マレーシア２００６旅行記　【２】キナバル山登山１（公園本部～ラバン・ラタ・レストハウス）

2006/01/01 - 2006/01/09

2006年年明けと同時にボルネオ島中心にマレーシアを旅行しました。コタキナバル近郊のトゥンク・アブイドゥル・ラーマン海洋公園の美しいビーチ、標高4095mのキナバル山登山、クアラルンプールの街歩きとバラエティーに富んだ旅行でした。

コタキナバルで1日過ごした後、標高4095mのキナバル山のローズ・ピークへの登山を行いました。日本はもちろんヨーロッパアルプスを含めて過去最高の標高に足を踏み入れました。全体的にあいにくの天候となりましたが、中腹から見る複数のピークを持つキナバル山やローズ・ピークから見るパノラマは素晴らしい光景でした。

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スケジュール

　1月1日　成田－クアラルンプール－コタキナバル
［コタキナバル泊］
　1月2日　コタキナバル－
トゥンク・アブドゥイル・ラーマン国立公園　国立公園観光－
コタキナバル　コタキナバル観光　[コタキナバル泊]
★1月3日　コタキナバル－キナバル公園　キナバル登山口－
ラバン・ラタ・レストハウス　[ラバン・ラタ・レストハウス泊]
　1月4日　ラバン・ラタ・レストハウス－ローズ・ピーク
（キナバル山頂）－キナバル登山口　キナバル公園－コタキナバル　コタキナバル観光　[コタキナバル泊]　
　1月5日　コタキナバル－
トゥンク・アブドゥイル・ラーマン国立公園　国立公園観光－
コタキナバル　コタキナバル観光　[コタキナバル伯]　
　1月6日　コタキナバル観光　コタキナバル発ツアー参加　コタキナバル観光　[コタキナバル泊]
　1月7日　コタキナバル観光　コタキナバル－クアラルンプール
クアラルンプール観光　[クアラルンプール]
　1月8日　クアラルンプール観光　クアラルンプール－
コタキナバル－　[機中泊]
　1月9日　－成田　

エリア キナバル公園周辺(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.5

1月3日

実質観光2日目。この日はコタキナバルから標高4095mのキナバル山に登りに行き、山の中腹の小屋に宿泊します。

前日、コタキナバルのバスターミナルでキナバル山登山口へのバス出発時刻が朝7時と確認しました。しかしバスが出発したのは7時半過ぎでした。

バスの中からの風景。

いつくか小さなピークが見える山はキナバル山？

これはキナバル山？

コタキナバルを出発して2時間ちょっと後、キナバル公園本部に到着。公園本部から壮大なキナバル山が見えました。いくつものピークがあるのが特徴ですね。

雲ってはいますが、美しく壮大ですね！頂上が見れて良かったです！頂上がいくつかありますが、登山者が行くのは標高4095mのローズ・ピークです。富士山登ったことがない私にとっては、登山としてもヨーロッパアルプスの展望台を入れても過去最高の未知の標高に挑みます。今から胸が躍るぐらい高揚しています！

公園本部の事務所にプリントアウトした予約書類を提示して、入山料、ガイド料、宿泊料等を支払いました。料金は日本円にして6,000円程度で、マレーシアの相場からすれば結構高いです。キナバル山および公園全体が世界遺産に登録されているので、環境保護の目的も含めてガイド付きが絶対必修。また人数制限が設けられており、山小屋の収容人数が登山者人数制限となっています。従って、たとえ驚異的な体力があっても、いやでも山小屋に宿泊することが絶対条件となっています。

午前10時15分、登山ゲートを通って、いよいよ登山開始です！ちなみに登山ゲートは標高1866mです。

いい眺めです。

小さいながらもキナバル山が見えます。曇っていますが、どうにか天気が持ちますように。

滝がありました。

まるでジャングルの中を登るようです。

ポツリポツリと高山植物が。

これまでの登山道はほぼ階段のようになっているので整備されていますが、所々傾斜がきついところもありました。また重いリュックをしょっているので、背中が痛くなります。
写真は登山開始してから3時間弱経った頃。目にするキナバル山の形状が変わってきました。写真に映っているのはガイドさん。軽装で全然疲れを見せていません。さすがですね。

少しキナバル山に近づいてきたかな。曇っていますが、素晴らしい山の眺めです！

登山開始して約3時間ちょっとの13時20分頃。小屋まではまだかな。段々傾斜がきつくなってきて、休憩と休憩の間が短くなってきました。

パノラマが見えるようになりました。気持ちいいです！

登山開始して4時間ちょっとの14時20分頃。ついに最初の山小屋、ワラスに到着しました！私が宿泊する小屋です。登山ゲートからの標準タイムが6時間程度ですので、結構飛ばしたことになるのでしょうか。疲れました。標高は3243mです。

同じくワラス小屋付近から撮影。撮影後、小屋に入りました。6人部屋の小屋にはまだ誰もいません。部屋は大変質素（山小屋だから当たり前ですが）です。

40分ほど小屋で休んだ後、少し登ったところにあるラバン・ラタ・レストハウス前からキナバル山を撮影。素晴らしく壮大な山々です！ガスって無くてよかった！ラバン・ラタ・レストハウスの標高は3272mです。写真のように、ラバン・ラタ・レストハウスはワラス小屋とは違って随分綺麗です。

みすぼらしい小屋で1時間半休んだ後、食事を摂りにラバン・ラタ・レストハウスに向かうことにします。時刻は18時前です。

ラバン・ラタ・レストハウスから周囲のパノラマを撮影。天気が持って本当に良かった！

ラバン・ラタ・レストハウスは中も綺麗で、まるでホテルのようにシャワーもあるようです。日本のひどい山小屋とは全然違いますね。私ももちろんここに泊まるつもりでしたが、時期が時期なだけに満室。泣く泣く掘っ立て小屋に泊まることに（涙）。

食事も中華中心に結構美味しかったです。

18時過ぎのラバン・ラタ・レストハウスから。そろそろワラス小屋に戻ることにします。ワラス小屋にもシャワーがありますが小屋の外。お湯もぬるいので寒かったです。しかも小屋の部屋は閉めても隙間が空いていて、寝ていても寒かった。
明日夜中に小屋を出発して、頂上のローズ・ピークを目指します。続きはキナバル山登山２へ。