萌？と美しい教会を楽しむ（というより苦しむ（笑））列車旅１２（ブリュージュ）

2010/10/05 - 2010/10/05

三十路女が二人して、某漫画の萌と美しい建築物（主に教会）をめぐる旅へ。ジャーマンレイルパス（ドイツ・ザルツブルグ）とレイルパス（ベルギー）を使い倒して１日平均15時間観光という荒行に挑みました。（9/30〜10/7　観光できたのは５日間）

観光できる最終日。写真はブリュージュのマルクト広場、州庁舎の前のお馬。いろんなところで馬車も見たけど、ここの雰囲気が一番素敵だったように思う。石畳に響く蹄の音、とても絵になる美しさでした。この街を、腐れの二人が自転車で駆け抜けます（冗談抜きで（死））。
結局この日、三都物語だと思ってたけどよく考えたら四都物語だった。だってブリュージュ・ゲント・アントワープの後にもう一回グランプラス（ブリュッセル）行ってるもん（死）

エリア ブルージュ(ベルギー)

朝、ドイツに比べれば遅め（とはいえ遅くはない）の朝食を、中国人の大群の中で軽くとり（噂のやきそばを食しました。詳しくは後ほど）、我々は最後の荒行に挑みます。

とにかく国鉄10回券という「レイルパス」を買わないことにははじまらない。駅に行って難なく買えました。しつこいようですが、ベルギー人、対応がスマートです。
まずはブリュージュに向かいます。

２等車はこんな感じです。
問題なしです。10回券は何人でも使えるそうです。

とりあえず、ゲント・セント・ピータース駅を通り過ぎ…

トイレはこんな感じ。
むしろドイツの電車より綺麗？

のどかな車窓風景

無事、ブリュージュの駅に到着。

10時ごろブリュージュに着いた、オステンド行きの電車でした。

こんな感じ。

さて、ブリュージュをどうやって観光するか…

我々は結局「サイクリング」という手段に出ました。駅前に貸し自転車屋サンがあります。４時間８ユーロ（デポジットに50ユーロ）。「14：30まで貸してあげるよ」という書面をもらって（オレ達にはそんなに満喫する時間はないだろう…とこの頃は思いつつ）いざ出発。

一つ目の教会。
えっと、どこだったっけかな。

ええ〜っと…

うう〜んっと…

キレイね…

パイプオルガンも…

あ！これがあるってことは救世主大聖堂だ（多分）
絨毯みたいの（タペストリーっていうのかな？）たくさんありました（笑）

そうか外回りして左側から入ってきたんだな（と今更思う）

外からはこんな。

教会のまわり

この自転車で駆け抜けました（マジで）
後ろの荷物入れも、言えば貸してくれます（無料）

一番下げても若干足が付かない…という高さが、この後、競輪選手のようにコイツをこぎ続けるオレ達を苦しめる…
でも非常にありがたい乗り物であった。なければここまで見てこれなかった…

街並み

おおお！マルクト広場に着いた！！！

素敵だわ〜
蹄の音も心地いい…

こんな

こんな。
グランプラスとはまた全然違うけど、この広場もやっぱりとてもキレイ。

バスもトラムもあるようだ。

で、オレ達はアレに登らなければならんのだ（義務？）

中庭から鐘楼。

鐘楼の中庭で、小泉さんが乗ってたアレに乗る係員？たち。

もう登り始めてますよ〜
（途中、またしつこく鐘を見させられながら…）

登った〜〜〜！！

どひゃーーー！！

満喫して降りてきました。

州庁舎、ホント美しい…

馬車が絵になるわ〜

絵になるわ〜（しつこい）
さみだれさん、お馬さん、大好きなんですよ。

キレイだわ〜〜

こんな素敵風景の中を、ひた走る我々。

顔がマジ過ぎる。
なんせ今日は三都物語だと思ってるから（実際は四都（死））。常に時間に焦りながら、道は迷いまくる。街人に訊きまくる。

石畳の上をひた走る我々だったが、その振動がすさまじく、結構な体力を消耗させられる。だが、徒歩ではないので、足の疲れはまったくない。

お、跳ね橋のようだ。
我々は「風車」を目指していた。そしてついに着くのだが…

いくつか風車後の東の城門、十字の門…かなあ。

風車ってこんなです。
超頑張って見に来ましたが、正直、そんなに頑張らなくても…いいかな（笑）
運河沿いに４つくらいあったかな。

このように美しい景色の中を、凄まじい形相でひた走る我々（死）

ひた走る…

ひた走るう〜〜〜

わああああ〜〜〜

市庁舎もこれまたかわいい建物だ〜〜〜〜
マルクト広場ほどの賑わいはないが、このまわりの建物もとてもきれいかわいいぞ〜〜〜〜

こんな！

こんな！

マルクト広場と市庁舎のあるブルグ広場はすぐ近くです。

こういうお船に乗って皆さん運河遊覧してました。

聖母教会にやってきました。

ミケランジェロ作「聖母子像」

見たいと思っていたものはだいたい見れた！
…ということで我々は白鳥がいるという愛の湖公園を通って帰ることに。

いた！白鳥たくさんいた！

そしてこんな美しい道をひた走る我々。

ひた走る…

そして、ブリュージュの駅に帰って参りました。
14時前後。
凄まじい勢いで４時間近く自転車を満喫してしまいました。ありがとうレンタサイクル！

そして我々は、アントワープ行きの列車とゲント行きの列車を迷うが…
（アントワープ行きの方が若干早くくるのだった）

迷った末に我々はゲントを選んだ。
そして新たな苦悩はゲントの地で巻き起こる…
（では引き続き、我々の疾走をお楽しみください…）