ちょっぴりマカオ～30分の超プチ旅行～

2010/09/17 - 2010/09/17

　シドニーへ行こうと思ったら、香港での乗り継ぎ時間は8時間。
　香港観光もいいけど、折角なのでマカオへ行こう！

　8時間もあったら十分、遊べる～！

　カフェ・エナタで本場のエッグタルトも食べたいし、アフリカンチキンやイワシのグリルも食べたいし～、31あるという世界遺産を半分くらい見てみたいし～、とワクワク気分で向かったのですが・・・・・・。
　

エリア マカオ(マカオ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

　まず大失敗は、出発当日、日本の空港でネット購入した香港-マカオ間のターボジェットが、なんと香港「空港」-マカオでなく、香港「市内」-マカオだったこと。

　空港-マカオ間だと、香港で入国審査が不要になるので、とても便利なのです。
　もちろん、「市内」-マカオ間だと、マカオに入るときの入出国だけでなく、香港での入出国審査が必要です。

　しかし、市内発を買ったものは仕方ないので、香港入国審査の大行列に並んだところ・・・長い列を終えて審査官にパスポートを差し出したら、入国カードを記入していなかったので、カードを書いてから並び直せと審査官。

　えーい、やってられるか〜！と、購入済みのチケットは捨て、香港空港-マカオ間のチケットを改めて購入。

　お陰で14時のターボジェットに乗れることにはなりました・・・。

　ターボジェット内の様子。

　13時過ぎに香港に着いて、14時のフェリーに乗れたのはラッキー。
　でも、ターボジェットがいくら早いといってもマカオに着くのは15時。

　手荷物をフェリー乗り場で預けたり、復路のフェリーチケットを買ったりしていたら、あっという間に15時30分。

　香港空港から乗るフライトは21時。復路のフェリーは17時15分か18時30分。万が一のことを考えると、17時15分か・・・。

　おまけに出発の45分前にはチェックイン要。
　ってことは、16時30分にはフェリー乗り場に戻らないといけなくて・・・

　・・・ってことは、フェリー乗り場からの往復時間込みで1時間しかないってこと〜！？

（写真はバス乗り場の表示。目に文字がガツンと飛び込んできます。）

　

　バスの中で思わず頭を抱えちゃいましたけど、とりあえず、セナド広場に着きました。

　広場に到着したのが16時少し前。
　帰りはタクシーで戻るとしても、帰り時間込みで、持ち時間はたったの30分！
（ちなみに右側の白い建物は世界遺産の一つの仁慈堂。孤児や未亡人への奉仕活動が行われたところ。真ん中に見える赤いのは、中秋節の飾りだったようです。）

　これは確か郵便局だったかな〜？？・・・って写真を撮ってる場合じゃなかったんですけど。

　兎に角、先を急ぎます。

　中秋節の飾りとコロニアル様式の建物の不思議なコラボ。

　うろちょろしている間に、聖ドミニコ教会前。
　
　中も拝見したかったけれど、外からご挨拶だけして、通り過ぎ〜。

　こういう街路が大好きで、
あっちへふらふら、こっちへふらふらしたり、

特にこんなごっちゃ〜、とした街なんか、

大好きなんですけど、
今日はとにかく、突き進みます。

　艶かしい感じ。
　古代中国の女神が祀られているんだとか。
　顔はヒト、身体はヘビなんだそうで。
　ちなみに、縁結びの神様なんだとか。

（この辺り、甘〜いバニラの香りがぷんぷん！お菓子屋さんが多かったみたい。）

　あー、来ました来ました。
　

　といいながら、よそ見。

　聖ポールの足元で見つけた骨董？屋さん。

　中も見てみたいけれど、今日は我慢我慢。

　階段をえっちらおっちら

　聖ポール天主堂跡だけは外したくなかったんです。

　そういえば、このまるい太っちょの化け物みたいなのは、徳川○康公だという噂ですね。
　迫害されたキリスト教徒がマカオに逃げ延び、悪魔として描いたのだとか。

　聖ポールからの眺めもいいです。

時間がない、といいながら、モンテの砦にも。

　モンテの砦の植え込みの中で見つけた看板。
　お犬様の・・・？

　立派な大砲。
　でも、平和ボケの時代に生まれた人間には、武器としてどうしても認識できず〜。

　併設の博物館もあります。

　モンテの砦からの眺めです。
　聖ポール天主堂を眺めるポイントが良かったかも。

急いでいるとはいいながら、

ちょっと寄り道したりして、

・・・もっと歩きたかったかな。

（この時点で16時30過ぎ。正規のフェリーのチェックイン時間はオーバーしてました。
　タクシーを掴まえればいっか、と気楽に構えていたら、10台くらい空タクシーにスルーされちゃって、冷や汗！
　でも、なんとか帰りのフェリーに間に合いました！）

（おまけ）
　ターボジェットのチケットです。
　上が往路、下が復路。
　往路はがら空きだったので席は自由でした。
　復路は乗客が多かったためか、シートナンバーの入った青いシールが貼られています。

（おまけ）
　ほんとにどーでも良い写真ですけれど、蒸し暑いマカオでは汗びっしょり。特に今回は時間のない中、冷や汗もたっぷりだったので、香港空港のシャワールームに直行しました。
　そしてさっぱりして、夏服から春服に着替え、春のシドニーへ向かったのでした〜（「一泊二日のシドニー歩き」に続く・・・）。

（おまけのおまけ）
　マカオではエッグ・タルトやアフリカンチキンどころか、何も食べられず〜、香港空港のお粥店「珍congee」で。

　写真は魚翅艇粥套餐と鮮蝦腸粉。
　烏龍茶とセットで62香港ドルでした。

　お粥には確かにフカヒレ（魚翅）らしきものが入っていて、うわ〜、コラーゲン食べてる〜って感じでした。
　上にぱらっと乗っかった落花生。これがまた香り、歯ごたえ良く。

　しかしながら、フカヒレらしきものの量が多すぎて、完食できず〜。

　腸粉は焼いたものの方がいいな〜。