2015/07/07 - 2015/07/23
16位(同エリア85件中)
げんきさん
2015年7月、妻と二人で個人旅行にチャレンジしました。旅先は、カナダ西部のビクトリア、バンクーバーとカナディアンロッキーのジャスパー、ボウレイク、エメラルドレイクです。
● 日程
7月7日夕方、成田出発。現地時間7日昼頃、バンクーバー空港到着
07~10日 :ビクトリア
10~13日 :VIA鉄道でジャスパーへ
13~19日 :レイクルイーズ、ボウレイク、エメラルドレイク
19~22日 :バンクーバー
22日午後、バンクーバー出発、23日午後成田到着
● VIA鉄道のカナディアン号でジャスパーヘ
VIA鉄道のカナディアン号は、バンクーバーとトロントを結ぶ大陸横断鉄道です。このうち、バンクーバーからジャスパーまで1泊2日だけ乗車しました。
● ジャスパー
カナディアンロッキーの北の玄関。山と湖に囲まれた自然豊かで、素朴な街という印象です。
宿泊はジャスパー駅のB&Bに2泊しました。オーナー夫妻はきさくな方で、観光のアドバイスもしてくれました。
観光は2日間レンタカーを借り、街郊外のエディス・キャベル山ハイキングと、近くのピラミッド湖・イデス湖などの湖巡りをしました。
なお、ジャスパーで誰もが訪れるマリーン湖には、残念ながら山火事により道路が通行止めになっていたため、行けませんでした。
● VIA鉄道カナディアン号
エコノミークラスの切符の入手方法、チェックイン、座席の確保について詳しく記載します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7月11日夜、ジャスパーに到着しました。
翌日12日(日)、早速ジャスパー郊外にあるエディス・キャベル山にハイキングに行きました。
奥に見えるエディス・キャベル山と氷河湖のキャベル湖の絶景が目に入ってきました。 -
あまりにも美しかったので、湖の奥に入ってしまいました。
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エディス・キャベル山の麓に着きました。そばにあるハイキングの案内所です。
ここから、さあスタートです。 -
スタートしてわずか10〜15分で、エンジェル氷河が目の前に広がってきました。
左側には氷河が流れ出して出来た氷河湖があります。 -
氷河湖には、数年前に崖の上にあった氷河のかたまりが落下したそうで、今でも浮かんでいるのが見えました。
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帰り道に見える山々の風景は、カナダらしい絶景だなと実感しました。
エディス・キャベル山までレンタカーで行きましたが、舗装された2車線の山道を登っている途中、小熊に遭遇。なんと道路わきにいたのです。
さらに、スケートボードに乗った若者が2人、猛スピードで車道を降りてきたのです。びっくりしました。 -
翌日7月13日(月)、好天に恵まれ、ジャスパー近郊の湖巡りをしました。
初めに、ジャスパーから数キロのピラミッド湖に行きました。
街の西側にあり、ピラミッド山が映えて見えます。 -
ピラミッド湖の北側から南側を見たところです。
どこを見てもきれいです。 -
今度は街の東側へと向かいました。
こちらにも街から数キロのところに、湖が3つあります。
その中で南側にあるボベール湖の湖畔に、「ジャスパーパークロッジ」があります。
今回は見学だけさせてもらいました。素敵な所です。 -
その後、ジャスパーパークロッジの北側にあるアネッテ湖です。
小さな湖です。 -
車で移動中、鹿に会いました。このほかにも3頭いました。
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最後に訪れたのは、イデス湖です。アネッテ湖の北側にあります。
比較的大きく、湖水の色が光の角度などにより変化するので、見とれてしまいました。 -
同じくイデス湖です。
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ジャスパーではイディス・キャベル山のハイキングと、近郊の湖巡りをしましたが、これらは宿泊したB&Bの奥さまのお薦めでした。
我々2人しか泊まれない小さなB&Bでしたが、オーナー夫妻はとっても親切で、印象に残る宿でした。
ジャスパーの街自体は小さく、歩いて10分くらいの距離しかありません。しかも、B&Bがたくさんあり、個人の方が自分の家の一部を貸しているのです。
ジャスパーのB&Bは、こちらのサイトから探しました。http://www.bbcanada.com/alberta/alberta_rockies/jasper
駅の近くで2ベッドという条件で絞り込み、オーナーにメールで申し込みし、予約しました。ちなみに、食事なしで、部屋代は1泊75カナダドル(約7000円)です。2人でこの値段です。
是非、おすすめします。 -
VIA鉄道のジャスパー駅です。
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駅構内にあるレンタカー窓口です。
ジャスパー近郊を巡るには、レンタカーが便利です。
国道の幹線道路以外は交通量も少なく、外国車の運転の良い練習になりました。 -
バンクーバーからジャスパーへは、VIA鉄道で行きました。
バンクーバーのパシフィック・セントラル駅です。
7月10日(金)、20:30に出発しました。
夜行列車ですが、我々は最もお値段の安いエコノミークラスに乗車。 -
座席は、リクライニングも付いている2人掛けです。
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翌朝6時頃の車窓の風景です。
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11日、朝7時頃、カムルーブス駅に停車。
