Book Cafeでまったりした上海での滞在

2010/09/14 - 2010/09/14

上海では友人に会ったり、街を歩いたり、万博に行ったりなどと、短い滞在期間を有効に使いたいく、忙しく動き回りました。そんな忙しい中を旧フランス租界へ行ったついでに、OLD CHINA HAND READING ROOM という Book Cafe に寄ってみました。

Book Cafe というのは、お茶を飲みながら店内の本を飲んだり、購入したりすることできるカフェ兼書店のことで、お茶一杯で何時間でもいることができます。最近は都市部を中心によく見かけます。

エリア 上海(中国)

目指すブックカフェは地下鉄の陝西南路駅の近くにあります。プラタナスの並木道をゆっくり歩いて店まで向かいました。

最近日本でもそうですが、中国でも大都市を中心にBook Cafe (ブックカフェ） なるものが目につくようになりました。

入口から見た店内の様子です。先ず店員に案内されて席につきましたが、どこでも自分で好きなところに腰を下ろすことが可能です。

隣の席では若い女性が寝転がりながら本を読んでいます。誰も気にすることなく、自分の世界に没頭していますね。こんなに寛げるなんていいですね。

この日私が注文したのはネパール紅茶です。ネパール紅茶って日本ではあまりお目にかかりませんが、珍しくもあり、そんなに高くもなかったので、飲んでみました。まあまあの味でした。お湯がなくなると、何回でも足してくれます。

新刊書売り場には村上春樹の「1Q84」の中国語版が並べられています。彼は中国でもかなり人気があり、彼の小説は何冊も翻訳があります。

店の中を少々見てみましょう。店内にはあちこちに一つのテーブルとその周りに椅子が数個置かれていて、周りを気にせずに読書に、また休息に利用できます。私も居心地のよい空間にすっかり時間を忘れて、本を読むことに集中できました。

あちこちにアンティック類が置かれていて、落ち着いた雰囲気が漂っています。

このような空間はとても好きです。照明は明る過ぎず、やや暗めのトーンは落ち着いた雰囲気を有し、何時間でもいたくなるような雰囲気を有しています。

道路に面したところは明るく、外を見ながら時間を過ごすことができます。

店内にはそんなに客は多くありません。それがてかえって静かな雰囲気を醸しだしています。

グループでの利用も可能なようです。

店の中には何千冊という書籍が並んでいると思われますが、中国語の本は60%ほど、残りは英語の本でした。ここで２冊の本を買いました。

ブックカフェには１時間半くらいいたでしょうか。あまりにも心地よかったので、思いがけず長居をしてしまいました。疲れも十分とれたので、外に出ました。周囲を少し歩いてみましよう。

店のすぐ前には「恵安坊」という上海特有の路地があります。少し中に入り、どんなところか見てみました。。

あるブティックの前にはセールを示す文字が見えますが、なかなか洒落た感じですね。

通りに面した建物はきれいに改装されています。

Book Cafeの近くを歩いてみました。この近くには女性が好みそうなケーキの店があります。若い女性がたくさん利用しています。