2010/03/22 - 2010/03/29
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mac-macさん
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7泊9日で3カ国を回る、かなり駆け足な旅行でしたが、
旅も5日目、ついに3カ国目のセルビアに入国。
セルビアの一番の目的「モクラゴーラ」のは次の日にして、
この日は首都のベオグラード観光をしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
5日目。
ボスニアを出発し、ユーゴスラビア航空に乗ってセルビアに向かいます。
早朝6時30分の飛行機のため、5時半には空港に到着。
昨日ホリデイ・インのフロントマンが、「空港は5時からしか開かない。そんなに早く行かなくても、1時間も前に行けば大丈夫!」と教えてくれた。
確かに、サラエボ空港自体はとても小さな空港なため、チェックインも出国審査もとてもスムーズに済んだ。
当時、サラエボからベオグラード行きの飛行機は、この早朝の1便のみ。出国審査のゲートの前で、飛行機に乗る人と見送りに来た人が涙を流しながら抱き合い別れていく姿を、何組も観た。距離で言うと東京〜大阪よりも近い距離しかないが、きって深い溝があるのだろう。 -
1時間もしないうちに、セルビアの首都・ベオグラードに到着。
ザグレブやサラエボと同様、バスで到着ゲートに向かう。
入国後、ディナールへ両替。日本円はこの国では両替できない。フランス出国の時に両替せずに持ってきていたユーロが余っていて、本当に助かった。
空港のインフォメーションでホテルの場所を確認。念のため日本大使館の場所も聞いたが、わからないと言われた。
タクシーで市内のホテルへ向かう。
もちろん、ぼったくられた・・・ -
タクシーに乗り、20分くらいで市街地に到着。
市内の様子は、他のヨーロッパの都市と、大して違いはない。 -
やはり、旧ユーゴスラビアの首都だけあり、サラエボよりかは発展している。
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無事、ホテルにチェックイン。「hotel Royal」という、ベオグラードでも有数の老舗ホテル。
早朝にもかかわらず、チェックインさせてもらえた。 -
部屋はいたってシンプル。
建物が坂の斜面に建っているため、外の景色がよかった。 -
とりあえず、腹ごしらえ。
そろそろ米が恋しくなってきたので(?)、日本食料理屋に行くことにした。
「イッキ」という、いかにも海外の日本料理屋にありがちな名前のお店。本によると、セルビア日本大使館職員にも人気だとか。
建物の1階がバーで、2階がレストランになっている。 -
キッコーマンの醤油がありました。
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写真奥は、天ぷら。美味しいが、ツユがからい・・・
手前は「トリオザサーモン」というメニューで、サーモンの握りと刺身と巻きのセット。味は、正直・・・。シャリがベチャベチャで、酢の味がほとんどしない。刺身が一番おいしかった。
ワサビは本物のワサビではないようで、なにか毒々しい緑色をしていた。
昼前のため、客は少なかった。私たち以外には、ビジネスマンと思われるスーツ姿の男性が、何か食べて帰っていった。
最後にYAKITORIとTERIYAKIを注文するが、あえて味の感想は伏せておく・・・
でも、昔パリで食べたラーメンよりかは遥かに美味しかったですよ。 -
店の壁には、どこかの武将と思われる彫刻が・・・
SAMURAIをイメージしているのか?どう見ても中国の武将か落ち武者にしか見えないが。 -
カレメグダン公園。ホテルからは歩いて5分くらい。
昔の要塞の跡地です。
市民の憩いの場で、毎日地元の人や観光客でにぎわうそうだ。確かに、平日の昼間にもかかわらず、かなりの人でにぎわっていた。 -
そういえば、最近間寛平も、アースマラソンの途中に立ち寄っていましたね。
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ドナウ川とサバ川の合流地点。
壁の上でたくさんの人が日向ぼっこしています。 -
公園内には、博物館やプラネタリウムなどの施設もあるそうです。
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公園を出て、クネズ・ミハイロ通りの入口。
この通りは、法律で保護されているほどの古い通りで、ランドマーク的な存在。歩行者天国のショッピング街になっている。 -
建物は1870年くらいに建てられたらしい。
観光客が多い。
有名なブランドショップも数多く存在する。 -
明日のセルビア国鉄の切符を買うため、ベオグラード駅へ向かう。
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駅前。路面電車がひっきりなしに行きかっている。
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ベオグラード駅。立派な駅です。
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時刻表。明日の「ウジツェ」行きの切符を無事購入。
10時10分発のBAR行きに乗車します。
BAR(バール)とは、モンテネグロの港町で、かつては同じ国だったモンテネグロが独立してしまったため、今は国際電車になっている。詳しくはまた明日。切符を買っている間、ライフルを持った軍人がずっとこちらを睨みつけていたのが印象的・・・ -
ホームに出てみた。人はまばら。
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駅を出て、少し歩くと、NATOの空爆跡があります。
空爆を受けてから10年以上たつが、そのままの姿で残されている。
もちろん、フェンスで中には入れないようになっている。
その横を、車や路面電車が何事もなく通って行く、少し奇妙な光景。 -
聖サヴァ教会
セルビア正教の中心的な教会です。 -
中は残念ながら工事中でした。
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街を歩いていると、黄色いきれいなバスをよく見かける。
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2000年ころ、日本のODAで寄贈されたバスです。
DONATION FROM THE PEOPLE OF JAPAN(直訳すると、日本の人々からの寄贈)とでかでかと書かれ、おまけに日の丸まで描かれている。
下手に金だけ送る援助より、こういうわかりやすい援助のほうが、現地の人々には喜ばれると思われる。実際、セルビア人の対日感情は良好だ。
寄贈に際し、日本からの条件が「バスを清潔に保つこと」だそうで、他のボロボロのバスや路面電車と比べるとピカピカで、一際輝いて見える。他のバスを乗り過ごし、わざわざ黄色いバスに乗る人も多いほどだそうだ。
残念ながら乗車する機会はなかったが、社内も清潔清潔に保たれているとのこと。少しうれしい気持ちになりますね。 -
地図を頼りにぶらぶら歩いていたが、結局道に迷ってしまった。
立ち止まって地図を見ていると、英語で話しかけてくれた人がいたので、現在地がどこかと、クネズ・ミハイロ通りまでの行き方を訪ねると、なんと、「一緒に行こう」と連れて行ってくれることに。
話を聞いてみると、なんとその人は、在セルビア・アメリカ大使館の職員だった。娘が現在日本にいるそうで、日本には親近感をもっているらしい。
名刺を渡してくれ「困ったことがあったら連絡してくれ」と、携帯番号まで書いてくれた。なんて親切な人なんだろう・・・
しばらく一緒に歩いて、見覚えのあるところまで出ることができた。握手して別れ、どこかへ歩いて行った。
すっかり夕方になってしまった。 -
晩ご飯は、海外に行ったら必ず立ち寄りたい、現地のマクド。
英語での注文が通じず、結局奥から連れてきたベテランの店員が接客してくれた。
味や値段は日本とほとんど変わらない。 -
HVARA(ありがとう)と書かれている。
コソボ独立の際には、このマクドも暴動の攻撃対象になったと聞く。 -
ホテルに帰ってTVをつけると、なんと「風雲!たけし城」を放送していた。懐かしいですね・・・
そういえば、10年ほど前、パリでも放送されていた記憶がある。
ちなみに写真の映像は、谷隼人が「乗り込め〜!」と言ったところです。
明日は、国鉄とバスでモクラゴーラへ出発する。
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