2010/09/06 - 2010/09/14
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haichaoluさん
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ロビーを入ると、思わず19世紀のヨーロッパにタイムスリップしたような錯覚を覚える空間が出現。
「浦江飯店」は1846年開業の歴史を誇りに、今も営業を続けています。
現存の6階建てホテルは木造の旧館を撤去し、1907年に建築されました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
外灘から北へ進み蘇州川を渡ると虹口区ですが、当初アメリカ租界で後に共同租界の一部となり、歴史的建造物もまだ多く残っています。
浦江飯店は1846年、英国人船長アスター・リチャードが創業した「リチャード・ホテル」が前身です。 -
蘇州川にまだ橋が無い頃で、辺りは漁民が網を干すような荒地で、土地代も安かったそうです。
当初のホテルは木造2階建ての東インドシナ風でしたが、開業後の経営は不振だったそうです。 -
1856年に蘇州川に木造の橋が架かり、それ以後客数も増えました。
1860年には英国人某・スミスに転売され、「アスター・ハウス・ホテル」と改名し経営は改善されたそうです。 -
上海で最初の外国人旅行者専用ホテルで、客室以外にもビリヤード場・バー・ダンスホール・ポーカー室も完備していました。
1階大広間では外国劇団の歌舞・演劇、1882年にはサーカスまで催されていたそうで、当事の繁栄ぶりを思い起こさせます。 -
1906年には旧館の裏にレンガ造り英国風5階建て、建築面積8,100m2の現「金山大楼」を増設しました。
更に翌年には旧館を撤去し、現存の鉄筋コンクリート造り6階建て、建築面積15,011m2の新館を建築しました。
3階の広間は天井から陽光が降り注ぐ吹き抜けになっており、ホテルの歴史を展示する空間になっています。 -
歴代の貴賓の写真パネルが、その歴史の長さを誇らしげに語っています。
アメリカ元大統領グラントとノーベル賞物理学者アインシュタインの写真です。 -
左は喜劇王チャップリンの若かりし頃の姿です。彼は1931年と1936年の2度、上海へ来訪しています。
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4階に上がってみましょう。
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410号室は1879年に元アメリカ大統領、南北戦争の英雄グラント将軍が泊まった部屋です。
ホテルは建て代わっていますので、恐らく当時を復元したものでしょう。 -
404号室は1936年、チャールズチャップリンが宿泊しました。
2回目の来訪は3人目の妻との世界一周新婚旅行の途中だったようです。
親日家の彼はその前後、その年の2月と5月に2度目・3度目の来日もしています。 -
1920年代、カドリー一族が香港に本部を持つ香港上海大酒店公司(ザ・ペニンシュラホテルズ)に併合されました。
上海のカドリー物語はこちらに。
→http://haichaolu.exblog.jp/7066482/
中華人民共和国成立後の1959年に上海市が管理し、浦江飯店と改名されました。
3階にはロビー右手奥のエレベーターもしくは階段で上がれます。
エレベーターガール(おばさん)に階数を伝えると、外来者だとすぐ分かるようですが快く答えてくれます。
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