世界の建築シリーズ　（19）： マルメまでターニング・トルソを見に　−　6　　Malmo, Sweden

2010/09/04 - 2010/09/04

エアー・グリーンランドは天候の影響でフライトがキャンセルになることが多いと聞いていたので、予備日として1日設けていました。何事も無く、順調にいったので、今日はマルメに行って以前から興味があったスペインの建築家カラトヴァ設計のターニング・トルソをみることにしました。
コペンハーゲンから列車で海底トンネルを抜けると、もうスエーデンです。
マルメのターニング．トルソは、見えているのですが、歩いて行くとかなりありました。午後は、コペンハーゲン郊外にあるオーラップゴー美術館へ。ここもイラク出身のイギリスの女性建築家ザハ・ハディドの作品を堪能しました。
建築の本を見ていて、全体のフォルムが素晴らしく、実際に見たいという願望がついに叶いました。
お天気も良く、郊外の綺麗な景色を堪能しました。

エリア マルメ(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

国鉄マルメ中央駅です。

駅前から運河を渡って、暫く歩くと、聖ペドロ教会があります。
1300年代に建てられたゴシック様式の教会です。

日曜なので、まだ人通りの少ない劇場前の通り。

劇場らしい窓のデコレーションが面白かったので、見入っていました。

スエーデン語なので、はっきりとは分かりませんが、この集合写真からすると初舞台のものではないでしょうか？

ちょっと道を見違えて別の運河まで歩いて来てしまいました。

公園が多く、帰りに歩いたときは、家族連れが沢山いました。

町の中に沢山の墓地がありました。帰りに道が分からなくなった時も別の墓地に迷い込んでしまい、物凄く遠回りをしていたらしいです。
方向音痴ではないと思っていたのですが、どうやら...

ストートリィ広場（Stortorget) 近くにあったユニークな像達でした。

リラトリィ広場 (Lillatorg) にあった公衆電話。

日曜なので、12時からオープンとなるフォルム／デザイン・センター。

19世紀半ばの穀物倉庫を利用した現代スカンジナビアデザインの展示場。北欧各地のデザイナーの最新の作品が見れるので、入りたかったのですが、まだ１時間もあったので、先にターニンウグ・トルソへ行くことにしました。

スエーデン語のため、一切解読不能です。

リラトリィ広場にある昔の水飲み場。

町にはギャラリーが多くありました。

遠くに目指すターニング・トルソが見えますが、歩くと実に遠い！

お天気が良いので、どんどん歩いて行きます。昔の港へ通じる線路らしい。

中心部から1,5キロ北西のヴァストラ・ハムネン (Vastra Hamnen) という開発が進んでいるお洒落な地区

高層マンションが立ち並んでいます。お台場のようでした。

スエーデンで一番高い190mの高層マンションです。

ぐるっとひと回りしましたが、このパイプのようなものが窓に掛かっている部屋はちょっと影になって嫌ですね。少し安いのでしょうか？

一般住居なので、残念ながら住民以外は入れません。

近くだと、１９０mの高さのビルはなかなかカメラに納まりません。
そこで植え込みに寝転んで撮ってみました。

オアスン海峡の向こうは、デンマーク。オーレスン橋を撮りたかったので、マルメへ来たのですが、電車に乗ると橋は撮れませんね。
電車でたった25分ですが、往復2500円位でした。

マルメ城内の公園

マルメ城からもターニング・トルソが見えます。

1434年に創建されたルネッサンス様式の城塞は、16世紀から17世紀に、デンマーク王室の別荘、19世紀には牢獄として使用されていました。1937年に修復されて、現在はマルメ市立博物館として公開されています。
1階は自然科学博物館、2階、3階が14世紀から現代迄の北欧アートの美術館、地下は動物園、水族館となっています。

コンサートホール前の噴水に虹が架かっていました。
去年オスロでやっていたオペラ「マンマ・ミーア」の公演がありました。

マルメ城から中央駅へ歩いていった筈なのに、方角が間違っていたらしく、1時間以上うろうろ歩き回ってしまいました。

中央駅が見えたときは嬉しかった！お腹も空いたので、駅構内でサンドイッチを食べました。

この旅行記へのコメント （1）

• SUR SHANGHAIさん 2011/11/14 17:36:31

  奇抜なデザイン

  私が行った頃のマルメは、鄙びた感じの町だったと思いますが、今ではこんなすごいマンションがあるんですね。
  
  記憶違いかもしれませんが、これほど大きいマンションの需要がある規模の町だとは思わなかったので、ただただ驚きました。
  実際にここに住んでいる人たちはどの位いるんだろうと思ってしまいます。
  
  世界各国の奇抜なデザインのビル巡りをするのも旅のひとつのテーマになりえますね。
  上海やシンガポールにも話題のビルがありますから、ぜひ一度はご覧ください。