧会の会場として造られたもので、半円形の広場を囲む建物には市庁舎や軍部が置かれています

ここがスペイン広場

円形をしていてバチカン市国のイメージ

外の入り口からは想像出来ない広場です

観光馬車も・・・走ってます

市民の憩いの場となっていて・・・

池ではボートに乗ることもできます

アーチの下に並ぶベンチを飾るのは、スペイン各地方の58の歴史を描いた絵タイル
時間があったら全部で記念撮影・笑

この写真は・・・バルセロナ

コロンブスがイザベル女王に謁見してる模様を描いたタイルです
アメリカ大陸発見の報告です

スペイン広場からバス車窓にて当時のパビリオンを見ながら移動しました

バスを降りてムリーリョ公園に来ました

記念碑の上はライオン
真ん中はコロンブスの船
下にはコロンブス

セビリアの建物が高く入り組んでるのは日陰を多く作るためとか・・

生活の知恵ですね

テラスで語らうもよし

バールのわん子の相手になるもよし（*^_^*）

少し歩くと塔がアーチの中に見えてきます

ヒラルダの塔です
当時モスクの鐘楼だったものでイスラムの名残を今に伝えています

反対側から見るとこんな感じ・・・

ヒラルダの塔/TORRE DE LA GIRALDA　
スペイン最大のカテドラルの東側に隣接しており、セビリアのシンボルとなっている塔

12世紀末にイスラム教徒によって建てられたミナレット（祈祷の塔）で、イスラム教寺院の一部でした

キリスト教徒がセビリアを奪回した後、イスラム寺院は取り壊されましたが高さ約98mのこの塔だけは、鐘楼として残されました

16世紀に頂上にブロンズの女人像が設置され、その女人像が持つ旗が風を受けてぐるぐる回り、風見（ヒラルディーヨ）の役を果たすことからこの名前がつきました

1764年にこの塔に付けられた時計は、スペイン最古の時計と言われます

開館時間：　【月〜土曜】　11:00-17:00　　【日・祝祭日】　10:00-14:00　

セビリア大聖堂（カテドラル）が見えます

幅76m、奥行き116mもあるスペインで最大のカトリック寺院
世界ではローマのサンピエトロ大聖堂、ロンドンのセントポール寺院に次いで３番目の規模です

15世紀に計画し、100年かけて造られ、ゴシック様式としては最後の大寺院です
正面の「パロスの門」（Puerta de los Palos)の下に立つとその壮大さに圧倒されます

中央礼拝堂（Capilla Mayor）と合唱台の間に航海王コロンブスの棺があり、当時のスペインの4王の像に担がれています
コロンブスの遺体はハイチで埋葬されていましたが、1898年にスペインに返還されました

王室礼拝堂（Capilla Real）にはセビリアをイスラムから取り戻した英雄サン・フェルナルド王の遺体が納められています

また中央礼拝堂の主祭壇にはキリストの生涯を表した36の浮き彫り彫刻があり、見応えがあります

結婚式をするのか花嫁さんが・・・
この日はお日柄がいいのか至る所の教会で花嫁さんをみました
お幸せに〜♪

ランチのレストランに行くため少し歩きます

フランスやイタリアで見る教会よりとってもデコラティブで驚きます
スペインの栄華を感じます

ディテールも凝ってます
お金がかかった教会が普通にあるので大国だった事がよく分かります

ランチは町のレストランで

お決まりの白ワインと共に・・・パンを頂きます♪

ガスパッチョの様な味の冷製野菜スープ

う〜ん　なにパッチョ味？？(*_*;

ビーフストロガノフ

ビーフの肉質は､､､やや硬め〜〜(>_<)
ライス｡｡タイ米に似てるけど〜　臭みが無く程良い硬さでGOOD♪

デザートはケーキ
コーヒーは無し！各自でど〜ぞ

あ・そう言えば｡｡このレストラン 闘牛場の近くにありました
話に因ると闘牛の牛さん・・・近くのレストランに売るとか〜
闘牛の牛は筋肉質なので｡｡硬いそうです(*_*;　

納得のランチメニューでした〜(@^^)/~~~

バスに乗るため少し歩いたら闘牛場がありました

10月末でそろそろ闘牛シーズンは終わるそうで
シーズン後｡｡｡闘牛士は出稼ぎに出るそうです

マエストランサ闘牛場/PLAZA DE TOROS DE LA MAESTRANZA
カルメンでも有名な18世紀に造られた闘牛場でスペインでも二番目に古いとされています
中に錦糸銀糸で刺繍された闘牛士の服等を展示した闘牛博物館が有ります

ここでバスを待ってると「靴磨きおじさん」の登場
靴を磨いてお金を稼ぐみたいですが法外な要求をされたら困るので無視です

この旅行記へのコメント （6）

• zzr-cさん 2010/11/09 10:41:12

  歴史を把握

  コナナさま　こんにちは！
  
  セビリアの町では日影が好まれるんですか？
  建物をわざと高くして日影を作ると云う事ですが・・・
  
  旅行先の町の歴史を完璧に把握されてますねぇ〜
  知識として持ってるんですかぁ〜凄いですね。
  
  私は行く先の歴史とか全く知らないし調べもした事なかったです^^;
  
  そういう知識があって建物とか見るとまた、建築様式とかの違いの
  意味とかも分かってくるのでしょうが、私はそもそも建築様式すら
  分かりません、特に世界史は・・・--;
  
