2010/10/02 - 2010/10/03
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ippuniさん
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ヴェルサイユで楽しいひと時を共に過ごしたM.K嬢もパリ滞在残すところあと2日。
帰国前日は一緒に働いていた同僚たちとアンジェリーナでお茶をしました。
そしてM.K嬢の帰国当日、夜のフライトだったので一緒にランチをしてからM.K嬢のリクエストでコンシェルジュリへ行ってマリーアントワネットの牢獄を見学しました。最後の最後にコンシェルジュリというM.K嬢のチョイスに脱帽です(笑)。
これでまた一人、お友達ともお別れです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
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-
この日は12:30にCite駅で待ち合わせ。
遅刻魔のippuni夫婦だけど、M.K嬢との最後の日は絶対遅れないぞ!!と心に誓ったippuni夫婦。
で、またもや家を出てから猛ダッシュ(笑)
そして運良く待たずにメトロに乗れて、乗り換え時も猛ダッシュ。4号線に乗り換えた瞬間、旦那と顔を見合わせて「もしかして、間に合うかも^^!」と微笑み・・・、そして、結果、間に合いました!!!
でもさすがのM.K嬢は既に到着していてベンチでお勉強中。ippuni夫婦にもその余裕が欲しい・・・。 -
待ち合わせ時間がちょうどお昼時だったので、まずはSt.Michel付近でお昼を食べることにしました。
あちこち歩いて、綺麗でお洒落なレストラン発見!お昼のランチメニューも11ユーロとかなりお手頃価格。迷わずそこに入りました。
写真はM.K嬢の前菜 -
これは私の注文したサーモンのパーヴ。
グリルではなくて、鍋で蒸した感じの料理です。
味はまぁまぁ美味しかったです。 -
旦那のメインディッシュ。
確か牛肉だったかな??
これも美味しかったそうです。 -
デザートのチョコレートムース。
コップにたっぷり入っていてボリューム満点!
甘すぎなかったので完食出来ました♪ -
新しく出来た(もしくは改装直後)お店なのか店内も綺麗でモダンな感じでした。窓側の素敵なテーブルで雰囲気もばっちり♪
ただ・・・、いつもの旦那のうざいロングトークで思った以上にお昼の時間を取ってしまって、M.K嬢に申し訳ない。 -
さて、気を取り直してコンシェルジュリへ向かいます。
第一日曜日は無料!!
かと思いきや、無料になるのは11月からだとか。
仕方がないのでしぶしぶ入場料7ユーロを払いました。
私と旦那はコンシェルジュリに来たのはこれで2回目。
(もしかしたら3回目かも^^;)
でもあまり過去の記憶がないんですよね、ここって。 -
ということで、新たな気持で早速牢獄を見学致しましょう!
牢獄は大きく分けて3種類あるとか。
まず1種類目バイユー(最も貧しい囚人)のお部屋。
藁が引かれた雑居房で、不衛生だったため、この牢獄の多くの囚人は病人だったそうです(ウィキペディアより)。
注)写真と説明は関係ありません。 -
そして2種類目はビストリエ(中流層の囚人)のお部屋。
ある程度お金を払えばここに入れたそうです。
4〜5人の囚人が共に生活していたとか(ウィキペディアより)
注)写真と説明は関係ありません。 -
そして3種類目はブリゾニエ・ドゥ・マーク(富裕層や著名人の囚人)のお部屋。
ビストリエよりさらにお金を払えばこの部屋に入れたそうです。
この部屋には家具があり(家具の持ち込みも可)、独房で、読書や仕事をすることも出来たそうです。
注)写真と説明は関係ありません。
もとフィリップ4世の宮殿だったこともあり、建物の作りは立派ですね。 -
途中に展示してあった当時のコンシェルジュリの絵を見て、同時と今とパリの街は殆ど変わっていないということに改めて驚きました。
この時ふと、「パリの街は古臭くて嫌い。いつも新しい物を取り入れて変化しているロンドンの街の方が好き。」と言っていたフランス人の友人の言葉を思い出しました。(コンシェルジュリとは全く関係のない話ですが・・・) -
変わったことと言えば、人々の服装や、交通手段でしょうか。
-
マリーアントワネット記念礼拝堂。
ここは1815年に王女の牢屋跡に整備されたものだそうです。
奥にあるのはジロンド派の礼拝堂。
ジロンド派の礼拝堂では1793年10月30日の処刑前にジロンド派の21人の議員によって宴会が開かれたそうです。
係りの人が英語で説明しているのを方耳で聞きながら・・・ -
女たちの庭
2階建ての女性囚人の独房舎に囲まれ、女性たちが洗濯を行っていた噴水、食事のための石造りのテーブル、最後の別れと呼ばれた場所。
この場所で12人ごとに分けられた処刑者が処刑台へ連れて行かれるための2輪荷台を待っていたそうです。 -
こんなに綺麗な中庭なのに・・・
処刑台へ行く荷台を待っていた囚人たちは何を思っていたのでしょうか。
マリーアントワネットは処刑台に行くことを、処刑されることを恐れなかったと言われています。罪を犯して処刑されるわけではないのだから・・・。
きっと、この囚人たちの中には、罪を犯してない人々も大勢いたことでしょう。「濡れ衣」という風習は、今のフランス社会にもちゃんと残っているのですから。 -
再度囚人の廊下に戻り・・・。
私が「フランスは蝋人形文化が発達しているのかしら?どこへ行っても蝋人形があるよね」と言うと、
