2010/10/11 - 2010/11/12
2566位(同エリア4578件中)
もろずみさん
平城遷都1300年のイベントは奈良だけじゃない。
東京にもいろいろ出張して来てます。
このレポートは奈良風味ですが、奈良旅行記ではありません。
「奈良に行きたいなぁ」と思いながら入って来た情報を頼りに街歩き。
少しは現地に行った気分になり、その時は多少は熱も下がります。
でもまたすぐに再発。困ったものです。(^^;
『ならやま を さかりし ひ より あさ に け に
みてら みほとけ おもかげ に たつ』
(平城山を 離りし日より 朝に日に み寺み仏 面影に立つ)
何だ、会津八一先生も同じでしたか。(^^;
いつの間にか写真も溜まったので「東大寺大仏・天平の至宝展」を中心にまとめてみました。
まほろば紀行の番外編です。
- 交通手段
- 徒歩
-
5月に奈良から帰って、早速次回の行先を思案する毎日。
日本橋の「奈良まほろば館」に行けば大抵の情報は揃います。
目下一番のお気に入りスポット。 -
表のガラスに描かれているのは御存じ戒壇院四天王の広目天。
春先までは興福寺の阿修羅でしたが、写真に撮ってなかったのは失敗でした。
まさか絵が変わるとは思ってなかったもので・・・(^^; -
7月に三井記念美術館にやってきた「奈良の古寺と仏像展」。
早速行ってみたのは言うまでもなく。
目玉は法隆寺の夢違観音でした。 -
同じ頃、まほろば館では「会津八一の歌碑をめぐる」という展示もありました。
三越では「入江泰吉写真展」、三井タワー・アトリウムでは「小川晴暢没後50年記念写真展」も。
にわかに日本橋界隈は奈良一色! -
猛暑の夏がやってきて現地行きは涼しくなるまで待つことに。
この頃から頻繁にまほろば館に通うようになりました。
張子の寅は信貴山・朝護孫子寺のシンボル。ここも行きたいし。 -
新薬師寺の十二神将像のフィギュアに見入ったり。
やはり格好良いなぁ。ここも行かなくちゃ。
と、行きたいところが増えていく一方。 -
さて、東博で開催される「東大寺大仏・天平の至宝展」。
もちろん奈良の大仏が東京に来るはずもないけどわくわく。
9月には盧舎那仏の右手が丸ビルに展示されました。 -
少しは涼しくなったので、我慢できず9月末に奈良行きを決行。
帰ってきたら今度はまほろば館に左手が来てました。
触っても良いけど座らないでくださいって・・・。(^^; -
別の日に寄ったら平成伎楽団の仮面劇をやっていたり。
せんとくんの作者・籔内佐斗司さんが作られた現代の伎楽面です。
そう。せんとくんのイメージは伎楽面なんだと改めて思ったり。 -
せんとくんには兄弟がいて兄さんは鹿坊(ろくぼう)と言います。
髭を生やしたおじいさんは鹿爺。
せんとくんファミリー勢揃いでした。 -
10月、上野も萩が見頃になって「東大寺大仏展」が開幕。
ミュージアムシアターで唐招提寺の障壁画のVRを上映したりして、東博はすっかり奈良。 -
修学旅行生がぞろぞろとやってくるのも奈良と同じ。
ベンチに座っていると奈良公園にいるような気分。 -
興福寺の塔ではないけど、寛永寺五重塔の水煙を眺めたりもできます。
一応上野にも塔があるわけだし。(^^; -
本館で薬師寺の聖観音菩薩にご挨拶。
東博にいらした時や奈良博でも本物を見ているけど、写真が撮れるのはレプリカならでは。
レプリカでも有難いお姿なのは変わりなし。 -
さて、お気に入りの椅子に座って景色を眺めます。
法隆寺宝物館は平成館、本館ほど混むことはなさそうで、いつも空いています。
椅子が空いてないことはありますが。(^^; -
宝物館の中でも壮観なのは夥しい数の献納金剛仏。
一つ一つは小さいけど数で圧倒されます。 -
ほとんどが飛鳥時代の作品のよう。
仏のお顔が飛鳥風だったりして見ていて飽きません。 -