ここで、外へ出ることが許され、列車が長〜いということを実感しました。
ここは駅といっても、何もないところです。 -
一段高くなって、ガラス張りの展望車があります。
ここは自由席なので、空いている時を見計らって、席をゲット。 -
展望車から列車の前方を見た光景です。
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2日目の午後、カナディアンロッキーの山々が見えてきました。
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ジャスパー手前の湖も見えてきました。
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ジャスパー駅に到着。予定より2時間遅れの18:00過ぎ。約22時間の夜行列車の旅。
車窓の風景は変化があり、十分楽しめました。
それに、車内で知り合った一人旅の日本人女性、台湾出身でカナダ在住の女性などとの交流は、忘れられないものになりました。
写真は、バンクーバー駅で預けた荷物が到着するのを待っているところです。
この後、荷物を受け取り、宿泊先に向かいました。 -
ここからは、VIA鉄道カナディアン号についてお伝えします。
写真はバンクーバー駅に掲示されていた列車の編成図です。
列車編成やサービス等の詳細は、鉄道会社の日本語のホームページが参考になります。
切符の入手方法については、同じホームページの中の「予約のご案内」がわかりやすいです。
私達はエコノミークラスに乗車しましたが、こちらは自由席で、2人掛けのリクライニング付きの椅子席です。
切符は、鉄道会社のサイトで購入しました。値段は1人131カナダドル(約13,000円)でした。事前に、H.I.S鉄道専門デスクに照会したところ、正規料金の扱いになるので、3万数千円になるとのことでした。もう1社にも照会しましたが、ほぼ同じくらいだったと記憶しています。
クレジットカード払いになりますが、すぐにボーデングパス(乗車券)が私のメールアドレスに送られてきました。それを印刷して当日持参しました。
なお、バンクーバーで知り合った日本人の女性は、鉄道会社からの購入方法は知っていたけど、やはり心配だからH.I.Sから3万数千円で購入したと言っていました。
鉄道会社のホームページはこちらです。http://wcs.ne.jp/via/canadian/canadian.htm
予約方法のページはこちらです。http://wcs.ne.jp/via/reservation.htm
切符の購入のページ(英語)はこちらです。http://www.viarail.ca/ -
写真はバンクーバー駅のチェックインカウンターの様子です。
ここに並び、鉄道会社からメールで送られてきたボーデングパスを見せたら、チェックインは不要で、荷物があるならそれを預けるだけでよいとのこと。
そこで、写真右の列に並び、ここで、ボーデングパスを見せてジャスパーまでと伝えてスーツケースを預けました。 -
バンクーバー駅に入ってまず目についたのが、こちらのラウンジです。
エコノミークラス以外の寝台車のお客が対象で、エコノミークラスは対象外と言われました。 -
エコノミークラスは自由席なので、座席確保がどうなるのか心配でした。
写真は乗車待ちの行列です。
係員に聞いたところ、19:45から乗車できるとのこと(列車の出発時刻は20:30)。
どこに並べばよいのかわからなかったのですが、並んでいる人がいたので聞いたところ、カナディアン号とわかり、後ろに並びました。
乗車時間の19:45頃になると、ラウンジにいた寝台車のお客さんたちが誘導されて列車に乗り込み、次に同じエコノミークラスの乗客のうち、団体客(いずれも日本人の団体2グループ約40名)が優先的に乗車していきました。
1時間以上も前から並んでいた個人客が、最後に列車に案内されました。 -
ホームに誘導されると、そのまま前方の車両(前から3両目)まで行くよう指示され、そこまで100Mくらい歩きました。
到着すると、列車の入口に係の人がいて、グループ(3人以上らしい)かどうか聞かれ、2人以下はそのままその場で待たされました。グループの優先乗車に、みんな怒っていました。
グループ客が全員乗った後、ようやく2人以下の個人客の順番が回ってきました。行き先を聞かれ、ジャスパーと言うと3号車に乗車するよう指示され、ようやく2人掛けの席を確保できました。
後でわかったことですが、団体客を2号車に乗せ、3号車のうち、3人以上のグループ客にはあらかじめ指定してあった席に座るように指示していました。残った2人席を2人以下の個人客用にしてあったのです。
とりあえず、自分たちの席を確保した後、しばらくして、係の人が回ってきてボーディングパスの確認と、行き先、人数を聞かれました。そして、写真にあるように用紙を座席の上に張り付けて行きました。これでようやく座席が確定した感じでした。
これ以降、展望車や車内を歩き回れるようになりました。
なお、座席は、進行方向左側の方が景色は良いです。左側は川、右側は山裾が多かったからです。
それから、22:00頃に車内の照明が暗くなり、寝る準備に入りました。2人掛けに2人で座っていたので、あまり寝られなかったです。夜中、途中トイレに立った時わかったのですが、2人連れの人たちはちゃっかし空いている席に1人ずつ陣取っていました。みなさんすばやいですね。私達が気がついたときは空いている席はありませんでした。
最後になりますが、カナディアン号は約20時間乗車する列車の旅です。是非よりよい座席を確保してゆったりと過ごしてください。長々と述べた私達の経験談が参考になればと願っています。
最後まで、この旅行記を見ていただきありがとうございました。
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