2010/10/05 - 2010/10/05
2037位(同エリア11998件中)
熱帯魚さん
最近上海っ子に人気の1933老場坊に行ってきました!
1933老場坊は以前食肉解体場だった建物を利用した芸術空間。
カフェ、レストランが入っているほか、
上海の大学生が芸術作品を発表する空間があります。
建物自体も1933年にイギリス人建築家のデザインによるもの。
建物の内外は迷宮のように階段や通路が交差しています。
食肉解体場の薄暗い雰囲気の中、ポップな芸術作品が…
そんなギャップが若者に受けたのか、
現在は若者に人気の写真撮影スポットになっています。
ちょうど旅行から帰って来た翌日で暇だったので、
地下鉄に乗って、海倫路駅(4号線、10号線)へ。
それでは休日のお散歩スタートです!
★★ 1933老場坊について ★★
1933年、工部局の出資で、イギリスの有名建築家Balfoursによって建てられた鉄筋コンクリート建築。史料によると、この食肉解体場は建物と設備だけで白銀330万元余りを費やしたという。使用されたのはイギリスから輸入されたコンクリートで、壁の厚さは約50㎝。2階の壁は中空形式を採用しており、つねに低い温度が保てるように設計されている。
建物全体は古代ローマのバシリカ様式を採用している一方、建物の基本構造は風水学の「天圓地方」の伝統理念ともマッチしている。まさに東洋と西洋の特色を融合させた建築物。
(以上、説明は中国語サイトを参考に、翻訳編集しました)
住所:上海市虹口区沙諸f路10号
アクセス:地下鉄4号線・10号線の海倫路駅から歩いて5分。
★★ 10月5日の上海散歩記 ★★
食肉解体場から芸術空間へ~1933老場坊
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10507730/
川沿いにバーやレストランが立ち並ぶ~錦綉路
http://4travel.jp/traveler/blue_tropical_fish/album/10507627/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
地下鉄4号線と10号線の海倫路駅の2号口から出ると、目の前が同嘉路という通りです。そこを右に行きます。
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すると、万博のマスコット海宝くんの標識を発見。その標識どおりに海倫路へ進んでいきます。
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海倫路をまっすぐ進んでいきます。すると…
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遼寧路にぶつかりました。下の写真は海倫路と遼寧路のT字路にあったおうち。まあるくてかわいらしかったので撮影。
で。本来ならここで標識どおり右に曲がるわけですが… -
川の向こうに不思議な建物を発見したので、川を渡ってみました。
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イチオシ
川を渡ると梧州路という通り。
一つ目はめちゃくちゃ薄っぺらいおうち。
そして二つ目は増築に増築を重ねたお城状態のおうち。
なんと上の部分、ハト小屋なんです!びっくり。近所迷惑じゃないのかな? -
再び橋を渡って遼寧路に戻ります。
川沿いをテクテク歩きますが、閑散とした雰囲気で「あの標識間違ってたんじゃ?」と海宝くんを疑いそうになりました。 -
さらに梧州路を歩いていくと右側に小区があったので、撮影。もうすぐ1933に到着かな〜?と思っていたところで、
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この建物につきあたりました。この芸術性(?)きっと1933は近いに違いない!と思ってふと左を見たら…
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1933老場坊(左側の背の低い建物)を発見!橋を渡ります★
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無事、1933老場坊に到着!
標識があったので、道に迷わなくて良かったです… -
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なぜか建物の前には機関車が。
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以前は牛を解体する場所でした。
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イチオシ
この扉が何に使われていたのか気になって仕方なかったです。
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向かいの建物。
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外観の見学を終えて、1933老場坊の中はどんな感じなんだろう?とわくわくしながら中に入りました。
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建物の見取り図です。
外から見える部分は四角くて、中は丸いんですね。丸い建物が四角い建物に包まれているような感じです。 -
1階にはインテリアショップやカフェがありました。なんだかおしゃれ空間です。
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半地下は上海の大学生による芸術作品発表の場。
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2階へのぼる階段はいくつかありますが、これは建物の中央にある階段。
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2階から上を見上げると、扇形!!?