最もお気に入りなのが「摩耶夫人及び天人像」。
一番奥に大事に飾られています。
これは期間限定なのかな? -
これも良いなと思うのは菩薩半跏像。
一つ手元に置きたいくらい。
あとは今だけ公開の聖徳太子絵巻をじっくり見られます。
ミュージアムシアターで解説付きVRを観てからがお勧め。
(あ、もう終わってます?) -
野外展示にも奈良のものがあります。
元興寺の別院・十輪院の経蔵です。
大きくはないけど正真正銘の奈良時代の校倉は国の重文。 -
さて、いよいよ「東大寺大仏・天平の至宝展」ですが、当然のことながら撮影禁止です。
大仏の右手みたいに撮影可のものを探したら、花まつりで使うお釈迦様が期間限定でありました。
これと同じものが特別展に展示されています。 -
東大寺西大門の勅額です。
几帳面な書は聖武天皇の筆によるものだそうです。
写真がダメなら拓本をとっちゃおう、という不謹慎なことはしてません。(^^; -
特別展の最初の方は東大寺創建の頃というので瓦ばかり並んでました。
平瓦や軒瓦に鬼瓦を見ても正直言って面白くないです。
上の拓本とともにまほろば館に展示されていた鬼瓦。 -
実はその瓦にも意味があります。
軒瓦に色がついているなぁと思ったら奈良三彩なのだそうです。豪勢なこと!
ちょうど薬師寺の奈良三彩が来てました。
そうそう、こんな深緑色です。 -
瓦だけじゃ退屈だろうということで、東大寺のジオラマがありました。
天平の伽藍を再現したもので、東西の七重塔も建っていました。
正面には入江泰吉さんの大仏殿の写真。
転載はできないので私が撮った写真でご勘弁を。(^^; -
続いては大仏殿前の八角灯籠です。
現地では灯籠はじっくり見ないのに博物館に来たら丁寧に見るのも不思議。
で、写真は撮らせてもらえないので拓本。
このフライング・ミュージシャンは奈良に帰ったら思う存分撮ってみよう。 -
お、法華堂の月光菩薩じゃないですか。
これは塑像の製作過程を説明した展示。
レプリカもクール・ビューティですね。
他にも俊乗堂の重源上人像、大仏足下の鎮壇具の宝劔(陰陽宝劔ではないけど)、五劫思惟阿弥陀如来など来てました。
目玉の不空羂索観音の光背はあくまで光背、隣の実物大の御本尊の写真に目が行きます。 -
ということで、あとは行ってのお楽しみ。12/12までの開催です。
日が短くなったので平成館を出るとすっかり宵闇。
この日は一夜だけのなら燈花会が行われていました。 -
本物の燈花会は見たことはないけど雰囲気だけ。
周りが暗いので奈良でも上野でも写真は変わらないはずです。(^^; -
闇夜に浮かぶ東大寺の文字。
これは今回オリジナルでしょう。 -
何だか馬場先門で行われる「光都東京」みたいですね。
-
平成館前庭ではスケールが小さいのでもう一ヶ所。
明治神宮鎮座90年記念に奉納された燈花会の方が壮観でした。
ちゃんと奈良からスタッフが来ていて、原宿門から本殿前まで光の帯になってます。 -
夜間は入れない明治神宮に「なら燈花会」が来ていて嬉しくなりました。
これで暑い夏の奈良には行かなくてもよいかも。(^^; -
電球でなくロウソクの灯りというのが幻想的で良いです。
-
で、再び東博を訪ねると、
燈花会が夏の風物詩なら冬の風物詩は瑠璃会です。
今年始まったばかりで馴染みはないですが「なら瑠璃会」は奈良のイルミネーション・イベント。
京都東山や嵐山の花灯路を真似たみたいですね。 -
灯籠は燈花会の使い回しかと思ったら、そんなはずはないですね。
サイズも大きいですし。 -
瑠璃会は灯籠だけでなくイルミネーションもあります。
青いボンボンがゆらゆらでは、ちょっと寂しいかなぁ。 -
さすがに奈良は仏都なので、クリスマス・イルミネーションみたいにキラキラはできませんよね。
このタイプの電飾は初めて見ました。 -
ということで、東京で味わう奈良でした。
