2010/10/03 - 2010/10/03
486位(同エリア1156件中)
さみだれさん
三十路女が二人して、某漫画の萌と美しい建築物(主に教会)をめぐる旅へ。ジャーマンレイルパス(ドイツ・ザルツブルグ)とレイルパス(ベルギー)を使い倒して1日平均15時間観光という荒行に挑みました。(9/30〜10/7 観光できたのは5日間)
写真は、重い荷物をしょったまま思わず入った駅前のケルン大聖堂。
まさに神の計らいのような美しい光。しかし、この後思いもよらぬ後悔に泣かされることになる…
PR
-
12:53のRBでケルンに向かいます。
今見たらちっちゃくちゃんと「ケルン」って書かれてるね。心配で相席の青年(お父さん)に訊いちゃいました。 -
ボンからケルンへ向かう列車で相席したのは、ちょっとシャイでバイクのおもちゃが大のお気に入りの男の子とお父さん。お父さんは大学の先生だそうで、理知的で謙虚でやさしそうな素敵なトルコ人でした。ちなみにお母さんはドイツ人だってさ。素敵だね!
-
あっさりケルンに着きました。30分足らずだもの。
-
はい。ケルン。
-
ケルンの駅もなんだか素敵です。
-
駅を出ると、いきなりコレです。
どーん! -
どどーん!!
-
振り返ると、駅はこんな。
-
すでに旅でクッタクタのはずの我々も、思わず大聖堂に足を踏み入れる。すると…
ピシャーーン!
なんとういう美しい瞬間かーーーー!!!
(こういう擬態語がオタクっぽいね(苦)) -
だって、こんなん今「だけ」だよ〜〜〜〜!!!
-
美しー!
-
美しー!!
-
美しーーーーー!!!
…ってやっぱこの光が一番印象的だったんだけど、ここのステンドグラスは絵が描いてあるんじゃなくて、モザイクなだけなのね。でも絶妙な日の光でなんとも美しかったです。 -
とにかく荷物を置いてもっとじっくり見よう!
…ということで一旦離れたのが運の(苦)
この後、またしてもホテルの方向分からず、しばらく苦しむ。 -
そしてなんとか自力で辿り着きました。
この建物が今日のお宿「アジムート・ケルン・シティ・センター」。立派です。
この日はケルン市民マラソン大会だったようで、いつまでたっても人が途切れません。タイミングを見計らって渡ります。 -
なんだこのエレベーター。
キランキランのガラス張り! -
そしてこの部屋…
なんじゃこりゃーーーー!
スウィート???
超広い!!! -
なんじゃこの棚ーーーー!
オレ達、一泊なんだけど…
(何置こう…) -
このバスルームぐらいの広さだった…
昨日のフランクフルトのホテル…
(それはちょっとオーバーにしても)
極端だーーーー!(笑) -
すごいな、アジムート!
フロントでキャッシュカードなんかされたけど(笑)
(心配で、後からしつこく説明を求めた(笑))
これまでのホテルはチェックイン、全部パスポートで済んだのです。
フランクフルトのホテルなんてパスポートの確認もなかった。(フロントで「信用してるからダイジョウブ」的なことを言われ、おおお!と思ったのでした。)
ちなみにフランクフルトは三つ星
ここは四つ星。
フランクフルトは超駅近。
ここは地下鉄駅一つ分は軽く歩く。結構歩く。
どっちのホテルもよかったですよ〜。
どっちもいいところあります。
我々は大抵のものは楽しめるのです。
楽しめなかったのは最後のホテル、ブリュッセル北駅の「チャー・チュー・パレス」だけです…。
あそこは「星がどうの」とかいう問題じゃない。
(のちほどしっかり語ります) -
荷物を置いて、身軽になって、再び大聖堂に向かって歩き始めました。
ホテルと駅の間には結構教会がありまして、見つけちゃあ覗いてゆきました。
まず一個目。 -
二個目。
なかなか素敵よ〜〜〜。 -
ほら。
-
三個目。
ここも落ち着いてていい雰囲気。 -
ステンドグラスも綺麗。
-
駅前に戻ってきました。
大きい駅だね〜 -
ホント駅、独特だわ〜
ギーガーのなんかみたい。
エイリアンのアレ。 -
まずはコイツに登るのです!!
