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2010年9月17日~9月27日の11日間、北米グランドサークル(メインはTHE WAVE)とメキシコ・グアテマラをひとりぶらり旅したお気楽記録です。ハードなスケジュールで体力勝負の毎日でしたが、短い期間で出会いあり、ハプニングあり、感動ありの濃厚な旅でした。こちらへ旅行を計画されている方の参考になれば嬉しいです。<br /><br />今回は、チチェン・イツァーのククルカンがはじまるまでに、時間つぶしに訪れたIku Kil(イク・キル)訪問と、チチェン・イツァーを再訪した記録です。

グランドサークル&中米ひとり旅2010 第9日目~Iku Kil(イク・キル)(メキシコ)

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2010/09/25 - 2010/09/25

94位(同エリア269件中)

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riverwill

riverwillさん

2010年9月17日~9月27日の11日間、北米グランドサークル(メインはTHE WAVE)とメキシコ・グアテマラをひとりぶらり旅したお気楽記録です。ハードなスケジュールで体力勝負の毎日でしたが、短い期間で出会いあり、ハプニングあり、感動ありの濃厚な旅でした。こちらへ旅行を計画されている方の参考になれば嬉しいです。

今回は、チチェン・イツァーのククルカンがはじまるまでに、時間つぶしに訪れたIku Kil(イク・キル)訪問と、チチェン・イツァーを再訪した記録です。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
交通
2.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
高速・路線バス 観光バス タクシー 飛行機
航空会社
アメリカン航空
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • チチェン・イツァーをいったん後にし、<br /><br />タクシーをチャーターして、<br />ひとり、イク・キルIku・Kilを目指す。<br /><br />チチェン・イツァーから東に約3km。<br />なので、タクシーでは、ものの10分程度で到着。<br /><br />自然の中にあるのかと思いきや、<br />どっかのリゾートエリアの敷地内なのですね。<br /><br />これはゲート。<br />教えてもらわない限り、絶対見過ごしそうです。<br />

    チチェン・イツァーをいったん後にし、

    タクシーをチャーターして、
    ひとり、イク・キルIku・Kilを目指す。

    チチェン・イツァーから東に約3km。
    なので、タクシーでは、ものの10分程度で到着。

    自然の中にあるのかと思いきや、
    どっかのリゾートエリアの敷地内なのですね。

    これはゲート。
    教えてもらわない限り、絶対見過ごしそうです。

  • 大人70ペソ(約477円)<br />子ども35ペソ(約238円)<br /><br />と壁面に料金がでかでかと直に書かれている。<br /><br />ガイドブックによると、おそらく2007年当時は<br />大人60ペソ、子ども30ペソ。<br /><br />大人は10ペソ、子どもは5ペソほど上昇。<br /><br />そのために壁を塗り替えたのでしょうか。<br /><br />小さい窓が切符売り場。<br />お姉さんを呼んで切符を売ってもらいます。<br />

    大人70ペソ(約477円)
    子ども35ペソ(約238円)

    と壁面に料金がでかでかと直に書かれている。

    ガイドブックによると、おそらく2007年当時は
    大人60ペソ、子ども30ペソ。

    大人は10ペソ、子どもは5ペソほど上昇。

    そのために壁を塗り替えたのでしょうか。

    小さい窓が切符売り場。
    お姉さんを呼んで切符を売ってもらいます。

  • タクシーは、切符売り場を過ぎたところの<br />駐車場でお別れ。<br /><br />広い駐車場には、<br />タクシーが数台、<br />乗用車が数台、<br /><br />このタクシーが停まっていることに気を許しました。<br />帰りは悲惨な目に…<br /><br />ちなみに、<br />この木はゲートの近くに生えていたもの。<br /><br />写真で見るとたいしたことないですが、<br />かなり巨大な熱帯性の樹です。<br /><br />ガジュマルみたいな、<br />西表や石垣島、屋久島で見たような<br />ものすごい生命力を感じる巨樹でした。<br /><br />対面にも同じような巨樹が生えていました。<br />

