巨大な客家の建造物 ー 永定土樓を訪ねて ②

2010/07/09 - 2010/07/11

福建省での生活もあとわずかになりました。帰国前に省内を旅行したいと考え、厦門から龍岩、長汀へと移動し、世界遺産に登録されている土樓を訪れ、何か所も見て回りました。第1部では、龍岩を中心に見て回りましたが、本篇では長汀へ移動し、ここから足を延ばして周辺を見て回りました。

エリア 中国

先ず訪ねたのは「承啓樓」という土樓です。ここはかなり大きいです。

土樓を上から見ると、周囲の円形の建物の中にさらに建物があります。

前胡主席が訪れたことがあり、何枚かその時の写真が飾られています。

ひっそりとした土樓の中で、一人の老婦人が洗いものをしています。

土樓内には民宿もあり、安い料金（50〜100元）で泊まることができます。

これは井戸です。勿論今でも使われているようです。

この方は「承啓樓」を案内してくれたガイドさんです。彼女の説明はすべて中国語でしたが、同行者が英語に訳してくれたので、そのため理解することができました。

土樓内にはあちこちに井戸があり、食事の用意から洗濯まで、何でもここで済ますことが出来るようです。