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2階から3階に登る階段。
この窓みたいなものは、何に使われていたんでしょうか…うーん、考えるだけでちとドキドキしますが。 -
とにかく廊下にしろ階段にしろ不思議な形です。
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再び見上げてみます。
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イチオシ
何にもない空間ですが、隙間から入る光のおかげで不思議な絵になりますね。
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とにかく不思議な建物です。イメージでいうと、客家土楼を西洋の建築方式で再現したみたいな???建物をさらに建物で包んだような??なんて表現したらいいのかわかりません。
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建物の中なのに、坂…?
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この先、行き止まり…
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中央の建物と外部の建物(?)の間をつなぐ通路&階段。迷路のようで迷いまくりました。
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イチオシ
この部屋に到着したのがちょうど夕暮れだったので、夕日が差し込んで綺麗な影ができていました。
この写真、結構気に入ったので表紙にしようか迷いました。 -
建物の中央。上を見上げると迫力あります。下を見ると、1階まで見えるのでかなり怖いです。環球ビルの100階の展望台と似たものがあります。
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屋上へ登る階段にうつった窓の影。
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屋上へ。シガーショップがありました。
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屋上からの眺め。夕焼け。
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屋上から下を見下ろすと、こんな感じ。
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屋上からの眺め。
周囲は古い住宅が多いです。 -
1933に到着する手前にあった赤いモニュメントが印象的な建物。
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私が来た方向。
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イチオシ
周囲は本当に古い建物(老房子)ばかり。
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しばらく歩き回りましたが、お目当ての牛肉麺やさんが見つからず!!!まさに迷宮…
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あきらめて1階へ。
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階段を下りたところでふと足元を見たら、うすーく影ができていたので。
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イチオシ
1階のカフェや芸術作品を売るお店にはちらほら人が。
夕暮れの1933老場坊には、本来の食肉解体場の雰囲気が漂い始めました…だんだんと居心地が悪くなってきて、なんともいえない感じ。 -
建物の外に出てきました。
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迷宮に迷い込んだかのように歩き回って、結局2時間も滞在してしまいました!
そろそろ周辺を散策しつつ、海倫路駅へと戻ります -
帰りは、海倫路ではなく、橋を渡ってからまっすぐ延びる嘉興路を通って帰ることにしました。建物に「1926」と書かれていたので、1933老場坊より古いってことでしょうか。
さて、ちょうど日が暮れて、パジャマ族が現れはじめる時間になりました。 -
嘉興路とハルビン路の交差点にあった建物。
以前は食堂だったのでしょう。 -
そして海倫路。
このあと、海倫路駅から2号線に乗って、上海科技館にお買い物に行きました。
おわり。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- tingさん 2011/02/08 00:19:01
- 這裡的氣氛
- 這裡的氣氛真的很詭異,也許充滿許多靈魂的關西八...
- 熱帯魚さん からの返信 2011/02/12 10:44:48
- RE: 這裡的氣氛
- 白天的話, 我覺得還好...不過到了傍晚就感覺怪怪的.
> 這裡的氣氛真的很詭異,也許充滿許多靈魂的關西八...
也許吧...
-
- JUN@KOJさん 2010/10/06 23:30:51
- 建築法
- こんばんは!
海外の建築って、本当に無理がありますよね^^;
日本のような建築法みたいなものはないのかもしれないけど、「地震大国日本」にかなう建築はないんじゃないかな?
ヨーロッパなんかは何百年も前の石造りとかあるけど、それも地震がないからかも。。。
アジア圏の建築は特に無理があって、観光している分には「ありえねぇ〜〜」とか思えておもしろいですよね^^
建築物の話だけになってしまいました^^;
- 熱帯魚さん からの返信 2010/10/08 01:50:17
- RE: 建築法
- JUNさん
こんばんは!
コメント有難うございます。
ははは。
確かに無理ありますね。
日本だったら、多分建てられない構造?ですよね。
建物の安全基準からいったら、
日本はかなりレベルが高いと思います。
私なんか、中国でホテルに泊まる時に、よく、
「火事が起きたら火の回り早そう…」とか思いますもん。
でも、中国のチャレンジ精神旺盛な建物(倒れそうで
倒れない微妙なバランス?)を見るのは好きです。
それでは〜
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