ウィーン・パリ　男一人旅　-モンサンミッシェル1泊編-

2010/10/01 - 2010/10/10

<4日目〜5日目>
モンサンミッシェルに行きたい！
数年前にテレビでモンサンミッシェルを見て以来、ずーっと胸に抱いてきた思いを叶える時が来ました。
いよいよ旅も佳境です。

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パリに行きたい！ついでにウィーンも！ということで、
音楽の都ウィーンと芸術の都パリを巡る8泊10日の一人旅を決意。

「出来るだけ安く」「でも柔軟に対応したい」ということで、
ウィーンin/パリoutのオープンジョー航空券のみ旅行代理店で購入し、
ホテルとウィーン→パリ間の航空券は自分で直接ネット予約しました。
英語も出来ない男がドイツ語圏＆フランス語圏を一人旅なんて
幸先不安ですが、どうなることやら。

「期首から休むの！？」という同僚の冷たい視線を受けながらも、
夢と希望をトランクに詰めていざ出発！

<出発前>
パリでやりたいこと
　1位 モンサンミッシェルで1泊！
　2位 ルーブル美術館で絵画三昧！
　3位 映画「アメリ」のロケ地訪問！

<帰国後>
パリで良かったとこ
　1位 ルーブル美術館
　2位 モンサンミッシェル
　3位 シャイヨ宮から眺めたエッフェル塔

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　 01日目 10月01日(金)　関空→ウィーン
　 02日目 10月02日(土)　ウィーン
　 03日目 10月03日(日)　ウィーン→パリ
★04日目 10月04日(月)　パリ→モンサンミッシェル
★05日目 10月05日(火)　モンサンミッシェル→パリ
　 06日目 10月06日(水)　パリ
　 07日目 10月07日(木)　パリ
　 08日目 10月08日(金)　パリ
　 09日目 10月09日(土)　パリ→
　 10日目 10月10日(日)　関空
（★＝このページの記載日）

エリア モンサンミッシェル(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

<4日目>
現地ツアーの申し込みにあたり、せっかくの機会なので自分で好きなホテルを選択できるようにホテルなしの1泊ツアーを探しました。
「ホテル付きツアーと同じ価格で、宿泊の権利を放棄するなら良い」といった悪条件の会社もある中、ホテル代金分安くしてくれた唯一の会社がこちら。

<日通ペリカントラベルネットフランス>
http://www.pelican-travel.net/tourDetails.php?frCd=france&tourCd=P-42469&productCt=domestic

ちなみにこの日はずっと雨だったのですが、一時的に晴れ間がさした時に虹が出ました。

このツアーの催行会社は「みゅう」で、1泊ホテルなし(1日目ランチとガイド付き)で215ユーロでした。
「マイバス社」なら島内ホテル宿泊付きでも230ユーロ(1人だと275ユーロ)なので、ちょっと割高ですね。
でも良いのです。好きなホテルを自分で選びたかったのです。

ちなみに「みゅう」の集合場所ですが、看板も何も出てないので分かりづらいです。
アンバサダーホテルのラファイエット側のビル(PARIS LOOKだったかな？)の前で待っていれば、集合時間になるとガイドさんが来てくれます。


パリからバスに揺られること5時間余り。
モンサンミッシェルが近づいてきましたよ〜。

なお、バスでモンサンミッシェルに行く方は、右側の座席がオススメです。

私は事前に知っていたので、右窓側の前から2番目(最前列はガイドさん)というベストポジションをキープ！
周りのツアー客に気を遣っては負けです。

集合場所でガイドさんがバスに乗る合図を出したら、真っ先にバスに乗り込みましょう（笑）。

バスから見たモンサンミッシェル。
逆側だとこの景色は見れません。

あと数Kmくらいで到着です。

到着〜！

島内のレストランでランチをいただきます。
定番のオムレツと、肉料理、シャーベットが出ました。
飲み物は別料金です。

格別美味しくはなかったけど、まぁ名物ってことでね。

ちなみに量が非常に少なかったので、一緒に出てきたパンを一人で食べまくってました。

食事の後ガイドツアーがあったのですが、2日目の朝に再度一人で行っているので、この記事では修道院の内部の話題は一旦スルー。

で、15時過ぎに日帰り組と別れた後に、予約したオルベージュサンピエールへ。
（40名程のツアー客の中で宿泊組は私だけでした。）

そもそもホテルなしツアーを選んだのは、対岸ホテル「ルレサンミッシェル」に泊まるつもりだったからなのですが、日本出発の直前に島内ホテルに変更しました。

島内ホテルを選んだ理由は後ほど触れます。

オルベージュサンピエールはキレイなホテルでした。
また、ホテル予約サイトによってホテルの位置がバラバラですが、王の門から島内に入ってすぐの商店街「グランド・リュ」の中にあります。
王の門から徒歩数分です。

受付も美人のお姉さんが親切に対応してくれました。

<オルベージュサンピエール情報>
　冷蔵庫：あり
　冷房：なし
　暖房：あり
　バスタブ：なし
　ドライヤー：あり（掃除機のホースみたいなタイプ）

お湯も出ましたが、シャワーの勢いはちょっと弱め（問題ないレベル）。
何一つ不満なし。

ちなみに朝食は14ユーロで、別料金。
チェックイン時に朝食を付けるかどうか聞かれます。

島内をしばらく散策したものの、特にやることもなくなったので、夜に備えて日没時間まで昼寝。

・・・のはずが、起きたら真っ暗でした。

やっちまったー！
夜景よりも夕景目当てだったのに！それなのに！
オレのバカ。

島内から見た夜景。
モンサンミッシェルがライトアップされて輝いてます。

すごい・・・。想像以上の存在感に感動です。
座ってずーっと眺めていたかったけど、寒くて1時間が限界でした。

あと、島内から出ると街灯もないので、ブラつく時のために小型の懐中電灯があった方がいいです。
車の往来も結構あるので、道端で写真を撮ってて車にはねられないためにも。