    タクシーは、切符売り場を過ぎたところの
    駐車場でお別れ。

    広い駐車場には、
    タクシーが数台、
    乗用車が数台、

    このタクシーが停まっていることに気を許しました。
    帰りは悲惨な目に…

    ちなみに、
    この木はゲートの近くに生えていたもの。

    写真で見るとたいしたことないですが、
    かなり巨大な熱帯性の樹です。

    ガジュマルみたいな、
    西表や石垣島、屋久島で見たような
    ものすごい生命力を感じる巨樹でした。

    対面にも同じような巨樹が生えていました。

  • ゲート。<br /><br />ここで、購入した切符を切ってくれます。<br />おばさん2名が待機。<br /><br />片言の英語が話せました。<br /><br />ゲート手前には、<br />貴金属のギャラリーみたいな売り場がありました。<br /><br />わたしには無縁だったので、申し訳ないが素通り。<br />

    ゲート。

    ここで、購入した切符を切ってくれます。
    おばさん2名が待機。

    片言の英語が話せました。

    ゲート手前には、
    貴金属のギャラリーみたいな売り場がありました。

    わたしには無縁だったので、申し訳ないが素通り。

  • ゲートをまっすぐ進み、<br /><br />その前にある土産物屋を通過し直進すると、<br />イク・キルを上から見下ろす巨大な穴の上に出ます。<br /><br />穴を回り込んだ所に下に降りる入口があり、<br />途中途中に、上から見下ろす踊り場が用意されています。<br /><br />鍾乳石を採掘したような、<br />ツルッと滑りやすい、湿った階段には<br />しがみつく命綱(チェーン)が張られています。<br /><br />薄暗い穴の道は、<br />異世界へ通ずるタイムトラベルのようです。<br />

    ゲートをまっすぐ進み、

    その前にある土産物屋を通過し直進すると、
    イク・キルを上から見下ろす巨大な穴の上に出ます。

    穴を回り込んだ所に下に降りる入口があり、
    途中途中に、上から見下ろす踊り場が用意されています。

    鍾乳石を採掘したような、
    ツルッと滑りやすい、湿った階段には
    しがみつく命綱(チェーン)が張られています。

    薄暗い穴の道は、
    異世界へ通ずるタイムトラベルのようです。

  • 上からのぞいたところ。<br /><br />ここ、イク・キルも、<br />チチェン・イツァーにあった<br />聖なる泉「セノテ」と同様、<br /><br />地下水が溜まって、地盤が崩落して出来た<br />自然の泉。<br /><br />ただ、<br />聖なる泉と違って、こちらの水は<br />非常に碧く、澄んでいて、<br /><br />何より、人が泳げるように整備されています。<br /><br />通常、下まで降りる人は、<br />タオルと海パン・水着姿で、<br />泳ぐ気満々の人がほとんど。<br /><br />わたしみたいに、<br />長袖長ズボン、大きなリュックに<br />一眼レフを構える観光客は、<br />そこでは非常に浮いていました。<br />

    上からのぞいたところ。

    ここ、イク・キルも、
    チチェン・イツァーにあった
    聖なる泉「セノテ」と同様、

    地下水が溜まって、地盤が崩落して出来た
    自然の泉。

    ただ、
    聖なる泉と違って、こちらの水は
    非常に碧く、澄んでいて、

    何より、人が泳げるように整備されています。

    通常、下まで降りる人は、
    タオルと海パン・水着姿で、
    泳ぐ気満々の人がほとんど。

    わたしみたいに、
    長袖長ズボン、大きなリュックに
    一眼レフを構える観光客は、
    そこでは非常に浮いていました。

  • 世界でいろんな風景を見てきましたが、<br />こうした雰囲気の泉ははじめてです。<br /><br />上から柳のように垂れ下がる無数の緑の蔦。<br />か細く繊細に流れ落ちる小さな滝。<br /><br />穴は緑の草木に覆われ、<br /><br />とにかく水の碧が、それはそれは深い。<br /><br />北海道の神の子池とか、<br />青森の十二湖の青池に似ている。<br /><br />色のコントラストが<br />息を呑むほど美しい。<br />まさに、神秘。<br />

    世界でいろんな風景を見てきましたが、
    こうした雰囲気の泉ははじめてです。

    上から柳のように垂れ下がる無数の緑の蔦。
    か細く繊細に流れ落ちる小さな滝。

    穴は緑の草木に覆われ、

    とにかく水の碧が、それはそれは深い。

    北海道の神の子池とか、
    青森の十二湖の青池に似ている。

    色のコントラストが
    息を呑むほど美しい。
    まさに、神秘。

  • わたしのように、<br />水着を着ず、カメラを構えた観光客に<br />途中の踊り場で数名出逢いました。<br /><br />仲間がいてよかった。<br /><br />ここ、イク・キルのあるエリアは、<br />かなりセレブ感の漂うホテルの敷地内。<br /><br />なので、観光客もどことなく、<br />お金持ちムードを漂わせています。<br />(偏見)