「でもね、良く見て。作りが雑なのよ。」とM.K嬢のご指摘。
確かに・・・。
見える部分だけきちんと作っていて、あまり目に付かない足の部分とかは至って適当に作られていました(笑) -
マリーアントワネットの独房からみた囚人の廊下
-
マリーアントワネットの独房(復元)
一部は実際に王女の牢屋が存在した場所にあります。
二人の憲兵が常時警備に付いていたそうです。 -
こんな風にずっと見張られていたんですね。
-
マリーアントワネット
1755年11月2日〜1793年10月16日
とても短い波乱万丈の人生。
色々言われているけれど私はマリーアントワネット派と言い切るM.K嬢。
私もです。
彼女は良い妻ではなかったかもしれないけど、きっと良い母であり、良い王妃だったと思います(勝手な私の想像の中では)。 -
最後にコンシェルジュリ内の建築をちょっと見て、ここの見学は終了。
-
コンシェルジュリを出て、
「ところで、ホテルには何時に車を予約してるの?」と私。
「17時15分だから16時半くらいまでは大丈夫だよ。」とM.K嬢。
「え、でも今もう17時15分だよ。」と私。
そして、顔色一つ変えずにホテルまで急ぐM.K嬢。
ここ数日一緒にいたせいか、M.K嬢にも私たちのKorean Time病が移ってしまったのかも(笑)
何せ私は遅刻の常習犯(自慢じゃないっ!)
飛行機だって何度か乗り過ごしている実力派。
とにかく、3人とも必死にM.K嬢の宿泊していたホテルに向かいました^^; -
Cite駅。
「こうやって写真に撮ると汚くて臭いパリの街でも綺麗に写っちゃうのよね。」とM.K嬢。
ごもっとも(笑) -
とにかく急いでM.K嬢が最後に宿泊していたホテルに戻り、無事に空港送迎の車の時間に間に合いました!!というか少し待たせていた感じでしたが^^;;
スーツケースを取って走って車に乗り込むM.K嬢を見守りつつ慌しいお別れになってしまいました。ごめんね、M.K嬢。私たちと一緒にいると何かと走る羽目になってしまうのよね。 -
無事にM.K嬢が送迎車に乗るのを見届けたあと、ぶらぶらとM.K嬢が最後に泊まっていたホテルの周辺を歩いてみました。
素敵な通りを発見したので、小道に入ってみることに・・・
14区のRUE DES THERMOPYLES -
パリではないみたいな下町の雰囲気♪
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ドアも味のあるドアがたくさん!
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このカラフルな廃れた色合いが素敵^^
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突き当たりの壁には絵が描かれていました。
まぁ落書き?っぽいけど、ここはアーティストたちが集まっているようで・・・きっとこれもその一種なのでは?と思います。 -
そういえば、パリの街の壁に落書きってないような・・・。
区にもよるとは思いますが。
見学しに来ている人もたくさんいたので、ここは結構珍しいのかもしれません。 -
ここから先は普通の住宅地。
なので、来た道を引き返しました。 -
野良猫をあまり見かけないパリで珍しい!
やっぱり下町っぽい♪ -
この廃れた色のドアも素敵♪
中はどうなっているのでしょう^^?
ぶらぶらと寄り道をしながらメトロの駅まで戻り、特に行き先もないままオペラ周辺で買い物をし、歩いて家まで帰ることにしました。 -
家に帰る途中で一息!
秋ですね。
明らかに日が暮れるのが早くなりました。
夕食は家で食べることにしたので、ここでは温かいショコラ・ショーを一杯頂きました。
外のテラスに座れるのももう最後かな・・・ -
エッフェル塔は今日も変わらず光り輝いています。
-
夏のバカンスの浮かれた雰囲気はもう完全になくなり、なんだかちょっと寂しい気分です。
でも私は静かなこの時期が好きなのですが・・・ -
M.K嬢、今頃空港かしら?
みんな次々と日本に帰って行くのね・・・
パリに取り残されたような、新たな気持で新しいことを始めよう!というわくわくした気持が入り交ざった複雑な気分です。
何はともあれ、ソウル経由で日本まで、Bonnes Voyages!!
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この旅行記へのコメント (2)
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- とんちゃん健康一番さん 2010/10/19 13:51:06
- こういう素敵なところだったら・・・
- ippuniさんへ♪
お邪魔しますぅ☆
こういう素敵なところで食事をしたら、
ロングトークになっても仕方がないような気がします。
こういうところで、のんびりランチを食べてみたいです。
お食事、どれも美味しそう!!
(ワインの摂取量が増えそう)
また、ゆっくりお邪魔させて頂きます☆
- ippuniさん からの返信 2010/10/20 04:14:00
- RE: こういう素敵なところだったら・・・
- とんちゃんさん
こんにちは!
やっぱりお食事は雰囲気が大事ですよね!
私たちは2階に通されたんですけど、
みんな外で食べたい人ばかりなので、
ほぼ貸切状態でお食事が出来ました!!
フランス料理はワインの摂取量が増えますよね^^
そろそろ時期も時期ですし♪
またドイツ旅行記にお邪魔しますね!
ippuni
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