第二の故郷　延辺に帰る　９　百年石鍋飯とリンゴ梨、隣国は北朝鮮

2010/10/03 - 2010/10/07

長白山から延吉市内に戻った夜は、地元の日系企業に勤める友人達と
百年石鍋飯（←店名）で食事をしました。

このお店は延辺朝鮮族自治州内に数店舗あるのですが、料理がとてもおいしく旅行期間中３回足を運びました。

石焼のご飯（写真）お店に行った時には注文してみましょう。本当にお勧めです！

第二の故郷　延辺に帰る
１　住宅、学校　
２　会社、狗肉、延吉公園
３　延辺大学、羊肉串で歓迎会
４　松茸、天一、千笑萬福日式料理
５　図們　国境橋観光　
６　列車で長白山　龍井で市内観光　
７　列車で長白山　龍井から白河、ホテル宿泊
８　列車で長白山　滝の観光
９　百年石鍋飯とリンゴ梨、隣国は北朝鮮　←当旅行記
１０　東市場と歩行街、開発区でスポーツ　
１１　延辺で日本語学習者を支える日本人　
１２　一野ラーメンと日式佳朋奈珠で送別会　
１３　さよなら延吉　みんなで探そう姉妹都市　

エリア 延吉(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

料理名：石鍋湯飯

石焼ご飯と味噌汁はいくつか種類があり、自分で選ぶことができます。

しゃもじは（←写真　海苔の下）、出てきたご飯を茶碗に移すためのものです。

その空いた石鍋にお茶をいれ、ごはんが側面からはがれてくるようになると、おこげ味のご飯を楽しむことができます。

懐かしい幸せな気分〜

お店の紹介

百年石鍋飯
http://www.shiguofan.com/

◆延吉市
本店：原黄金公司東５０ｍ　０４３３−２５６３８８８
公園分店：公園市場西１００ｍ　０４３３−２７５−３８８８　←当旅行記

◆龍井市
龍井分店：郵政局東２０ｍ　０４３３−３２５−０８８８

◆安図県
安図分店：供電局南５０ｍ処　０４３３−５８９−７８８８

◆琿春市
琿春分店：琿春市迎春街６０８号　０４３３−７６３−０８８８

延辺に行かれた方は百年石鍋飯へ！お勧めの朝鮮料理屋さんです。

シンプルな豆腐

これがおいしいんです！

豚肉とキムチ

これもいけます！

山菜もおいしいです。

この日、お食事を御一緒させて頂いたのは

松の実の産地・延吉で地場産業の発展に貢献する

延吉秀愛食品有限公司
http://www.shoeifoods.co.jp/html/company/company06e.html　

社員の皆さん（写真）。

正栄食品工業株式会社（東証２部上場）の海外関連会社です。　

猪木工場長さん（左　延辺日本人会副会長）は、私が延辺を離れた後、おめでたいことがあったようでとても幸せそうでした。チュッカハムニダ！　笑

当日はお会いでき嬉しかったです！

夕食後は友人宅でメールチェック

パソコン上のタバコは北朝鮮産。

Ｈさんおタバコ控えめに〜　笑　


Ｈさん宅では、

どうしても食べたかった延辺の秋のフルーツを頂きました。

それは・・・　　　　　　　　　

リンゴ梨〜

延辺のリンゴ梨は吉林省延辺朝鮮族自治州の特産で、形は楕円系、ほんのりとした赤みを持つリンゴに似た梨です。

更に詳しい紹介は、過去のenyasu旅行記↓にてご覧下さい。
http://4travel.jp/traveler/enyasu/album/10038144/

延辺に行ったら必ずこの果物も食べましょう！

この夜、

柳京ホテルに戻ったのは、２１時過ぎでした。

長白山に１泊するために、ホテルに荷物を預けて出かけていたので再チェックインしました。

ここで少しトラブル発生。残り数日、ツインルーム同部屋での宿泊が難しいことが判明。そのため服務員さんの御好意によりこの日だけセミスイートルームにグレードアップしてもらいました。

応接室（写真）　

リッチな気分〜

ベット　

広すぎて落ち着きませ〜ん。隅のほうで寝ました。笑

テレビをつけると北朝鮮平壌の放送

素敵な歌声が聞こえてきました。

延辺とは目と鼻の先、お隣さん・・・

現状の〇家〇制、経済状況がどのようなものなのかはマスメディアから入る情報と

延辺の方達が親戚訪問でお出かけしたり、川向うの方が延辺に来られたりする中で聞こえてくる情報から知ることができます。

さまざまな情報がありますが、

現地では隣人同士助け合うことが少なくありません。


５年ほど前だったでしょうか、

ある件で日本の某業界の方がこちらに〇材に来られ、

その後、

『現地でも緊迫感が漂っています！』

とセンセーショナルに映像付で日本で〇送された事があったのですが、周りの友人知人の中では誰一人その問題により騒ぎ立てる人はいませんでした。

情報の取り扱い、本当に難しいと感じました。

私は元延辺の住民として思います。

国と国との関係改善は簡単ではありませんが

近い将来、なんとか南北、そして日本が友好的に一つになることを願っています。

私の子供達への願いは

延辺で学んだ朝鮮語と中国語をつかって、

自分の言葉で隣国の友人達と語り合い、相互に理解を深め、これまでに出来てしまった溝を一つでも埋めていってほしいそのように思います。

個人、民間レベルでの交流が必ずや国家間の関係改善につながると信じています。

１０　東市場と歩行街、開発区でスポーツ　に続きます。