アメリカドライブ2010　3日目

2010/08/10 - 2010/08/24

8月12日　旅行3日目。
午前中に「Garden Of The Gods」「Florissant Fossil Bed National Monument」「Royal Gorge Bridge」と周り　午後　US-50でブラックキャニオン方面という予定です。
景色もグッと良くなり快適なドライブを満喫しました。

エリア アメリカ

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ANA ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

8月12日の夜明けです。
部屋の窓から。網戸越しでピントもあっておらず雰囲気だけです。

まず　Garden Of The Godsです。ホテルから15分くらい。
車から降りて撮ればいいものを　横着をしてフロントガラス越しです。
なかなか車から降りて　写真を撮るのは出来ないもんだ　と思います。
後続の車も気になるし　ついつい　まぁいいか　と思ってしまう。

割と朝早い時間なのに　ジョギングする人や谷垣総裁なみの本格的格好の自転車乗り　などがいて　細い道ですし運転に気を使います。
景色がこの辺り一角だけ（Garden Of The Gods周辺）格別に良く　つい脇見運転しますので余計です。
なんかミニセドナって感じでした。

東の方から入りましたので　最後の方にこれがあります。
バランスロックと云うそうで　云われてみれば　確かにバランスが絶妙です。

写真を撮りながら　バランスロックよりも　左のチアリーダー軍団に目が行きます。
夏の合宿なんだろうか　とか余計な事を考えながら。
公園整備の若いお兄ちゃんが　ブロアーで歩道の砂を吹き飛ばしてました。いつもより仕事に気合いが入っているに違いありません。（多分）

この後　US24に出て　西の方へ進みます。

US24は　はじめのうち登りばかりでカーブも多く走りにくい道でしたが　ウッドランド・パークを過ぎた辺りから　快適なドライブになりました。
フローリッサントの町で左折し　Teller County Rd 1 という田舎道に入ります。ナビの指示が無ければ絶対に行き過ぎてしまう感じの　まるで私有地に入るような交差点でした。
バランスロックからUS24で1時間ほどで　Florissant Fossil Bed National Monument　に到着です。

National Monumentは　国定公園と表記されてるようです。
何の変哲も無い　いかにもアメリカらしい昔の民家です。
周囲が思い切りのどかで　大変気に入りました。
これで小川があれば　完全に「シェーン」の世界です。

近くで見るとこんな感じです。
日本の旧民家とはまるで趣が異なります。気候や風土を考えれば当然ですが
どこか力任せ的な造りを感じ　日本家屋に感じる情緒的な部分はあまりないですね。

このNational Monumentには　他にもアリゾナの化石の森にあるような木の化石もあるようでした。（むしろそちらがメインでしょうが）
パスしましたけど・・・。

周囲はこんな具合です。
牧歌的風景で大変気に入りました。のどかです。

アメリカでも登記が必要かどうか知りませんが　これだけ広大だと測量も簡単ではないでしょう。権利関係の把握だけでも大変そうです。

小さく映っているのが　これから進むTeller County Rd 1 です。

Teller County Rd 1からCounty Rd 11へと進み　次の目的地Royal Gorge Bridgeに向かってます。
通りの名前が地図にも載って無くて　この名称で正しいか分かりませんが　一応記憶を元にグーグルアースで調べました。まったくの田舎道です。

Royal Gorge Bridge。入口から入ったところ。
開園が10時と分かってましたので　それに合わせての到着です。
開園早々なのに駐車場はほぼ満車　入場券売り場は行列が出来てました。
25ドルの入園料が必要で　公園内の全部のアトラクションが無料で利用可です。（乗馬のみだめらしい）

橋の様子。
バンジージャンプやロープウエイなど　全体の雰囲気は遊園地です。
世界1高い吊り橋で　谷底からの高さは東京タワーとほぼ同じ310メーターほど。

車やバイクも通行出来ます。
10マイルの制限速度があり　結構車が通ります。入園料を払っているので　自分らも通行出来た訳ですが　US50に出るのに遠回りなのでやめました。