    わたしのように、
    水着を着ず、カメラを構えた観光客に
    途中の踊り場で数名出逢いました。

    仲間がいてよかった。

    ここ、イク・キルのあるエリアは、
    かなりセレブ感の漂うホテルの敷地内。

    なので、観光客もどことなく、
    お金持ちムードを漂わせています。
    (偏見)

  • 下に到着。<br /><br />下から見上げるイク・キルもまた、<br />圧巻。<br /><br />でも、思ったよりも小さかったかな。<br /><br />テレビや雑誌で見て勝手にもっと巨大なものだと<br />作り上げていました。<br /><br />ま、THE WAVEのときと同じ感覚ですね。<br />

    下に到着。

    下から見上げるイク・キルもまた、
    圧巻。

    でも、思ったよりも小さかったかな。

    テレビや雑誌で見て勝手にもっと巨大なものだと
    作り上げていました。

    ま、THE WAVEのときと同じ感覚ですね。

  • 泳ぐ人たちは、<br />ライフジャケットを借りて、<br />泉にプカプカ浮いています。<br /><br />水深は、もっとも深いところで50m近くあるそうです。<br /><br />それを聞くと、途端に腰が引ける。<br />足つって溺れたらどうすんだ?!<br /><br />泳げないわけではないですが、<br />地面が見えない足がつかないところは、<br />高いところに登るよりも、怖い。<br /><br />おじちゃんおばちゃんは、<br />まったく動じず、<br />ガンガンわいわい飛び込んでいましたけどね。<br />

    イチオシ

    泳ぐ人たちは、
    ライフジャケットを借りて、
    泉にプカプカ浮いています。

    水深は、もっとも深いところで50m近くあるそうです。

    それを聞くと、途端に腰が引ける。
    足つって溺れたらどうすんだ?!

    泳げないわけではないですが、
    地面が見えない足がつかないところは、
    高いところに登るよりも、怖い。

    おじちゃんおばちゃんは、
    まったく動じず、
    ガンガンわいわい飛び込んでいましたけどね。

  • ちょっと階段になっているところから、<br /><br />「飛び降りるのは、自己責任で」<br /><br />の容赦ない警告板を横目に<br />ジャンプすることができます。<br /><br />みな、ライフジャケットもつけず、<br />お構い無しに元気に飛び込みます。<br /><br />いや〜<br />わたしは真似できない。

    ちょっと階段になっているところから、

    「飛び降りるのは、自己責任で」

    の容赦ない警告板を横目に
    ジャンプすることができます。

    みな、ライフジャケットもつけず、
    お構い無しに元気に飛び込みます。

    いや〜
    わたしは真似できない。

  • 実際の中は、もっと明るいです。<br />写真に収めると、どうしても暗くなってしまいます。<br /><br />差し込む陽の光、<br />上から注ぐ細く清らかな滝。<br /><br />幻想的です。<br />

    実際の中は、もっと明るいです。
    写真に収めると、どうしても暗くなってしまいます。

    差し込む陽の光、
    上から注ぐ細く清らかな滝。

    幻想的です。

  • あたりは苔むし、<br />緑で覆われ、<br /><br />泳ぐ音と<br />おばちゃんたちの歓声が聞こえなかったら<br /><br />ここは静謐で、<br />本来聖なる神域ですね。<br /><br />屋久島で見た、<br />シシ神のおわす池みたいでした。<br />

    あたりは苔むし、
    緑で覆われ、

    泳ぐ音と
    おばちゃんたちの歓声が聞こえなかったら

    ここは静謐で、
    本来聖なる神域ですね。

    屋久島で見た、
    シシ神のおわす池みたいでした。

  • 魚が無数に泳いでいます。<br /><br />よく見るとあごひげが伸びている。<br />どうも、なまずの一種のようです。<br /><br />水は透き通ってはいるものの、<br />底は見えません。<br /><br />この光景は、<br />流木が横たわっていたら、<br />クロアチアのプリトヴィーチェに似ていますね。<br />