お覚悟!! -
それなりにかな〜りしんどかったですが…
(写真撮ってる余裕ないくらい(笑))
登りました〜〜。 -
ホーエンツォレルン橋です。
手前がケルン中央駅、対岸がケルン・ドイツ駅です。橋は歩いても渡れます。
無論渡ります。そして我々はドイツ第二位の人気を誇るテルメにも行ってきたのです(無論徒歩で(苦笑)) -
大聖堂の飾り物の間から別方向
-
教会で何かに登ると必ず見学させられる鐘。
まあいいけど… -
降りてきたので、今度こそゆっくり中を拝見…
-
ゆっくり中を…
と数分もしないうちに「出て行け」と言われる。
動転するお客達。これからミサかなんかやるようだが「明日見ろ」とか言ってる。
心の叫び。
「俺たちに明日なんかないんだぜ!?(大泣)」 -
うちひしがれボーゼンとしつつも、さっき上から見えた教会に向かう。
-
中はこんなでした…
-
未練の残る大聖堂。
この後、ケルンで用があるのは風呂だけになった。
後悔、悲しみ、恨み、様々な思いが錯綜する。
そんな折、同志が「チョコレート工場に行きたい」と恐る恐る申し出る。なんや萌ポイントらしい。
(ハナから「そんなところに行く奴の気が知れん」とアイツのように暴言を吐いていた私なのだ。) -
1時間後にここで会うと約束して我々は別れた。
この時にはすでに足に立派な水ぶくれ保持者となっていた私は、この像を見ながら、ホーエンツォレルン橋のたもとで、ひたすらデジカメのデータ整理をして1時間休んだ。 -
1時間後に再会した我々はこの橋を渡る。
同志はチョコレート工場にも無事行けたようだ。
結構な距離に見えたが、やはり若いって素晴らしい。
この時点ではまだテルメに行けるという確証はない。ガイドブックにはケルン・ドイツ駅からバスで数分としか書いていないのだ(しかも地図表記もない)。 -
振り返って大聖堂。
-
ホーエンツォレルン橋の側面の金網には、このように南京錠がビッシリと掛けられている。誰かと誰かの名前やらハートマークやらを見れば、意味はなんとなくわかる。
心の荒んだ私は「けっ」と鼻で笑って、幸せな恋人同士をバカにする発言で自分を保ったが(可哀想)、この橋の路面に書かれていた短い英語の文章が今気になってしょうがない。
写真を撮って来なかったことを猛烈に後悔しています。
確か、「Love is only a four letter word.」みたいなことだったと思うのですが、知っている人、これから行く人、正しい文章を教えていただけると幸甚です。
もうバカにしませんので。
恋愛なんて陳腐なものです(しとるやんけ)。 -
対岸からホーエンツォレルン橋とケルン大聖堂。
夕暮れ時。 -
ケルン・ドイツ駅側の騎馬像。
-
ややっ!? これは…
萌られる人は勝手に萌えてください(笑) -
同志が撮れと言うので。
萌ポイント?
ご自由に萌えてください。 -
これがケルン・ドイツ駅です。
ここでDBのオジサマ(太め)にクラウディス・テルメについて聞くと、今日はマラソン大会だからバスは全部走ってないという!(衝撃)
だけどそんなところは歩いて行けると言う。
…え?(衝撃)
とにかく親切に分かりやすく教えてくれた。
このときはまだ半信半疑だったが、ぶっちゃけ好みだった。私の好みは太めのオジサマらしい。 -
教えられたとおり歩き出す。
歩きながら、出店みたいなところの店員さんに聞くとそんなところ知らないと言う。DBオジサマへの疑念が募る。
さらに通りすがりの地元の若いお母さん的な人に聞いてみる。するとDBオジサマとほぼ同じ証言。「歩いて15〜20分くらい、ここまっすぐよ」みたいな。ごめんオジサマ!愛してる!
写真は同志が撮れと言ったゴミ袋?
うぬう、私には彼女の萌ポイントがイマイチ分からん。
マラソン大会の名残で道にはたくさんのゴミが。
でも夜にはちゃんとお片づけの車が働いてました。
偉い! -
わ〜〜〜い!
やった〜〜〜!!着いた〜〜〜!
これがドイツ第二位の人気を誇る(らしい)クラウディス・テルメです!ケルンから難しい道じゃないです。歩いて行けます!