隙間から下を1枚。
誰だってやりそうなことです。
吊り橋と云っても　造りは頑丈そうなので　恐怖はまったく感じなかったです。

渓谷。
アーカンソー川です。地質の事はまったく分かりませんが　ユタの渓谷に比べて　いかにも岩が固そうで自然の力を実感します。

釣り禁止です。シャレのつもりでしょうね。

橋を渡って反対側。
フードコートから。

真下を見下ろしたところ。
迫力満点です。

昼を過ぎましたので　そろそろ引き上げます。
見納めに橋の全景を1枚。

再びUS50に戻り　ブラックキャニオンにナビをセット。
235キロ先を右折です。

しばらくはアーカンソー川に沿って　徐々に登り道になります。
景色もよく　快適なドライブとなります。
遠くの山でカミナリが盛んに落ちてます。

だんだん雲行きが怪しくなってきました。

ますます雲行きが怪しくなってきました。

ついに降ってきました。

一気にあたり真っ暗です。
たまたまですが　10台くらいの車列の中にいまして　必死で前の車を見ながらの運転でした。
そのうち視界が1メーターも無い状態になり　マジで恐怖を感じ路側帯に避難しました。
追突の心配がありますが　進むのはもっと恐怖でした。

少し見通しが利くようになったころの写真です。
路面の白いツブは雹ですね。
天井からは「バチバチバチ」というものすごい音が鳴り響いてます。

窓を5センチも空けると　こんな固まりが10個以上中に飛び込んできます。
1センチ位でしょうかね。
まん丸で　パチンコ球っていう感じです。

5分程避難してましたが　視界も良くなってきたのでドライブを続けます。

コロラドの雄大な景色が続きます。
路面を見るとまったく濡れておらず　一箇所で集中的に降っていたと分かります。

ガニソンの町で。
浮世離れした車を見つけ　1枚。

Blue Mesa Lakeに架かる橋のたもと　レストエリアから。
この先のBlue Mesa Damによる人造湖です。
そういえば　先ほどのアーカンソー川では川上に向かっていたのに　ここでは川下に向かっています。目立った峠も無かったですが　いつの間にか分水嶺を越えてたようです。

Blue Mesa Lake。

Blue Mesa Lake。

Blue Mesa Damに寄るつもりでしたが　分岐点で行き過ぎてしまい　まあいいか　と直進です。その辺りの景色ですが　だんだんブラックキャニオンに近づいてきた感じがします。
対岸の道はノースリムに通じる道路で　この道も行ってみたかった道でした。

ブラックキャニオンの入園口です。
地味で小さい国立公園ですので　来園者も少なそうです。
入園料15ドル。もっとも年間パスを持ってますので　パスを見せるだけです。

全部で8箇所くらいViewPointがあります。
この写真は最初のポイントから。
渓谷のすごさは伝わりましたが　川底はまるで見えません。

次のポイントで。対岸の絶壁が見事です。

たぶん一番奥のViewPointから。
川底まで見通せます。
高さが驚異的です。ほぼ垂直と云える浸食は大迫力でした。
ゴーという水の音もしっかり聞こえ　それがまた迫力を増加させてます。

ブラックキャニオンは1時間くらいしかいませんでした。
トレイルを歩く訳でもなく　ただ見るだけですからね。
もったいない　とは思いますが。

出来るだけ先に進みたく　US50でモンテローズを通り過ぎデルタの町にきました。

デルタで　US50からCO92・CO65と進んで　Cedaredgeという街で。
モーテルがなく　　やっと見つけたハワードジョンソンです。
チェックインの時「キャシーです　よろしく」と云ってくれたのは　旅行中でここだけでした。

ここで車に問題があることが発覚し　どうしたモノかと考えました。
駐車中にクラクションが1秒くらいの間隔で8回鳴り出します。夜中に突然にです。
このホテルで2回鳴り出し　翌日のモアブではやはり夜中に1回。
このあとラスベガスまでハーツ営業所のありそうな町に寄る予定は無く　このまま乗り続けるしか選択肢はないのですが　気が気じゃなかったです。いつ鳴り出すんだろう　かと。
（経験則から　どうもドアロックの際　無線キーでロックすれば鳴り出さないようだ　と分かってきました　ドアノブにあるボタンを押してロックすると鳴り出すみたいでした・・確証なし）

部屋です。
どこも同じようなもんですが　喫煙可でしたし　割と広く電子レンジ冷蔵庫完備　しかも40ドルちょっとでしたから満足度は高いですね。
あと　窓が入口の反対側で　人通りを気にしなくても良かったのは前日の通り。（この部屋造りを選んでいる訳ですし）

明日からアーチーズ他の国立公園巡りとなります。

出発時　35597マイル
到着時　35912マイル