    魚が無数に泳いでいます。

    よく見るとあごひげが伸びている。
    どうも、なまずの一種のようです。

    水は透き通ってはいるものの、
    底は見えません。

    この光景は、
    流木が横たわっていたら、
    クロアチアのプリトヴィーチェに似ていますね。

  • イク・キルも、<br />もしチチェン・イツァーにある「聖なる泉」同様、<br /><br />生贄のこどもや少女が投げ込まれていたとしたら…<br /><br />考えるだにゾッとします。<br /><br />この泉での発掘情報はまだ聞いたことがありません。<br />

    イク・キルも、
    もしチチェン・イツァーにある「聖なる泉」同様、

    生贄のこどもや少女が投げ込まれていたとしたら…

    考えるだにゾッとします。

    この泉での発掘情報はまだ聞いたことがありません。

  • ダイビングも出来るそうです。<br /><br />昔、<br />ダイビングをしている様子をテレビで見た気がします。<br /><br />確か、この下にはそれはそれは幻想的な、<br />鍾乳石の洞窟があった、様な…<br />(記憶違い?)<br />

    ダイビングも出来るそうです。

    昔、
    ダイビングをしている様子をテレビで見た気がします。

    確か、この下にはそれはそれは幻想的な、
    鍾乳石の洞窟があった、様な…
    (記憶違い?)

  • 画づらだけを見ると、<br />非常に爽やかで涼しげですが、<br /><br />その実はかなりむぁっとする蒸し暑さです。<br /><br />日にあまり焼けたくないので、<br />長袖、7部丈のズボン。<br />ますます蒸し暑いッ!<br /><br />とはいっても、<br />泉に飛び込む気はサラサラ起きません。<br />それとこれとは話が別。<br />

    イチオシ

    画づらだけを見ると、
    非常に爽やかで涼しげですが、

    その実はかなりむぁっとする蒸し暑さです。

    日にあまり焼けたくないので、
    長袖、7部丈のズボン。
    ますます蒸し暑いッ!

    とはいっても、
    泉に飛び込む気はサラサラ起きません。
    それとこれとは話が別。

  • 三脚がないので、<br />美しくシャープに撮ってあげられません。<br /><br />ごめんなさい。<br /><br />さぁ、<br />ひとしきり写真を撮って、上に上がります。<br />

    三脚がないので、
    美しくシャープに撮ってあげられません。

    ごめんなさい。

    さぁ、
    ひとしきり写真を撮って、上に上がります。

  • ここは更衣室。<br />男性・女性はメキシカンな民族人形で分けられています。<br /><br />中に入ってみましたが、<br />非常に清潔で手入れが行き届き、<br />ロッカールームが非常に広い。<br /><br />さすが…<br /><br />ロッカールーム前の庭も<br />リッチ感が満載です。<br /><br />さて、<br />そろそろ帰るか、とゲートに戻り、<br />駐車場に出ると…<br /><br />車がないっ!!<br />タクシーが一台もないっ!<br /><br />停まっているのは、<br />どこかのツアーのワゴンバスと<br />普通乗用車数台。<br /><br />唖然としました。<br /><br />見渡す限り、<br />当然タクシーを呼ぶ公衆電話もない。<br /><br />貴金属売りのおにいちゃんに<br />タクシーを呼ぶ方法はあるか、と聞くと、<br /><br />「知らない」<br /><br />の無碍の一言。ひえーっ<br /><br />切符切りのおばちゃんのところに引き返し、<br />同じ質問をすると、<br /><br />「20分後にここの人間が車を出すわよ。<br />それまで待っていれば?<br />あるいは、道に出てればタクシーがつかまるかも」<br /><br />みたいな事を言われた。<br /><br />何ですと??20分も待つ?!<br />分刻みのスケジュールのわたしに待て、と?<br /><br />チチェン・イツァーからここまで約3km。<br /><br />だったら歩いていけるんじゃない?<br />それに歩きながらタクシーも拾ってくれるかも。<br /><br />…と思ったのがまず第一の誤りだった。<br /><br />タクシーで来た道をひたすら引き返す。<br /><br />道々、タクシーは通り過ぎるも、<br />ここには流しのタクシーなんて、<br />一台もない。<br /><br />たいてい、目的地へ向かうタクシーのみ。<br />当然乗客がいる。<br /><br />拾ってくれる気配があるどころか、<br />道すがら、あざ笑うかのように<br />クラクションをプップー鳴らして<br />凄まじい勢いで通り過ぎていく車たち。<br /><br />もともと車道は車道であるがゆえに、<br />“歩道”がない。<br />白線の内側も、わずか30cmもない。<br /><br />脇スレスレで、<br />絶対制限速度オーバーしている車たちが<br />容赦なく追い抜いていく。<br /><br />おまけに、沿道は草むら。<br />ふと、目を向けた先には、<br />マムシかと思うぐらいでかい蛇がにょろにょろ。<br /><br />わぉっ<br />さすがメキシコ(?!)<br /><br />巨大なツアーバスまで何台も何台も<br />わたしの横を通り過ぎ、<br /><br />気づいたら1時間も歩いていた。<br /><br />このとき役立ったのが、<br />なけなしの電池で稼動させたGPS。<br /><br />チチェン・イツァーまでのルートを<br />記録していたので、方角と位置は、<br />これでバッチリ。<br />ただ、タイムラグがあるのが難点。<br /><br />こんなところでも大活躍のGarmin GPS。<br /><br />使いこなせない自分が悲しい。<br /><br />かれこれ1時間弱歩いて、<br /><br />見慣れた道路に差し掛かり、<br /><br />チチェン・イツァーに戻れたのは<br />すでに夕刻の16時でした。<br /><br />ひたすらに、疲れました。<br /><br />タクシーは、事前に申し合わせて<br />何分後に迎えに来てくれるよう、約束しておかないとだめですね。<br />