  スペイン広場、外から見るとお城にしか見えませんが、
  これは見事な広場になってますねぇ〜
  
  こういう建物だと写真のような馬車も似合いますね！
  
  昔は軍もあったようですが、もう完全に市民の憩いの場と化してます^^;
  
  靴磨き、こんなところにも居るんですね！
  
  じぃ〜

  とわこさん からの返信 2010/11/09 17:13:30

  RE: 歴史を把握

  じぃ〜さま
  
  読んで頂き恐縮です
  私も分かってないですよ〜
  ただ・・・昔は大国だったんだな〜って程度です
  実際イタリアより建造物がすごいんですよね〜
  だから本当に勢力があったんだなって認識新たです
  
  セビリアの気候・・・最高ですよ
  超カラッとしてて・・・朝晩はヒンヤリ
  朝晩はコート、お昼間は半袖でもって感じです
  でも10月でそうなので真夏はとても暑いと思います
  その為の日陰じゃないかな・・・
  他の町では敵の侵入を防ぐ理由でしたがここは日陰のため
  
  スペイン広場って言えばローマの休日にあったイタリアローマの広場が重い浮かぶのですが・・・・
  そこはスペイン大使館があったからスペイン広場なんです
  
  ここは本当の意味でスペイン広場です
  
  コナナ
  
  
  > コナナさま　こんにちは！
  >
  > セビリアの町では日影が好まれるんですか？
  > 建物をわざと高くして日影を作ると云う事ですが・・・
  >
  > 旅行先の町の歴史を完璧に把握されてますねぇ〜
  > 知識として持ってるんですかぁ〜凄いですね。
  >
  > 私は行く先の歴史とか全く知らないし調べもした事なかったです^^;
  >
  > そういう知識があって建物とか見るとまた、建築様式とかの違いの
  > 意味とかも分かってくるのでしょうが、私はそもそも建築様式すら
  > 分かりません、特に世界史は・・・--;
  >
  > スペイン広場、外から見るとお城にしか見えませんが、
  > これは見事な広場になってますねぇ〜
  >
  > こういう建物だと写真のような馬車も似合いますね！
  >
  > 昔は軍もあったようですが、もう完全に市民の憩いの場と化してます^^;
  >
  > 靴磨き、こんなところにも居るんですね！
  >
  > じぃ〜

• クラウザーさん 2010/11/08 17:50:49

  ここがスペイン広場ですか〜！

  遠征長〜
  
  スペインって歴史が難しいよー！
  頭の弱い私には・・
  暗号のようでよ〜く解りませんでしたー！
  
  お写真も一つ一つなんのカメラで撮影したかを
  見ながらでしたので、余計、集中力を欠如したかも？
  
  ３つのカメラの乱れ打ち・・さすがです！
  
  大聖堂の白馬の馬車は絶対Ｄ７００だー！って
  叫んだら・・大正解！　ちょっと嬉しかったです。
  
  素人の私もあの鮮明な画質は良いカメラって解りました〜
  
  スペインの食事は美味しそうですね。
  
  私のご馳走は機内食かな？？
  
  アフリカの写真が楽しみだな〜〜。
  
  では。失礼いたします。（エスパーニャ風）
  
  クラウザー
  
  
  本文の一枚目のコメント。ちょっとあれっですか？

  とわこさん からの返信 2010/11/08 18:57:38

  RE: ここがスペイン広場ですか〜！

  隊長
  
  ほんと、難しいです
  要は昔は大国だったって事で・・・
  
  私も旅行に行く前から勉強不足で他の方の旅行記も深く読んでませんし
  行っても写真を撮るのでガイドさんのお話を聞いてません・・・・
  
  旅行記をアップするのにぐぐる始末です
  一応行った場所なので「へ〜そうだったの」って感じですが・・・・
  いつも隊長にはよく読んで頂き申し訳く思ってます(^^ゞ
  
  今後はカメラ当てクイズにして下さい（*^_^*）
  やっぱ違いますか〜
  違ってくれないと〜泣〜ですが・笑
  
  パナソニックのデジカメも気に入って3台目なのですがこのカメラは部屋だと暗いんですよね〜
  でも広角なので外ではたまに使ってます
  
  ツアーだから食事も決まってるのがちょっと・・・ですが全食事付きで楽と言えば楽ですけどネ
  毎回お支払いをすると馬鹿にならないでしょうネ
  だから文句は言えないかなって感じです
  カップ麺持参してますし〜!(^^)!
  
  ＞本文の一枚目のコメント。ちょっとあれっですか？
  
  あは(^^ゞなんか変でしたネ
  隊長・・・目がいいのに感心☆
  いえいえ頭いいですものね（*^_^*）
  
  コナナ
  

  とわこさん からの返信 2010/11/08 19:06:47

  RE: ここがスペイン広場ですか〜！

  追伸
  
  これが本当のスペイン広場です
  イタリアローマのスペイン広場が有名ですが
  スペイン大使館があるので命名された広場です（*^_^*）

  クラウザーさん からの返信 2010/11/08 21:00:24

  RE: RE: ここがスペイン広場ですか〜！

  本物に感動いたしました！
  ありがとうございました！
  
  ところで・・後ろ姿は？？
  
  
  
  > 追伸
  >
  > これが本当のスペイン広場です
  > イタリアローマのスペイン広場が有名ですが
  > スペイン大使館があるので命名された広場です（*^_^*）