どこから入りゃいいのか分からなくてフィットネスクラブみたいなとこのオニイサンに聞いたら、入口まで丁寧に案内してくれた!紳士!! -
とっても高級な素敵な雰囲気です。
ロッカーなどもとても近代的で、安心して楽しめました。
水着(プール)ゾーンと全裸(サウナ)ゾーンがあります。小心者な我々は水着ゾーンにしか行きませんでしたが、帰ってきて他の方のフォートラベルブログ読んで、全裸ゾーン行っときゃよかった…と後悔しました。(だってわざわざ全裸混浴のとこのためだけに旅行行ってる人いますよね。ケルンからオテガルにありますよ。)
いかがわしい思惑じゃないですよ!サイエンティフィックに興味あるじゃないですか!ドイツ人の裸体!(どんなサイエンスだ…) -
…ん?ここは混浴ではないのかな? でも、パンフレット見ても、ここが男子、ここが女子って感じじゃあないけどな。
行ってないのでわかりませ〜ん。
ちなみに同志は更衣室?(男女一緒・着替えるための個室はある)で自分全裸、相手ドイツ青年全裸という実にオイシイ?邂逅を果たしております。超ウケました。
あと、左側パンフの小橋ありますよね。あれの裏面に懸垂用?の取っ手がついてて、ドイツ人、男子も女子もおもむろに懸垂をはじめます。衝撃爆笑でした。ヤツラ大真面目。
このプールは室外にもつながっていて、「ウソだろ」というほど乱暴な水量の打たせ湯?(水圧で押し出されてその場に留まれない。自分やったときのこと、思い出すだけでも笑える)などもいくつかあり、とても楽しかったです。 -
ケルン・ドイツ駅からまっすぐです。
徒歩で20分くらい。バスも普通ならありますが、歩くの苦痛でない人は全然歩けます。
2時間で16.5ユーロ。
フロントのお姉さんも感じいいしかわいいです。
キレイで楽しいよ!オススメ!
(お湯はぬるめです。日本のお風呂とは違います)
ぜひ全裸(サウナ)ゾーンに行って感想聞かせてください(笑)。
そばには、動物園に行くケーブルカーみたいのもあるようです(18時まで)。 -
2時間たっぷりテルメを堪能した我々は、真っ暗になった元来た道を戻る。
治安が悪い…とかいう雰囲気はないですが、人がほとんど通ってないので、夜は一人だとちょっと怖いかも。車がたまに通ります。 -
ホーエンツォレルン橋に戻ってきました。
-
同志はここの夜景が一番気に入ったようです。
しつこくへばりついてました(笑)
ロマンチックなんでしょうね。
(ロマンチックに鈍い私) -
まあ、あんな「愛錠」制度があるところなんだから。
ロマンチックなんでしょう。
イチャついてるカップルもいましたよ。 -
素敵ですね。
-
こちらはケルン中央駅側の騎馬像。
後ろの建物?のブルーの光が幻想的。 -
振り返ってホーエンツォレルン橋。
夜のこの橋、夜景も含め、オススメです。 -
ケルン中央駅の夜も素敵。
列車が走ります。 -
なんかライトアップがロマンチック。
(こちらも同志、かなりお気に入りのご様子) -
夜のドーム。
-
とにかくでかすぎて写真に収められない。
-
ホテルに帰ってきた我々は、これまで買い込んでたけど食べる機会を逸してきたパンたちによるささやかな夕餉を…
見た目はそんなに悪くもなさそうかもしれないが、中には数日経っているものもあり、硬かったりでそれなりに貧しい気分を味わう…
(部屋は広くて豪華なのに…)
つか炭水化物ばっかり…
口ぱっさぱさ…
甘い系のパンと、しょっぱい系のパン(プレッツェルなど)を交互に口に入れることでなんとかごまかす(笑) -
一夜明けて、豪華な朝食。
-
どーん!
-
どどーん!!
-
三つ星・四つ星の違いって、もしかして食事の豪華さかな…と我々は思い始めた。
確かに今回泊まった四つ星ホテル(2箇所)は、他のところにくらべて朝御飯が豪華だった。
私はここでは、サーモン&メロンが旨くてしこたま食べました。おいしかった〜〜〜! -
こんなところで食べました。
-
8時台の乗り換えなしの列車でブリュッセルに行く予定だったのですが、大聖堂の中があまりに見れなかったことに後悔があり、場合によっては1本遅らせるつもりで駅に向かいましたが、大聖堂、朝6時から開いていることに朝気づき、急いで駅に走る。
大急ぎで5分ほど見たでしょうか?
もう何が何やら記憶にないほどですが、とりあえず「見た!」ということで予定通り、直で行ける列車に乗り込みこれからベルギーに渡ります! -
さようなら、大聖堂。
君、ホントに大きかったよ!
昨日の光もとてもすてきだった!
そして風呂は気持ちよくて楽しかった!
ありがとうケルン!さようなら!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
さみだれさんの関連旅行記
ケルン(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
70