ただ、他の方の撮影の邪魔なので車が通らない時は消しましょう。

<5日目>
昨日は夕景を見逃したので、代わりに日の出を見ようと早起き。

なんと雨でした。

チェックインの時に朝食は断ったのですが、雨では日の出も見れないし、レストランもまだ開いてないので、係りのお姉さんを捕まえて朝食ありに変更してもらいました。

<パリの日没・日の出時間>
http://www.sunrisesunset.com/

一応外に出てみましたが、まだ暗いのに朝はライトアップも消えてしまうようです。

ちなみにこの写真撮影ポイントまでホテルから徒歩5分もかからないかな。
この位置だとどうしても写真に道路が入ってしまいますが、ここでも充分神秘的です。

宿泊にあたり島内ホテルか対岸ホテルかで迷っている方も多いと思いますが、私が島内を選択した理由は以下の3点です。

　1．観光客のいなくなった島内を散策できる。

　2．モンサンミッシェルの写真スポットまで対岸から20分。
　　　島内からは同じとこに10分で着く。

　3．解散と翌日の集合場所がモンサンミッシェルなので、
　　　対岸だと自力でホテルまで往復する必要がある。

朝9時半のオープンと同時に修道院へ。
昨日もガイドツアーで一度来ているのですが、今日は自分のペースでもう一度ゆっくり回ってみます。

団体客が過ぎるのを待ったりしつつ、他の観光客が写っていない写真を撮ることに力を注いでみました。

モンサンミッシェルが監獄として利用されていた時に食料などを引き上げるために使われた滑車。
中に囚人が入って走って回したそうです。

渋い。

「モンサンミッシェル内の誰もいない写真シリーズ」をほぼ全部屋でコンプリートし、満足気味に修道院を後にします。

ただ、モンサンミッシェルはやっぱり外観が素敵ですね。

ジャンヌダルク像の立っているサン・ピエール教会の裏口から出たとこにある墓地です。

モンサンミッシェル名物のオムレツで有名なプーラール夫人もこの墓地に眠っているとか。

グランド・リュのLe Mouton Blancで昼食。
ランチは12時からだったらしいのですが、正午ちょっと前に入ったら12時になるまで放置されました。
日本ではあり得ない対応です。

ちなみに食事は美味しかったですし、日本語メニューもあるので安心。
前菜・メイン・デザートがそれぞれ数品の中から選択できて、20ユーロちょっとだったかな。

私が選んだ前菜の「海の幸の盛り合わせ」。
左上にあるタニシみたいなやつは食べ物なんでしょうか？
フレンチなんて縁がないので、どれが食べ物なのか分からず。

メインはこちら。
美味い。

この後集合時間の15時まで散策しましたが、後半は時間を持て余してボーっとしてました。

さらば、モンサンミッシェル。

晴れた時にまた会いに来るよ。

<後日談>
モンサンミッシェルから葉書を出すと特別な消印を押してもらえると聞いて、自分宛に出してみました。
日本に帰って数日。
無事に葉書は届きましたが、消印は？？
う〜ん。なんか普通です。
無駄にデカい消印は付いてますが、これがオリジナルなんでしょうか？

ちなみに葉書の出し方は、JAPANと書いて下線さえ引いておけば住所は日本語で構いません。（私も住所は全て漢字で書きました。）
あと、"AIR MAIL"という字も入れた方がベターでしょう。

この旅行記へのコメント （2）

• ハッシーさん 2010/11/30 15:11:22

  今日は

  WX5の画像を探して来たのですが､ウイーンと有ったので旅行記も読ませて貰いました｡
  私もフィンエアーで今年行ったばかりです｡
  美術史美術館は確かに何であんな名前なんでしょうね｡
  
  それからパリは大分前に行きました｡
  いつかはモンサンミッシェルに行きたいと思っているので参考になりました｡
  私は鉄道で行こうと思って居ますが､バスに乗る場合は右側の席にします｡
  
  http://www.geocities.jp/mh8401/

  おかむさん からの返信 2010/11/30 22:14:04

  RE: 今日は

  丁寧なメッセージありがとうございます。
  HPを拝見しましたが、海外旅行に頻繁に行かれているようで、羨ましい限りです。
  
  去年買ったデジカメを持っていたのに、夜景をキレイに撮るためにWX5を追加購入してしまいました。
  元々持っていたデジカメも持って行っていたので撮り比べをすれば違いが分かったのかもしれませんが、個人的にはWX5は"感動的な美しさ"とまでは思わなかったです。
  あと、動画は風切り音がひどいです。
  kakaku.comの掲示板にどなたかがエアーフィルター1枚重ねで解消できたと書いていましたが、いずれにしてもデフォルトではひどいノイズです。
  悪いところばかり書きましたが、今は値段も落ち着いているでしょうし、トータルでは良いカメラだと思いますよ。
  
  モンサンミッシェルに行かれるなら、旅程に余裕を持たせて現地で1泊されることを強くオススメします！
  私もハッシーさんのHPを拝見して、次の海外旅行の参考にさせていただきます。（私の場合、次の海外旅行は早くても1年先だと思いますが・・・）