    ここは更衣室。
    男性・女性はメキシカンな民族人形で分けられています。

    中に入ってみましたが、
    非常に清潔で手入れが行き届き、
    ロッカールームが非常に広い。

    さすが…

    ロッカールーム前の庭も
    リッチ感が満載です。

    さて、
    そろそろ帰るか、とゲートに戻り、
    駐車場に出ると…

    車がないっ!!
    タクシーが一台もないっ!

    停まっているのは、
    どこかのツアーのワゴンバスと
    普通乗用車数台。

    唖然としました。

    見渡す限り、
    当然タクシーを呼ぶ公衆電話もない。

    貴金属売りのおにいちゃんに
    タクシーを呼ぶ方法はあるか、と聞くと、

    「知らない」

    の無碍の一言。ひえーっ

    切符切りのおばちゃんのところに引き返し、
    同じ質問をすると、

    「20分後にここの人間が車を出すわよ。
    それまで待っていれば?
    あるいは、道に出てればタクシーがつかまるかも」

    みたいな事を言われた。

    何ですと??20分も待つ?!
    分刻みのスケジュールのわたしに待て、と?

    チチェン・イツァーからここまで約3km。

    だったら歩いていけるんじゃない?
    それに歩きながらタクシーも拾ってくれるかも。

    …と思ったのがまず第一の誤りだった。

    タクシーで来た道をひたすら引き返す。

    道々、タクシーは通り過ぎるも、
    ここには流しのタクシーなんて、
    一台もない。

    たいてい、目的地へ向かうタクシーのみ。
    当然乗客がいる。

    拾ってくれる気配があるどころか、
    道すがら、あざ笑うかのように
    クラクションをプップー鳴らして
    凄まじい勢いで通り過ぎていく車たち。

    もともと車道は車道であるがゆえに、
    “歩道”がない。
    白線の内側も、わずか30cmもない。

    脇スレスレで、
    絶対制限速度オーバーしている車たちが
    容赦なく追い抜いていく。

    おまけに、沿道は草むら。
    ふと、目を向けた先には、
    マムシかと思うぐらいでかい蛇がにょろにょろ。

    わぉっ
    さすがメキシコ(?!)

    巨大なツアーバスまで何台も何台も
    わたしの横を通り過ぎ、

    気づいたら1時間も歩いていた。

    このとき役立ったのが、
    なけなしの電池で稼動させたGPS。

    チチェン・イツァーまでのルートを
    記録していたので、方角と位置は、
    これでバッチリ。
    ただ、タイムラグがあるのが難点。

    こんなところでも大活躍のGarmin GPS。

    使いこなせない自分が悲しい。

    かれこれ1時間弱歩いて、

    見慣れた道路に差し掛かり、

    チチェン・イツァーに戻れたのは
    すでに夕刻の16時でした。

    ひたすらに、疲れました。

    タクシーは、事前に申し合わせて
    何分後に迎えに来てくれるよう、約束しておかないとだめですね。

  • ヘトヘトになった足を引きずって、<br /><br />再び入場。<br /><br />パンチで穴が開いたチケットを見せて再入場。<br /><br />そして、<br />小腹も空いて汗もかいたので、<br />何だか冷たいものが無性に食べたくなって、<br />アイスを買ってしまいました。<br /><br />そしてそして、<br />のどの渇きを潤すために、<br />キンキンに冷えた100%グレープフルーツ果汁の<br />美味しそうなジュースを一気飲み。<br /><br />思いがけず、いい運動しました。<br /><br />というか、<br />連日の過酷なスケジュールで<br />満足に眠れていない疲労しきった体で、<br /><br />今回の旅こそ、まともな旅をしようと思ったのですが、<br />運命と本能がそうさせてくれません。<br /><br />しかし、こんなにハードでタイトで<br />過密で過酷なスケジュールになってしまい、<br />もう20代のような回復力はないと、<br />ほとほと痛感しました。<br />

