2010/01/15 - 2010/01/24
119位(同エリア175件中)
2316さん
我が家のアイドル的存在なごま(ぬいぐるみ)を相棒として
モロッコを旅してきました。
日程は成田→カサブランカ→マラケシュ→現地2泊3日ツアー(サハラ砂漠(メルズーガ))→マラケシュ→エッサウィラ→カサブランカ→成田
の10日間。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
1月18日。
現地で申し込んだ2泊3日のサハラ砂漠ツアーに参加します。
朝7時にジャマエルフナでピックアップカーを待ちます。
ホテルハヤットのジャマールには
ツアーから戻ってきたらまた泊まるから
買ったお土産を置いといてと頼んでおきました。 -
車が来て荷物を積み、ポツリポツリと人を拾って
いよいよツアー出発です。
メンバー構成は以下の通り。
①モロッコ人ドライバー(フランス語、アラビア語)
②イギリス人(イラクから帰化)のおっさん(英語、アラビア語、ペルシャ語)
③コロンビア人女性(スペイン語、英語、フランス語)
④オーストラリア人男性(英語)
⑤、⑥オランダ人夫婦(英語)
⑦イタリア人男性(イタリア語、フランス語、スペイン語、英語)
⑧オーストラリア人女性(英語)
⑨、⑩フランス人夫婦(フランス語、英語)
⑪僕(日本語、少しの英語)
最初は英語もままならない僕にとってはつらいものでした。
スペイン語、フランス語が飛び交い、
たまに聞こえる英語が何と聞きやすいことか。。。
さらには②のおっさんと僕以外はみんなカップルです。
ちょっと勇気を出して英語で話しかけようとして
えっと…と乗り出すと
チューとかしていちゃいちゃしてます。
そう。
まさに。
ここで使わずしてどこで使うよ。
欧米かっ! -
そんな感じで必然的に写真とって〜と頼み頼まれるのは
イラクから帰化したというイギリス人のおっさん、
モハメドでした。
モハメドには慣れたもんです。
シリアで同時に3人のモハメドに会いましたから。
モハメド慣れです。
モハメドはいつも助手席に座り
ドライバーのアラビア語をみんなに英語で訳していたので
この人がガイドなんだ、と一日目の夕方くらいまで
思っていました。
しかし撮影スポットに車が止まるたびに
『おれの写真撮ってくれ!』と若干はしゃぎ気味で
記念写真を取り捲っているので
僕はどうしてこの人はガイドなのに自分の写真撮ってんだろ?
とずっと思っていました。
2日目の朝くらいに
『何時に出発なの?』と彼に聞いて
『しらん!みんなが集まってからだろ。多分。』
と返ってきたとき初めて気付いたのです。
はっ!この人ガイドじゃない!と。
ごま『おそっ。』 -
さて。
ツアー1日目。
オートアトラス山脈を越えて
ワルザザードという街を通って
アイトベンハッドゥという世界遺産を観光。
途中絶景スポットで写真をちょくちょくとり
夜6時半にダデス渓谷という所のホテルへ泊まりました。
大分端折りましたが。
途中モロッコの農村の風景を見たり
カスバという集落を見たり
マラケシュとはまた違ったモロッコを見ることができました。
世界遺産アイトベンハッドゥでは
遺跡に入るために小さな川を渡らなければならず
靴がびしょぬれになりました。 -
遺跡の前にたむろっていた
かわいいかわいい坊やたちが
『キャンディキャンディ!ゴコ!ゴコ!(五個)』としつこいので
ガムを1個あげると
『イッコ!?バカー!』
と言いました。
マジクソガキです。
漢字で書くと糞餓鬼です。
石投げてやろうかと思ったわ。 -
また遺跡内にはヘンテコな日本語を話すモロッコ人が
相変わらずの感じです。
トウキョウ、オオサカ、ヨコハマ、ナゴヤ、
ビンボープライス。。。
ビンボープライスって何なのよ? -
途中かわいい野良猫がいて
コロンビア人のリヨンがニャンニャン声を出していました。
ごま『そんなやつのどこがかわいいんだよっ!』
23『こらっ、じぇらってんじゃないの!』 -
とはいえそれなりに観光するのは楽しいものです。
ここぞとばかりにバシャバシャ写真を撮りました。 -
しかし辛いのは食事の時間です。
昼はまぁ自己紹介などで終わったのですが
夕食は英語ならまだしも、
フランス語スペイン語が飛び交う会話に入れず、
食べることに集中し、
食事が終わると部屋に戻ろうとしましたが、
ここで逃げてはいけないと思い直し
なんとかつたない英語で食いつきました。
日本の良さとか聞かれたり、自分の仕事のこと聞かれたり。
そして夕食までは隠していたのですが
ごまをバックから出してみると
意外とみんなが喰いついてくれました。
翌日からは
何も言っていないのに
『彼(ごま)と一緒にほら、写真撮ってやるから』
という感じになりました。
ごまさまさまです。
その甲斐あってか、
翌日からは少しずつみんなの仲も深まってか
自然とみんなに話しかけることができるようになった気がしました。
1日目の夜は
みんなでホテルのテラスに出て
満天の星空を鑑賞しました。
今までこんな星空は見たことがありません。
す、すげー。
と満天の星空の前では周りを気にせず感嘆の声を日本語であげました。
なんとなく、肩の力がおりました。
さて明日はいよいよ待ちに待ったサハラ砂漠です。
23『いや〜ごま今日は助かったよ。ありがとう。』
ごま『じゃお礼に天一らーめんおごってね!』
23『…帰ったらね。好きだなお前も。』
ごま『あとローソンのからあげくんとLチキとファミマのファミチキ と…』
23『全部チキーーーーーーン!』
つづく。 -
以下ツアーの写真です。
オートアトラスを越えていきます。 -
世界遺産アイトベンハッドゥが見えてきました。
-
-
遺跡に入る前にランチでした。
-
ビートボール的な肉がメインのタジンです。おいしかった〜。
確かタジン・デ・キョフテという名前でした。 -
いよいよ世界遺産を見学です。
遺産の前には川が流れているのですが
これを渡らないと行けません。
観光客用のロバ使いが声をかけて来ますが
高いので誰も乗ってませんでした。
しかし歩いて行くのはそれはそれで
結構大変で。。。
スニーカーはずぶ濡れになりました。 -
入場料を払って中に入ることが出来ます。
値段忘れたけど10DHくらいだったかな。
階段を上がると -
こんな絶景を眺めることが出来ます。
対岸の集落などが一望出来ます。 -
お土産のモロッコランプを撮ってみた。
-
このツアーではワルザザードはちょっと寄るくらいで
ダデス渓谷に夜に到着し、そこのホテルで一泊しました。 -
車内から。
-
一休み。
バンが狭く、終日乗っていたので
腰が痛くなりました。 -
一日目の夜に泊まったホテルの部屋。
渓谷の夜はすんごく冷えたので
毛布三枚に包まって寝ました。
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