金峯山寺・吉水神社

2010/10/23 - 2010/10/23

吉野山の金峯山寺が特別公開中ということで行ってみた。

9/1〜12/9の100日間の特別開帳とのこと。紅葉で人が増える前に行ってみることに。
予想していたほど観光客もおらず、のどかな感じ。
阿部野橋から近鉄の急行で1時間半、いい加減疲れてきた頃に吉野駅に到着。ここからロープウェーにて吉野山まで登る。

うどん屋で腹ごしらえをして金峯山寺へ。特別開帳は1,000円しますが、護摩木ストラップやエコバッグなどをもらえます。そういうのは置いておいて、蔵王権現様を見ることができるというだけでもその価値はありました。
護摩木に願い事を書いて納め、内陣へ。内陣では8つほど小さな障子で仕切った中でそれぞれ蔵王権現様と向かい合うことができる。ここで好きなだけお祈りをしたりできる。この蔵王堂の奥にある本地堂には千手観音・釈迦如来・弥勒菩薩の像が祭られているが、金色の新しい像で多少の違和感がある。

蔵王堂を離れ、吉水神社に行ってみる。蔵王堂から10分程度。
吉水神社もちょうど書院を公開していたので、入ってみる。後醍醐天皇の玉座やら、義経・太閤さんなどにゆかりのある書、道具などがたくさんありおもしろかった。

エリア 吉野(奈良)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

吉野山のロープウェー

昭和4年開通、現存する日本最古のものとのこと。乗り降りする際も車体が固定されていないので揺れる。。

吉野山 自然・景勝地

金峯山寺・仁王門

金峯山寺蔵王堂(国宝) 寺・神社・教会

金峯山寺・蔵王堂

中に3体の金剛蔵王権現様がいらっしゃる。現在・過去・未来を表す釈迦如来・千手観音・弥勒菩薩のそれぞれの化身とのことで、3体どれも同じように見えつつ、高さなど微妙に違っている。
内陣を障子で8つほどに区切り、その中で心ゆくまで蔵王権現様と向かい合うことができる。内陣から見上げるとちょうど顔が自分と正対するように見下ろしている。

金峯山寺蔵王堂(国宝) 寺・神社・教会

修験道用具売り

近くのお店では修験道をするための道具がいろいろ置いてあった。法螺、木魚、鈴など。
また陀羅尼助丸という胃腸薬も置いてある。

吉水神社

南朝の皇居の場所だったとのこと。また源義経が静御前・弁慶らと隠れていたとか、秀吉公が花見をしたとかで、関連する宝物がたくさんあった。
ちょうど書院を公開しており、それらの宝物をみることができた。

吉水神社 寺・神社・教会

吉水神社・書院

後醍醐天皇の玉座、義経の潜居の間、また多くの宝物を拝見できる。

吉水神社 寺・神社・教会

コムラサキの実

金峯山寺境内に生えていた。

金峯山寺蔵王堂(国宝) 寺・神社・教会

八十吉の葛きり「吉野天人」

作りたての葛きりと添え菓子をいただける。作りたての柔らかさがおいしい。添え菓子も落雁のように見えるが、固めてすぐなので、舌の上ですぐに溶ける柔らかさ。

お店の看板犬

土産物屋にいた柴ちゃん。触りまくっても何も言わず、喜んでいるようだった。