    ヘトヘトになった足を引きずって、

    再び入場。

    パンチで穴が開いたチケットを見せて再入場。

    そして、
    小腹も空いて汗もかいたので、
    何だか冷たいものが無性に食べたくなって、
    アイスを買ってしまいました。

    そしてそして、
    のどの渇きを潤すために、
    キンキンに冷えた100%グレープフルーツ果汁の
    美味しそうなジュースを一気飲み。

    思いがけず、いい運動しました。

    というか、
    連日の過酷なスケジュールで
    満足に眠れていない疲労しきった体で、

    今回の旅こそ、まともな旅をしようと思ったのですが、
    運命と本能がそうさせてくれません。

    しかし、こんなにハードでタイトで
    過密で過酷なスケジュールになってしまい、
    もう20代のような回復力はないと、
    ほとほと痛感しました。

  • そして再び、エル・カスティージョへ。<br /><br />ククルカン降臨は???<br /><br />見ての通り曇り空。<br /><br />結局、雲が切れることはなく、<br />太陽が顔を出してくれない。<br /><br />残念ながら、ククルカンの現象は見ることが出来ませんでした。<br /><br />なので、<br />イメージだけ膨らまします。<br />

    そして再び、エル・カスティージョへ。

    ククルカン降臨は???

    見ての通り曇り空。

    結局、雲が切れることはなく、
    太陽が顔を出してくれない。

    残念ながら、ククルカンの現象は見ることが出来ませんでした。

    なので、
    イメージだけ膨らまします。

  • きっとこの角度にいれば見れるんだろうと右に回り…

    きっとこの角度にいれば見れるんだろうと右に回り…

  • この階段状の影が、<br />ククルカンの胴体にピタッと収まるんでしょうね。<br /><br />ナバホ族のガイドのにーちゃんが教えてくれた<br />想像力をあらん限り働かせます。<br /><br />でも、<br />ホンモノが見たかったなぁ。<br /><br />今年がちゃんと見れたのかは知りませんが、<br />例年、当日は世界中からすごい人だかりみたいですね。<br />

    この階段状の影が、
    ククルカンの胴体にピタッと収まるんでしょうね。

    ナバホ族のガイドのにーちゃんが教えてくれた
    想像力をあらん限り働かせます。

    でも、
    ホンモノが見たかったなぁ。

    今年がちゃんと見れたのかは知りませんが、
    例年、当日は世界中からすごい人だかりみたいですね。

  • 16時20分前後。<br /><br />曇り全開のエル・カスティージョを後にし、<br /><br />荷物をピックアップして、<br />カンクンバスを待ちます。<br /><br />この停留所も看板がなく、<br />微妙に分かりにくい。<br /><br />どこにどのバスが駐まるのか、<br />よくよく観察しないと見過ごしそうで、<br /><br />降りたときの場所から、<br />ひたすらじっと待っていました。<br /><br />やっぱり日本人もチラホラいましたね。<br />さすが、メキシコ随一を争う観光地。<br /><br />16時30分のバス。<br />10分遅れぐらいで到着。<br /><br />一安心して乗車。<br /><br />これからカンクンまで、また3時間のバス旅が続きます。<br />

    16時20分前後。

    曇り全開のエル・カスティージョを後にし、

    荷物をピックアップして、
    カンクンバスを待ちます。

    この停留所も看板がなく、
    微妙に分かりにくい。

    どこにどのバスが駐まるのか、
    よくよく観察しないと見過ごしそうで、

    降りたときの場所から、
    ひたすらじっと待っていました。

    やっぱり日本人もチラホラいましたね。
    さすが、メキシコ随一を争う観光地。

    16時30分のバス。
    10分遅れぐらいで到着。

    一安心して乗車。

    これからカンクンまで、また3時間のバス旅が続きます。

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