平城遷都1300年の今年は特別かも知れませんが、いろいろ来てましたね。
上野は日本で一番パリに近い街だと思っていたけど、奈良にも一番近かった。
こんな旅行記を作っていたら、また奈良に行きたくなってしまいました。
最後は本物の興福寺五重塔です。
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この旅行記へのコメント (6)
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- めぐみ☆さん 2011/01/08 08:56:07
- いつ見ても良いですねー
- もろずみ、お久しぶりです。
今年も宜しくお願いします。
東博の奈良ものは、ついぞ拝見することはかなわず、、でした。
燈花会もあったんですねぇー。ぜひ現地でも堪能してみてください。
とっても良かったですよ。
東大寺の八角灯篭、東大寺で見るとそんなに大きく感じないのですが、展示されると大きさに驚くのでしょうね、、
拝見していたら、また奈良に行きたくなりました。
めぐみ☆
- もろずみさん からの返信 2011/01/08 21:52:01
- RE: いつ見ても良いですねー
- めぐみ☆さん、ご無沙汰。
> 東博の奈良ものは、ついぞ拝見することはかなわず、、でした。
あら、残念でしたね。
> 燈花会もあったんですねぇー。ぜひ現地でも堪能してみてください。
夏の燈花会、冬の瑠璃会と年2回チャンスがあるのですが、暑さ寒さに負けそうです。
> 東大寺の八角灯篭、東大寺で見るとそんなに大きく感じないのですが、展示されると大きさに驚くのでしょうね、、
いや、大きさより美術品として見る人の数に驚きました。
大仏殿ではほとんど素通りですものね。
> 拝見していたら、また奈良に行きたくなりました。
結局昨年は一回のみですか?
私も3回の予定が2回でしたが、奈良熱に火がついたので今年も行こうと思ってます。
今年もよろしくお願いします。
-
- 吉備津彦さん 2010/12/27 05:11:40
- 初めまして
- この新薬師寺の像は迫力満点、良い表情をしています。是非本物をご覧あれ・・・
- もろずみさん からの返信 2010/12/27 21:39:10
- RE: 初めまして
- 吉備津彦さん、ようこそ。
> この新薬師寺の像は迫力満点、良い表情をしています。是非本物をご覧あれ・・・
はい。このあと本物に対面してきました。
そしたら新薬師寺でもこのフィギュア売ってました。
そればかりでなく彩色した伐折羅大将まであってびっくり!
-
- ゆうこママさん 2010/12/04 17:47:30
- やっと行ってきました
- こんばんは、私もやっと先日行ってきました、博物館に。
夜のイベントもあったのですね。
あ〜ん、見たかったな・・・
博物館にもう一度行った気分を味わえました。
どうもありがとうございます。
1票投じて失礼いたします。
- もろずみさん からの返信 2010/12/05 22:27:56
- RE: やっと行ってきました
- ゆうこママさん、こんにちは。
> こんばんは、私もやっと先日行ってきました、博物館に。
あら、遠くからご苦労様です。
ゆうこママさんの場合、上野より本物の東大寺の方が近いのでは?
> 夜のイベントもあったのですね。
> あ〜ん、見たかったな・・・
燈花会も瑠璃会も一夜限りのイベントでした。
そのために東博に何度も足を運びました。
> 博物館にもう一度行った気分を味わえました。
ありがとうございます。
今回の企画展はいろいろな意味で楽しめましたね。
1300年祭も終わったし、今度は静かな奈良に行きたいと思います。
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